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連休最終日

5月6日(火,祝)

この日は朝から映画を観るつもりで,渋谷文化村ル・シネマへ。するとエレベータ待ちの長蛇の列。結局なぜかは分かりませんが,この日はファンサーヴィスデイということで,料金が1000円だったということです。特に目当てで行った『ジェイン・オースティンの読書会』が混雑しているようで,思い出したように,Q-AXでやっている『伊藤の話』に予定変更。こういうこともあろうかと,事前に購入した前売り券を持参していたし,この作品はモーニングショーとレイトショーのみ公開で,もうそろそろ上映終了だったのだ。

渋谷Q-AXシネマ 『伊藤の話
この映画を観ようと思ったのはただ一つの動機。主演が温水洋一氏だからだ。さまざまな作品でダメ男を演じさせたら右に出るものはいない温水洋一。主役でどんな活躍をみせてくれるのか。しかし,甘くみてはいけません。この作品は,明治期に日本に来て日本に魅せられて帰化をして「小泉八雲」という名前を手に入れた作家,ラフカディオ・ハーン原作の「伊藤則資の話」をもとにしている。ラフカディオ・ハーンって名前しか知らなかったけど,「耳なし芳一」の作者だったんですね。
しかも,ちょっと調べたら,怪談物の話もいろいろ残していたとのこと。この映画『伊藤の話』もちょっとそんな雰囲気に仕上がっていますが,どれだけ原作に忠実かどうかは分かりません。訳の分からないストーリーに恋人はイマイチだった様子。確かに,温水さんのよさが十分に活かされた主演ではなかったような気もしますが,私はこういうのも嫌いではありません。そして,意外にも田丸麻紀さんがなかなか魅力的でしたよ。
渋谷をグルグルして,ランチをして,恋人は東京ミッドタウンである湯川潮音ちゃんのフリーライヴへと出かけていきました。私は夜のライヴの前に映画をもう1本。

渋谷イメージフォーラム 『タクシデルミア
思い返すと,わけの分からない映画2本立てでしたね。こちらはハンガリー映画。親子3台の物語なんだけど,別にそのつながりがどうのこうのっていうのではない。とにかく奇妙な人たちが一杯出てくる映画。2代目は大食い大会出場選手同士の結婚。しかも,単なる大食いではなくどうやらスポーツとして認められた競技だとのこと。競技直後に食べたものを吐き出すのもテクニックのうち。いかに上手く吐き出して次に行くかという戦い。その嘔吐物は恐らくCGです。100年前からの設定なので,映像は非常に素朴なヨーロッパの田舎町なんだけど,意外にも要所で特殊映像が使われています。現代になって3代目。超肥満の両親を持ちながらも,自身は食べることに全く興味がなく,剥製に取り付かれる。それを職業にしているわけですが,自分の足で動くこともできなくなった父親の面倒を見ながら,ちょっとした喧嘩をして,家を空けていた隙に,父親の突き出した腹が飼い猫に食いちぎられてしまう。三代目の男はその父親を剥製にし,それだけで飽き足らず,というか父親を死なせてしまった報いなんでしょうか,特殊な機械や薬剤を用いて自分自身を生きたまま剥製にする,というのがラストシーンです。非常に衝撃的ですね。内臓を一つ一つ取り除くその映像はとてもリアルです。さすが,東欧のセンス,脱帽です。

南青山MANDALA 拝郷メイコ
拝郷メイコさんが30歳を迎えるこの誕生日に2デイズのワンマンライヴを開催しました。この日はまさに誕生日。前日が20歳台最後の日ということで,ハシケンさんと同じ趣旨のワンマン企画ですね。全員が着席できていたので100人程度かと思いますが,なんとそのうち80人弱が両日参加のようです。そして,またまた開場を待つ列に誕生日のメッセージカードを書いてくださいという男がいる。そういえば,湯川潮音ちゃんの初ワンマンライヴの時にTOPSさんが色紙を書いてくださいとやっていましたが,TOPSさんが完全に個人的活動だったのに対して,こちらはスタッフも巻き込んでのサプライズ企画。といっても,ハセガワミヤコ周辺の女性シンガー好きのファンたちはそもそも共通しているし,やることも一緒だ。どうも,私はこれには賛同できない。誕生日を祝うのは人それぞれのやり方でいいと思う。あんなに大々的にやられたら,よっぽど本人と親しくない限り個人的にプレゼントを用意するというのはやりにくい。まあ,そんなことはいいですね。
私は2日連続参加の整理番号が終わってすぐの番号だったので,いつもは通路になるところに置かれた小さな椅子に座ることができた。比較的近くでステージもよく見える,ステージ向かって左側です。この日はいつものギター内田さんとキーボード桜田さんに加えて,なんとパーカッションが入倉リョウ氏。すっかりこの近辺で忙しくなってしまいましたね。そして,この日はスペシャルゲストでピアニストがやってくるとのことですが,パンフレットには「ミスうふふ」とか書いてあって,ハセガワミヤコであることはバレバレ。
まあ,ともかくBOXXなどのスタンディングの時はバンドの音が大きすぎて,盛り上がり優先でイマイチメイコちゃんの歌声が聞き取りにくいことがあったりしますが,やはりこのMANDALAという場所柄でしょうか,あるいはパーカッションが入倉氏だからでしょうか,ほぼ同じバンドメンバーながら,音のバランスがナカナカ良くて,メイコちゃんの歌声の映えるステージになりました。中盤ではハセガワミヤコの登場で,メイコちゃんの一番好きなミヤコちゃんの曲「満ちてゆく」を披露したり,ミヤコちゃんとリョウ氏のアイコンタクトなどの見所もありました。ちなみに,姉さん女房になるんですね。久し振りの拝郷メイコでしたが,たっぷり楽しめる素晴らしいライヴでした。

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コメント

前にも書きましたが、潮音ちゃんの初ワンマンでは、めったにやらないようなことをしました。色紙は吉野友加さん経由で潮音ちゃんに渡る前に一般のファン以外にも関係者の多くの方に寄せ書きをしていただいたそう。結果としては相当数(40~50人?)の方に参加していただいて、「家宝にします」と潮音ちゃんからコメントをもらえたのが嬉しかったし、ファン冥利に尽きるというものです。
その湯川潮音ちゃん、英国へ録音に行ったアルバムのリリースも近づいていて、活動が活発です。クマ・ハラダさんが絡んでいるようなので、今年は高宮マキさんと潮音ちゃんの2マンライブの為にハラダさんが来日するというストーリーを描いています(超希望的観測)。

5月13日、「自由学園・明日館」で湯川潮音。ここのホールでのコンサートは、小島麻由美、野崎美波、naomi&goro、二階堂和美などいずれも印象深いものでしたが、この日も全編、潮音ちゃんの弾き語り、生音というめったに聞けないものでした。柱がじゃまになりそうな2列目の席が空いていたので、前の方で聞くこともできたのも幸いでした。潮音ちゃんは一人でステージ上がった経験がそれほどないし、ギターでちゃんと弾けるレパートリーの限界から、ともすれば単調になりそうなところを、さすが若いときからステージで鍛えられている潮音ちゃんらしく、しっかり持たせていました。アンコールは思わぬリクエスト大会になりましたが、今の潮音ちゃんのファンを知りたくって、「インディアンスミレを聞かせて!」なんて台詞は封印。たっぷり聞けたし、なかなか良かったと思います。来月はどういたしましょう、ってやっぱり参加ですね。

投稿: TOPS | 2008年5月14日 (水) 18時02分

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