バーガー屋でライヴ

8月20日(水)

この日はジャズ・ヴァイオリニストmaikoさんによるJZ Bratでの自主企画イヴェントの第1回が行われていたが、なんとなくパス。やっぱりチケット台が高いんですよね。まあ、4000円といえば驚くほど高くはないけど、ドリンクのみの普通のライヴハウスとかだったらいいけど、ここは料理も高いので、どうしても敬遠してしまいます。でも、他のライヴに行くのもしゃくなので、この日は行かない予定でした。
でも、会社が全く暇で、デスクでblog日記を書いたり、論文を書いたりしていたので、夜に家でやることないや、と思って急遽ヤマカミヒトミさんのライヴに行くことにした。

J.S.バーガーズカフェ青山店 ヤマカミヒトミ
なんと、普通のハンバーガー屋でのライヴということで、一応ライヴチャージはあったけど気軽な感じかと思って出かけた。しかし、行ってみると一般営業は18時半に終了していて、ハンバーガーは食べられるけど、完全にライヴ仕様になっていた。しかも、すでに7月に2回、8月にも2回開催されているライヴイヴェントとのこと。第1回目がカセットコンロスの和田 真さんで、2回目は今野英明さん。で、来週がBE THE VOICEと、全てヤマカミヒトミさんと深い関係の人たち。なにやら予約も随分入っていたようです。私は予約なし。この日はサカウエ君も来ているということで、客席を探すと、なにやら女性連れでした。しかも、3人席にはならない狭いテーブルなので、合流はせずに最前列の席で一人ビールを飲み、アボカドバーガーを食べながら読書で開演を待ちます。隣のテーブルにはdried bonitoのうっしーさんも来ていました。
この日もヤマカミヒトミさんはギタリスト平岡雄一郎さんとのデュオ。この日は平岡さんのギタープレイを凝視してみる。平岡さんはhitmeさんはもちろんのこと、トランペッターの島さんからも「日本一の腕前」と評されている。まあ、素人ですらないギターをいじったこともない私は、平岡さんのギターに、笹子さんの演奏を初めて聴いた時ほどの驚きを感じなかったが、今回その演奏する手の動きをよく見ると、一音一音をすごく丁寧に弾いていることが分かる。リーダーとして活動していない平岡さんはいつもリーダーとしてのhitmeさんや、さまざまな女性ヴォーカルを引き立てるような演奏だが、まさにそういったフロントに立つ人の演奏に被らないほどの音量で、確実な旋律を奏でているんだな。多少は彼のすごさが分かったような気もします。それにしても、hitmeさんが平岡さんのことを「思わず軟派してしまいました。」というと、「どこまでもついていきます!」と平岡さん。お互い素晴らしいミュージシャンでありながら、謙虚なところが良いですね。

21:10までの予定が、15分以上の休憩を挟んで、結局アンコールも含めて21:40まで。実は休憩時間には外は土砂降りで、それを心配してくれた私の恋人が近くであるバイトをしていたので、仕事の後に迎えに来てくれました。幸いというか残念なことに、終演時には雨は上がってしまったのですが、時間的にはまだ早いので、表参道駅の地下にあるお店で軽く一杯。

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会社に来てはいるんだけど...

なぜか昨日の日記を更新しています。

8月19日(火)

恋人と待ち合わせて献血。10:45について、400ml全血献血の彼女はすぐにでもできるが、成分献血の私は11:30頃になるという。まあ、そもそも種別の違う2人を同時にやってくれって方がちょっと虫がいいので、時間にも余裕があったし、やることにした。でも、やはり11時ってのが予約の指定時間になっていることもあり、検査のために待っていると、次々に予約客に追い越されていく。結局、私の採血が始まったのは11:25くらいで、彼女の採血が終わる前だったので良しとしましょう。先に終わった恋人には次に観る映画のチケットを買ってもらったりして。でも、有楽町の献血ルームが入っているビルの1階にチケット屋さんがあるんですよ。まあ、無事に採血を終え、映画の時間までは余裕があったので、MUJI cafeで軽くランチ。平日だというのに混雑しています。そして、なぜかこの日は外国人多し。

シネスイッチ銀座 『たみおのしあわせ
三木 聡作品の常連俳優、岩松 了氏の監督作品。恋人情報によれば、彼は舞台の演出とかもやっているという話。さて、主演はオダギリジョーと原田芳雄。長髪を一つに結い銀縁眼鏡、シャツのボタンは一番上まで閉め、もちろんシャツはズボンのなかに入れ、白いソックス、1960年代っぽい襟の大きなジャケット、洋服は父親と一緒に買いに行くという、オダギリジョー演じる息子、民男が、数多くのお見合いからついにたどり着いた相手の女性、瞳を麻生久美子が演じる。こちらはファッションセンスもごく普通で一見民男とは不釣合い。そんな民男の父親を原田芳雄が演じる。原田芳雄の演技は素晴らしいと思うが、『歩いても 歩いても』などここのところの役どころがいつも同じなのが残念。でも、キャスティングも含め、全体的に楽しめる作品です。ちなみに、民男は早くに母親を亡くしますが、その母親役は原田貴和子。懐かしいですね、原田知世のお姉さんですよ。
父と息子、その結婚相手、という形で進むのかと思いきや、ある日、天井裏からこの父息子の生活を覗く小林 薫が登場する。この男、15年前に渡米した母親の弟。民男からすると叔父さん。まあ、この辺りから物語りは複雑になって、最後の結婚式のシーンへと進んでいくのですが、いろんな人が出てきて俄然面白くなります。主たるところでは父親が手をつけようとしている彼が勤める会社の販売レディを演じるのが大竹しのぶ。新入り販売レディに江口のり子とか、チョイ役で登場するのは忌野清志郎。清志郎が登場するシーンはかなり面白いです。その連れとして監督自身も出てくるし。でも、役者としていつも発揮している逆的なものは意外と少ないです。まあ、結末がある意味大きなギャグみたいなものですが。
もうそろそろ公開終了してしまうと思いますが、この不可解(?)な結末を自分の目で確認してみてください。

恋人のこの日の要求で夕食はカレー。夜は渋谷でライヴなので、ムルギーを考えていたが、有楽町イトシアの地下に入っている「東京カレー屋名店会」に変更。私が行ったことのある神保町エチオピアをはじめ、銀座デリー、神田トプカ、京橋ドンピエール、本郷プティフという5店舗からなります。さまざまな組み合わせのセットもあり、結局2人で、デリー以外の4店舗のカレーをいただきました。どれがどれだか覚えていませんが、どれもきちんと本店で味わいたくなります。
ここで別れるつもりが、私が行く予定のライヴに彼女もついてくることになりました。そう、橋本 歩さんとはけっこう仲良くなっているのに、まだair plantsのライヴは聴いたことがないんですよね。歩さんの渡米で当分ライヴでは聴けないし。

