カリフラワーズ解散
9月22日(土)
東銀座東劇 『夜の上海』
本木雅弘主演で,日本人も多く出演していますが,監督は中国人。本木君はメイクアップアーティスト。恋人役が西田尚美でマネージャーもしている。終始一緒で,でも仕事が忙しすぎて恋人としての関係性が薄れつつある。そんななか,上海でのとあるショーのメイクを担当することになる。日本のコーディネイターに竹中直人,上海での通訳にサム・リー,西田尚美を追っかけてやってくる男に塚本高史など,キャストは地味に豪華です。
主人公はトラブル続きのショーを終え,一人フラフラ上海の街を散策。そんな時に突如運転の荒いタクシーに跳ね飛ばされる。その運転手が今回の相手役,ヴィッキー・チャオ。言葉も通じず,跳ね飛ばしたお詫びに上海の夜を案内することに。というような展開で,お互い想う人がいながらも,深夜に沸き起こる妙なテンションのなかで意気投合して,切なくも楽しい一夜をともに過ごす。ちょっと本木君のオーバーアクションはご愛嬌としても,こういうテンション好きなんですよねえ。『恋人までの距離』なんかも,あの感覚がうまく濃縮されているし。あー最近そういう瞬間を味わっていないなあ。恋がしたい...
丸の内マルキューブ JiLL-Decoy association
この日は「東京JAZZ」というイヴェントの一環として丸ビル1階でフリーライヴがあるというので行くことにした。東劇から地下鉄に乗って行くのもちょっとバカバカしいので歩くことに。でも,ちょっと遠かったね。開演ギリギリ到着汗だくです。でも,中央のいい場所に立つことができました。
この日の出演者は,昨年2月にflex lifeを聴きに行った渋谷PLUGで出演していたJiLL-Decoy association。基本的に女性ヴォーカルにギター,ドラムスという3人のようだが,昨年聴いた時もこの日もサポートを入れてのフルバンド。ジャズをベースにしたスタイリッシュなポップス。昨年の時もライヴはけっこう気に行ったんだけど,このヴォーカルのchihiRoちゃんが美形だし,歌はうまいし,けっこうセクシーだったりして素直に好きにはなれなかった。それに,あまりスタイリッシュすぎるのも趣味じゃないんですよね。でも,今回はけっこう素直に楽しめました。スタイリッシュなんだけど,それほど飾り気がなく,意外に本人たちは親しみがあります。そういえば,昨年のライヴの時もメジャーデビュー直前だってことで花束を持ってきたファンたちに囲まれて親しそうに喜んでいたなあ。
で,終演後にはCD購入者に3人でサインをするというので,買うことにした。といっても,さすがにフルアルバムなどだと考えちゃうけど,この日は発売したばかりの6曲入りミニアルバムで1680円というからけっこうお徳だし,聴きやすいということで購入。前からファンだというTOPSさんは早めに並んでいましたが,私は悩んでいる間に出遅れたので,サインをもらうまでに30分くらいかかってしまいました。サインの時は昨年の話などしてみましたが,本人たちも随分昔のこととして記憶していたみたいですが,まだ1年半前なんですよね。
さて,今度は中央線で吉祥寺に移動。この日の締めのライヴはオールスタンディングになることが分かっていたので,事前に食事。久し振りにリトルスパイスでブラックカレーを食す。やはりここのカレーは美味い。以前は下北沢の「茄子おやじ」を一番にしていましたが,茄子おやじは基本的にルーが一種類なので最近ちょっと飽き気味。リトルスパイスを一番にしましょう。ここは数種類あって,私のお勧めはレバーのカレー「ブナ」。
吉祥寺star pine's cafe カリフラワーズ
