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思い立って,やっぱりライヴ

2007/8/16日(木)

世間はお盆だというのに、私に夏休みはない。といっても、ご存知のように私は仕事一筋ではないし、そもそも長期休暇をとるような人間でもないが。ここのところ、会社で業務を頼まれている社員がけっこう大変なようで、「私は夏休みを8月中には取れません」といっているものだから、私もお付き合い。しかし、木曜日はいつもどおり会社はお休み。大学は夏休み期間。
5時半に起きてジョギングをして、午前中に献血をして、夜のライヴ前に映画2本。そんな生活。

渋谷シネマQ-AX 『石の微笑
もう上映終了で諦めようと思っていたが、1日1回上映で続いていたので、せっかくだから観ることにする。ブノワ・マジメル主演のフランス映画。妹の結婚式にて、新郎の従妹の女性と出会いドツボにはまっていく。スクリーンに初めて登場するその女性を演じるローラ・スメットは、ブルーのドレスを着ているが、ちょっと太目だし、仏頂面だし、とても魅力的には見えない。「えー、これが相手役かよ!」という感じでしたが、さすが映画女優。服を脱ぎ、衣装を換え、表情が変わるごとに魅力的になっていく。しかも、さらに今度はだんだん怪しげな雰囲気に。そんな感じで、ブノワ・マジメルがすっかり振り回される役で、それはそれで面白い。

渋谷シネ・アミューズ 『天然コケッコー
続いて観たのは、公開前から楽しみにしていた山下敦弘最新作。最近すっかり精力的に作品を撮り続けている山下監督。『松ヶ根乱射事件』はこれまでどおりダークな側面だったのに対し、本作は『リンダリンダリンダ』に続く、淡く切ない青春ドラマ。舞台は島根県の田舎町。小中合わせて6人しか生徒がいない学校に東京から中学2年生の男子生徒が引っ越してくるという設定。結局、同じ中学2年生の女子を演じる夏帆と、その転校生を演じる岡田将生が好き合ってしまうという設定は、ちょっとひねりがないが、まあこの作品は『ジョゼと虎と魚たち』の脚本化渡辺あやの脚本と映像とで楽しめる作品。夏帆ちゃんはまともには初めて見たが、やっぱり大した女優だよ。その他の生徒役の子どもたちもとても魅力的。特に、柳 英里沙は以前から藤田陽子と同じ事務所「ユマニテ」所属ということで知っていたが、そのホームページの写真がちょっと雰囲気が違うので、『神童』や『あしたの私のつくり方』にも出演していたのだが、あまりピンと来なかった。どちらかというととぼけた役どころが似合う少女。最後、地元の高校に通うことになった岡田将生が坊主頭になっているところが素的です。
この日は暑いこともあって,近場での移動ばかり。円山町近辺です。

渋谷7th floor
女性ドラマーchacoさんが八王子にマイホームを新築,引越ししたということを祝うために,High Bridgeこと高橋さんが企画したイヴェントのようです。しかし,それにしてもこの高橋さんって何者なんだろう?月に3本も4本もイヴェントをいくつかのライヴハウスで開催して。この日も1970年代から1980年代のヒットソングを集めたDJで楽しませてくれます。
小宮山 聖:いつもは辻 香織や松崎ナオのサポートギタリストとして見ることの多い,カスタネッツのメンバー。といっても,カスタネッツは聴いたことないんですけどね。香織ちゃんのコーラスではかなり高音を出しているので,ソロのステージは楽しみ。そして,その期待を上回るような歌声。非常にソウルフルでいいです。しかし,やはり普段あまり歌わないせいか,音程に安定さはないし,あまり曲数は歌えない様子。この日もけっこう話で時間を費やし,歌ったのは3曲。でも,持ち時間は20分だったらしいので,ちょうど良い。
上田ケンジ:こちらははじめましての男性。シルクハットをかぶったピアニストと2人のステージでしたが,なぜか私はかなり真面目に寝てしまいました。しかし,この人,伊藤サチコさんの『三日月の夜』というアルバムの中の「退屈しのぎ」のプロデュースをしているんですよね。
角森徹也withダイナミックオーシャン:でてきました。私はあまり得意ではありませんが,かれらのmona recordsでのイヴェント「どっこいしょ祭り」に香織ちゃんも参加しているので,何度か見たことがあります。かれらも20分の持ち時間だったのだろうか。裕にその倍はやっていました。なんとか,ダイナミックオーシャンズのメンバーを眺めることでやり過ごしています。
辻 香織:8月の頭に,夏風邪をこじらせ,声が出なくなって出演ライヴを一つキャンセルした辻 香織。その3日後のライヴに出演していたので,その様子が気になります。そういう時に,こういう賑やかなイヴェントはいいですね。しかも,出演者で最年少ってのも気楽かもしれません。これがナナカイ☆レディースデーなどで年下のシンガーの前でってのはちょっとキツイかも。まあ,ともかくいつもどおり小宮山 聖さんとのステージ。この日はお盆ということで,彼女自身の反戦の曲だという「水鏡」を披露。やはりこの曲素的ですね。私があまり彼女のライヴに行けていない間に新曲も増えていていい感じです。そして,最後にはchacoさんを含めてバンドのメンバーが大勢出てきて,皆で「夜明けの一秒前」を演奏。chacoさんって多分香織ちゃんのライヴで1回くらい聴いているはずなんだけどしっかり思い出せません。まあ,それはともかくこの曲にピアノが入るといいですねえ。辻 香織完全復活という感じで嬉しい。
chaco:最後に主賓が出てきて,1曲ずついろんな人が入れ替わり立ち代りで演奏していきます。ベースやギターやフルート,ピアノ,そして香織ちゃんを含むヴォーカル。自身でも1曲ベースだけをバックに歌いました。ドラマーなんだけど,なぜか歌詞つきの自作の曲を多く持っているようです。この人のドラムスは女性特有の優しい感じはあまりない。しかし,男勝りに力強く叩くわけでもない。叩き方はソフトなんだけど,音はしっかりしている。この日見た感じではとても真面目で真直ぐな女性。それが演奏にも出ている気がします。

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