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美しい映画2本

6月28日(土)

この日は1人で過ごす土曜日なので、講義の後、ライヴまで渋谷で映画2本。土曜日は早起きで辛いけど、渋谷に移動するときは井の頭線で始発駅から終着駅まで眠れるひと時で回復します。

渋谷ル・シネマ 『美しすぎる母
このタイトル「美しすぎる母」を演じるのはジュリアン・ムーア。息子の視点から描かれます。実在する人物で、戦後30年の人生を追っていますが、ジュリアン・ムーアはやはり一昔前の雰囲気を醸し出すのにはもってこいの女優。そして、なによりも狂気に満ちたその笑い方。この存在感は他にいませんね。まあ、映画としてはそれほど引き込まれる感じではありませんが、とにかくこのジュリアンを見逃すな!それにしても、煙草を吸うシーンの多い作品だ。

渋谷シネ・アミューズ 『世界で一番美しい夜
今度は日本映画です。出生率が一番高い村の秘密を調べた女子中学生が、驚愕の事実にたどり着くという、もちろんフィクションです。そして、こう説明してしまいましたが、その女子中学生ははじめと終わりに出てくるだけで、物語自体は出来事の進行に沿った時間通りに進みます。まあ、結局はかつて過激な政治活動をしていた革命家である一人の男が「セックスで世界を救う」といって、ある研究を進め、その成果が功を奏してその村は子沢山ってお話です。
男性キャストはかなり豪華。主役の田口トモロヲをはじめ,新聞社の同僚に佐野史郎と松岡俊介。地元の怪しげな人たちに石橋 凌や山崎 一(名前じゃ分からんか)。そして,元フォークシンガーが地元に帰ってきて漁師になったという男の歌声とギターがすごいので,只者じゃないと思ったらやっぱり三上 寛だった。昔のレコードジャケットは見たことがあったけど,ちゃんと曲を聴くのも動く本人を見るのも初めて。その一方で,女優人は江口のりこを除いては知らない人ばかり。でも,一番の重要人物を演じる月船さららといい,天才少女を演じる美和枝といい,その脱ぎっぷりのよさにビックリします。はじめは知らない女優さんだったので,AV女優かと思っていたら,月船さららは元宝塚女優だということで更にビックリ。以前からナイスバディを想像していた手足の長い江口のりこも堂々エッチシーンを繰り広げます(すでに『闇打つ心臓』でその裸体は披露していたかもしれませんが)。とにかく,そのアンダーグラウンドな感じがなんともいえませんね,この作品。侮れませんよ。といっても,ボチボチ公開終了かな。

ちょっと映画終了の時間を見誤って,ライヴの開場時間まで少しあったので,久し振りにちりめん亭でラーメンをいただく。新商品で和風だしでしたが,意外にもスープの味濃し。

