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2008年度開始

4月10日(木)

渋谷シネ・アミューズ 『ジェリーフィッシュ
『迷子の警察音楽隊』に続いてイスラエル映画。イスラエルというとパレスチナ人側からすると悪の国家だが,やはりそこに暮らす人が全て悪人であるわけではない。世界を知るって,とても難しい。
さて,本作は10年前くらいにいろんな国で流行った,緩やかに結びつくオムニバス形式。主人公は結婚式場で働く女性。恋人が去るところから物語は始まる。住んでいる部屋は雨漏りがひどく、職場はクビになり、怪しげな少女と出会い、預かることに。でも、その少女もいなくなってしまう。彼女が働いていた結婚式場で結婚式を挙げた若いカップルは、新婦が足を骨折してしまい、新婚旅行の海外旅行はキャンセル。国内の海の見えるホテルで我慢するが、いい部屋は取れず。てな具合で、なにやらうまくいかない人生の一コマ一コマを描きながらも、なんとなくそんな人生にも幸せを感じさせてくれる素的な映画です。
ジェリーフィッシュといえば、海に浮かぶゼリーということでクラゲのことですが、以前ここシネ・アミューズに併設されていたカフェがなくなり、ロビーが広くなったわけですが、そこではクラゲの写真展開最中。ところで、「ジェリーフィッシュ」といえば、フルカワモモコさんのアルバム『美重箱』の1曲目に収録されている名曲。後日、Quinkaのワンマンでモモコさんにお会いした時にそんな話題をしてみました。映画好きの彼女ですが、まだ観ていないとのこと。「私に断りもなく、こんな映画公開してねえ」とか「広くなったロビーで歌わせろ!」などと面白い会話でした。

さて、映画の後、急いで白金高輪に移動。以前、扇谷一穂さんが個展をしたroom021というギャラリーで、また個展が開催されるということで、調べていたら、なんと今会期中なのが、naruseという服飾デザイナーさんの新作発表がなされているということで、恋人を連れて訪れてみました。とても可愛らしい服ばかりで、私も欲しくなりますが、さすがにここまで女の子っぽいのは着られません。といっても、生地に柄はほとんどなく、色も素朴なものばかりです。デザイナーの成瀬文子さんがいらしたので、名字ネタで盛り上がります。宝塚在住とのことでしたが、親戚以外で成瀬さんに会うのは初めてとのこと。私の両親は大阪なので、関西にはそれなりに多いと思っていたが、そうでもないらしい。

さらに急いで市ヶ谷に。この日は法政大学「地理学I」の初日です。50人くらいの学生が来てくれました。まあ、年度はじめはこんなものです。やはり女性は少ないですね。一通りのガイダンスの後、出席に一言書いてもらいましたが、予想したよりは反応がよさそう。何人かは話しかけてくれて、幸先いい感じでしょうか。
この日のライヴは吉祥寺ですが、またまたJR中央線が午前中は不通で、午後になってもダイヤ乱れが解消されないというので、渋谷を経由して井の頭線で。雨の日に困りますね。そのとばっちりで京王線や井の頭線にも若干のダイヤ乱れが。stringsについたのは開演ギリギリでした。

吉祥寺strings 太宰百合strings trio
実はこの日は恋人が講義を聴いていたので、ここまでずーっと一緒。当初、ライヴは一人の予定でしたが、着いて来てしまいました。でも、太宰さんは先日の汐留で聴いているし、橋本 歩さんもblues alleyで経験済み。まあ、どちらも本領発揮というステージではなかったので、この日のステージは楽しんでもらえるはず。一人での予約席はこの週の2回と同じようにピアノ脇の席だったので、2人が並んで座れる後方のカウンター席に代えてもらう。やっぱりこっちの方が良いですね。
さて、改めて紹介すると、今回ようやくstringsの井上さんによって命名されたというこの女性3人トリオは、ピアノの太宰百合さんを中心に、チェロの橋本 歩さん、そしてヴァイオリンのmaikoさんという編成。年初めに続いて2回目の組み合わせですが,太宰さんを中心として,maikoさん,歩さん,そしてオーボエのtomocaさんのトリオ組み合わせはいろいろ見ているので,2回目という感じがしない。まあ,ともかくトリオジョイナスもAsa festoonさんの時もそうだけど,太宰さんの周りに集まるミュージシャンたちはどなたも素晴らしい人ばかりなので,本当に安心して聴けます。この日はmaikoさんのCDにも太宰さんのCDにも入っているピアソラを,しかもピアソラがこの編成のトリオのために書いた曲ってのを演奏してくれる。他にもジャズのスタンダード曲で,歩さんがチェロでベース音を出したり,見所,聴き所満載。恋人も気に入ってくれたようです。
終演後に歩さんと私の誕生日ライヴの打ち合わせをちょっとして,もっとゆっくりお話していたいところですが,翌日も仕事なので,それなりに切り上げて岐路へ。

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コメント

扇谷さんのイベント、今夜はパテーィがあるので顔を出したいと思います。特に絵には興味あるし、販売もするようですが、欲しくなるようなものがあるでしょうか。

昨日は渋谷「DUO」でGAKU‐MC主宰によるFOOT MARKというイベント、去年の12月に続いてSalyuお目当てに行きました。前回と同様に、とにかくすごい人で、19時半開演で休憩やセットチェンジなしで3時間半、終了は23時近くになっていました。前回はお笑いタレントがオープニングアクトで出たり、GAKU氏もスーツ姿で登場したりしたのですが、今回は最初からいつものサッカーウェアで登場。この方が、出演者多数のイベントにはいいでしょうね。日乃内エミ、日華、Miss Mondayなどヒップポップ系でなじみの薄い歌手でが続いてやや退屈気味でしたが、椎名純平のステージがなかなかでした。MELOW YELLOWのあと、いよいよSalyu。僕は楽屋に入る通路の近くにいたので、Salyuが中に入ったときに気がついていましたが、この日の髪型はUPにしておだんごを乗っけたようなスタイル、これが可愛い。山下達郎の『蒼茫』やジョニ・ミッチェルのカバーも悪くありませんでしたが、オリジナルの2曲『name』と『To U』が聞けて満足。前回の『VALON』のようなサプライズはなかったものの、彼女が歌い出した瞬間につくり上げる世界はこうしたイベントでも充分に発揮されていました。ステージと客席が近いのもまた、ダイレクトにオーラが伝わってくるようで嬉しいもの。GAKUのステージのあと、アンコールは全員での大合唱大会でした。Salyuが出るなら、また来たいと思いました。

投稿: TOPS | 2008年4月18日 (金) 12時53分

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