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下北沢の夜を満喫

10月8日(水)

この日は下北沢でライヴ。19時開場なので、一旦帰宅してからと思ったのに、こういうときに限って残業。ライヴ前に食事もできるかどうか、ということでしたが、下北沢なのでよかった。開場30分前には到着したので、茄子おやじでカレー。最近食器が変わり、平たいお皿になったのだが、なんかちょっとね。前は底の深いものだったので、タプタプに入ったカレーがなかなか冷めず、アツアツで確かに食べにくいといえばそうですが、なんか私はあっちの方が好きだったな。今回もブラックミルクは飲まず。

下北沢440
整理番号が10番だったので、最前列右側を確保。黒ビールを飲んで開演を待ちます。
michiluca:オープニングアクトはmopsy flopsyが改名したバンド。モプシーとフロプシーというのはピーターラビットに出てくるうさぎの名前。あと2匹がカトンテール、ピーターという4兄弟だそうです。このバンド名はけっこう気に入っていましたが、ポター協会からクレームでも入ったんでしょうかね。ちょっと残念。なので、バンドメンバーが代わったわけではない。ステージ上にマリンバが置いてあって、ドラマーのスティック捌きがよく見られずにちょっと残念でしたが、そして聴くのはかなり久し振りでしたが、いいグルーヴを聴かせてくれました。実は、このドラマーがけっこう美形で以前からチェックしていたのですが、相変わらず美しく、しかもドラムスの技術も上達していたように思います。
ところで、出演者席にはsoil & "pimp" sessionsのドラマー、みどりんの姿も。みどりんといえば、erimbaがその名前で活動していた時に、ドラマーとして何度か参加していた。特に、ここ440でのerimbaイヴェント「Dining」の時には、開場待ちしている時に、大きな車で乗り付けて登場したみどりんでした。全く音合わせもせずにいきなり本番って度胸には驚きますが、彼の風貌や態度からすると別に驚きません。そして、以前やっぱり大橋エリさんが参加していたHBというギャルバンドが深夜の渋谷PLUGでライヴをした時にもみどりんは来ていて、一番後ろのソファで美女たちをはべらかしていたっけ、ということを思い出しながら、やはりこの美女ドラマーを隣に座らせておしゃべりしていました。でも、彼女の方でもみどりんは憧れのドラマーなんでしょう。
erimba with HARCO:さて、短いオープニングの後、さすがにセッティングに少し時間がかかりましたが、今回はerimba with HARCOとしては初めてのバンド編成。そもそもCD『MARICOVER』はオーソドックスなバンド編成で録音した訳ではないが、今回はドラムス高橋結子さん、ベース高井亮士さん、ギター後藤郁夫さんというかなりオーソドックスなバンド編成。ピアノのHARCOがいなければ、以前のerimbaとしても立派に成立するメンバーだ。編成はオーソドックスだけど、メンバーは私の好きな人たちばかりなので、嬉しいですね。密かにエリちゃんのオリジナル曲もこの編成でやってくれないかなと期待しながら聴き始めます。
残念ながらエリちゃんのオリジナル曲はなく,『MARICOVER』からの曲がほとんど,しかも1時間ちょっとの短めのステージでしたが,大満足なパフォーマンス。最前列で堪能してしまいました。エリちゃんは髪を染め直し,ツルツルヘア(禿ってことじゃないよ)でメイクもバッチリ。ヒールの高いシューズでしたが,ステージ上でははだし。うん,それが良いよ。HARCOもネクタイにベストも着こんで,高橋結子さんも素敵な衣装,高井さんも素肌にシャツ,ハットと決めていますが,なぜか後藤さんだけTシャツにジーンズ。いいですねえ,この辺のバランスが(笑)。まあ,サポートメンバーたちはいわずもがな,素晴らしいバランスで安定した演奏を聴かせてくれますが,もちろん主役のエリちゃんが良かった。何がってのは素人すらない私に説明は難しいのですが,マレットが弾んでいました!そう,マリンバは打楽器のひとつに数えられますが,「叩く」のではいけないようです。「弾む=はずむ」ように「弾く=ひく」のであり,そうすると響が違うんですよねえ。今回もおばあちゃんマリンバ「Saito」でしたが,よく響いていたように思います。時折は3,4年前のerimba最盛期を髣髴とさせるような自分の世界に入り込むような表情を見せながらも,やはり全般的には皆と一緒に奏でる音,そして身体運動を楽しんでいるエリちゃんの姿が印象的でした。もちろん,HARCOも自身のライヴ以上のテンションの高さは面白かった。ある意味では責任の軽さというか,そんな気楽さがあるのかもしれない。そして,エリちゃんはerimba全盛期には前面的にサポートメンバーを信用しながらも,自身のオリジナルな表現を追及していた,ある意味ストイックなパフォーマンスだったと思うけど,妻になり,母になった今となっては,自分が中心にいながらもユニットパートナーのHARCOだけでなく,サポートメンバーも同等に楽しんでいる,そのことが伝わった,まさに今の彼女が前面に出たライヴだったのではないでしょうか。
ちなみに,後藤郁夫さんはこの日,バンジョーも演奏していたのですが,彼がバンジョーを演奏する1曲で,なんと高井さんが郁夫さんのギターを演奏していたのも面白かった。そして,予想通り,本編ラストの曲でソロプレイが続くなか,スペシャルゲストとして登場したのがみどりん。久し振りに聴く彼の演奏はさすがでした。そして,アンコールではこの日の開演前の映像制作で参加していたパーカッショニストの金野由之さんも飛び入りして賑やかに終わりました。
終演後,UMEZYに挨拶をし,ちょっとお店を出てファミリーマート店頭の公衆電話で恋人に電話。あるバイト終了後に下北沢まで来てもらっていたのですが,まもなくお店で合流。お客さんのなかには私の直接の知り合いは少なかったのですが,2人でカウンターでもう1杯のみながら,宴の後の余韻を楽しみます。かつてerimba,そしてetaとエリちゃんと一緒にやってきたギタリスト,永田太郎さんも来ていましたが,かなりふっくらしていてちょっとショック。打ち上げが始まろうとするところで失礼して,2人でバーキタザワに。前日数年ぶりのカラオケで私が歌ったアリスの「エスピオナージ」をかけてもらう。それを聴きながら赤玉ポートワインを呑み,昔なつかしテレビゲーム「ブロック崩し」を恋人がやったりして。彼女にもかなり気に入ってもらいましたよ。

