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夏の終わりに鰻を食べる

9月4日(木)

新宿シネマート 『同窓会
サタケミキオという名前で脚本を書いているという、宅間孝行という俳優が、自ら監督&主演した映画。相手役に最近すっかり人気の永作博美を迎えてのハートフルコメディ。長崎は島原の高校時代。映画研究会所属の主人公は水泳部女子主将の女の子に初恋し、8mmカメラを片手に追い回す日々。大人になっても何かと追い続けついに結婚。映画はそんな2人の離婚のシーンから始まります。でも、ストーリーを説明してはつまらないのでやめておきます。まあ、ある程度自伝的な作品なんですかね。主人公が高校生の時、初恋の相手にいう台詞がポイント。そのシーンはけっこう後半にありますが、主人公が語る理想の映画の姿を実現しようとしたのがこの映画自体ということなんですね。最後につじつまのあわないどんでん返しがありますが、その台詞を思い出して思わず納得。この監督、私と同い年、同じ月の生まれなんですね。時代感覚がなるほどという感じ。個人的には永作の高校生時代を演じる尾高杏奈ちゃんにときめく。

新宿バルト9 『アクロス・ザ・ユニバース
続いて新宿三丁目で映画。こちらは恋人が前から観たいといっていた作品。まあ、タイトルで分かるように、ビートルズの曲をふんだんに使ったミュージカル劇。しかも、主人公の名前がジュード。リバプールからプリンストン大学に生まれる前に別れた父親を探しにくる。そこでであったマックスという青年とニューヨークに行き、若き芸術家が集ういわゆる「ロフト生活」を始める。そして、マックスの妹、ルーシーと出会い、恋に落ちる。ルーシーの元恋人はベトナム戦争で戦死。そんなことから、ルーシーは高校卒業後、ニューヨークで過ごすうちに急進的な反戦運動に参加するようになり、恋人たちはすれ違っていく。ルーシーを演じるのは、エヴァン・レイチェル・ウッド。彼女の出演作は何本か観ているが、素直に美しく成長しています。でも、ちょっと美しすぎてくせのない感じになってきたかも。まあ、今後は演技力が問われるという感じですね。私的にはアカデミー賞なんか取っちゃうような大女優になるよりはこのまま多くの映画に出演して欲しい。ちなみに、この映画では数箇所できれいな裸体も披露していてお徳です。
まあ、私はビートルズが好きではないので(趣味的な問題ではなく、多くの人が神聖視することへの単なるアンチ)、あまり期待していなかった映画ですが、まあそれなりには楽しめたかな。それにしても、やはりビートルズ賛歌の映画だ。面白かったのはマックスがベトナム戦争で負傷して帰国するのだが、その時に登場する看護婦をサルマ・ハエックが演じていること。ナース姿でのエロティックなダンスです。

ちょっと時間的に早かったけど、恋人と一緒に夕食。私は大江戸線で六本木に行くので、思い立って新宿駅地下のクラウン街の鰻屋に行く。以前からきになっていたお店だが、そんな地下の飲食店街にあるから安くて質の悪いうなぎでもいいやと思って気楽に入ったのだが、かなりちゃんとしたお店。国産鰻を使っているようだし、値段もそこそこ。でも、せっかく鰻が食べたい気分になったし、やっぱり食べるとしたら夏だし、贅沢をしてしまった。でも、それだけの価値はある美味しい鰻丼でした。
恋人とは別れて六本木へ。初めて行くジャズのお店、アルフィ。ホームページに載っていた地図はあまりに簡単で、麻布警察署と六本木ヒルズの間の246沿いにあるということだったけど、案の定見つからない。その辺をウロウロしているとヤマカミヒトミさんとバッタリ。演奏前にちょっと買出しに出ていた彼女ですが、おかげで一緒に連れていってもらいました。そう、ビルの5階だったんですね。分かりにくいはずです。

