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初めての街2つ

1月27日(日)

前日は早めに寝たので、早起きして朝の準備をひとしきり済ませ、ジョギング。今回は途中に見える小さな公園で壁当て。軟式野球ボールを持参しました。まあ、1球くらい普通に投げられているようですが、完全になまっていますね。でも、さすがに2kmくらい走った後だと、軸足が安定しません。

白楽natane NUU
以前から良原リエさんのblogに登場していたパン屋natane。彼女自身もたまにライヴをやるそうですが、NUUちゃんのライヴがあるので行くことにしました。サポートがリエさんとsmall colorというユニットを組んでいるオオニシユウスケさんなんですね。このお店のこの組み合わせは3回目になるようです。私は当然初参加。
白楽は神奈川大学がある駅。nataneも大学の近くにあります。しかし、ホームページの地図がいいかげんなものだったので、いきなり迷う。早めに行ってよかった。まあ、なんとか軌道修正して到着。到着した頃には随分席が埋まっていました。基本的にパン屋なので、椅子はなし。ビールケースを逆さに置き、その上にダンボールを載せています。250円のパン一つとアルコールも含むドリンク1杯込み。ロゼのワインでパンをいただきます。生地がもちもちしていて、ほんのり甘く、美味しいです。私は男女2人組の隣に座らせてもらっていたのですが、開演直後に女性がやってきて、「あー間に合ったんだ~」と隣の女性が声を掛ける。おいおい、隣いいですかって聞いたじゃないかよ。恐らく、隣の女性はその女性が間に合わないかもしれないから席を取っておくのは迷惑だと考えたんだろう。しかし来てしまったものは仕方がありません。お店の人も申し訳なさそうに(どうやらこの人たちはお店の人と仲がいいらしい)、小さな木の椅子を持ってきて隣の通路側に私が移動します。まあ、しょうがないけどちょっとやるせない気分。
このお店でのイヴェントは完全生音。オオニシさんはアコースティックギターとガットギター2本。最近1stアルバム『うたうの』が再発売されたようで、また今年はデビュー10周年ということで、デビュー当時の曲も多く演奏。さすがオオニシプロ、どんな曲でも素的にアレンジしてきます。そして、この日分かったことはNUUちゃんとオオニシさんが同い年ってこと。昨年で30歳かなあ。そんなNUUちゃん。彼女の歌を初めて聴いたのは辻 香織ちゃんのmona recordsでの誕生日イヴェントだったけど、2005年でしょうか。1年くらいNUUちゃんのライヴに足繁く通ったものの、ちょっとワンパターンな、そして押し付けがましいギャグ的MCでちょっと足が遠のきましたが、最近はいい感じですね。「12345678910」でも「歌いたくない人は決して歌わないでください!」とこれまた強制的な発言ではありますが、小さな会場でのライヴ回数を増やして、よりお客さんとの距離が近くなっているような気もします。以前は毎回のように見ていた常連男性客2人も、最近は必ず見るというわけでもないし(でも、この日は揃って最前列でした)、サポートミュージシャンも柔軟で、いい感じで活動していると思います。また、会いに行くことにしよう。ところで、この日は珍しくオオニシユウスケさんのCDを販売していました。以前に作ったものと、昨年作ったもの、どちらもCD-Rでしたが、値段が分からず、終演後に時間もなかったし、購入は見送りました。ここnataneではいつも置いているらしいので、今度着たときにでも買ってみますか。

この日は演奏後の挨拶もままならず、移動。本当は17時には終わると思っていたのだが、2部制だったし、思いの他オオニシさんも交えたトークも長引いて(でも、面白かったから全然いいけど)、終演がすでに17:40。予定より20分遅れでしたが、菊名で特急に乗り換え、中目黒で日比谷線に乗り換えて、北千住からそのまま東武伊勢崎線に入り、西新井まで。なんと、中目黒から50分ほど座ったままです。大学1年から2年生までは埼玉の実家から都立大まで2時間弱かけて通っていたために、西新井駅は毎日のように通過していたわけですが、降りるのは初めて。こちらのお店の地図はある程度親切だったのですが、もう夜になっているし、駅前に巨大なマンションが建設中だし、商店街は次々とお店が閉まっていくし、だんだん不安になりながら歩いていると(なかば走っています)、ようやく目印の交番を見つけ、安堵。素的な一軒家のジャズカフェにたどり着きました。

西新井カフェ・クレール 松下美千代
開演時間から20分遅れで入ると、既に演奏中。でも、1曲目だったようです。この日は実家が近くにあるという松下美千代さんのトリオ。最近やっているメンバーではなく、2003年に作ったCD『Infinity』でデュオを組んでいるベーシスト矢野伸行さんと、随分前からの知り合いながら10年ぶりくらいに再会して久し振りに一緒に演奏するというドラマー大井澄東(すみとと読むそうです)さん。この日の美千代さんは女性らしい柔らかい衣装で、曲目も比較的ゆったりとしたスタンダードが多かったようです。CDに収録されたオリジナル曲「Snow」と「犬とおじいさん」も演奏しましたが、やはりライヴは良いですね。穏やかな曲ですが、迫力があります。お店も素的な空間で、ゆったりとしていていかにも喫茶店的な料理も美味しいし、お客さんもお店の常連さんを中心に多様な人々。やっぱり来て良かったと思う。美千代さんも一人ひとりのお客さんに声を掛け、その心配りも素晴らしい。私も随分お話させていただきました。
ちなみに、このお店にはけっこう有名らしい若き女性サックス奏者矢野沙織さんのCDが揃って売られています。前に、このお店で松下美千代さんのライヴに沙織さんがゲスト出演したって話は聞いていましたが、このお店では定期的にライヴをしているようです。むしろ、有名になる前からここでやっていたんでしょうね。なかなか微笑ましいです。今度美千代さんと一緒にやる時は聴きにこよっかな。
いやあ、それにしても遠い。帰りも1時間半でしたが、かなり長く感じました。持参した本も読み終わってしまい、困ったものです。

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コメント

NUUちゃんが30歳のバースデーライブをやったのは一昨年の夏だから、今31歳ですね。僕がオオニシユウスケさんを観たのは、松本英子が最初でしょうか。辻香織が「SPUMA」でマンスリーライブをやっていたときに、ゲストが松本英子と良原リエで、そのときからはしっかりと印象があります。
売れると大きなハコにしか出ないというミュージシャンが多いなか、JAZZのミュージシャンは一部を除くと、それほど大きくないライブハウス等でも演奏する傾向にありますね。だいたい、一般の人に顔の知れている人というと、渡辺貞夫、日野皓正、坂田明、綾戸智恵ぐらいで、小曽根真、寺田尚子、大西順子あたりでもふつうに街を歩けるんじゃないでしょうか。

1月30日「東京国際フォーラムA」アンジェラ・アキのツアーファイナル2days、チケットが取りやすいだろうと初日に。先行予約で手に入れたのは2階席の3列目というとても観やすい席でした。さて、ライブはバンドメンバー3人だけのシンプルな構成、弾き語りは4曲だけでしたが、いつも通りMCが長く、結局終了したのは22時と、3時間近い長丁場でした。彼女は中島みゆきや篠原美也子、平井堅などと同じく、歌としゃべりではキャラが全く違うタイプで、関西人ではないんですが、aikoや綾戸智恵のような押しの強さを感じます。個人的にはもっと、さっとシンプルなライブでじっくり歌を聞かせてもらいたいのですが、自己顕示欲だけじゃなく、サービス精神旺盛な彼女たちには無理な相談というものでしょうか。

投稿: TOPS | 2008年1月31日 (木) 13時56分

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