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熱中症注意

7月28日(土)

今回は随分時間がかかってしまったレポートの採点。不謹慎な話だが,家に居るとレポートの採点ははかどらない。一番はかどるのはライヴハウスの待ち時間だ。でも,それにはいくつかの条件がある。まず,椅子席であること。できればテーブルもあるのがいいし,隙間なく敷き詰められた椅子ではとてもできない。そして,1人で行くこと。会場がそれなりに明るいこと。開場時間から開演時間までの時間が長いのもこういう時には良い。7月はこういう条件がそろうライヴが少なかったのかもしれない。ともかく,提出日が迫ってきていて,しかも成績表は郵送では駄目で,直接持参しなければならない。ということで,この日の午前中に採点を終わらせ,午後に国分寺まで届けることにする。それから渋谷に移動。なぜか,この時間で自分のスケジュールを大きく勘違いしていた。ライヴの時間までに間に合う作品は限られていると思い,急いで渋谷に移動し,10分でランチを食べ,なんとか映画館に滑り込む。

渋谷ユーロスペース 『陸に上った軍艦
既に開映時間になっているが,なぜかまだ開場もしていない。この作品はこの日が公開初日で,どうやら舞台挨拶の関係で時間が遅れているらしい。隣のスクリーンで上映している『街のあかり』も非常に賑わっていたので,ユーロスペースのロビーはてんやわんや。
さて,この作品は95歳の現役映画監督,新藤兼人のシナリオに基づく作品。30歳を過ぎて徴兵された彼自身の経験に基づく戦争ドキュメンタリー。監督は別の人物です。一般的な記録映像と,彼自身の経験に基づく再現映像から成ります。戦争では体力と短期間にものを覚えられる能力とが決め手になるので,30歳台の兵士たちはむしろ役立たず。年下の上官の下でばかげた訓練や作業,そしていじめに耐える毎日。そんな戦争のばからしさをある意味で社会学的に訴えかける。時には本人が語り,ナレーションは最近の新藤兼人監督作品『ふくろう』に主演していた大竹しのぶ。観客には圧倒的に年寄りが多い。かれらはどんなことを思ってこの作品を観るのであろうか。しかし,本来観るべきは新藤氏が徴兵された時と同じ年代の人々ではないだろうか。
ecoさんのライヴ会場,西小山に移動する目黒線のなかで,スケジュール上の勘違いに気づく。ライヴは19:30からだ。なぜか私はそれを,午後7時→17時と勘違いし,17:30だと思い込んだのだ。あらー,こんな目黒線に乗って2時間をどうやってつぶそうか。私でも聞いたことがある大岡山まで行ってみることにするか。しかし,さすが,目黒線の駅。地元密着の小さな商店街。しかし,東京工業大学の所在地を初めて知る。大学の近くということで古書店を探すが,1軒あったのみ。なかなか時間はつぶれないので,そのまま洗足駅まで歩く。ここは洗足学園音楽大学がある場所。shima & shikou DUOがたまにライヴをしているカフェShionを発見。けっきょく,そのまま歩いて西小山まで。目黒線は駅間が短い!結局西小山についても1時間弱あります。休めるカフェを探すが見当たらず。さんざん歩いて普通の喫茶店。けっこうできたばかりで,おじさんが一生懸命頑張っているんだけど,お客の入りはイマイチ風の喫茶店で1人。

西小山cafe SLOW eco
さて,ようやくライヴだ。この日は水中カメラマンの中村卓哉さんの映像をいくつものプロジェクタで店内の壁中に映し出すなかで,田辺 玄氏をサポートに加えたecoさんのライヴ。幻想的って書くといかにも気取ってそうな感じがしていやですが,ライヴはいつもどおり。その気取りのなさがいいんです。ところで,私のすぐそばに座った喫煙2人組。一人はecoさんと知り合いのようですが,もう一人がeco初体験。オーガニックとかアコースティックとかジャジーとか分かったような言葉でえらく気に入ったようです。「ecoさんの人柄がそのまま音になってますよね」などというもんだから,「私の何を知っているの!」とecoさん。いかにも軽そうなこの男。普段どんな血の通わない音楽を聴いているのか想像がつきます。お店の構造上,近い割には煙くなくて助かる。なお,私はヒレカツ丼を食べました。なんか久し振りのカツ丼で美味しい。お酒も1パインとのベイルビールを呑んで,その後珍しいというライムのリキュールなど飲んじゃってかなり酔っ払う。というか,その前にこの日炎天下のなか歩きすぎたせいで,演奏中気持ちよく睡眠。すっかり玄君に見られていたようです。
この日のライヴは先日の私の誕生日イヴェントに来るといって来てくれなかった玄君とecoさんに文句をいうことも一つの目的でしたが,どうやらecoさんのレコーディングが佳境に入っている様子。まあ,それはそれでしょうがありません。
話が前後しますが,演奏後は中村さんとecoさんのトークショーなどもあり,イヴェント終了後はecoさんと玄君と話し込んだりして,西小山は遠いし,酔っ払いながら帰宅は深夜になりました。

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