この日はカリフラワーズの解散ライヴ。ギター&ヴォーカルのナカムラ氏を中心としたファンキーバンドで10年間の活動で6枚のアルバム,1枚の映画サウンドトラック(『ゆれる』)を発売しています。私は『ゆれる』と同じ西川美和氏の長編初監督作品『蛇イチゴ』でカリフラワーズを知って聴き始めたので,ファン歴は4年ちょっとというところだろうか。その間にもベースが2回,ドラムスが1回,ギターサポートが抜け,トランペットがトロンボーンに,という形でめまぐるしくメンバーチェンジを遂げたバンド。いつもスーツ姿にきめて,始まりの2曲は毎回同じというかれら。非常に型どおりだったりするんですが,途中はとてもゆるかったりする。「欠点がないのが唯一の欠点」というナカムラ氏ですが,そういう彼の厳しさにメンバーはついていけないのかもしれません。といっても,仲たがいするわけではなく,脱退したメンバーもよくライヴに遊びに来ていたのがナカムラ氏の人柄というところでしょうか。結局,結成時から最後までメンバーとしていたのがサックスの「えりあ」さんです。たった4年で偉そうですが,やはりえりあさんがいないカリフラワーズなんて,と思うので,それだけは今回の解散でよかったことだと思います。ひょっとしたら,えりあさんも脱退するという表明をしてナカムラ氏が解散という判断にしたのかもしれません。そんなこんなで,私のカリフラワーズライヴ歴を記録しておきましょう。
2004/3/21
下北沢garage
ぬえ/カリフラワーズ/スグナシ/ponytail/delta knantka
2004/10/3
吉祥寺planet K
銀河スープ/旭荘201/HARCO/イノトモ/カリフラワーズ
2004/10/21
高円寺JIROKICHI
カリフラワーズ
2005/2/12
国立地球屋
カリフラワーズ
2005/3/31
下北沢CLUB Que
カリフラワーズ/Clingon/松崎ナオ
2005/9/19
吉祥寺Planet K
amber/カリフラワーズ/コール天
2006/5/10
青山月見ル君想フ
オオサカ=モノレール/カリフラワーズ/ザ・たこさん
2006/8/19
青山月見ル君想フ
ムジカラグー/TWELLVE/カセットコンロス/カリフラワーズ
多分,JIROKICHIには2度入っているはずなので,今回でちょうど10回というところでしょうか。思っていたよりも少なかったですね。というのも,カリフラワーズはメンバーも含めファンも喫煙率が非常に高いのだ。ちなみに,かれらのライヴによく顔を出していた(もちろん,この日も来ていたようです)西川美和さんも愛煙家です。なので,私にはかれらのライヴはそこが非常に厳しいんですよね。なので,次第に足が遠のいてしまったようで,今年は今回1度きりでした。まあ,私が行くライヴもスタンディングが圧倒的に減ってきたっていうのもありますが。
ということで,この日は踊る気満々で来ましたが,18時半開場・開演ということでしたが,案の定1時間はDJタイム。その間にすっかり腰が痛くなってしまいました。最後のライヴでステージ上も客席フロアも白熱状態でしたが,私的には選曲がイマイチでちゃんと踊ることはあまりできませんでした。しかし,ステージ上ではこれまでのメンバーが入れ替わり立ち代りでとても楽しませてくれました。なかでも3代目ベーシストのG☆kubo氏が泣いていたのにはちょっとグッときた。でも,トランペッターの大山さんが来られなかったのは残念でした。初代キーボーディストのスパン子さんは出産したばかりで欠席。アンコールはやらないと宣言していましたが,客が一向に帰らないので,1曲だけアンコール。DJで一旦締めくくりましたが,多くのお客が帰った後もなんかあったかもしれません。
最後だからアンケートくらい書こうかなって思いましたが,どこもごった返してそれどころじゃなさそうなので,出口へと向かいました。すると,出口でナカムラ氏がお客一人一人を見送っています。4年間,結局メンバーとお話したのは大山さんと一言だけでしたが,最後の最後でナカムラ氏とピストン氏と握手を交わす。やっぱり彼の音楽も人柄だったんだなと実感。気持ちよく岐路につきます。
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