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春,新芽

わが家の苔玉です。

20080307

3月4日(火)

吉祥寺strings Asa festoon
今年は東京ライヴ強化ということで、毎月1回は行いたいというAsaさん。先月プラッサオンゼに行ってとってもよかったので、また来てしまいました。ピアノの太宰百合さんはもちろんのこと、ヴァイオリンのmaikoさんもゲストで出演するってことで、見逃せません。パーカッションは萱谷亮一さんという人。控えめな印象がいいですね。この日は女性3人で華やかです。そして、もちろん演奏も素晴らしかった。選曲もプラッサとはかなり違って、カヴァー曲も多く、MISIAの「everything」や松任谷由実など、またまたベタなポップスってところが素的なんです。もちろん、プラッサでの電子ピアノとは違って(前にも書いたようにこちらも素的なんですよ)、グランドピアノでの太宰さんはやはり格別。maikoさんの出番も多かったし、萱谷さんのパーカッションもやっぱり控えめな感じがバランス的にとても良かった。ところで、maikoさんはやはりリーダーバンドのときとは違ってとても冷静。いろんなところに気を遣いながら演奏しています。けっこう客席も見ているんですよね。何度か目が合いました。
この日は久し振りにサカウエ君と一緒だったので、あまり長居はせずに帰宅。帰り際に太宰さんに「今日は帰るの早いね」といわれてしまった。4月は残念ながら行けませんが、ぼちぼちニューアルバムのことも考え始めたらしく、楽しみです。

3月6日(木)

銀座テアトルシネマ 『4ヶ月,3週と2日
カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したというルーマニアの作品。『息子のまなざし』も主演男優賞を受賞しているし、カンヌはこういう「痛い」作品が好きみたいね。ちょっとネタバレでいきますのでご注意を。
予告編では主人公の女性がなにか訳ありの数日間を過ごす、ということしか分からない。この訳ありの行動、ルームメートの女性が妊娠してしまい、違法で子どもをおろすというもの。映画自体では語られないけど、1980年代という東欧にとっての暗い時代背景があり、人々の行動に大きく制限がかかっていた時代の出来事だったらしい。この秘密裏の行動も、この妊娠した女性のいい加減さによって、思ったとおりに事が運ばず、さまざまな不測の事態に陥りつつ、主人公はそれらを切り抜けていく。ちょっとショッキングなシーンありの、なかなか重たい映画です。

渋谷ル・シネマ 『トゥヤーの結婚
うーん、こちらもちょっとテーマ的には重いかな。モンゴルの遊牧民が舞台。毎日3度、3時間かけて水を汲みに行くという生活ですが、娘はローディに乗って遊んでいるというところが面白い。実は、主人公トゥヤーを演じるのは中国の女優、ユー・ナン。作品ホームページを見ると、美しい女優さんだということが分かる。でも、本作ではもちろん厳しい自然にさらされた焼けた顔と、下半身不随の夫を養うために労働に励むたくましい体とが目立つ。彼女の他のキャストはほとんどモンゴルの人のようだ。
労働のできない夫と2人の子どもを抱えての毎日によって彼女の体は消耗しつつある。そこで、夫の姉が提案したのが離婚して新しい夫を迎え入れること。姉は夫を引き取るといっているが、トゥヤーは夫も一緒に生活することを条件に結婚相手を探す。求婚者が次々と現れるが、なかなかうまくはいかない。最終的にはほろっとさせられる結末なのだが、それでも万時うまくいくわけでもない、ってところを匂わせて終わっているところが、なんとも面白い。そう、本作はテーマは重いものの、嫌な感じはない。それにしても、最近モンゴルを舞台にした映画多いな。ちょっとステレオタイプ化している気がするので、今度はもっと違った視点の作品が観てみたい。

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