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贅沢すぎるライヴ

2月9日(土)

また週末に雪の予報。しかも、また横浜まで行く日に。なので、横浜で映画一本。

横浜ムービル 『陰日向に咲く
岡田准一主演、劇団ひとり原作の映画。宮﨑あおいちゃんも出ているし、いいかなあと思ったんだけど、私はあまり好きではない。そもそも、公開前は随分話題になっていたようですが、実際の観客動員はどうなんでしょうね。この日もあまり客席は埋まってませんでした。岡田君はギャンブル癖が抜けないダメ男役。その父親が三浦友和だったり、伊藤淳史演じる芸人のなれの果てに浮浪者になった男を西田敏行、なぜか全く違うストーリーで塚本高史と平山あやなど、出演者が豪華なんだけど、誰一人としてその良さが発揮されていないような気がする。良かったのは緒川たまきのストリップシーン(もちろん下着姿ですが)くらいだろうか。私的には岡田准一に思いを寄せる職場の同僚を演じている平岩 紙くらいだろうか。彼女をもっと前面に出せば面白かったと思うんだけどね。まあ、あくまでも私の趣味ですけど。まあ、あおいちゃんはさすがか。それにしても、登場人物が知らないところで全てつながっている、っていう設定はいい加減やめてほしい。まあ、多少は面白いが、本作はこんな偶然ありえないって感じなのでうんざり。ちなみに、この監督、『そのときは彼によろしく』の監督でもあるんですね。この作品はけっこう好きだったのに。

まだ雪は降っていなかったので、そのままあるいてみなとみらい方面へ。まだまだ開発は続きます。ちょうど横浜駅とみなとみらい地区の中間にあたる新高島駅近くにできたのが横浜BLITZ。私が行くのは初めてです。

横浜BLITZ 畠山美由紀 with Asa-chang & ブルーハッツ
私の整理番号は173番でしたが、3列目が確保できました。はじめはステージ左寄りに立ってみたのですが、右前方の男たち集団の存在が邪魔になりそうだったので、冷静にステージ上の配置を確認し、セネガルに帰国中のラティールに代わってパーカッションに入った山口ともさんの側にいってみました。ここは前方に女性が多く、とても見やすそうだ。それにしても、スタンディングのライヴで待ち時間1時間は辛いね。
Asa-chang率いるビッグバンド、ブルーハッツ。数年前にゲストヴォーカルでleyonaや小島麻由美、TOMOVSKYを招いてのライヴがあったが、私は行っていない。その日限りのバンドということだったようですが、そのDVDを観て惚れ込んだ畠山美由紀さんが、自分のカヴァーアルバムをかれらと録音することとなり、それに伴って、今回のレコ発ライヴとなったわけです。
このバンド,ドラムスにパーカッション,ピアノにコントラバス,ギター,トランペットとトロンボーン,ヴァイオリン,チェロが2人ずつ,アルトサックスにテナーサックス,バリトンサックスとしめて16人編成。私が知っているだけでも,ピアノ鈴木正人,コントラバス熊坂義人,ギター塚本 功,トランペット島 裕介,トロンボーン浜野謙太,ヴァイオリン岡村美央,チェロ徳澤青弦,パーカッション山口とも,という感じ。むしろ私が知らない人の方が有名だったりする。
もちろん,この日のヴォーカルは畠山美由紀さんオンリーです。と,実はこのバンドには専属MCがいて,敷島親方でした。そして,彼も1曲美由紀さんとデュエットし,自分の曲も披露しました。たまに美由紀さんが抜けることがありましたが,なんとその間に衣装換え。まさか,アンコールでまた違う衣装で登場するとは思いませんでした。合計3着ですね。
結論から書くと,途中から私は楽しむことよりもじっくり聴くことを選びました。確かに美由紀さんの言葉を使えば「音厚=音圧」のすごさを身体に感じるだけで楽しくなってきますが,ただ音が多いとか大きいだけのライヴだったら他にもあります。しかし,この面子によるこのビッグバンドはその音質が半端ない。メジャーのCDはちょっとしたポップスでもストリングスを入れて,ホーン隊を入れて豪華に作りますが,この両方が生で同時に入るライヴなんてなかなかありません。普通にCDを聴くように聴いてしまってはもったいないと気づきました。
そのことに気づかされたのが,美由紀さんのオリジナル曲(といっても作詞原田郁子,作曲永積タカシ)「愛にメロディ」だった。そして,その少し後の「春の気配」と「クレマチスよ」の展開はたまりませんでしたよ。leyonaが歌いそうな曲でこのバンドってのも聴いてみたいものではありますが,やはりなんといってもこの日は美由紀さんのために皆が結集し,そして鈴木正人氏が編曲したということで,もう美由紀さん以外にはありえない素晴らしいバンドであり,また美由紀さんの素晴らしさを改めて感じさせるパフォーマンスでした。もちろん,小ネタも沢山用意され,意外にAsa-changは裏方に徹していたように思います。昨年のleyonaライヴでお休みしたラティールの演奏も聴きたかったけど,タップダンスを披露したり,時にはマラカス両手にきざに踊ったりというともさんのパフォーマンスも見逃せませんでした。そして,そのともさんのアシスタントとしてモダーン今夜のドラマー岡部量平君がセッティングしているのも。
これ以上詳しく書こうにもmikeさんにはかなわないので,この辺にしておきましょう。ほぼ2時間キッカリのステージ。さすがにもうおなかいっぱいです。贅沢すぎますね。これはオリンピックと同じく4年に1度くらいでいいのではないでしょうか(別にオリンピックになにも思い入れはありませんが)。

外に出ると大雪。開演前にBLITZ近くのショッピングモールで見つけたジャケットをもう一度見に行こうと,みなとみらい方面に歩くが,既に閉店。大人しくそのまま帰ることにしました。

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コメント

やはり2階席ではそれほど音圧が感じられず少し残念でしたが、夢のようなアーティストの共演をじっくり見れたのが救いでした。
リャンペイ君が居たのは気がつきませんでしたよ。Praca OnzeでのBophanaライブにゲストでよく参加するリャンペイ君ですが、去年のBopana@UNITでは彼の隣で見ていたっけ。で、この次の日はBophanaとアン・サリーのジョイントを江ノ島まで見に行きました。

投稿: mike | 2008年2月13日 (水) 22時59分

昨日はナルセさんと同じく昨秋から延期になった、おおはたさんと竹中絵里の2マンへ。セッションもあって楽しいライブでした。実は緊急の仕事で18時40分まで会社、「egg man」に着いたのは19時20分でしたが、まだ2曲目だったようで、助かりました。fujisawaさんがいたので聞いたのですが、19時過ぎについたら、椅子が埋まっていたそう。今日も仕事が遅くなりそうですが、銀座で20時だと19時35分に出ればいいので、何とか間に合いそうです。

ところで、ナルセさんは3月20日は「7th floor」の戸田和雅子でしょうか。「ラカーニャ」ではリクオさんのワンマンもあるので、どちらかというとそちらがお奨めですが、僕は「晴れたら空に…」の比屋定篤子さん(ゲストSaigenji)に行くつもりでいます。

投稿: TOPS | 2008年2月14日 (木) 11時59分

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