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この時期フリーライヴ多し

12月9日(日)

渋谷NHKスタジオパーク アン・サリー
前日遅かったが、けっこう気持ちよく8時に起床したのでジョギングして、TOPSさんに教えてもらったアン・サリーさんのフリーライヴに出かけた。渋谷のNHKスタジオパークに入るのは初めて。入場料200円かかります。子ども連れを中心にかなり賑わっています。私が到着したのは開演10分前ほどでしたが、椅子も程よく空いていたので、若干後ろ寄りの背もたれのある椅子に座ります。前方にはTOPSさんの姿。
以前からヤマカミヒトミさんの日記で素晴らしいシンガーだということは聞いていた。まあ、それがなくても畠山美由紀さんなど私が聴くシンガーたちと仲が良いので、聴いても不思議ではなかったが、これまで聴く機会がなかった。医師であり母親でありシンガーである、というその多才さをうらやむ気持ちがあったのかもしれない。登場したアン・サリーさんはジャケット写真などで知っているその通りの人物。可愛らしい衣装で屈託のない笑顔で登場します。サポートは笹子重治さんのギターのみ。もう、それだけで十分ですね。
歌いだした途端になんだか納得。3つの肩書きってのは彼女の中では全てつながっているんですね。畠山美由紀さんのように傑出した歌唱力ってわけではなく、非常に親しみやすい歌声。最近「みんなのうた」で彼女の曲が使われるなど、会場に来ていた子どものなかにもアンさんの歌に合わせて口ずさむ子もいるくらい。母として医師として、人にいたわるように優しく接する術を心得ているというわけです。ニューオーリンズの話もしていましたが、もともとは医師として研修のために滞在したとのこと。あくまでもそちらが先にあるんですね。歌は必然的についてまわるという感じでしょうか。今年発売された『kokorouta』というアルバムで、初めて彼女自身のオリジナル曲が発表されたとのこと。参加ミュージシャンは笹子さんのみならず、パンケーキというユニットをやっている、スティールパンの原田さん、ギターの小畑さん、アコーディオンの大塚さんの3人で演奏している曲もあるとのこと。なんだか楽しそうだ。
ということで、演奏は40分弱というところでしたが、初めてにしては十分の内容。意外に曲数も多かったし、トークもけっこうあった。途中ではアンさんが立ち上がってスタジオセットのなかを歩き回るシーンもあったりして、キュートな人です。18日にもport of notesと共演するライヴがあり、料金はかなり高めだが、かなり楽しめそうだ。

私は次の予定があったので、急いで移動。この日は丸ビルでもフリーライヴがあり、フリーライヴのはしご。せっかく東京駅まで行くので、有楽町・日比谷・銀座エリアで映画でもということで、東銀座まで。

東銀座シネパトス 『マリッジリング
全く知らなかった日本映画。映画って2時間以上あるから時間地理学的な制約がけっこうある。いきなり「時間地理学」っていっても分からないと思いますが、要は時間と場所をうまく自分の行動スケジュールのなかに組み込めるかどうかという問題。この日は渋谷か有楽町・銀座かで、しかもNHKでのフリーライヴが終わる13時過ぎから、丸ビルで始まる16時までの間で、電車や徒歩の時間を考慮して、映画館の場所と上映時間を検討し、観るつもりの全くない作品と既に観てしまった作品とを除外すると観れる作品は限られてくる。
シネパトスは非常にマイナーな作品を上映しているので、当たり外れがありますが、本作は一応保坂尚希も出演しているし、原作が渡辺淳一だし。主演は小橋めぐみという知らない女優だが、その他にも高橋一生や中村麻美、矢沢 心など地味にいい俳優が揃ってもいる。ちなみに、渡辺淳一原作ということで、キャッチコピーは「『失楽園』『愛の流刑地』に続く渡辺淳一・禁じられた純愛」となっているが、なんてことない不倫映画です。意図的なのかどうか分かりませんが、非常に古臭い演出でそれがまた新鮮だったりする。さすが、シネパトスだ。

