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散歩日和

2月7日(木)

先週ひざを痛めてから、ジョギングはちょっとお休み。やっぱり寒い時に関節は大切にしなきゃ、とかなんとか理由をつけてですが、まあ別にそんなに無理するほどのことでもないし、また暖かくなったら始めましょう。ということで、午前中に出かけて映画2本。午後から観る作品を受付しておこうと、テアトル新宿に行くと平日の午前中らしからぬ人の列。どうやら『空の境界』というアニメ映画の前売受付だったらしい。

新宿ガーデンシネマ 『子猫の涙
まず、観たのはこちらの作品。私の好きな脚本家、今井雅子さんが脚本協力をしているということで、観ることにした。これは1968年のメキシコオリンピックで銅メダルを獲得したボクシングの森岡栄治という実在した人物をモデルにした作品。1970年3月に生まれた治子(はるこ)という少女の視点から描かれます。彼女は私と同い年。ついでに大阪出身の今井雅子さんも同い年。まさに、大阪を舞台としたこの少女の視点に立てる脚本家として選ばれたのだろう。森岡栄治を演じるのは武田真司。彼は普段からスリムな引き締まった体をしていますが、ボクサー役ということで、相当トレーニングを積んだんでしょうね。体つきも試合も相当それらしく見えます。治子を演じるのは、私は『みづうみ』という作品で見たことのある藤本七海ちゃん。その作品の時はけっこう面白い顔しているなあ、と思ったが、すっかり可愛くなっています。まあ、映画自体は大したことありませんが、七海ちゃんの存在だけでも十分観る価値はあります。そして、重要なのはその色彩。途中、ちょうど治子が生まれた年に開催された大阪万博の記録フィルムが流されるのだが、恐らくそれを意識していて、その色彩に近い、コダック調のというのでしょうか、あるいはサイケデリックな雰囲気というのでしょうか、ちょっと原色に近い雰囲気がよく出ていて、無理なく時代感が出ています。CGで具体的な時代のシンボルを登場させると私のような観客はすっかり興ざめしてしまいますが、さりげない洋服のチョイスとか、色彩感とかこの作品のような手法はとても良いですね。栄治の愛人役には広末涼子。その他にも配役はとてもいい感じです。落ち着いて観られる作品。涙は必要ありません。

テアトル新宿 『リアル鬼ごっこ
ちょっとした訳あって,私は現在テアトル系映画館では無料で観られる,ということで,この作品の原作を読んでいたというコウちゃんを誘って観に行きました。原作は『親指さがし』と同じ山田悠介。そのことは観た後に知ったのですが,まあ両作品ともありえない設定ではありますが,辻褄が合わないほどひどい設定ではないので,なかなか楽しめます。
さて,またまた主演は石田卓也君。相手役は谷村美月ちゃんですが,兄妹でしたね。まあ,この作品はその設定がこの作品の全てなので,余計な説明はしておかないようにしましょう。まあ,面倒なだけなんですけどね。まあ,原作もよく考えるし,よく映画化するわ,って感じですかね。平日の昼間っから,けっこうお客さん入ってました。もっと,観た方がいい映画沢山あるんですけどね。

この日は私が夜一人でライヴなので,それまでお散歩。コウちゃんはまだ東京に来て数年で,写真を勉強しているので,東京のいろんな姿をみせてあげようと,新宿から表参道まで歩いて移動します。でも,けっこう彼女が既に知っている場所もあったりして,東京に住んでいてもあまり出歩かない人よりもよく知っているのではないでしょうか。この日は千駄ヶ谷にある,私も以前から気になっていた古い団地に潜入。思ったとおり,良い雰囲気で,団地育ちの私のノスタルジックを呼び起こす場所でした。公園には小さな鉄棒があり,久し振りに懸垂などして,2回しかしていないのにさっそく翌日に筋肉痛です。けっこうあっというまに表参道に到着。ライヴ会場近くのトンカツ屋「まい泉」で食事。
コウちゃんと別れて,FABへ。この日は4組の出演者ですが,eyesという男性ヴォーカルグループ目当てでしょう,女性客が開場前から集まっています。その一方で,トリの一十三十一目当てと思われる男性客の姿はあまりいず。私の整理番号は5番だったので,この女性たちと一緒に入場。

