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1週間前のこと

私の日記はこんな感じで1週間くらい平気で遅れますので,ご了承を。

721日(土)
下高井戸シネマ 『パラダイス・ナウ
通常の公開時はなんとなく観そびれてしまったが、友人のサカウエ君の評判はよくって気になっていた。この日は午後の予定との兼ね合いで、ちょうど場所と時間からして、この作品がちょうど良かった。昼間1度きりの上映ってこともあり、けっこうお客さんが集まっていました。この作品はパレスチナ人が主人公。若い主人公男性2人は自動車修理工場で働く肉体労働者。ごく日常的な風景から始まるが、実は彼らがイスラエルに対するテロ組織の一員であることが分かる。しかも、今回の計画ではこの2人がイスラエルの中心都市テルアビブに潜入しての自爆テロに任命されたのだ。しかも、本人たちには前日に伝えられる。お互いが家族との別れの最後の夜を過ごす。もちろん、家族には秘密なのだが、サイードと名づけられた主人公の一人の母親に対するまなざし、そして、何かを感じ取る母親の直感。その辺の描写が素晴らしい。
しかし、その計画はとりあえず失敗する。その前から出てきていた英雄の娘という女性の存在がこの作品にスパイスを添える。彼女はフランス映画『愛より強い旅』でロマン・デュリスの相手役をしていたルブナ・アザバルだ。確かに見たことはあると思ったが、白人相手にエキゾチックかつワイルドに見えた『愛より強い旅』に対して、本作では非常に清楚で知的な雰囲気。ハーレドという2人目の主人公は結局、一度目の計画が失敗した後に、この女性に説得された形で直前で計画から下りてしまう。一人でテルアビブのバスに乗ったサイードの運命はいかに。というエンディング。
政治的な問題を考えさせる映画であることは間違いないのだが、私は純粋に映画として楽しめる作品だと思う。主人公2人がむさくるしい風貌で暮らす日常から、自爆テロのために髭をそり、髪の毛を短くし、黒のスーツを着る、その変わりよう。彼らが住むナブルスという町を高台から水パイプをくゆらしながら見下ろす風景と、車でテルアビブに潜入した時に初めて目にする都会。その見上げる高層ビルの風景。まさにそこには貧困と富裕との対比が見られる。サイードの顔には出さない怒りはそんな風景に投影される。そんな映像と登場人物のキャラクター、脚本、演出。そんなところで、きちんと評価されたい作品だと思う。
下高井戸から世田谷線の山下⇒豪徳寺から小田急線に乗り、小田急相模原へ。小田急線は急行と各駅の乗継が悪い。なんだかんだで1時間ほどかかった。しかも、小田急相模原駅に下りると駅前の再開発でよく分からない。電話をしたり道を間違えたりしながら友人のさくさん邸に到着。彼の部屋はデザイナーズマンション。しかも、彼は数多くのインテリア雑誌に登場する素敵インテリア。この日は彼自身の誕生日ということで友人を招いてのパーティ。ケーキを自ら手作りするということですが、私が到着した時には彼の友人の女性が来ていてほとんど彼女が主体になってすすめられていた。といっても、彼の部屋にあるのはオーブンレンジだけ。奇妙な自炊しかしていないので、食器や調理器具は限られているのだ。よって、スポンジケーキは材料を混ぜ合わせて(それなりにホイップしなくてはならないが)、紙の型枠に流し込むタイプ。生クリームは頑張ってホイップしたが、しすぎてしまったのか、最後には分離してしまって無残な姿に。結局、買出しをしてそのまま絞れるやつ。何を考えたのか、さくさんはモンブランが作りたいとのことでフランス製のマロンクリームも購入。なんとも奇妙なアマアマケーキができました。
私は下高井戸カルディでワインを購入していったが、それなりの値段だったのに、これまたそれほど美味しくはなかった。どのくらいの値段だったらお店で呑めるように美味しいのに出会えるんだろう。部屋のプロジェクタでは、今流行の『ビリー・ザ・ブート・キャンプ』が流れ、すずさんときんちゃんという2人の友人が来て、私はこの辺でおいとましました。
相模大野から中央林間,田園都市線に乗り換えて三軒茶屋まで。やっぱりこっちも急行との乗り継ぎはなく各駅停車の旅。まあ,ほどほどに酔っていたので,気持ちよく眠れてちょうど良い。
三宿switch ナオリュウ
三軒茶屋から
