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有楽町-市ヶ谷-日比谷

6月5日(木)

この日は午前中に献血。普通血液型というとABOの赤血球型ですが、白血球にも型があるんです。で、私の白血球型は珍しいらしく、型が一致する人は数百人に1人ということで、たまに献血の依頼がきます。特定の患者のために採血するもので、特定の時期に必要となるということで、行ってきました。有楽町の献血ルームに到着したのは予約の時間よりも少し遅れてしまい、平日の午前中だというのにけっこう混雑していたのですが、依頼予約ということで優先的にやってもらいました。

銀座シネスイッチ 『丘を越えて
作家菊池 寛をめぐる人たちを描いた作品。でも、冒頭に「この作品はフィクションです」とある。パンフレットは買わなかったのでそれがどういうことなのか分かりませんが、劇中の台詞で「そんなんじゃ、先生のことを書こうにも書けないじゃないですか」と主人公が言うシーンがあり、どうやら菊池 寛は自伝的な情報をあまり残さなかった作家のようです。だから、彼のことを忠実に描く「事実に基づいた物語」ではなく、そういう生き方をした彼自身の意思に逆らわないように、脚色たっぷりの物語に仕立てたのが、猪瀬直樹による原作じゃないかというのが私の勝手な解釈。書き忘れましたが、菊池 寛に秘書として雇われる女性を演じるのが池脇千鶴。この実在したかどうか分からない人物を中心に描かれます。菊地 寛は西田敏行が演じ、他に西島秀俊なども出ていますが、まあ映画の出来としてはそこそこでしょうか。でも、この時代を描いた最近の映画としては、映像に変な違和感がなく、衣装やセットとしてはよくできていたのではないかと思う。

講義をしてそのあと恋人と合流。観たいと思っていた作品が終わってしまいそうなので、また日比谷まで戻る。

日比谷シャンテ・シネ 『ハンティング・パーティ
先日観た『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』と同様の,一昔前の世界的出来事を扱った事実に基づくお話。なんと,主演が白髪になったリチャード・ギア。個人的にリチャード・ギアはこういうワイルドな役のほうが似合うと思う。舞台は一方では合衆国のジャーナリストだが,彼らが取材するボスニア=ヘルツェゴヴィナ。戦争のシーンは当然スタジオかコンピュータ上で作ったものだが,終戦後10年経っての映像はまさに現地で撮影してきたもの。そこらじゅうのビルに銃弾の跡が生々しく現在でも残っているようです。もちろん,それも含めて,事実に基づくとはいえ映画表現というフィクションではあるから鵜呑みにしてはいけないが,やはり私が生きている時代にも,目の前にこうした映像がありながらもにわかに想像することも容易でない惨事が起こっていたことに驚くほかない。
映画は期待したどおりの出来でしたね。リチャード・ギアもさすがだし,彼とチームを組んだ他の2人もなかなかいい存在感です。

映画が終わって食事。以前からシャンテ・シネに来るたびに通っていたガード下の呑み屋で呑むことにした。ここは本当にガード下のトンネルを利用しただけの屋台のようなところで,けっこう昼間から呑んでいる人がいて,その雰囲気が羨ましかったんですよね。でも,時間が遅かったので,ないメニューばかり。やはり早めに来るのが良いのでしょう。

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コメント

有楽町のガード下は職場(新橋)にも近いので、以前はちょくちょく行っていましたが、最近は空調の効いているちゃんとした店構えのところに入ることが多くなりました。まあ、外国人がリーズナブルと思うような気楽なお店ばかりですけど。なんて、実はまた節酒(禁酒)モードに入っていて、誘われない限り飲まないことにしています。この夏4、5kgは落としたいですね。

6月6日は祖師ヶ谷大蔵「ムリウイ」でacordionの投げ銭ライブ。19時を少し回ってお店に着くと先客は10名ほどで、ナルセさんの姿はなし。予定変更でしょうか、ライブが始まってほどなくtico moonの影山さんの姿が。333のイベントで見かけた雑誌編集者など、関係者もちらほらという感じでした。オリジナルもカバーも、この端正なユニットらしい爽やかな演奏。終演後にコーヒーを持って挨拶に行くと、二人とも前回の乙女歌謡のときにいたことを記憶していました。「tico moonや伊藤ゴローさん、葉子さんのイベントで何度か見かけました。東京に出てこられたので、これからライブを見る機会が増えそうです」とだけは伝えられましたが、ナルセさんがいらしたらちょっと違う話をしたかも知れません。

6月7日は外苑前「月見ル君想フ」で矢野絢子。ここで定期的に行なわれているグランドピアノを入れての「ピアノナイト」2日目、前日までチケットが残っていた17時の部のほうに参加しました。ヴァイオリンの島崎史香(メガネの似合う美女!)とのユニットは、自分の世界に入り込み過ぎがちな矢野絢子の世界を中和し、個性を殺すのではなく、普遍化し、高度化さえするような気がしました。新曲が多かったのですが、楽曲も演奏も全てに高いポテンシャルを持っているのはさすがです。高知を中心に活動している二人ですが、もっと活躍の場が広がることを期待したいし、特に島崎さんには二階堂和美やSalyuとぜひやってもらいたいと思います。カウンターの最前列にいた僕は、この日はステージに話かけることはしませんでしたが、親指を立てて彼女に示すと、同じポーズをして返してくれました。(OH!!) 19時半からの夜の部に後ろ髪を引かれる思いで岐路に。

投稿: TOPS | 2008年6月10日 (火) 17時40分

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