渋谷7th floor air plants
ということで、開場時間の19時に到着すると、やはり7階エレベータ前で皆さん待っています。あまりにも暑いので、われわれは一旦1階に降りて、コンビニで涼み、10分後くらいに上がると開場していました。そして次のエレベータではサカウエ君が上がってきたので、3人一緒のテーブルに座ります。なお、今回は前回7月のワンマンの時のアンケートで予約をしていましたが、1人分だけだったので、恋人の分をどうしようかと思い悩んでいたところ、予約表に私の名前はなし。「ありませんねえ」って私がいうと、受付の人が「あ、大丈夫です」というので、難なく2人分予約料金で入れました。
相当のお客が集まると思いきや、通常営業でテーブルも出ています。最終的には満席で立ち見もいましたが、60人くらいでしたでしょうか。客席には歩さんがサポートしているthe primroseの松井敬治さんや平岡恵子さん、カセットコンロスのふけとしおさんなど、ミュージシャンの姿も多数。ほぼ開演時間どおり、まずはair plantsの3人の演奏で始まります。嘉多山さんの髪が短くなっていてビックリ。いや、若返りましたよ。3曲ほど演奏して、はじめのゲスト、Tajaの田中菜穂さん登場。初っ端からテンション高く、しゃべりまくります。隣の阿部美緒さんタジタジ。といいながらも、2曲だけの歌声もさすが、素敵。2曲目は森山良子さんが歌っている曲(曲名忘れ)でCDでは歩さんもチェロを入れているとのこと。続いてのゲストはリクオさん。こちらもテンション高い。この日はゲストのオリジナル曲ではなく、air plantsのメンバー(といっても歩さんだろうけど)からのリクエスト曲。1曲目は南 佳孝「スローなブギにしてくれ」。あれー2曲目なんだったけな。以前はblogを書くのが1週間遅れのせいで忘れるって言い訳してたけど、かなり記憶力悪いんだよね。その他にはパーカッションの朝倉真司さんとハーモニカの松田ari幸一さん。朝倉さんはもちろんのこと、この日初めての松田さんのハーモニカも本当に素敵。ゲスト出演を終えた田中菜穂さんは終始後方で盛り上がっていましたが、全体的にお客さんは大人しめでした。でも、ステージ上は徐々に盛り上がりを増して、前回と同様レッド・ツェッペリン風「Caravan」で歩さんヴォーカル&美緒さんテルミンで盛り上げて、ラストは「帯広」でしっとりと。もちろん、アンコールはあるんだけど、号泣の田中菜穂さんを含め、ゲスト総出演のステージはリクオさんの歌声で盛り上がりながらも湿っぽくもあり。お客さんも含め多くの人の目に涙が浮かんでいました。
歩さんは、これだけの演奏を見せ、これだけ多くの人に愛されながら、自分の演奏には自信がなく、誰にも愛されていないのではと錯覚することもある、ということを告白。このボストンでの1年間はその自分の自身のなさを告白するための修行でもある、というようなお話でした。まあ、それは歩さんの正直な心情で決して謙遜などではないのですが、そんな人柄が歩さんなんだよなあ、なんて思ったり。終演後、歩さんは松井さんと随分話しこんでいたり、久し振りに会う人もいたりだったので、こそっと帰ってきました。24日の本門寺は魅力的な出演者だけど、ちょっと行けないなあ。ってすでにmona recordsのチケット買っているし...

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帰省したおかげでオリンピックにはまる

8月15日(金)

この日から2泊3日で埼玉に帰省する予定。最近は母親を呼び出して、大宮あたりで映画を一緒に観てから一緒に帰るといったパターンにしていたが、母親は今年の暑さに堪えたようで、外出を拒んだため、途中で一人で映画を観てから帰ることにした。

テアトル新宿 『ひゃくはち
まさに今、甲子園で熱戦が繰り広げられている高校野球。それをテーマにした映画。アニメを含む野球一筋青春スポ根ものとはちょっと違います。舞台は毎年甲子園に出場し、優勝争いに絡んでくる横浜の私立高校。日本全国から野球特待生を入学させるこの高校のなかで、地元から一般入学して野球部入りした2人が主人公。斎藤嘉樹演じる雅人と、中村 蒼演じるノブとは仲良し野球部員だが、1年生で観客席から応援していた甲子園大会が終了して、「これからは俺たちの時代だ」と息巻くが、彼らの目標は2人揃ってのベンチ入り。はじめからレギュラーは狙っていない。レギュラーを演じる高良健吾と北条隆博の2人は私もけっこう何度かスクリーンで見たことのある俳優。明らかに20歳はすぎていると思うが、丸坊主にして臨みます。予告編では「お前らレギュラーに俺たちの気持ちなんか分かるか!」というシーンがあるが、この4人は寮でも同室で、とても仲が良い。
さて、上述したこれまでのスポ根ものとは一味違うと書いたのは、単に補欠を主役にしているからだけではない。寮長に立候補した雅人は結局副寮長になるのだが、屋上に上がって洗濯機のなかからなにやら缶を取り出し、そこから出てきたのは煙草。屋上で煙草をふかすのだ。そこに登場した新聞社の高校野球担当記者が市川由衣演じる新米記者を連れてくる。彼女は煙草を吸っている雅人に驚くが、この先輩記者は「高校球児にとっての煙草はサプリメントみたいなもんだ」という。他にも地区大会が終わると、女子大生を相手に4対4の合コンをして、雅人はそのままその一人をものにしてしまう。前半はそんな感じで、野球以外にも愉しみを見出す高校生の姿が描かれる。この辺が面白い。
しかし、かれらとて、万年補欠に甘んじるだけのダメ球児ではない。最後の展開はあえて説明しないが、観客をグイグイと引き込んでいく、その展開はなかなか面白い。一味違った野球ものの名作が一つできましたね。
新宿三丁目駅から副都心線で池袋まで、池袋からはちょうど新宿湘南ラインが来て、乗り継ぎよく東鷲宮まで。久し振りのテレビ鑑賞はすっかりオリンピックにはまってしまいました。

8月17日(日)

鷲宮から戻ってきます。帰りは武蔵野線を使ったらやたらと乗継が悪く、聖蹟桜ヶ丘まで2時間かかってしまった。埼玉ではやんでいた雨も、東京ではだんだん強くなってきます。そんななかを麻布十番まで再び出かけます。

