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夢は小説に似ている

11月8日(木)

テアトル新宿 『青空のルーレット
貫地谷しほりという女優がいる。いつも主演女優の友達役などで、元気な引き立て役が多いが、私は地味に好きだったりする。そんな彼女が主人公の相手役ということで、気になっていたんだけど、テアトル新宿で1週間限定ロードショーだというので、観に行った。
主役は塩谷 瞬。先日観た『象の背中』にも出演していて、そのことを日記に書いたら、悪質なコメントが入ったので、ひがみも含めてけっこう人気があるらしい。でも、この役はミュージシャンを目指すということで中途半端な長髪。今度公開になる『ロボ☆ロック』でも主演する塩谷君だが、その時の短髪の方が素的だ。劇中の歌も彼が歌っているのだろうか。いかにも俳優っぽい歌声。という描き方は非常に失礼だが,俳優が趣味で音楽をやっている人たちはかなり傾向が似ていると思う。その彼の歌声に,しほりちゃん演じる聾唖の少女が聴き惚れてしまうという設定。
塩谷を含む若者たちはアルバイトでビルの窓掃除をしている。夢を抱いて頑張る若者たちの物語。やっぱり1週間限定上映に相応しいかな。かといって,レイトショーには似合わない爽やかさだし。まあ,こういう映画があってもいいと思う。
講義後に急いで渋谷に移動。先日書いたように,前売り券を買った作品が1つの劇場でのみ,1日1回上映でなかなか観る機会がないってことで,多少無理をして講義後に観ることにした。

渋谷ユーロスペース 『ナルコ
フランス映画。ナルコレプシーという,どこでも発作的に睡眠状態に陥ってしまうという病気を持った男性が主人公。もちろん,そんな人は普通の社会生活を送れるはずがない。自動車を運転しようものなら自殺行為だ(でも,なぜか1度だけ一人で運転するシーンがある)。しかし,かつては漫画家も目指した絵の技術を持つ彼は,ある日ひらめく。そう,彼は急速に眠りに落ち,そして目覚めるために,眠っている時に見る夢をきちんと覚えているという特技があったのだ。
夢は小説に似ている。現実世界では目の前にいる人物がこれから何をし,何を話すのか,言い当てることはできない。それは他人には他人の意思があって,それは私が考えているものとは違っているからである。しかし,夢の中では他人は他人で勝手な行動や言動をとる。でも,夢の中の他人は意思を持っているわけではなく,かれらの行動や言動は全て私の意識・無意識のなかにあるのだ。それでいながらその行動・言動を予測することはできない。つまり,現実世界で予想する以上の出来事が夢の中では絶えず行われているのだ。夢とは発想の宝庫である。
まあ,映画として映像化された夢はあまりに陳腐なものではあるのが残念だが,脚本の発想自体はとても面白い。夢の内容は『恋愛睡眠のすすめ』の方が圧倒的に面白いです。
そして,結末がいいですね。結局,元通りの平凡な生活がやってくるところでハッピーエンドなんです。

さて,この日はもう一つ目的があった。映画の後,ライヴを聴きに行くでもなく7th floorに行く。そもそもこの日はDJイヴェントで,椅子と机が取り払われたフロアで人々が踊っていました。私は楽屋を通って階段で半階上ったところにある事務所で店長さんと会いました。いままでお店では見たことがない完全なる裏方。しかも,若くてかっこいい男性。実は私企画のライヴイヴェントを7th floorでやらせてもらおうと相談に行ったのです。それから出演者交渉も思うように進まないので,まだ詳細は明かしませんが,なかなかやり手な感じの青年です。私はあまりこったイヴェントにするつもりはありませんが,なんでも相談に応じるとのこと。

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コメント

「7th floor」での企画ライブというと、僕は五島良子さんの公認サイトをやっているドシルさんが日曜日の昼に貸切でやったイベントに行ったことがありました。改装前の「7th floor」で確か50人限定、軽食&ドリンク、お土産付で4500円位だったと記憶しています。プロデューサー秘蔵のお宝プレゼントなどとても魅力的な企画でした。僕はお土産のタオルに五島さんからサインをしてもらいました。
ナルセ企画はいかに? casaにhitmeとか、canappecoに扇谷一穂あたりだと行きたいですね。橋本歩さん絡みも大歓迎ですが。

さて、その橋本歩さんの参加するair plantsが11月12日に「恵比寿・天窓Switch」でやったライブに行ってきました。お客さんは比較的静かに聞いていましたが(東京らしい?)なかなか良かった。共演のピアノ泰樹さんは、高宮マキや松本英子のサポートで何度か演奏を聞いたことがありましたが、ソロのステージだと独自の人柄が出て面白いと思いました。終演後は歩さんだけでなく、阿部美緒さんとも少しお話。葉葉さんのサポートの話などをしました。その阿部美緒さんのソロユニットのライブは、tico moonやQuinka, with a Yawnと対バンなので行きたいのですが、品川教会の畠山美由紀とバッティングではいかんともし難い。11月21日のナルセさんは果たしてどちらに。そういえば、鈴木亜紀さんの聖蹟桜ヶ丘は中川五郎さんたちと一緒ですね。

投稿: TOPS | 2007年11月15日 (木) 12時03分

私も高宮マキさんがゲストヴォーカルで出演した時に,泰輝さんのソロを聴きに行ったことがあります。かなり面白い人ですよね。

品川教会の日は22日ですね。7th floorも魅力なのですが,美由紀さんの日程を知る前にleyonaのレコ発ツアーに申し込んでいたので,そちらに参加します。
なんだかんだいって,leyonaはBONNIE PINKと並んで,長く聴いているので,重要な時には聴きに行かないと。

鈴木亜紀さんのは先日,お店に行って直接予約してきました。
すごくちいさなお店で,兼花屋さんなんですよ。以前もマルカートさんのライヴで一度行ったことがあります。

なお,14日は歩さんを聴きに楽屋に予約なしで行ったら,ステージの全く見えない位置での立ち見ということで,断念して帰りました。それにしても,あまりにも毎日演奏しているので,歩さんの体調が心配です...

投稿: ナルセ | 2007年11月16日 (金) 07時31分

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