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久し振り大音量ライヴに当惑

6月26日(木)

有楽町スバル座 『休暇
以前,山梨に住む友人のマキコちゃんが観たと自身のblogに書いていて,気になっていた作品。西島秀俊演じる男性は死刑囚なのだが,その刑務所が山梨刑務所。そこに勤める主人公を小林 薫が演じる。ロケのほとんどが山梨県内でされたということで,山梨で先行上映をしたらしい。
さて,今回の東京での公開は,先日宮崎被告の死刑執行とその後の鳩山大臣を死神呼ばわりした件で,なんともタイムリー。でも宮崎氏が逮捕から20年ちかくを費やしていることを考えると,西島氏の年齢で執行されるということは少し非現実的のように思われたりしてしまう。しかし,それはともかく,いつもの軽々しい西島氏の演技や,『歓喜の歌』の時のハデハデしい小林 薫とは対照的な演技が印象的。でも,それほど重々しくなく,死刑執行もかれらにとっては日常業務の一環であり,でもやはりそれ以上のものを持っている,という命の重さと軽さについて考えさせる作品。作品全体はあまり洗練されておらず,地方映画っぽい素朴な雰囲気があったのに,配役はほとんど全国区で活躍する俳優だったのがちょっと残念。もっと地元の人を使ったほうが良かったように思う。

さて,講義後赤坂見附で恋人と待ち合わせ。以前にも渋谷のcabotteで一緒したというセレンさんとナオリュウさんが対バンのイヴェントというので行くことにした。前にセレンさんのライヴに来たときに書いたように,セレンこと村瀬拓也さんは私の恋人と友達。もちろん,ナオリュウさんは私の知り合い。

赤坂グラフィティ still more
セレン:ということで,トップバッターがセレンさん。前回は強力サポートを迎えてのバンド編成でしたが,この日は一人弾き語り。個人的にはこちらの方が好きです。頼もしく見えます。そして,なんとトリをつとめるはずだったナオリュウさんがここで飛び入り登場。かれらが以前からの知り合いだったのか,あるいは先日のcabotteでの2マンライヴで意気投合したのかは分かりませんが,直前に相談してこの日のステージで数曲2人で演奏することにしたそうです。ナオリュウさんはフルートで参加。彼女は確か,吹奏楽でのフルート歴は,ギター歴より全然長いとのことで,以前にも自身のライヴで吹くのを聴いたことがありますが,サポートとしては初めてかもしれない。なかなか素敵な感じでした。
ジャンクフジヤマ:彼の演奏を聴くのは初めて。以前から戸田和雅子さんと仲が良く,一緒にライヴをやるなどで知ってはいたのだが,演奏を聴く機会はなかった。この日はドラムスとベースのサポートを迎えてでしたが,なんといっても,彼自身のヴォーカルの存在感といったらない。スゴイ声量と高音。けっこう男性のこういう声は好きなんですよね。あ,そうそうドラマーが月球の神谷洵平君でした。月球は聴いたことないんだけど,確かmueさんでサポートをしていました。彼のリズムもけっこう好きです。ベースもなかなか。いいトリオです。そして,ジャンクフジヤマという名前に負けていないステージ上のテンション。でも,本人はけっこうステージを下りると普通みたい。帰り際にちょっと話しかけたのだが,「普段はこんなテンションですみません」といって,ごく普通の人でした。
坂 和也:さて,大変だったのが彼のステージ。ベースの河瀬英樹さんを含むバンドを引き連れて,キーボード&ヴォーカルでしたが,なにやら不思議にも,大音量+歌はへたくそなのにこの時が一番お客が多かった。しかも,私の真後ろの男2人が彼のステージ中に何本も煙草をふかし,煙草の匂いを避けるために前に行くと大音量で耳をやられるといった,前後板ばさみ状態。なにやら,彼はラントスターのメンバーだったようで,あのバンドは解散してしまったらしい。HARCOとも仲が良く,人気があるのも知っていたが,聴いたことはなかったので,こんな感じだとは知らなかった。とにかく,私にはその人気の理由は全く理解できず。このバンドさえなえればとてもいいイヴェントだったのに。
ナオリュウ:今年初めて聴くナオリュウライヴ。知らない間に,そして全く知らない3人のサポート(ベース,ドラムス,キーボード)を迎えてのバンドライヴ。この先は当分観られないということで,貴重な日に来ることができました。そして同時に,この日の演奏曲の半分以上ははじめて聴く曲。今年は昨年とは違って,かなり積極的に音楽活動に没頭していたようで,1曲目を一人弾き語りする彼女の姿はとても頼もしくみえます。なかにはやっぱりあまり私好みではない,というか私には難しすぎる曲もいくつかありましたけど,なんといっても,気持ちよく歌をうたっているナオリュウさんの姿をみるのはとても嬉しい。またちょくちょく聴きにいけたらと思う。
ということで,終演後にちょこっとだけお話をしましたが,そんなかんじで昨年はけっこうしつこいほど聴きにいっていたせいか,全く姿を見せない私を少し心配していた様子。そして私の恋人がセレンさんと親しそうに話しているのをみてビックリした様子。世の中は狭いですねえ,みたいな話になりました。

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コメント

僕もナオリュウがフルートでサポートをしたのを観たことがあります。spumaで畑中摩美と対バンしたときのもう一組に1曲登場したのと、もう一度は「440」で本人は出演せず、サポートだけで3曲くらいやりましたか。いずれも男性バンドだったのは記憶しているのですが、Water Water Camelとwafflesだったか、いまいち印象が薄い。「440」のイベントは柳田久美子を見に行ったときのはずですが、ほかにCOUCHがいたのかな。

そういえば初めて柳田久美子を見たのはCOUCHの平泉さん企画のイベントで、対バンはナオリュウとハンバートハンバートでした。5年くらい前でしょうか。(気になって調べたら、2003年7月20日でした)セレンさんも、benzo人脈というか、平泉さん、伊賀航さんのラインにいらっしゃるのか、そのうちイノトモあたりと面白い展開にならないかと期待しています。もっともイノトモさんも、おおはた雄一、ハンバートハンバート、バンバンバザールなどなど親しい人たちと、もっと色々なことをやって欲しいんですけど。おおはたさん・今野英明さんとやったイベントはとても良かったし…。

投稿: TOPS | 2008年7月 4日 (金) 17時33分

>TOPSさん
ナオリュウさんの1枚目のアルバムは中條さんです。
『恋のしっぽ』のレコ発のときも,ゲストが曽我部恵一と関 美彦さんだったこともありますが,ナオリュウバンドもしっかり伊賀さんでしたからね。

投稿: ナルセ | 2008年7月 4日 (金) 18時57分

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