六本木rolling stone cafe 山田タマル
恋人と待ち合わせて、六本木ヒルズ近くのrolling stone cafeへ。前々回まで銀座のcafe ohanaで開催されていた山田タマルのカフェライヴ。前回は行けなかったので、このお店に来るのは初めて。3階にありますが、建物の外にある階段は雨の日に待つのは最悪。ということで、リハーサルが遅れていながらも、店内で開場を待たせてくれました。整理番号は12番だったけど、来なかった人がけっこういて、中央の2列目になりました。赤ワインに「スパイシー・カーリー・フライ」などというのを頼んでみる。ジャガイモをドリルでくりぬいたかすのような状態で揚げられたもの。揚げ立てだったのでけっこう美味しい。この日のタマルさんはパーカッションに高橋結子さんと、ギターに板垣ゆうすけ(漢字分からず)さんを招いてのステージ。タマルさんのサポートはけっこう安定していない。私的にはキーボード佐藤真吾さんとパーカッション朝倉真司さんとの3人の組み合わせがベストだと思うが、この日の3人の組み合わせもなかなか良かった。私はいろんな場所で聴いている結子さんの演奏だが、恋人も彼女の演奏は気に入った様子。ギターの板垣さんも控えめだけどエッジの効いている演奏で、よし。タマルさんのギターもしっかり聴こえるのがとても良い。前半のカヴァー曲では、サザンの「TSUNAMI」やら「ロマンスをもう一度」やら、マドンナの「like a virgin」、ノラ・ジョーンズなど。ボサノバ風味というのがこの日のテーマ。そして、前半のもう一つの目玉は私のリクエスト。もうすでにこのblogに書いたように,8月13日は恋人の誕生日。誕生日デートもプレゼントも特にサプライズ的なものはなかったので,このライヴを借りて仕込んでおきました。といっても,一通のメールを送っただけなので,それが実現するかどうかは分かりませんが,彼女のためにタマルさんがバースデイソングを歌ってくれるというもの。さすがに,誕生日当日でもないのに彼女のためだけにってのは気が引けたので,他にも8月生まれの人がいればご一緒にどうか,とメールしたところ,まさにその通りになりました。お客さんで8月生まれは3人いました。しかも,なぜか皆前の方に座っていた人で,私の恋人以外に男女一人ずつ。
タマルさんが板垣さんに「あの曲はボサノバになりますかね?」といいながら,ギター演奏が始まり,3人の名前を一通り聞いて,「ハッピバースデー」って感じ。結局,私の恋人は喜んでくれたようですが,その場ではそれが私の仕業だとは分からなかったとのこと。
さて,私が彼女がそのことを分かってくれたのかくれないのか分からなかったので,あえて休憩時間にその話題はせず。2ndセットはオリジナル曲。「My Brand New Eden」や「秘密の静寂」「A Beautifl Day」「Love you ROSE」「祈り」といった,シングル曲&定番曲だったのはちょっと残念だった。やはり人数限定のカフェライヴなんだし,お客さんも相当のファンばかりなのでやはり数曲はレア曲をやってほしいもの。新曲は,ワンマンでのみ披露していた「青写真」を含んで数曲やりましたけど。そして,アンコールは弾き語りの「各駅停車の恋」。でも,もちろん久し振りのタマルさんの歌声は素敵だったし,ギターはなぜか腕前が上っていたような気がする。そして,MCはいつもどおりまだちょっとたどたどしいかな。2,3年前のありましのちゃんのMCにちょっと似ている。しのちゃんもそれから最近は随分自然な感じで良くなってきたので,タマルさんもすぐにいい感じになるでしょう。このカフェライヴはその練習の場にしてくれたらいいのではないでしょうか。この日は18時スタートで20時前には終わってしまったので,もっとじっくり時間をかけてゆっくりやってもいいのかも。
終演後はやはりいつもどおりお客さんを見送ってくれた。私はバースデイソングのお礼をいうと,恋人に対して「当日は楽しく過ごせましたか?」などとけっこう突っ込んでいました。ちなみに,次回はまた会場を代えて,青山ブックセンター本店の向かいのUnCafeです。

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トニオ・クレエゲル

トオマス・マン,実吉捷郎訳 1952. 『トニオ・クレエゲル』岩波書店,98p.

『魔の山』などで知られる,トオマス・マンの1903年の自叙伝的作品。28歳の時に執筆。私はマンの作品は初めて読みましたが,単に先日鎌倉に出かけたときに手持ちの本が読み終わりそうだったので,小町通の古書店で買い求めたもの。マンの作品を読んでみたかったが,薄かったのが決めて。
巻末の解説で,ゲーテの『若きウェルテルの悩み』と並べているように,本作は若き主人公トニオ・クレエゲルの恋の苦悩を描いている。トニオは男だが,美少年の同級生,ハンス・ハンゼンのことが大好きだった。それは別に同性愛を強調するような物語ではない。以前にも紹介したように,プラトンの時代には愛といえば美少年に対する男性の感情だったのだし,同性愛が文学の主題となるのは同性愛が禁じられる時代においてである。といっても,本作が書かれたのはまさに同性愛が禁じられた時代だと思われる1903年であり,プラトンの時代よりはまったくもってわれわれの時代に近いのだが。まあ,ともかくやっと実現したハンスと2人きりで帰る下校の道が,インメルタアルという男の子に邪魔されてしまう。
そして,突然話は16歳に飛ぶ。その頃トニオが恋したのはインゲボルグ・ホルムという女性だった。しかし,彼女はクアナク先生に憧れているようで,そもそもインゲには大して近づけはしないのだ。
そして,また突然話は変わる。彼はそんな思い出の詰まった幼少期を過ごしたその町を離れて,一人旅を始める。ミュンヘンからコペンハーゲンまで,自分の家系を辿る旅。しかし,奇妙にも,その地でハンスとインゲがカップルでいるのに出くわす。結局,トニオはその2人に接触することはないので,なぜその2人が一緒なのか,そしてなぜそこに来ているのか,ということは全く分からない。ひょっとしたらそれはトニオの幻想なのかとも思える。
まあ,ともかく短いのに,なんともよく分からない物語だ。別に哲学的な内容が含まれているわけでもないのに。それは単純に私の物語解読能力の問題か。

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夏休み終了

8月12日(水)

この日のライヴは行くのをやめようとも思っていたが,この週は他に行くライヴが少ないので行くことにした。初めて行く荻窪velvet sun。荻窪駅からは思いの他遠かったが,1階にあるお店ですぐに見つかった。

荻窪velvet sun
青梅通り沿いにあるお店で,通り側にピアノがありステージがある。通りに面してガラス窓があり,通りの往来を見ながらステージを見る感じ。なかなかいい雰囲気ですね。この日の三木千夏さんはecoさんをサポートに迎えていることもあり,ecoさんファンのまさきさんが先に来ていたので,同じテーブルに座らせてもらう。このお店はおつまみもけっこうあるので,お店お勧めのチョリソーをいただきながらギネスビールで開演を待ちます。開演前に客席は満席になり,プラネタリウムのアコーディオン奏者佐藤さんや,MitaTakeの三田君,彼と一緒にいる女性はトランスパランスの人か。他にもvice versaのあゆこさんもいます。
天国:この日のトップバッターは男性2人組。一人がピアノを弾き,一人は裸足でステージに立ちかなり抑揚のある感情表現のシンガー。声量が大きく,一風変わった楽曲も珍しいが2,3曲聴くのがちょうど良い感じ。
三木千夏:one toneが昨年の5月に活動休止になって,ソロとしての千夏さんの歌声を初めて聴いたのは今年の6月。それから早くも3度目になります。6月のleteの時もecoさんと一緒だったけど,この日はグランドピアノで歌で加わる場面も多く,いい感じです。千夏さんの歌声はやっぱり素敵なんだけど,ソロではちょっと物足りない感じがするのは望みすぎだろうか。
戸田和雅子:その次に登場する戸田さんの歌声を聴くとやはり貫禄を感じます。まあ,確かに戸田さんもソロでやりはじめてかなり長いし,年齢も千夏さんとはかなり離れているし(失礼)。この日はCDに収録された曲は「霧雨」1曲のみ。といっても、彼女の場合には新曲だか、昔に作った曲だか、イマイチ分からないが、ともかくそんな曲たちを掘り起こして演奏するというのが、この日のテーマだったらしい。そのせいでメチャクチャ緊張しているといいながら、1曲目が終わってギターを置いて伸びをしたり、またまた面白いMC連発だったり、そういうこと自体が緊張している人のやることじゃないような気もするが、まあそこが戸田さんらしい。そして、一人弾き語りはちょっと久し振りだが、素晴らしいステージだった。
終演後もバタバタしていて、結局ecoさんとお話しただけ。彼女のライヴはここのところ少なく、全然行けてないのだが、5月に作ったお話付きCD『喫茶ハーモニカ』を購入する。