六本木アルフィ ウィリアムス浩子
以前、そのhitmeさんに薦められたウィリアムス浩子さん。吉祥寺stringsや立川のジェシージェイムスなどに出演している彼女ですが、なかなか予定が合わず聴けていなかった。この日は浩子さんの誕生日ということで、豪華メンバーをサポートに迎えたスペシャルライヴ。2枚目のCDもこの日に間に合わせるように作り上げたということで、レコ発も兼ねています。窓からは六本木の夜景も少し楽しめるお店で、ステージ向かって左側は一段高く、右側にはカウンターがあり、というつくりで、私には中央の後方の席を用意してくれました。食事メニューはあまり豊富ではないので、先に食べてきて正解。しかし、飲み物はかなり高い。一番安い生ビールが850円。ワインでも呑みたいところでしたが、グラスで1000円越えなので、950円のギネスビール1杯で我慢。その豪華メンバーというのはまず、shima & shikou DUOの2人、そしてヤマカミヒトミと彼女が最近良くデュオをやっている平岡雄一郎。ここまでは30歳台ですが、あと2人がかなり上の世代。ドラムスのバイソン片山さんとベースの山村隆一さん。50歳台といったところでしょうか。ちなみに、バンドマスターはプロデューサーでもある平岡さん。
ウィリアムス浩子さんの今回発売するCDが『from the movies』というもので、映画音楽から生まれたジャズスタンダード。前作は『from the musicals』ということでミュージカル作品から。それぞれ5曲入りということで、この日は全て演奏したのではないでしょうか。浩子さんの歌声はとても落ち着いていて、もちろん英語の発音はネイティヴ並み。大人の雰囲気ですね。外見もとても落ち着いていて大人のムードです。hitmeさん曰く、本人はとても面白いということですが、見ていて聴いていて、「ジャズシンガーだなあ」と当たり前のことをしみじみ思う。といいつつ、私はジャズには詳しくないことを再三書いていますが、スタンダード曲を歌うだけでなく、その標準的なスタイルを身につけるところから始まるんだな、と思った。女性のジャズシンガーはやはり「魅せる」というところにも気を使わないといけない。ちなみに、浩子さんはとても口が大きく、その開け方の違いで音が変わる、そんな感じの唄い方でした。そして、バックバンド。若い4人が好きなようにやっても、常にベースとドラムスが安定したリズムを奏でているので安心して聴いていられるし、かれらも楽しんで演奏しているのがよくわかります。時に、志宏さんが暴走してしまう場面もありましたが、島さんが「またやってるよ」的な表情で出番を待ち、ようやくトランペットソロが回ってくると、ここぞとばかりに張り切る。そして、この日楽しかったのは、平岡さんの頑張り振りだった。彼のギターソロも多かったし、ギターを弾かずに他の5人のバンドメンバーにいろいろ指示を出したり。浩子さんの歌声はそれほど声量が大きいというわけではないけど、このバンド音でもしっかりバランスが取れているというのは、個々のミュージシャンの素晴らしさとお店の音響空間でしょうか。ちなみに、新しいCDにはマツモニカさんも参加しているようですが、「この日は都合が悪く」ということでライヴには欠席。私がここにこなかったら行こうと思っていた、木下ときわ@吉祥寺stringsに確か彼は出演だった。
でも、個人的にはミュージカルや映画音楽よりも、一般的なジャズスタンダードの方が良かったので、CDは買わず。映画も好きなわたしですが、昔の映画については詳しくないので、あまり思い入れもないんですよね。また機会があればライヴを聴きにいって、気に入れば買うことにしましょう。終演後も店内は賑わっていたので、私はこっそりと先に帰ることにしました。

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コメント

>個人的には永作の高校生時代を演じる尾高杏奈ちゃんにときめく。

私も映画の中で初々しい演技をした彼女が可愛いと思いました。
(゚ー゚)

投稿: 爽健美茶 | 2008年9月 8日 (月) 19時44分

>爽健美茶ん
普通,あんだけモテモテだったら男でもむかつくくらいだけど,なぜか憎めない愛らしさがあったよね。

投稿: ナルセ | 2008年9月 8日 (月) 21時34分

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