« 吉祥寺も変わる | トップページ | コンニチハ 世界の子どもたち »

完全生音

8月10日(金)

池袋自由学園明日館ホール ビューティフルハミングバード
昨年は私の誕生日にゲストにHARCOを迎えて(しかも,そのHARCOのステージが大橋エリさんと2人編成だった!)行われた明日館でのライヴが今年もやってきました。昨年は200人ほど収容する講堂でしたが,今年はわずか50人ばかりのホールでの演奏。ここ,明日館は有名な建築家,フランク・ロイド・ライト設計によるものだが,正直いって講堂の方はさほど美しい建築物でもない。ホールは本館の中央部に位置し,自由学園として使用されていた時代には食堂だったらしい。室内には当時の生徒が製作した壁画や彫刻などが残されている。さて,ちょっと時間を戻して,開場前に会場前で待っていると,藤原マヒトさんの姿が。なんとなく私のことは覚えているだろうと思って,特に自己紹介などもせずに話しかける。「今日はお客さんで?」すると,「やるんですよ。面白いですよ」と返答。うーん,ますます楽しみです。
ホールの窓際にギターが6本並んでいます。ビューティフルハミングバードの田畑さんのギターはこれまで私が観たライヴではいつも同じで,褐色色で,穴の下についている補強版の柄がとても素敵。そう,ハミングバードこと,ハチドリの姿がデザインされたものです。そこに並べられたギターはどれも微妙に形や色が異なりますが,どうやら同じモデルのよう。すべてタバティのものなのか?そして,右手にはマヒトさんが演奏するだろう,可愛らしいピアノが置いてあります。登場したタバティはまだ中肉中背を保っています。もう,あれから1年経ちますから,かなりその体型が似合うようになりました。太っている頃は少し野暮ったい雰囲気がありましたが,人は変われば変わるもんですね。小池光子さんの方も少しずつやせてきているのでしょうか。でも,あまり痩せてしまうと歌声に影響しそうなので,今ぐらいがいいですね。でも,こちらも以前より垢抜けた感じで(特に髪型が)素敵です。衣装の話は今回はしませんでしたが,さすがに手作りではなかったのでしょうか。でも素敵でした。
さて,まずは2人での演奏。先ほども書きましたが,この日は音響設備を全く使わない,完全生音ライヴ。お客さんも気を遣います。といっても,私はリラックス。でも,こういうスタイルは初めてではないのです。かなり以前,2004年の4月ですね。国分寺のとあるギャラリーで,彼女たちの知り合いのアーティストの個展があり,そのオープニングでビューティフルハミングバードがライヴをしたのです。その時は会場が非常に狭かったので,お客さんはそれぞれ床に座ってほっこりと聴いていました。
さて,この日のライヴ。演奏がよかったのはもちろんのこと,なんといってもこの日の選曲がよかった。9月にはニューアルバムをリリースする予定のかれら。そんなまだCDになっていない曲から(例えば「流線形」なんて曲はけっこう前からライヴで演奏している),1stミニアルバムの曲まで,満遍なく楽しませてくれました。おっと,書き忘れたわけではないのですが,藤原マヒトさんはそれはもう大活躍でしたよ。このピアノはちょっとした仕掛けのあるもので,どこかのレバーを引くと音調が変わるのです。ピアノって弦楽器であり打楽器であると思うのですが,レバーを引くと弦楽器の要素が顔を出すみたいな。ビンビン古臭い音を奏でます。そんなマヒトさんとタバティのイマイチ息の合わないやり取りも素敵。ともかく,申し分のない90分ほどのステージでしたが,一つだけ残念だったのは,光子さんが終始少し咳き込んでいたこと。以前から歌うことが咳を誘発してしまうような,繊細さを持っている彼女ですが,本編最後の曲で歌いながら咳を何度もしてしまったのは残念。しかし,そこはアンコールを2人で「青色の秘密」でしめてくれたので大丈夫。
やはりこの日も本人と接触する機会はなかったので,久し振りにアンケートを書いて帰ってきました。こういう早い時間に終わるライヴはいいですね。

|

« 吉祥寺も変わる | トップページ | コンニチハ 世界の子どもたち »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218863/16130886

この記事へのトラックバック一覧です: 完全生音:

« 吉祥寺も変わる | トップページ | コンニチハ 世界の子どもたち »