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変わりゆく神保町

12月8日(土)

神保町岩波ホール 『サラエボの花
講義を終えて神保町へ。この日も上映開始ギリギリです。久し振りの岩波ホールですが、やはり土曜日となるとけっこうお客さん入っています。そして、予告編が短いので、危うく本編始まるところでした。
ボスニア・ヘルツェゴビナが舞台。東欧でいろんなことがあった時期、私はテレビなしで過ごしていたので、この辺のことはあまり知らない。10年ほど経ったころから学問の分野でいろいろ語られることを少しは読んできたが、基本的な知識がないのでよく分からないのだ。
この映画は一見、中学生の娘を持った、父親のいない(戦死したことになっている)母親が娘の修学旅行の代金を工面するという日常の一シーンを切り取った素朴な映画のように思える。しかし、この物語の根底には遠くない過去の内戦の傷跡がある。物語を私の拙い言葉で解説してしまうと、その深みが失われてしまいそうなので、やめておこう。『あなたになら言える秘密のこと』はかなりフィクションの要素が多い作品でしたが、本作は非常にリアルに同じような痛みを描いています。
恐らく、ロングランになると思うので、是非神保町まで足をお運びください。
この日は神保町で昼間のライヴがあり、だからこそ岩波ホールまで久し振りに足を運んだ。そして、素晴らしい映画に出会ったので、イヴェントの主催者に感謝せねば。ということで、ライヴ前に古書店を物色。講義後でけっこう荷物が多かったので、あまり買う気にはなれず、この日は成果なし。

神保町Amulet 『レタァ』イヴェント
Quinkaつながりで知り合いになった女性Rさんが編集している『レタァ』という雑誌がある。かなり不定期刊行で、今回が3号になる。若い頃に『Olive』を読んで育った女性に向けて作られている懐かしい感じのラヴリィな雑誌だ。この雑誌のイヴェントということで、様々な展示やフリーマーケットなどが行われる一環で、演奏会があり、Quinkaが出演するというので行ってきた。Rさんに会うのも久し振り。彼女は私と同じ歳なのだが、常におかっぱ頭でとても30歳台後半には見えない素的な女性だが、お子さんもいるんです。このお店はもともとカフェなんでしょうか、ギャラリーなんでしょうか。2階がライヴ会場になり、十数席の座席が用意されていて、最前列が1つ空いていたので座ってしまったが、女性客がほとんどで、子ども連れもいたので、私は立っているべきだったかなと少し後悔。
ラヴ・アタック・イヴ:以前も一度、月見ル君想フで見たことがあり、その時はバンド編成だったが、基本は男性一人ユニットのようだ。見た目どおりの穏やかな楽曲と歌声。本人の性格もそうなんでしょうね。CD購入者には似顔絵つきサインをするっていうから、なかなか面白いです。そして、このイヴェントにはうってつけの男性シンガーかも。バンドよりも一人弾き語りの方が好き。それにしても,このユニット名は「告白前夜」ってことか?
Quinka, with a Yawn:こちらもnordの赤いキーボードで一人弾き語り。やっぱりこういう明るい場所での一人演奏は似合いますね。実は、来年1月に早くもニューアルバムが発売になりますが、この日は新曲はなし。一昨年辺りから弾き語りライヴを始めたミッコさんですが、そして私もその頃から毎回のようにはライヴには行かなくなりましたが、もうすっかり一人演奏も板についた感じで安心して聴いてられますね。特に演奏の技術的にどうってわけではないのですが、ちゃんとお客さんを相手にして自分自身も楽しんでいるのがよく伝わります。
この日は幾人かお友達も来ていたので、ちょこっと居残ってお話して、ミッコさんともお話して、Rさんのお子さんが遊ぶ様子を見てニコニコしたり、という土曜日の昼下がりでした。
今度は下北沢へ移動。mona recordsによってチケットを買ったり、マジックスパイスでスープカレーを食べたりして、ラ・カーニャへ。

下北沢ラ・カーニャ air plants
私が並んでいると、その後ろにはTOPSさん、またその後ろにはスーツ姿のサカウエ君。また、3人揃いました。私とサカウエ君は最前列へ。サカウエ君は相変わらず食べたり呑んだりしています(笑)。
レコ発の7th floorではゲストミュージシャンを招いての豪華なライヴでしたが、今回は3人でしっとりと。レコ発の後、日本全国を回ってきて、3人の息も申し分ありませんね(まあ、この点は以前からですが、さらに輪をかけて)。狭いステージで3人の距離が近いのもいいです。この日のゲストは中川五郎さん。ジョン・レノンファンの歩さんが、五郎さんに「imagine」を唄って!とお願いしたところ、彼流の日本語訳詩をつけて、できたてホヤホヤのアレンジでair plantsの伴奏でハンドマイクで歌います。さすがの五郎さんも緊張していたようで、声と手が震えていました。五郎さんを招いての演奏は数曲でしたが、一人で演奏するときとは少し違って、伴奏の音をしっかり聴きながら丁寧に唄っていたような気がして、この人は本当に音楽が好きなんだな、と感じました。ああいう歳のとり方は理想ですね。
終演後、客席に戸田和雅子さんの姿を見つけ、オオニシユウスケさんと話しているところに乱入。オオニシさんに「君は一体何人いるんだね!絶対に3人くらいいるよね」と私との遭遇率に驚いていた。でも,オオニシさんとはそんなに会ってないし,むしろTOPSさんの方が多くあっていると思うのに。まあ,ともかく戸田さんともけっこう気兼ねなくしゃべれるようになったし,楽しいね。そんなこんなで,ほっておいたTOPS氏とサカウエ氏もまったりと盛り上がっているようだ(恐らく音楽の話だったらサカウエ君はTOPSさんの方が合うのでは?)。ステージ上の後片付けも終わったところで,air plantsの3人に持参したCDにサインをもらう。やっぱり複数人の団体の場合は全員もらわないとね。でも,それが意外に難しい。歩さんが「こちらに加わりませんか」というので,出演者関係者たちによる中央テーブルに加わったものの,まあ話を聞いているだけ。そのうち本格的な打ち上げに移行しそうだったので,またまた3人揃って駅までの道を歩きました。

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コメント

成瀬厚は三人いた! って、目撃情報は影武者だったりして(笑)

この日、サカウエさんとはやっぱり音楽の話をしていました。彼もJAZZ好きとのことですが、不思議とJAZZのライブは被らないですね。ライブハウスの話になって、「ブルーノート東京」に批判的だったのは僕と同じでした。彼の嗜好からするとJAZZじゃないけど、僕の好きなジムノペディやジルデコは合いそうな気がするのですが、今度お会いしたら聞いてみましょう。

12月12日「渋谷DUO」、EAST ENDのGAKU-MC企画というヒップポップ関係のイベントに行ってみました。僕のお目当ては、ここのところごぶさたのSalyu。約3時間の長時間イベントでしたが、Salyuが聞けただけでよしという感じです。7組出演ながらタイトキックスという達者なバンドが通しでサポートし、セットチェンジがなかったのは良かった。Salyu以外では何枚かCDを持っている玉置成実も期待したのですが、歌は思ったより下手だし、MCでもしゃべれないのにはがっかり。ファンの方には失礼ですが、とてもキレイなキャバクラのお姉さんという印象。あとは来年デビューするという話のユナイトバス、西野カナなど退屈でしたが、最後のGAKUで盛り上がって、イベントとしては成功していたように思います。

投稿: TOPS | 2007年12月13日 (木) 12時36分

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