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コメント

「mopsy flopsy」を検索してもピーターラビットなんて出てこないし、混同する人などいないでしょうから、改名理由はどうなんでしょう。ちなみにI's CUBEというバンドがBlueBlueに改名した理由は、「5人組のバンド名だったのが二人になったので」とされていますが、アイス・キューブというラッパーで有名な人と被るという理由が大きかったように思います。その理由が本当なら、ハンバートハンバートだって改名しなくてはねぇ。

この連休は「BOSSA2008」絡みで、ボサノバ三昧でした。今年はボサノバ誕生50年に加え、日本人がブラジルへ移民して100年を記念した認定イベントとなったこともあり、この時期に恵比寿で行われていたポサノバのイベントよりもずっと規模を拡大しての実施となりました。比較的天気にも恵まれ、会場はどこも多くの来場があり、成功と思われました。こうしたフリーのイベントは大歓迎だし、有料のイベントと組み合わせて、継続してもらいたいものです。naomi&goro、コトリンゴ&伊藤ゴロー、吉田慶子、犬塚彩子、achordion、山本のりこ、Tony Freitasなど8組を観ましたが、ほかにもchieさんなど魅力的なラインアップでした。

そのBOSSAイベントのあと、夜は連日別のライブへ。11日は「FAB」でフラワーボイス。SHUUBIはなるべく今まで出たことのない人に出てもらおうと、人選に苦労しているようですが、音の大きなバンドの人たちは勘弁して欲しい。辻香織やフジモトタカコは文句なしでしたが。
12日は「7th floor」で松本英子と大木彩乃。秋田つながりで企画された対バン。良原リエさんがこの二人とも昔から親しいこともあり、small colorがサポート。子どもを産んでますます若返ったような松本英子も、このところ音楽活動に熱が入っている彩乃さんも良かった。
13日は「天窓Swichi」で入日茜と千宝美。対バンというよりもハセガワミヤコと戸田和雅子のイベントのような、いろいろな形での共演。新作も用意するなど、かなり準備が大変だったと思いましたが、こうしたイベントでも入日茜はさすがです。客席は女性ヴォーカル好きの連中が目に付きました。

投稿: TOPS | 2008年10月14日 (火) 12時32分

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