8月13日(水)
この日は恋人の誕生日。ということで、映画もライヴもなし。この日の行動はプライヴェートということで、書きません。

8月14日(木)

川崎TOHOシネマズ 『ダークナイト
なぜか恋人が異様に観たいといっていたので観ることになったバットマンシリーズ。私は映画版は1作も観たことがないが、まあこの手のは独立した作品としての楽しめると思い、観ることにした。しかも、TOHOシネマズは14日(十+four)がサービスデイということで、鑑賞料が1000円。しかも、ネットで予約できるので、事前に席を確保して川崎に移動。
久し振りに見応えのある作品だった。それはこの日同じスクリーンで観た百数十人の観客の反応でも分かる。この種の大作は大抵エンドロールが流れ始めると席を立つ人が半数ほどで、残っている人も途端に感想などをしゃべりだす。しかし、この作品では、満席になった客席は微動だにせず、しかも口を開く人もいない。2時間半という長時間にわたったにもかかわらず、観客は放心状態か、あるいはエンドロールまで集中して観ている。これだけ映画を観ている私だから、度肝を抜かれるということは滅多にないし、この作品でもその表現があてはまりはしないが、全体を通して圧倒的な存在感のある作品だったことは間違いない。
まずは先日亡くなってしまったヒース・レジャーが演じるジョーカーの存在感。ヒースの遺作は『アイム・ノット・ゼア』だと思っていたが、この作品だったんですね。まあ、狂気に満ちた悪役という役どころは大抵の役者が羽目を外して素晴らしい演技を見せるが、ヒースもまさにそんな感じ。まあ、その演技は多くの人に絶賛されているようだが、私が驚いたのが、ゴードン警部役のゲイリー・オールドマン。ゲイリーといえば、『レオン』をはじめとするリュック・ベッソン作品などで、狂気の犯罪者などを演じさせたら彼の右に出るものはいないという私の印象だが、その彼が加齢も手伝って、非常に落ち着いた警察官の役で狂気のジョーカーに相対するという、この設定がなんとも憎いキャスティングです。そのあまりもの役どころのギャップに私は観ながら何度も彼がゲイリーかどうかを疑ったものだ。それにしても、バットマンシリーズについては全く無知だった私だが、まさかバットマン本人がやり手の経営者だとは知らなかった。そして、彼を支える長老役がモーガン・フリーマンとマイケル・ケインってのも渋すぎます。ともかく、もちろんCGはたくさん使っているんだけど、基本的には生身の人間臭い動きってのも嬉しいところ。
ちなみに,タイトルの「ダークナイト」は暗い夜のことではなく,暗黒の騎士のこと。knightです。

観終わって、京急線で川崎から品川に移動。ちょっと雨がぱらついていますが、向かったのは野外のフリーライヴ。なにやらジャズのお祭りのようで、昼間っからかわるがわる演奏が続けられているようで、私のお目当てはすでに5組目。stringsなどでよく目にするおじさんも来ています。

品川セントラルガーデン Risk Factor
Risk Factorとはフルート奏者、太田朱美さんが率いるジャズバンド。大学では生物学科だったという朱美さんがつけたバンド名は「危険分子」の意味。キーボード石田 衛、ベースはBophanaの織原良次、ドラムスが橋本 学という4人組。太田朱美名義の『Risk Factor』と名づけられたCDはこのメンバーによる演奏がほとんどだが、ライヴで聞くのは初めて。炎天下のなか、なぜか私は蚊に刺されながら、汗だくで、しかし出演者はもっと汗まみれでの50分間。なかなか大変でした。朱美さん自身がとても変わっている人ですが、このバンドもなかなか変わった感じで、個性の組み合わせという面白さ。今度は涼しい場所でゆっくり聴きたい。
終わったら朱美さんが挨拶しにきてくれて、恋人を紹介すると、「あーいつも日記を読んでいて羨ましいなって思ってるんですよ。「恋人」って呼ばれるなんて素敵ですよね」なんて、ちょっと照れます。

体内に熱が蓄積してしまったので、近場の品川アトレに入っている「TRANSFER」というお店で夕食。ここは松下美千代さんがよくピアノBGM演奏をしているんですよね。

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日記、追いつきました

8月9日(土)

この日は恋人と八景島に花火を観に行くことにした。シーパラダイスは夕方17時からの入場がお徳ということで、待ち合わせの川崎で一本映画を観ることにする。

川崎109シネマズ 『闇の子供たち
土曜日の映画館。ポケモンやらポニョやら、アンパンマン、カンフー・パンダ、子ども向けの作品が多数あり、親子連れで賑わうなか、私たちはアジアで子どもが貧困の犠牲になるというくらいテーマの本作を選択。江口洋介の映画主演作品は『ギミー・ヘブン』以来だが、そういえばそこでも宮﨑あおいちゃんとの共演だったな。監督は『魂萌え!』からちょっと路線変更しつつある坂本順治。日本の大作映画はあまり観ない私ですが、そんな作品をとってきた印象のある坂本監督。本作はおそらくけっこうお金が掛かっているとは思いますが、地味といえば地味。江口演じるのは日本の新聞記者でタイ支局に勤務中。宮﨑あおいは日本のNGOかなにかでタイの子どもたちを支援する団体にボランティアとしてやってきた。そんな2人のいる同じ社会の裏側では貧困層の子どもを買い取り、売春させる組織がある。子どもはエイズや薬剤で簡単に命を落とし、代わりの子どもはいくらでもやってくる。もう一つの命の落とし方として、臓器移植がある。低年齢の臓器移植が法律的に認められていない日本の患者家族が、法外な費用のかかる先進国での海外移植ではなく、低価格で迅速に手術の行われるアジア諸国で臓器移植が行われているという事実を江口が勤める新聞社が情報を掴み、調査を始める。
そこまではそれなりにリアリティのある展開でよかったのだが、だんだんエンタテイメント性が増してきてしまうのが残念。売春をする日本人役に三浦誠己がいたりして。最近ちょこちょこ映画に出ていますが、たまにはいい役でがっつりと出演させてあげてくださいよ。