丸の内マルキューブ 坂本美雨
また、東銀座から歩いて丸ビルまで。結局、到着したのは開演10分前。さすがに、ここは集客が良いですね。前方の椅子は既に埋まっていて、立見の中央付近で鑑賞。私の前にいた男女2人の会話を聞きながら開演を待ちます。どうやら女性は埼玉からたまたま出てきたら無料のライヴをやっているというので、ここが丸ビルか新丸ビルかも分からず入ってきた様子。隣の男性は先日のApple store Ginzaでのフリーライヴを見て坂本美雨さんが気に入って聴きに来た様子。彼は東北の出身だが、大学が青山学院大学なんですかね、都心の大学でそれなりにここ最近の人気スポットは心得ている。私が到着した時はしゃべっていなかったのですが、男が女に飴をあげたところから(どうやら雰囲気ではその前に一言二言交わしたようですが)男のおしゃべりが加速します。美雨さんの歌声がどうだの、六本木ヒルズがどうの、新丸ビルがどうの。ちょっと挙動不審なところのある坊主頭ですが、20歳前後と思われるちょっと可愛いこの女性は嫌がることもなく、冷静に受け答えしています。ライヴが終わった後、その2人はどうしたのだろうか。
さて、演奏の方は前回と同じメンバーでほぼ選曲も同じ。MCなどはやはり少しよそ行きですね。でも、こういう広い空間ではなおさら彼女の歌声が響いて素的だ。美雨さんと仲良しの山田タマルちゃんなど遊びに来てないかなあ、と終演後に控え室のあたりを探してみますが、まあ来てないよね。
この日はここで終了。素直に帰路につきます。

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コメント

NHKスタジオパークにナルセさんがいらしていたのは気がつきませんでした。僕はアン・サリーが好きで、ライブにも出来るだけ参加しているのですが、そもそも件数が多くないし、地方だったり、平日の早い時間だったりして機会はそれほど多くありません。今年はこのときが2回目、去年もちゃんとしたライブは2回、畠山美由紀さんのゲストで1回、フリーライブ2回だったかな。今日のPort of notesとの対バンは楽しみですね。一緒に何かやるでしょうか。

そういえば先週末ナルセさんから「lete」の朝日美穂ライブ予約開始のメール、さっそく予約をしましたが、ギリギリだった模様。ほっと一安心。

12月14日、この日は「新宿SACT」で戸田和稚子の北海道キロロでのメンバーが集合してのクリスマスライブがあり、その前に「丸の内○○広場」での土岐麻子のフリーライブへ。新譜が出て精力的な土岐さん、連日のようにフリーイベントが企画されていますが、どうやら行けそうなのはこの日だけっぽいので、仕事を切り上げて出掛けました。6曲で約30分ほどでしたが、座って聴けたし、まずまずでした。戸田さんのライブは想像通り、とてもゆるいイベントでしたが、2ステージで1時間半少々、たっぷり聞けて良かった。ヒマなら一度はキロロで見るのもいいでしょうか。

15日は江古田「マーキー」で辻香織と拝郷メイコの仲良し2マン。オープニングアクトにピアノ弾き語りの長谷川彩。ハーフっぽい容姿、爽やかな歌声とけっこういい感じ。ピアノが上手ではなさそうだけど、いいサポートがいればかなりの線に行く可能性を感じました。辻香織と拝郷メイコは、お互いの曲を1曲ずつ披露。特にメイコがやった「水鏡」が良かった。この歌は池田綾子でも聞いたけど、辻香織の最高傑作と個人的には思っています。楽しいライブでしたが、終演後に一人ひとりとあまり長く時間を取るのはちょっと考え物。こちらはアンケートを渡し、スタンプを押してもらうだけなので、そういう人とサインをしてもらうような人を分けて欲しいと思います。

投稿: TOPS | 2007年12月18日 (火) 12時03分

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