表参道FAB
最前列の中央は女性に占有されたので,ちょっと左寄りの最前列。椅子が出ていたので助かります。
eyes:トップバッターで登場しました。男性3人ヴォーカルユニット。もちろん,伴奏はカラオケです。確かに,3人とも違ったタイプの顔をそろえた美男子,スリム体型。客席もなかなか盛り上がっております。それにしても,この手のヴォーカルグループって一番歌唱力がある人がリードヴォーカルにならないような気がします。それにしても,歌っている本人たちってどんな気持ちだろうと,聴きながら不思議になりました。これが本当に彼らのやりたい音楽なのだろうか。でも,3人で共同生活もしているらしいし,リードヴォーカルはステージ上で汗だくになって歌っている。まあ,私には薄っぺらく聴こえても,そこに誠実さや魂を感じる人もいるんだろう,と考えることにしましょう。
fonogenico:さて,ようやっとライヴで聴く機会がきました。昨年TOPSさんにCDを貸してもらって,その後自分でもミニアルバム『ねがいごと』を購入して,よく聴いていた,男女2人組。女性がヴォーカルで歌詞を書いて,男性が作曲するというよくあるタイプですが,この男性のほうがピアニストってのが良いですね。まさにピアノで作曲したメロディアスな曲がヴォーカル高山奈帆子さんのちょっと甘い歌声にぴったりきます。CDではベースの高井亮士さんや,パーカッションの朝倉真司さんなど馴染みの人たちも参加していますが,ライヴはパーカッションのサポート1人を加えてのシンプルな3人編成。
『ねがいごと』に収録されているPVやblogの写真などで奈帆子さんの顔は見ていましたが,生で見る彼女は予想以上に美しい。というか,キーボードの川口 潤(まさると読む)もかなりの美男子。2人とも若いです。肌がピチピチ。奈帆子さんは声質から想像したとおり,めちゃくちゃ声量があるというわけではありませんが十分素晴らしいパフォーマンスをみせてくれました。『ねがいごと』以外の曲も歌いましたが,これもなかなか。というか,知らない間に4曲入りのCDが発売されていたんですね。こちらにはギターでオオニシユウスケさんも参加していたりして(大西雄介と漢字表記),もちろん終演後に購入。普通に物販に立っていたので,サインもいただきました。さすがにTOPSと名前は挙げませんでしたが「友達に薦められて」といったら,川口さんが「それはいい友達をお持ちで!」っていってましたよ。
Can'non:こちらは一応事前にmyspaceで視聴しました。かなりソウルフルなシンガーだと思いましたが,なんとサポートにwater water camelの須藤君がベースで参加。ビックリです。まあ,曲はともかくグダグダなMCで楽しませてくれました。
一十三十一:銀座のバースデイライヴ以来だからけっこう久し振り。この日もゴセッキーを含むいつものバンドメンバーです。ゴセッキーは新しいソプラノサックスを購入したのでしょうか?さて,1曲目から南條レオ君のギターで一十三十一登場。最近はすっかり見慣れたと思いましたが,やっぱり一十三十一ちゃん,可愛い!いきなりドキドキです。前のライヴから期間があったこともあって,同じメンバーながら,アレンジはかなり挑戦的です。イントロだけ聴いても何の曲だかわからないような大胆なアレンジ。さすが,滝沢スミレと南條レオ。しかし,肝心の最近の一十三十一ちゃんは見ていてかなり不安。歌詞です。「weather report」以降の曲は大丈夫なのですが,それ以前の曲はステージ上で忘れてしまう癖がついているようです。この日も1曲やってくれました。しかも,やり直しても結局忘れてしまった箇所は思い出せず。さすがに2度やり直すのは忍びなく,歌い続けましたが,順序的にも怪しかったような気がします。さすがに,私が六本木で歌詞を思い出させてあげた(?)「プラチナ」は完璧でした。まあ,でも私のような客からすれば,そんなことも含めて彼女のステージは楽しくて面白いので,ある程度は全然かまいません。ちなみに,今年の目標は「歌詞を間違えないこと」だそうです。
アンコールでは「最後だから立っちゃってもいいじゃない?」という一十三十一さんの呼びかけに,私は少し後方に座っていたナオー君にアイコンタクトをして,2人で立つと,あっという間に着席していた人も立ってくれました。こういうの嬉しいですね。結局,eyesやCan'non目当てのお客さんたちも多く残っていたんだけど,男女問わずなかなかいいノリのアンコールになりました。

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コメント

Fonogenicoは高山奈帆子のMCが関西人ぽく、ベタなのと、かなりおしゃれ派なのが嫌味に思う人もいるかも知れませんが、一押しのユニットです。ナルセさんにCDを貸すようなことはほとんどしないのですが、Fonogenicoは絶対気に入るだろうし、ライブもそのうち観るだろうということで推薦、ようやく生で聞けたようで何よりです。彼らとは顔と名前が一致するほどは親しくはありませんが、橋本歩や葉葉ファンの音楽好きのTOPSというとピンと来るかもしれません。僕は何度かライブに行っていて、30分程度のイベントだと楽曲がマンネリという気もしますが、そのうちワンマンもやると思うし、今年を勝負の年にして欲しいです。

Chieさんは女優としての活動経験もあると聞いています。最近では先日のBophanaの3周年ライブの客席で観ました。プラッサオンゼの名物ママ、クラウヂアさんは「チエ!」って、親しげに呼んでいました。僕が以前観たライブでは伊藤ゴローさんがギターを弾いていましたが、今度のツアーは笹子重治さんとか。

2月7日は外苑前「月見ル君想フ」で、東川亜希子、セレン、伊藤サチコなど4組。意外なことに東川さんもサッチャンも「月見ル」には初登場とのこと。新曲を披露した東川さん(眼鏡つながり? 元ゲントウキのベース、イトケンが1曲サポート)、全国ツアーを終えたばかりで気合満点の伊藤サチコもなかなかでしたが、イトケンのほか、藤原マヒトなど豪華バックのセレンがなかなかでした。終演後、物販ブースにいたサッチャンに「今後の予定は?」と振ったのですが、期待していた(フラワーボイスの新ホストで)、「まだナイショだけど、これから一年大役が待っている」という答えは返ってこず、暖かくなる頃までには「ぼちぼち」という返事でした。

2月8日は「青い山脈の会」というカラオケ愛好会(?)の例会でした。9日、10日と「フラワーボイス」や「歌種」をPASSして、ナルセさんと同じく「畠山美由紀にASA CHANG&ブルーハッツ」「高橋ちかの初ワンマン」とナルセさんと同じライブへ。昨日も「チョコパッニク」、明日は「神南丘音楽会」、あさっては「山田タマル」と続きます。詳細はまた。

投稿: TOPS | 2008年2月12日 (火) 15時32分

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