京急川崎駅から金沢八景へ。ここで、シーサイドラインに乗り換えます。10年以上前にやはり八景島に来ましたが、金沢八景の駅が古ぼけた感じの情緒たっぷりで、シーサイドラインがノスタルジーを感じさせます。八景島には17時前に着いてしまったので、たこ焼きやら肉まんやらと生ビールを買って、人工浜辺で一息。八景島シーパラダイスの17時からのペアチケットでは水族館のみが楽しめます。10年前にきた時はもっと立派だったようなきもしましたが、アトラクションと水族館とどっちつかずという感じか。それでも、アシカとイルカのショーはすごかった。でもやっぱり調教されている動物を見るのは忍びない...それでも、ショーを観に来たお客さんは本当に多く、1000人以上収容すると思われる客席が満席で、立ち見も出ている。それこそ生ビールやたこ焼き、チキンフライが飛ぶように売れています。これが終わると、今度はお待ちかねの花火。こちらも人だらけです。なにやらORANGE RANGEの曲に乗せて、15分程度の花火ショー。いわゆるオーソドックスな打ち上げ花火ではなく、低い高度で華やかさを演出する類の花火でした。でも、これを夏の期間は毎日やっているというのだからすごい。しかも、10分程度のために2時間前から場所取りをしているのだからご苦労様だ。

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最後に、2人で別料金を払ってジェットコースターに乗る。ここのは高低差とかがすごいというわけではないが、けっこう距離が長く、いろんな要素が入っていてなかなか面白い。総合的には十分に楽しめたのではないでしょうか。

8月10日(日)

渋谷東急 『スカイ・クロラ
押井 守監督最新作。今回は原作があるんですね。森 博嗣という人の小説。押井監督ってすごい人だけど、今回の作品は脚本とかキャラクタデザインとかいろんな人の手がかかって出来ている映画ってところがいいかもしれない。攻殻機動隊シリーズでは人工的な身体、知能、生命ってのがテーマだったけど、実はこの『スカイ・クロラ』も明白にではないものの、同類のようだ。表立ったテーマは戦争なんだけど、そしてこの作品の時代設定はきわめて不明だが、これがわたしたちの常識的な戦争のあり方ではない。実際の戦闘シーンは戦闘機同士によるオーソドックスなもの。でも、その戦争の目的は領土争いではない。一応、声優として加瀬 亮と菊地凛子が扮しているこの舞台は日本人たちによるものだと思われる。しかし、その風景はスコットランド、あるいはアイルランドのもの。そして、その土地に住む人たちは白人であり、ヨーロッパ言語を使用している。詳しくは分からんが、この戦争の単位は国家なのだろうか、あるいは企業なのだろうか。ともかく、主要登場人物たちが属するのはある特定の会社の戦闘機のみによって構成された日本人のみのパイロットたち。一応、連合軍側ということになっている。このパイロットたちは戦争をするために生まれてきて、戦闘で死ぬまでは子どもの姿で生き続ける「キルドレ」と呼ばれる子どもたち。でも、皆お酒を呑むし煙草を吸う。そしてかれらはその自らの在り方に悩みながら生きている。今以上に歳を取らないのは確かだが、果たして自分に赤ちゃんから成長してきた時代があったのか。明白には描かれていないが、どうやらこのキルドレたちは生まれた時からパイロットとして作られ、しかも前任者が亡くなった後に、彼/女と酷似した人物として違う名を持って生まれてくるらしい。この時代の戦争には領土獲得のような大義はなく、ただ単に平和の裏返しの社会における必要悪として存続されているにすぎない。だからこそ領土とは関係ない全ての戦闘が空中戦というわけだ。しかし、といっても空中で撃墜された航空機は地上に落ちてくるわけだし、民間人の被害がゼロってことはありえないと思うんだけど。航空機が離着陸する基地も必要だし。まあ、細かくいうと矛盾がいろいろあるとも思うけど、まあ、基本的には面白いです。さすが、そしてもちろん映像はすごい。

この日はstringsのライヴで、うっかりいつもどおり20時スタートかと思いきや、ひょっとして日曜日だから少し早いかもと思い、急いで吉祥寺へ。でも、最近の井の頭線はそううまくは走ってくれません。お店に着いたのは19:30を少しまわったところ。やっぱり日曜日は30分早かったです。

吉祥寺strings 太宰百合strings trio
とりあえず、生ビールとパスタを注文。この日は太宰百合さんが橋本 歩さんの壮行会を兼ねて歩さんを呼んで、それにヴァイオリンのmaikoさんを加えたトリオ。この日も歩さん可愛い、maikoさんも素敵、太宰さんはさらに焼けています。この日はなんとなく1曲が長く、曲数が少なかったように思います。そして、先日のラ・カーニャの帰り際に歩さんに「また10日も行きます」と伝えると、「ああ、また難しいんだよね」といっていたように、この日はstringsの2人が目立つアレンジだったように思います。素人から見ても演奏は大変そうでした。もちろん、それを支えるピアノ伴奏も大変なんでしょうね。もう、当たり前のように大満足なステージ。

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明日から夏休み5連休

8月7日(木)

テアトル新宿 『純喫茶磯辺
『机のなかみ』で妙な世界に引き込んでくれた吉田恵輔監督。この作品でも吉本興業のお笑い芸人、あべこうじが主演していましたが、本作『純喫茶磯辺』でも父親役で宮迫博之が準主役で出演している。随分つながりが強いみたい。主演は宮迫の娘役の仲 里依紗。この女優、けっこう好きなんだけどかなりへんな役が多いんだよね。濱田マリ演じる母親とは離婚して父親と2人暮らし。父親は土木作業員として働いていたが、祖父が亡くなり、遺産が入って体たらく。ついに始めたのが喫茶店。趣味の悪いインテリアと、冷凍ものを解凍しただけのフードメニュー。ふとしたことで、麻生久美子演じる女性をアルバイトで雇い、彼女にフリフリのユニフォームを着せることからようやくお客が来るようになるが...
そこからはいろいろ問題発生のドタバタ劇。前作よりも焦点がボケた感じがしてイマイチ。里依紗ちゃんは怒ってばかりで、もっと微妙な演技を見てみたい。でも、麻生久美子を堪能するためだけにでも観る価値はある作品。といっても、メイド喫茶的衣装のことではありませんよ。そういうバカシーンも含め、なんというか役者外のプライドといったものを一切感じさせず、まさに役者として監督の要求以上の演技を見せてくれる彼女の役者魂には脱帽します。とにかく、どのシーンも彼女の演技は素晴らしい。そして、もう一つの見所はこの喫茶店に集まる常連たち。特に台詞のひとつもないミッキー・カーティスの存在感ときたら。ちなみに、あべこうじも『机のなかみ』でカップルを演じた女優さんと一緒にちょこっと出ています。

