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一人平日の夜も楽しや

10月1日(月)

渋谷シネマQ-AX 『バウムクーヘン
観たいと思っていた作品だけど、せっかく映画の日が平日で、ライヴの予定もなかったので、1000円で観ることにしました。まあ、山本浩司が主演ということだけで観るべき作品だが、今回はその相手役が桃生亜希子というのも楽しみ。そう、8月にとあるライヴで間近で見てしまったもので。しかも、監督がなんと25歳の男性、柿本ケンサク。ん?『colors』も彼の監督作品か?
本作は、マメ山田、山本浩司、そして『闇打つ心臓』以来けっこうスクリーンでも見かける本多章一が3人兄弟。長男は理髪店を経営、次男は会社員、三男は引きこもりニートという設定。それぞれの恋人、結婚相手、幼馴染として、旅ばかりしている一色紗英、同じ会社の専務の娘桃生亜希子、バウムクーヘンが得意なケーキ職人今宿麻美という美形女優3人を、まあ本多君は除くとしても不細工兄弟にくっつけるという発想はとても好きだ。『間宮兄弟』はなんだかんだいってそれほど不細工じゃなかったし。
まあ、ちょっと退屈するドタバタ劇があったり、青臭い部分もありますが、まあレイトショーのみ公開作品としてはまずまずの出来ではないでしょうか。25歳であまり洗練された作品作っても面白くないしね。まあ、私がバウムクーヘンを食べたくなって翌日のおやつに買ったことは仕方がありません。

10月3日(水)

吉祥寺strings 太宰百合THBトリオ
またまたstringsに太宰さんを聴きにきました。今回は女性ばかり、しかも桐朋学園出身の3人です。ピアノ太宰百合、チェロ橋本 歩、オーボエ広多智香。太宰さんと歩さんの組み合わせは過去に2回ありますが、智香ことtomocaさんは今回初めて。オーボエでジャズなど自由なジャンルで活躍するミュージシャンは世界的にも珍しいとのこと。stringsでも初出演だそうです。なにやらどんな音の組み合わせになるのか想像もつかないので、かなり楽しみにしてきましたが、お客さんの入りはイマイチ。
ビールに鶏肉料理をいただきながら、演奏が始まりました。1曲目でかなりノックアウト。もう私の頭の中では理解不可能です。三者三様の音が発せられ、それが複雑にミックスしています。それぞれ体の動きも全く違う3つの楽器。どこを見てよいのやらも大変。いろんなジャンルのスタンダード曲や太宰さんのオリジナル曲などを演奏。しっとりした曲もあり、2曲目以降は落ち着いて聴くことができましたが、素晴らしかったのがtomocaさんのオリジナル3曲。といっても、tomocaさんは鴛淵さんとうソングライターと2年前に『Aqui』というCDを製作していて、曲自体は彼のものが多いらしい。やはり自分たちの曲でのオーボエは素晴らしかった。思わずCDも買いましたが、これがまた朝の目覚めにちょうどよい感じで良く聴いております。
さて、ライヴも終盤に入った頃、それぞれが自分の宣伝をしている時間に、tomocaさんの番で話をしていたら、突然客席から質問が飛びました。そのおじさんは多分2ndステージからやってきた人で、一度見たときには焼酎をボトルで、水割りして飲んでいたのに、2度目の時は白ワインをボトルで呑んでいた。そのくらいの酔っ払いだったが、質問内容は非常に冷静で、「君はいったい何を目指しているんだね。私たちお客は何を期待して聴けばいいんだ。さっきから眠くてしょうがない。」とのこと。tomocaさんはすかさず,「眠れる音楽ってのはアルファ波が出ていて,悪いことではないと思います」とすかさず,そしてうまくまとめる。でも,やっぱりお店はちょっと変な空気に包まれます。そんな雰囲気を読み取ってというわけでもないですが,アンコールが期待できないと読んだ太宰さんは機転を利かせて,アンコール曲も含めて最後にまとめて演奏。件のおやじは,終演を待たずに席を立ち,お会計を済ませ,終演とともに店の外へと消えていきました。すっかり楽しんでいた私からすれば,「余計なこといいやがって。そもそも,私たちお客って俺と一緒にすんな!」って感じでした。
終演後は歩さんとお話がしたくて,赤ワインを注文。すると,なにやらそのおやじが出演者のために赤ワインのボトルを一本つけていってくれたようで,私もそのおこぼれにあずかります。そんなこんなでお話をしているうちに私以外のお客さん,太宰さんと親しい最後の人も帰ってしまい,トリオ3人の反省会のなかに私も加わってワインを呑んでいました。すると,太宰さんは,あのおやじの言葉をけっこう気にしていた様子。歩さんも忙しかったし,結局事前のリハーサルをできなかったので,満足いく演奏はできなかったとのこと。準備万端であれば,あのような意見にも自信を持って言い返せたものの,そうではなかったということをひどく反省し,次回はきちんとリハーサルを積んでのぞみたいとの決意。さすがです。
ここで,tomocaさんが思いついたように,オフコースの「僕の贈りもの」という曲をピアノで弾き語り始める。私と歩さんも歌います。すると,太宰さんも負けじと松任谷由美の曲を弾き語る。次回は日本ポップスのカヴァー大会にするかなんて冗談も飛び出しながら,非常に貴重で楽しい夜を過ごしました。
さすがに23時半をすぎて私が帰るというと,3人とも電車で来ているということでその場がお開きになり,一緒に駅へと向かいました。
すると,今度は駅前で弾き語りをしている元one toneの原口友也君に出会う。「よかったら聴いていってください」といわれたが,さすがにきびしい。私は歩さんとtomocaさんと井の頭線に乗り込みます。歩さんはやはりかなり疲労しているようで,電車を乗り継ぐのが面倒になったらしく,途中下車してタクシーで帰りました。

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コメント

10月3日は貴重な体験をされたようで。
期待していたライブの出来が悪いときって、お客としてどう反応するかはとても難しいですよね。海外だと、ままブーイングもあるようですが、日本だとよほどのことがないとあり得ないこと。演奏そのものでなく、くだらないMCが長いと「そろそろ歌え~」なんて野次ったりも出来ますが…。まあ、酔っ払いだからしょうがないか(これも日本的ですが、僕も酒飲みなので気をつけてはいます)。橋本歩さんと一緒にオフコースを歌ったとか。ふ~む。

昨日は「440」で久々に柳田久美子を聞きました。アルバムのリリースを控え、久々の東京でのワンマンも決定したせいか、気合が入っていたし、伊賀航さんたちサポート隊もかなりはりきっていたように見えました。でも、柳田らしいというか、相変わらずMCで曲の紹介はしないし、今回はメンバーの紹介もなかった。リリースの話はしたけど、ワンマンの告知はなし、「告知ひとつ忘れていない?」って、声を掛けようとしたら、既に最後の曲を弾き語りはじめて、そのままステージは終了。終演後もかなり遅かったので、挨拶もそこそこに退散しました。

投稿: TOPS | 2007年10月11日 (木) 12時29分

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