渋谷7th floor ムニャ
開場15分前ほどに到着すると,案の定エレベータ前から行列ができています。でも,私が入ったときにはまだ大分空席があったので,ステージ向かって右側のテーブルのあるソファ席をゲットしました。確かに,ここはピアノがみにくいので,あまり人気がないのですが,まあ戸田さんはギターだしと思っていたらそうでもなかった。それに,ここに座れるんだったら食事もここでできたなあ,なんて思ったり。
さて,ハセガワミヤコ戸田和雅子が毎年6月に行なっている2組イヴェント。これも今年で5回目だそうです。私は2年前の第3回に初めて来て,その時戸田さんの歌をはじめて聴いたので,まだ付き合いは浅いんですよね。そんな5回目を迎える2人は,戸田さんがCD『water strings』を発売したsong birdというレコード会社から誘いを受けて,2人ユニットでCDを製作することになったのです。そこで,ユニット名が「Quinoco」。「キノコ」と読むそうです。単純に2人が好きな食べ物だということで。とにかく,5回目記念にCD発売って話を聴いた時には自主制作で作って安価で配布と思っていたが,こんなに本格的とは。正直驚きました。今回のサポーターたちは,レコーディングメンバーでもある,ベースの高井亮士さん,ドラムスに宮田まことさん,そして,ギターはMitaTakeの見田 諭。レコーディングにはこの日広沢タダシさんのワンマンに参加しているパーカッションの入倉リョウ氏と,ギターのオオニシユウスケ氏。休憩時間にレコーディング風景のスライドが流しだされ,彼らの勇姿も写ってました。そして,以前の戸田さんのライヴで彼女の喉の調子が悪い日が長引いたって話を書きましたが,まさにそれはレコーディング期間中に当たっていたらしく,しかもそもそもはミヤコちゃんから移ったものだという。CDを聴くと微妙に他の作品とは違う戸田さんの歌声に出会えます。で,本来のこのCDの発売日は8月8日だそうですが,やはりこの日はかなり早い先行発売となりました。
もちろん,この日の戸田さんの喉の調子は万全。そして,ちょっと予想外なことに,ピアノを使って2人連弾や,2ndステージの冒頭には戸田さんのピアノ弾き語りまで。残念なことに,私の席からは右腕しか見えませんでした...まあ,それはともかく,宮田さんのドラムスと高井さんのベースは昨年の,入倉氏のパーカッションとオオニシ氏のギターの組み合わせのように,戸田さんの歌に素敵な色を添えてくれました。やはり高井さんのベースは女性シンガーに合うんだな。ミヤコちゃんの歌も久し振りに聴きましたが,やっぱりたまには歌種でも遊びに行かないとなあ,などと思ったり。
まあ,ともかく今年も素敵なイヴェントでした。やっぱり1年に1度くらいが気合が入っていいのだろうか。CDにサインをもらうのは時間がかかりそうだったので,遊びに来ていたMitaTakeの2人と同じエレベータで帰宅。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ライブに行く回数を減らしている訳ではないのですが、先月末まで105本で年間210本ペース。去年より月に4本近く減っています。予定していたのに行けなかったライブが10本位ありました。理由は色々ですが、仕事が入ってライブに行けないことも、ままあります。記者クラブの会合や会社主催の業者会など年間行事的なものは仕方なし(幸いなことに月曜日が多い)。飲み会の類もそれなりに出ていますが、ようやく株主総会も終わったし、一段落といったところです。

「ムニャ」はサポートメンバーが意外でしたが、けっこう楽しめました。いつもの入倉リョウやオオニシユウスケと違うのも、いいでしょう。僕もCDを買いましたが、サインは人がたくさん並んでいたので、別の機会にもらうことにしました。ハセガワミヤコと戸田和雅子の年1イベント、年に一度のお楽しみになっています。都ちゃん、バースデーライブをやらなくなったようだし、こちらのほうは続けてもらいたいもの。日程も6月の最終土曜日と決めてもらえるといいです。毎年この時期は入場料の200円であじさいが摘める公園があって、今回もクーラーを持ってあじさいを持ち帰り、お土産にしたら、都ちゃんとても喜んでいました。

投稿: TOPS | 2008年7月 7日 (月) 12時54分

はじめまして。明日、7th Floorに一人でライブみにいこうかな〜とおもっていて、どんなところなんだろうとネット検索していたらこちらにたどり着きました。
ライブ会場なのにソファー席があるんですか?食事もできたりするのでしょうか?
なんとなくライブ会場と聞いて想像するのとはだいぶちがうのですが、一人客でも居心地悪かったりしないでしょうか?ライブを見に行ったこと自体がないので、いろいろと不安になって、質問ばかりですみません。答えていただけるとすごく嬉しいです。

投稿: britt | 2008年7月 8日 (火) 20時03分

横から、どうも。

僕も今日「7th floor」に行きます。一昨日に続いて、今年13回目です。ライブハウスもいろいろですが、ここはドリンク(システムはライブチャージに1オーダー、通常500円のチケットを購入)だけじゃなく、食事もできます。タコライスとか、カレーなど味もまずまず。一人客も多いし、テーブルがあっても原則相席です。

ただし、そのときのお客さんの入り具合で(というより予約状況などで予め)椅子やテーブルの数を変えていて、あまりお客さんが多いと食事がし難いこともあります。通常は70席くらいですが、テーブルをなしにして、100席くらい椅子を出すことも。今日はひょっとして100人以上入りそうな感じ、70~80人は座れても、30人くらいは立つことになるかも知れないので、とくに食事もしたい場合は開場時間を目安に、早めに行かれるといいと思います。