下高井戸シネマ 『今夜,列車は走る
続いては、再映映画館、下高井戸シネマで見逃してしまった作品を観る。この作品はアルゼンチン映画。とある田舎町。英国の映画で、閉鎖してしまった炭鉱の町で、失業してしまった男たちを描くものはけっこうありますが、その鉄道版といった感じ。日本でもよくありますね。わずかながら利用している地元の人がいるのに、採算が取れないという経済的な理由で閉鎖されてしまう路線。その路線で働いていた労働者が「自主退職」という形で解雇されてしまう。そのうちの一人は息子を残して自殺してしまい、一人は運送業も兼ねたマイカーによるタクシードライヴァー。一人は拳銃を手にして危ない仕事に就くと思わせといて、スーパーの警備員。以前にも『ある日、突然』という奇妙な空気感のアルゼンチン映画がありましたが、本作も深刻なテーマながらもそれを感じさせない雰囲気があります。予告編とタイトルから予想できることではありますが、ラストがいいんです。すっかり何かを見失ってしまった大人たちに対して、その息子や娘たちが行動に出る。といっても、3人の子どもたちが「この列車は私たちのものだ」という文字を書いた大きな布を列車につけて、閉鎖された路線に列車を走らせるというもの。失業者の一人がスーパーに強盗に立てこもり、その様子をテレビ中継している脇の線路をその列車が通ることで、大人たちがそのメッセージを受け取るというもの。まあ、思ったよりもお涙頂戴な感じではありませんが、そこが逆にいいのかも。

8月8日(金)

外苑前Z・imagine 鈴木亜紀
北京オリンピックの開会式の日ということですが、ひっそりと外苑前にある地下のライヴバーで過ごすことにしました。私はうっかりチェックしていませんでしたが、8月4日に誕生日を迎えたばかりの鈴木亜紀さん。先日のラ・カーニャのライヴでは至近距離だったので、この日はカウンターの中ほどで黒ビールを飲みながら、亜紀さんの著書『お尻に火をつけて』を読みながら開演を待ちます。あれだけの歌詞を書いて、旅先ではあんなに素的な写真を撮る亜紀さんですから、旅日記でもあるこの本がつまらないはずがない。でも、ところどころは説明不足で理解不可能な箇所もなくはない。彼女が惚れ込んだアルゼンチンのシンガー、リリアナ・エレーロの来日ライヴには私も行ったが、初めて亜紀さんがリリアナに会うためにアルゼンチンに行ったことを綴ったこの文章を予め読んでいれば良かったのに、と思いながら、なんかいろいろ感じます。
そして、このZ・imagineについても。この日はサポートにベーシストの熊坂義人さんを招いてはいますが、確か初めて来た頃の鈴木亜紀さんのライヴは900円でドリンク付き、しかもおつまみに豆もついてきたように思う。さすがにそれは安すぎなので、その後1500円になったのは頷けますが、この日はライヴチャージだけで2000円、ドリンク1オーダーは必須なので、2700円ですよ。まあ、2ステージたっぷり聴けるわけですから、これが正規の値段といえばそれまでですけどね。でも、やはりオリンピックの影響か、誕生日直後で熊坂さんのサポートつきだというのに、お客さんは10人程度。もちろんTOPSさんの姿もありますが。
本人もいっていましたが、この日の衣装は何かがおかしい。下はよく肉体労働者がやるようなつなぎの上半身だけ脱いで袖の部分を結んでいるような、そんな感じ。でも、上は丈が異様に短くて、結果お腹が見えています。そして、熊坂さんといっしょなせいか、妙なテンションです。普通は演奏しているうちにテンションがあがってきますが、この日は始めから高め。まあ、それはそれで楽しい。そして、普段のライヴでは休憩時間にお客さんと話し込んじゃって、長くなり、アンコールを含めて23時を回ることもありますが、この日は22時きっかりに終わってしまいました。でも、やはり熊坂さんとのデュオは素敵です。よく考えたら熊坂さんのお兄さん(映画監督の熊坂 出)がhitmeさんと大学で同期だから、いくつ離れているかは分かりませんが、熊坂さん自身は30歳台前半ということか。ソロもあったり、歌も唄ったりとなかなか楽しいステージでした。
終演後は熊坂さんとTOPSさんが話しこんでいるので、私も参加させてもらいました。亜紀さんはなにやら後方のお客さんと話しこんでしまったので、お話はできませんでしたが、早く『お尻に火をつけて』を読破して、また亜紀さんの歌を聴きに来ることにしよう。

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隠喩論

久米 博 1992. 『隠喩論――思索と詩作のあいだ』思潮社,206p.,2400円.

隠喩論については2004年の『地理科学』掲載論文「場所の文法」で一通り論じたし,その際にそれなりの著書には目を通したはずだが,この本は知らなかった。今更感もあったが,たまたま外出先で持参した本が読み終わりそうで,本書は比較的薄かったので,予備のつもりで買ったもの。しかも,上記論文でも大いに役に立ったポール・リクール『生きた隠喩』の訳者による著書ともなれば読んでおいても損はない。
そう,本書の著者はもちろんキャスターの久米 宏ではない。ポール・リクールのほとんどの著書を翻訳している人だ。しかし,訳者としてあまりに有名なので,本人がどんな研究をしているかは謎。そんな好奇心にも答えてくれる一冊になるだろう。予想通り,翻訳が中心の研究者であるから,自分自身の独自の論の展開は少なく,他人の議論の紹介が中心であるため,文章はだらだらと長くはならない。でも,200ページという短いなかでも非常に充実した内容となっている。一応,私の論文と同様に,一通りリクールやデリダ,デイヴィッドソンなどの議論を踏まえることで,隠喩というものを比喩表現の一つとしてのみ考えるのではなく,言語の本質的な存在として隠喩を捕らえていることがわかる。故に,隠喩論にとどまらず,アリストテレスにまでさかのぼり,ヴィトゲンシュタインを経由し,ハイデガーがかなり詳しく検討される。要は,言語一般論が多くの紙面を割いて論じられるのだ。しかし,一方では隠喩と換喩,提喩などについて細かく論じられる箇所もあり,なぜだか私には退屈だったりする。
まあ,ともかくリクールほどの人の著作を多く訳す人であるから,もちろんリクールだけ読めば言い訳ではない。私自身,実はリクールをあまり読んでいないが,わずかに読んだなかでも,フランス人であるリクールだが,英語圏の動向などもかなり丁寧に辿る人であることは知っているし,何ヶ国語できるか分からないほど博学である哲学者。その訳者である久米氏も,相当の読書家であることがうかがえる一冊であった。
本書を直接参照するということはないと思うが,更なる読書への良質な案内書となるだろう。

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近所の花火大会中止

8月4日(月)