246号線沿いに池尻大橋の方へ。三宿の交差点手前のビルの3階にある美容院&カフェのお店。そこで,ナオリュウさんの投げ銭ライヴがありました。しかも,ナオリュウさんは何を思い立ったのか,最近自身のblogも含め,ちょっとした企画が好きのよう。7月から始めた企画は,誕生月のお客さんにバースデイソングを歌うというもの。私のもとに事前にメールが届き,今月中のライヴに来たらバースデイソングを歌います,とのことだったので行くことにしたこの日のライヴ。
しかし,開演時間に来たお客は私1人。私はこのお店には初めてきたのですが,この時間の246号線にしては異様に人通りが少ないとのこと。心配したナオリュウさんのお母さんは,通りに下りてビラを配って客引きをしていました。さすがに,その場でライヴを聴くことにする人はいないだろうに...ともかく,待っても待ってもなかなか2人目のお客さんはやってこないので30分遅れほどでとにかく始めることに。ちなみに,このお店は美容室とカフェが一緒になったお店。パーマをかけているお客さんがくつろげる空間を別に設置している美容室はあると思いますが,ここはきちんと食事もできる,カフェだけ目当てのお客もいる,珍しいお店。私はさんざんワインを飲み,甘いものばかりたらふく食べてきたので,カプチーノのみ。
1曲目を歌い終わったところで2人目のお客さんがやってきて一安心。お客さん少ないし,私の誕生日祝いを兼ねているし,「ナルセさんの好きなようにやりますよ」ということをいわれるが,それも困る。最近は好きなミュージシャンが多すぎて咄嗟に曲名が出てくることはほとんどない。といいながらも、「太陽 そら 地平線」と「風を追い越して「W」」をリクエスト。しかし、たまたま選んだこの2曲は弾き語りではできない、といいながらたどたどしく演奏。そう、私が聴きたいと思うのは、大抵ライヴであまり演奏していない曲なんですよね。次回までには練習してくるから必ず来るように、という感じでゆるりと進行するステージでした。通常は休憩を挟んで2ステージの予定をお客さんはちょうど中ごろにもう1人増えたものの、それ以上増えないので、この日は1ステージで終了。でも、途中にはお客さん2人の生年月日から占いをするコーナーなどもあった。そして、約束のバースデイソング。なんと、この時ケーキまで出てきちゃいましたよ。ナオリュウさんがお店の人にお願いしていたようで、お店で手作りのケーキ。まさかそこまでしてくれるとは思っていませんでした。こういう時ね、写真があればいいんだけど。ちゃんとお皿に「HAPPY BIRTHDAY ナルセさん」と入ったレアチーズケーキでした。ナオリュウさんが気を遣って、甘いの苦手な男性もいるのでなるべく甘さ控えめでお願いしてくれたようです。まあ、私は甘党なので大丈夫ですが、この日はその前にさんざん甘いものを食べてきたので、チーズの酸味とフルーツの酸味とで爽やかなケーキ、やっぱりプロのケーキが最高です。ということで、演奏後に皆さんで分けていただきました。
いやあ、ナオリュウさん、ありがとう。

722日(日)
タワーレコード渋谷店 『Presentsうに煎餅DVD発売記念握手&トーク
DEATH NOTE』に出演していた時にはなんとも思わなかった女優、戸田恵梨香。なぜかどこかで気になるようになってしまって、『天国は待ってくれる』で主要登場人物の妹役で好演していたのをきっかけに急速に好きになってしまった。彼女が主演した『Presents うに煎餅』はレイトショーながらももちろん観に行って、するとそのDVD発売記念イヴェントがあるというので、思わず予約、購入、そしてタワーレコード渋谷店に出向いたわけです。やはりテレビの連ドラに続けて出るような女優となると熱狂が違いますね。集合したのはいわゆるアイドルオタクっぽい男性から、普通の女性まで、男女年齢けっこう幅広く集まっています。階段で待機している時の暑さといったら。
私は整理番号170番台だったので、立ち見でかろうじてステージが見えるところを陣取る。でも、総勢で200人は達しなかったようです。実は、今回のイヴェント。トークショーよりも握手会がメインのよう。DVDにもインタビューやら収録されているので、20分ほどのトークもさほど新鮮なものはありませんでしたが、とにかく本人の素敵なこと。あれで18歳ですからね。精神的にも落ち着いているし、『DEATH NOTE』の時はガリガリかと思いましたが、やはり生で見るとそれなりの肉付きでもう大人の女性の雰囲気十分。握手会も始めのうちはコアなファンが多かったせいか、一人ひとり1分前後お話する感じで一向に進みません。180人だとして11分だと3時間かかりますよ!