ご参考まで

投稿: TOPS | 2008年7月 9日 (水) 08時57分

>brittさん
はじめまして。書き込みありがとうございます。
私も今日も7th floor行きますよ。TOPSさんと共通してair plantsの橋本 歩さんのファンなんです。brittさんはライヴに行ったことがないということで、おそらく土岐麻子さんのファンの方でしょうか。
今日は素敵なライヴになると思いますよ。

TOPSさんも書いてくれたように、私も1人でよく行くライヴハウスです。といっても「ライヴハウス」という言葉でイメージするような場所とは違っていて、ゆっくり落ち着いて座ってお酒を飲んだり食事をしたりできるところで、私はかなり好きな場所です。
ただし、ちょっと場所が分かりにくいのと、入場方法が分かりにくいことですね。基本的には先着順なので、そして今日のライヴは土岐さんがゲストということで、少し混み合うことが予想されますので、開場時間にこれたらそれが良いですね。お店の名の通り、7階にあり、エレベータが1つしかないので(並んでいる左のエレベータは6階までです)、そのエレベータ前にできている列に並べばいいと思います。1階にAMPMが入っているビルです。
そして、このお店はライヴが終わった後も基本的にゆっくりできるのでお時間があればのんびりして出演者と交流をするというのも楽しみです。

>TOPSさん
昨日の明日館でも姿を探しましたが、見つかりませんでした。日曜日の鈴木亜紀さんも含め、来られなかったのでしょうか。
まあ、ともかく今日は楽しみですね。

投稿: ナルセ | 2008年7月 9日 (水) 09時34分

今日は2部制でしょうね。19時30分の開演予定から10分近く押して始まって、1部が40分少々で20時20分過ぎ、25分くらいの休憩をはさんで2部は20時45分か50分頃にスタート、アンコールを含めて1時間近く21時40分から50分頃に終了という感じでしょうか。休憩時間に食事をするのもありでしょうが、早く頼まないとライブが始まってせわしなくなることも。今日の土岐さん、カバーを中心に歌うでしょうが、大貫妙子の「都会」を聞きたいです。

>ナルセさん
もちろん6日の鈴木亜紀、昨日の湯川潮音とも行きたかったです。6日は山田タマルのカフェ・ライブには目もくれずに「ラカーニャ」に行くつもりでいたのですが、flex lifeもいいなぁ、なんて迷って予約をしないでいたら、予約でいっぱいになった次第。潮音ちゃんは、事前予約を忘れていて一般発売日は朝から出かけていたので、チケットがとれなかった。まあ、以前ほど気合を入れていないのは確かかも。そのかわりと言っては何ですが、15日に予定を入れないでいたら、高宮マキさんがゲストに出て5、6曲歌うらしい松田肇さんのライブに行きます。こっちにも橋本歩さんが出ないでしょうか。

投稿: TOPS | 2008年7月 9日 (水) 11時08分

TOPSさん、ナルセさんおしえてくれてどうもありがとうございました!
おかげで初ライブを体験することができました。
土岐麻子さんを目当てに参加したのですが、air plantsの方々の曲やMCも楽しく、また土岐さんの声も美しく、
さらにカウンターでCDを売っていたお二人のユニット(名前忘れましたが)もとてもおきれいで
すごく楽しい時間をすごすことができました。
会場も雰囲気が良くてリラックスできて好きになりました。
帰りに土岐さんや出演者の方々にものすごい接近できたのに声をかけられなかったのだけが残念です。。勇気出して声かけておけばよかった。
とにかく、こんなに楽しい気持ちになれたのは何年ぶりだろうというくらいによかったです。定時で会社をあがってダッシュした甲斐がありました。
本当にありがとうございました。感謝です。

投稿: britt | 2008年7月10日 (木) 00時16分

>brittさん
いらしてたんですね!それは良かった。
月に20本以上ライヴに通っている私ですが,今日のライヴはかなり楽しかったです。
土岐さんは,それこそ今度のワンマンライヴが渋谷クワトロですから500人近く入る場所でやる人ですから,今回のようなライヴはとても貴重だったと思いますよ。CDのレコーディングメンバーによるライヴというのもしっかりしていて素晴らしいと思いますが,今回のようなどうなるか分からないというのも,ライヴならではの醍醐味です。
また機会があればライヴに足を運んだら楽しいですよ~

投稿: ナルセ | 2008年7月10日 (木) 00時57分

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