この日は家でゆっくりしてから、国立で22時スタートの太田朱美さんのソロライヴを観に行く予定だったが、急遽予定変更。研究者仲間の杉山和明君からお声が掛かって地理学者の呑み会に誘われた。場所はなんと、ライオン銀座7丁目店。築70年くらい経つというビルの一階のビアホール。しかも、この日8月4日はたまたま「ビアホールの日」に当たり、ビールが全て半額。しかも、それ以上のイヴェントが待っていました。
この日、杉山君は一時帰国中の二村太郎君という米国で大学院生活を過ごし、さらには外国で研究者としての就職を狙っているアグレッシヴな男を連れてきた。といっても、春の学会で会ってるんだけどね。そして、杉山君と名古屋大学で大学院が一緒だったという池口明子さん。こちらは同年代ながらはじめまして。当初は森本 泉さんも来る予定だったが、けっきょくこの4人で呑むことになった。ライオンのなかでもこの店舗は別格に人気らしく、そして予約もないということで、普段から平日でも18時には満席になってしまうということで、二村君と杉山君は開店の17時に来ていたらしい。一応私は会社に行っていたので、お店に着いたのは18時。なにやら長蛇の列ができています。そう、ビアホールの日ということで、人が殺到しています。私は店内に入り、杉山君を探す。かれらのおかげで私もすぐにビールにありつけたというわけです。店内は非常に開店が悪いので、並んでいる人たちはなかなか入れなかったことでしょう。
研究に関する真面目な話から、全く関係ないふざけた話まで、結局私が18時に入ってから閉店時間の23時過ぎまでここにいたわけです。まあ、それはそうとして話も盛り上がってきた19時過ぎ、急に店内が騒然となります。なんと、ライオンの社長の登場。壇上に登って挨拶。そして、なんとsaigenjiのサポートもしている福和誠司さんを含むラテン音楽隊の演奏とともに、サンバダンサーの登場。5人くらいはいたでしょうか。かなり本格的な体格とダンスです。ただでさえ狭い店内を客席の隙間を塗って踊り歩くさまはさすが。もちろん、お客さんも大盛り上がりです。そう、これを楽しみに毎年来ている人も多くいるんだろうなと思わせるパフォーマンスでした。夏フェス真っ青な盛り上がりが、こんな平日の銀座にあったとは。これだけでもこの日の収穫です。といいながらも、このパフォーマンスは2時間おきに繰り返され、けっきょく私たちは3度も目の当たりにしたわけです。でも、すっかりビールを3リットルくらい飲んでいる杉山君と二村君は3度目でも楽しんでいましたけど。

8月6日(水)

前日の火曜日は私の通う会社の目の前の多摩川河川敷で多摩市主催の花火大会の予定だったので、出社した。しかし、周囲で雷雨が激しく、このあたりはあまり雨は降らなかったものの、上流で降った雨で川が増水することを懸念して中止。ということで、水曜日に会社をお休みすることにしました。朝はそんなむなしさの残る河川敷をジョギング。

日比谷シャンテ・シネ 『帰らない日々
子どものいる2組の家族の物語。一組はホアキン・フェニックスとジェニファー・コネリーが夫婦を演じ、息子と娘がいて、幸せに暮らしている。もう一組はマーク・ラファロとミラ・ソルヴィーノが演じ、息子が一人いるが、離婚して息子は再婚した母親とともに暮らしている。でも、この父息子はレッド・ソックスの大ファンということで、野球観戦で強くつながっている。ある日、この父息子が野球場に観戦に行った帰り、母親に届ける時間がすっかり遅くなってしまい、その道中でちょっとしたハンドル操作を誤り、ホアキンの息子をはねてしまう。その息子は即死。その衝撃で自分の息子も軽く怪我をし、それ以上に母親に怒られないように、早く届けることが先決で、彼はひき逃げをしてしまう。小さい町で、必然的にかれらは出会う。小学校の音楽の先生であるミラは亡くなった息子とその妹の教師だった。もちろん、ミラの息子も亡くなった子どもとは同級生。しかも、ホアキンはひき逃げ犯人を捕まえるべく、マークの勤める弁護士事務所に相談に来る。もちろん、担当はマーク。そんな、ドラマらしい偶然な人間関係の中、マークは何度も自主を考え、実行に移そうとするが、タイミングが悪く、先にホアキンが目撃したマークの顔を思い出してしまう。
まあ、そんな感じで、誰が悪いでもなく、皆が苦しみ生活が悪化してしまうという悲しい物語。相変わらずジェニファーが美しいのと、久し振りにスクリーンで観るミラ・ソルヴィーノの姿が嬉しいが、映画としてはいまひとつかな。ちょっと暗すぎるような気もします。

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下北沢に移動して、久し振りに「茄子おやじ」でカレー。18時前に間に合ったので、ドリンクセットということで100円で赤ワインをいただいてしまう。ワインを呑みながら、ソフトドリンクのメニューを見ていると、「ブラックミルク」を発見。朝日美穂さんの曲で「black milk」って曲があるんだけど、それはかつてこのお店にあったメニューの名前なんです。もちろん、歌詞に茄子おやじの名前は出てこないけど、黒すぐりのジャムにヨーグルトとミルクというドリンク。美穂さんの話では随分前になくなってしまったとのことだったが、この曲のおかげか、いつのまにか復活していたようです。嬉しいですね。またなくならないうちに飲みに来ましょう。中古CD店や古書店でひとしきり時間をつぶしてラ・カーニャに到着すると、6人ほどの列ができている。最前列の人が外の看板の前から動こうとしないので、「階段の下まで行って待った方がいいと思います」と告げると、実はもう開場していたらしい。一気に列はなくなります。

下北沢ラ・カーニャ ハシモト・ハシモトだが!
ということで、この日はハシケンさんが、来月から1年間渡米してしまう橋本 歩さんの壮行会ということで企画した2人きりのライヴ。たまたま名字が同じ橋本ということで実現したといってもよい。私の誕生日ライヴはけっこう遠巻きに聴いていたこともあって、この日は目の前の1人席をゲットしました。実は柱が微妙に邪魔なんですけど。今年のハシケンさんの誕生日ライヴにも歩さんは参加していたものの、こうして2人きりでの演奏は初めてとのこと。そういえば、以前は太田恵資さんと2人のステージもあったような気もしますが、ハシケンさんはチェロの音についていろいろ語りつつ、1曲終わるごとに「いいねえ」「合うねえ」などといい、歩さんも「素晴らしい...」と褒めあいながら進行するステージ。ちなみに、この日のライヴタイトルは歩さんのホームページ「歩だが!」から来ているが、ハシケンさんが「そういえば前は橋本だが!だったよね」というと、歩さんが「いつ(名字が)変わってもいいようにと」と返答。このやりとりに妙に受けちゃいました、私。途中からやってきた一人の女性のお客さん。洋服のセンスと髪型ですぐにhitmeさんだと分かる。途中の休憩時間で歩さんと楽しそうにしゃべっています。2ndステージに登場した歩さんの首には白くてきれいなネックレスが。これはhitmeさんからのプレゼントだったようです。ギュウギュウとまではいきませんが、程よく集まったお客さんを含めてそんな歩さんに対する思いの詰まった暖かなライヴでした。途中で歩さんは、ハシケンさんがリクオさんの「ソウル」という曲を歌う時、「この曲、私弾かなくてもいいかな。すごい好きだから聴いていたいの」といったり(結局後半では弾きましたが)、「美しい島」の時に歩さんがピアノを弾いたり、というのも良かったなあ。
終演後に歩さんに軽く挨拶し、hitmeさんとも少しお話。10月半ばに吉祥寺stringsで企画されている松下美千代さんのライヴに戸田和雅子さんをゲストヴォーカルで呼んだという話は美千代さんから聞いていたが、なんとそれにhitmeさんも出演するという情報を聞いてビックリ。いい気分で帰路につきます。