以前からこうしたイヴェントで何度も顔を合わせているファンとは顔馴染みのようで、かなり親密にお話しています。もちろん、後半からはペースアップ。スタッフの人があまり長時間話しをしないように後ろから手を添えて移動させますが、やはり女性にはできない様子。前列の椅子席を陣取る熱狂的なファンたちは他人の握手をさんざん眺めた後に最後に並ぶんでしょうね。私も時間がないわけではありませんでしたが、そこまでの熱狂さはないので、早めに並んで握手。恵梨香さんはけっこう指が長くて手が大きい。細くて骨ばっている印象でしたが、両手で握手してくれたその手はとても柔らかく心地良い。しかし、正面に立つとその造られた美しすぎる笑顔が少し気になりました。1時間はゆうにかかるこの握手会の間中、この笑顔を絶やしてはいけないんでしょうから大変です。一応、用意していた言葉をかけると握手したまま真顔になって熱心に耳を傾けます。対話になるような内容ではありませんでしたが、「ありがとうございます」との返答で一瞬の出来事は終了。18歳のピチピチ素肌というよりは、ちょっと化粧のりに疲れを感じないこともありませんでしたが、本当に素敵です。やはりスクリーンで見るより全然立体的で美しい。久し振りの放心状態でした。こんなのは藤田陽子さんとお話したとき以来かなあ。
ミュージシャンもきれいな人は多いんだけど、1時間近くステージ上の姿を眺めているし、けっこう頻繁に会う機会もあるので、けっこう慣れてしまいます。
渋谷シネマGAGA! 『レッスン!
渋谷でのライヴの前に映画を1本。最近は観たくてたまっている作品も少なく、時間的にちょうど良かったのがこの作品。アントニオ・バンデラス主演作品。実在する人物をモデルにした作品のようです。ニューヨークのパブリックスクールでの落ちこぼれたちの補習授業として、社交ダンスの先生が、生徒たちにダンスのレッスンをするというストーリー。クラシック音楽や社交ダンスをバカにし、ヒップホップに夢中な学生たちをどう引き込むかというところが見もの。でも、こういうストーリーも飽きてきましたね。結局は、ステレオタイプ的なものばかりが描かれる。でも、それなりに楽しめましたけどね。けっこう、アントニオ・バンデラスは好きです。
渋谷7th floor
7
階の扉の前で開場を待っていると、なんとcasa古賀夕紀子さんの姿が。先日、Quinkaの話などをしていたので、聴きたくなったのか、と思ったが、さかなのサポートでドラマーの菅沼さんが出演するというので聴きに来たらしい。こういう咄嗟の時にうまく対応できない私。本当は一緒に見たいのに、この日のQuinkaだけは前の方で観たい。結局、うまく誘えずに夕紀子さんは最後方のソファに。私は3列目の椅子席に。
Quinkawith a Yawn:この日のステージを最後に(といいながら29日にも急遽出演が決まったようですが)、当分ライヴはお休みするというミッコさん。ドラムスのみを欠くフルバンドで登場。ベースが鎌田さん、ギターは林さん、クラリネットいずみさん、コーラス早智子さん、そして、この日のゲストコーラスはフルカワモモコさん。やはりこの日はかなり気合が入っていました。最後にいいステージ見せてくれましたね。
鈴木亜紀:この日はなんと、ヴァイオリニストの太田恵資さんとのデュオ。亜紀さん曰く、「太田さんは本番にはちゃんと来てくれます」リハーサルは来ないんかい!それでも、素晴らしいコンビネーションをみせてくれます。亜紀さんもいつもよりも非常に嬉しそう、楽しそう。最近、Z・imagineでは全くゲストを呼んでいないので、やっぱりゲストがいると締まりますね。もちろん、ゆるい亜紀さんも素敵ですけど。
さかな:なんだかんだで初めて聴きます。上述したように、この日は菅沼さんのドラムが入ります。なんといっても、ギター&ヴォーカルの女性、ポコペンさんのキャラが面白い。控えめなのか、図々しいのか。もちろん、なんともいえない独特な楽曲と歌声はさすがです。でも確かにTOPSさんが書いたように、アンコールはいらなかったかも。しかも2曲やったし。なんだかんだで終演はけっこう遅い時間に。終演後に夕紀子さんとゆっくりお話するつもりが叶わず。でも、それにもめげず、ミッコさんやフルカワモモコさん、遊びに来ていたHARCOトルネード竜巻のフタキ君などとお話して、打ち上げが始まる前に帰りました

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