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海,鎌倉から葉山まで

8月3日(日)

この日は一人で鎌倉に向かいます。久しぶりに藤沢から江の電に乗って由比ケ浜まで。この日、ハセガワミヤコさんと戸田和雅子さんがライヴをするという海の家をまずはチェック。ちゃんと板間を作った真新しい感じのカフェで、日本たばこがやっているようです。ちょっと気軽に入るような場所ではない。まあ、ともかくライヴまではまだ時間があるので、歩いて鎌倉駅の方まで行きます。この日は誕生日プレゼントに恋人からもらったフィルムカメラを持参して一人で撮影会をしながらの鎌倉散策。とにかく暑いです。結局鎌倉駅前の小町通にあるcafe goateeへ。ここはtrico!こと良原リエさんがたまにライヴをしているお店で、葉山に住む友人に教えてもらった場所。お客さんは私一人。結局ここでランチをいただくことにしました。野菜のココナツカレー。カレーはまあまあですがやはりコーヒーが美味しいですね。するとなにやら店の奥から子どもがやってきました。どうやら店長の息子のようで、お店の外の階段でシャボン玉で遊んでいます。すると間もなくして奥さんも出てきて、水鉄砲で子どもを攻撃。そんな風に和みながら、論文の下書きを書いたりして過ごす。

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再び由比ヶ浜に戻りますが、今度は違ったコースで。小町通の途中から駅の反対側に出ると、なんと五十嵐ロミさんのお店「ロミ・ユニ・コンフィチュール」がありました。素的なお店です。ジャムの類は高いけど、スコーンが小ジャム付きで300円ってのが安くて、この日のライヴの出演者に買って行こうとも思ったけど、炎天下で持ち歩きってのもどうかと思い断念。他にも素的なお店がポツンとある鎌倉裏通りでした。途中のコンビニエンスストアでバーアイスを買って食べ歩いたり。海岸について、この日は短パンとサンダルで来たので、ちょっと海に足をつけたり。

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鎌倉由比ヶ浜Paradise AO
店内に入ると早速リハーサルをしていました。この日は15時からと16時から、19時からと3ステージあって、それぞれ、ハセガワミヤコ戸田和雅子、そして2人のユニットQuinocoとしてのステージでした。サポートはハセガワミヤコ側が入倉リョウ、戸田和雅子側がMitaTake。もちろん、それぞれのステージにも各人が入ったりします。それにしても、海の似合わない出演者たち。唯一、ミヤコちゃんは確か数年前からボディボードを趣味にしているとやらでちょっと他より焼けています。風貌的には入倉リョウ君も海が似合わないことはないけど、肌の色は一番白いのではないでしょうか。ともかく、そんな出演者ですから、それを目当てに来ただけの私も同様に海が似合わない。はじめはそんな客は私一人でしたが、そのうちにいろんなライヴハウスで見かけるミヤコファンたちが1人、2人と集まってきます。結局、私は戸田和雅子さんのステージまで聴いたわけですが、意外にもミヤコちゃんよりも戸田さんの強い歌声の方がウケが良かったように思います。久し振りにミヤコちゃんとも少しおしゃべり。彼女もBE THE VOICEのファンということで、Quinocoは聴かずにこれから行くblue moonのことを話したり。

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ということで、鎌倉から葉山に移動。駅まで戻る途中に、逗子行きのバスがあったのでそれに乗って逗子まで。まだ時間がかなりあるので、逗子の駅前商店街で一息つきます。喫茶店でレアチーズケーキを食べる。そして、今度は一色海岸目指してまたバスに乗ります。

葉山一色海岸blue moon
久し振りの一色海岸。blue moonはもっと久し振りです。すでにお客さんで賑わっていて、どの辺に座るか物色しているとhitmeさん発見。その隣のテーブルにはBE THE VOICEの2人と永山マキさん。近くには熊坂義人さんがウロウロしています。この日のBE THE VOICEはサポートにhitmeさんと熊坂さんを招き、ゲストヴォーカルに永山マキさんという豪華な編成。マキさんに挨拶すると、とても嬉しそうに「ナルセさん、久し振り」といきなり握手を求められました。そう、モダーン今夜のレコ発のときは挨拶しなかったし、それから行きたいライヴに行けなかったり、音霊の時も遠めで挨拶しただけだったり、ちゃんとお話するのは千駄木のライヴ以来だった。とりとめのない話をして、和田純子さんにも軽く挨拶。「ここに来る前に由比ヶ浜でハセガワミヤコさんのライヴでしたよ」と伝えると、意外にもミヤコちゃんのことを知らないとのこと。さて、ちょっと後ろを見ると、TOPSさんが一つのテーブルに一人で座っているので、私もそこに座らせてもらい、メキシコのビールとチャンジャという韓国のおつまみを注文して開演を待ちます。ほぼ定刻どおりの開演。
Tajaeli:この日の対バンは、ラヴ・タンバリンズのeliさん。ラヴ・タンバリンズは全く知りませんが、eliさんは数年前小池アミイゴさんのイヴェントで一度見たことがある。そのころはかなりやさぐれていましたが、最近ソロでCDを出したこともあって、キレイになっていた。でも、素行はあまり変わりませんね。おっと、その前に登場したのは橋本 歩さんもサポートしているTaja。パーカッションのサポートで、3人でまず演奏。eliさんは一人できていたので、Tajaバンドがバックバンドで唄います。7th floorでのTajaライヴのときはヴォーカルの田中菜穂さんがテーブルに上ったり、かなりはじけていましたが、eliさんにはかないませんか。でも、やっぱりeliさんの歌声はそれほど好きではないかな。ステージから下りてきたeliさんはやっぱり愛犬(ステージ上では「娘」と呼んでいた)をリュックに入れて背負って踊っていました。

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BE THE VOICE:私はblue moonでのライヴ自体が3年ほど前のflex life以来2度目ですが、BE THE VOICEは7年連続出演しているそうです。先日の江ノ島もそうですが、こういうところでの和田純子さんの歌声はいいですなあ。そして、熊坂さんのウッドベース。ベースつきのBE THE VOICEは初めてですよ。もちろん、気持ちよさそうに吹いているhitmeさん。そして永山マキさんも登場して、miggyさんのみを欠くLynn的セッションなど。あっという間のステージでした。けっこう、海の家でライヴをすることは周辺住民に嫌がられていて、21時がタイムリミットのようです。アンコールを要求されながらも終了。しかも、そのことを伝えようとする純子さんの声すらマイクを使えないという厳しい事情がよく分かりました。
Lynnの発売日は都合で8月5日に延期されたのですが、手売りはOKということで、ようやくゲット。miggyさん以外の3人からサインをいただいて、hitmeさんとマキさんとまた3人で何をしゃべったのかは忘れましたが、楽しいひと時を過ごして、長い道のりを帰りました。

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