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有楽町-根津-表参道

10月13日(月,祝)

シネカノン有楽町1丁目 『石内尋常高等小学校 花は散れども
95歳現役映画監督、新藤兼人作品。95歳を記念してということで、劇場販売前売り券が950円だったので思わず購入。やはり彼独特の雰囲気があります。大竹しのぶ主演の『ふくろう』もわけ分からなかったけど、ストーリー的には分かりやすい本作も、どこか理解不能な演出がある。なんか、私には役者が自らを鍛えるために臨んでいるような印象すら受ける。本作でも大竹しのぶ(51)が出演していて、小学校でのシーンを除けば、一番若い出演者が豊川悦司(46)という妙なキャスティング。
それよりも、笑ってしまうのが、出演者の年齢がちぐはぐなのだ。そもそも、若い役をカツラ被って臨んでいる柄本 明(60)と、歳をとったのを化粧で演じている川上麻衣子(42)が夫婦役であるということ。そして、同級生だった小学生が30年後に同窓会で集まるが、その俳優の年齢差ときたら。歳相応なのは大竹しのぶと豊川悦司のみ。その他にリリィ(56)とか大杉 漣(57)、根岸季衣(54)とか、その辺はチョイ役だからよいものの、大竹と同等に登場する六平直政(54)が同級生か...まあ、泣いたり笑ったり唄ったり、ともかく役者の演技が大袈裟で、演劇的な作品。リアリティとは別次元で存在する作品です。でも、こうして、実年齢を示してみると思ってた印象とは違っていて面白い。

有楽町から山手線に乗って上野まで。上野公園を通り抜けて,東京藝術大学のちょっと先,市田邸という古い民家でやっている「芸工展2008」に行く。HARCOファン友だちの三五千波さん(なんと,ここれは本名なのだ!)の展示がやっているので観に行ったのだ。このお屋敷は台東区の(?)有形文化財にも指定されているという非常に味のある建築物。三五さんは漫画を描いている。いわゆるコミケ(コミックマーケット。同人誌即売会のこと)に出品するような作品だ。以前にも自主制作の単行本をいただいたことがあるが,これがなかなか面白い。アヴァンギャルドでサイケデリックで,それでいて非常に古風。この会場にはその漫画の原稿や,表紙などに使ったカラーのイラストなどが展示されていた。この日も着物で三五さんはいらしてたので,ひとしきりおしゃべり。100円で売っていたポストカードセットやお茶とお茶菓子,そして私が以前mixi日記で書いていた,粗品のタオルも山ほどお土産でくれたりして,100円で新作漫画を購入したものの,いただきものばかりでした。
今度は千代田線の湯島駅まで歩き,そこから表参道まで。

青山avex本社前 山本のりこ
前々日に続いて「ボサノヴァ2008」のフリーライヴ。山本のりこさんはトランペッターの島さんなどがサポートしていて,以前から聴いてみたかったボサノヴァシンガー。年代的には小野リサさんと同じくらいでしょうか。この日はマツモニカさんと2人のステージ。おそらく,長い間,ボサノヴァを歌って,若い人たちに教えてきた人なんでしょうね。「隣のおじさんが実は有名人だったような感覚」といって,ボサノヴァのイヴェントにこれだけ人が集まることに驚きを隠せなかったようです。しかし,自身の演奏の方はそれほどボサノヴァに傾倒していない私にとっては,そこそこだった。確かにギターは上手いけど,歌声もポルトガル語の発音もそこそこ(なんて偉そうですみません)。私はすっかりマツモニカさんのハーモニカに集中していました。でも,周りのお客さんは皆,その有名なブラジルの曲を一緒に口ずさむなど,プラッサオンゼでも見かけない光景に心が温まる。本当にボサノヴァは日本人に愛されているようです。

次のライヴは開場から開演まで1時間あり,この時点ですでに開演時間は過ぎていたのですが,ちょっと戻って初めて入るラーメン屋で塩もやしそばをいただく。最近食べたラーメンでは一番美味しかった。というか,私はいわゆる美味しいといわれているスープは味が濃くて駄目なんですよね。

青山月見ル君想フ
この日はtrico!さんのCD発売記念ライヴということで,込み合うことが予想され,スタンディングかあるいは上階から覗くかを想定していましたが,下のフロアにも椅子とテーブルが出ていて,しかもフードメニューもあった。このフードも美味しそうでちょっと後悔。
kazumasa hashimoto + gutevolk + 植野隆司:この日のレコ発には2組のゲストが出演。良原リエさんの交友関係はかなり広く,しかも私の全く知らないジャンルも含まれているので,どんなことになるんでしょう。個人名,あるいはソロユニットで活動していると思われる男女3人のセッション的なステージ。ヴォーカルの女性(しかも妊婦!)とギターの男性とキーボードの男性。それに2人サポートがつきます。ベースとなんだったっけな。まあ,ちょっと微妙な感じで,耳馴染みはいいんだけど,どうかなあ?ちなみに,この橋本和昌さんが『トウキョウソナタ』の音楽を担当しているらしい。
TICA:この日も2人のステージ。ちょっと良原リエさんとか参加したら面白いのにな。先日monaで聴いた曲ばかりだったし,初めてそれほどのめりこめなかった。leteのライヴではそれが楽しみでもあるトークも全くなかったし,上階のお客さんでちょっとうるさい人たちもいたし。
trico!:この日も廃材パーカッショニスト山口ともさんとのステージ。数曲やった後はベースの西村直樹さんも一緒。いやあ,trico!のライヴはまだ3,4回目だけど,この日のが一番良かった。やっぱりツアー最終日ってのが良かったんでしょうね。もちろん,3人は素晴らしいプレイヤーだけど,たまにしか演奏しないので,この日ほど息の合ったまとまりはなかなか出ないと思う。アンコール曲ではHONZIさん作曲の曲をオオニシユウスケさんも呼んで,リエさんはヴォーカルに徹して演奏して終演。いやあ,うるっときますよ。
終演後は永山マキさんと扇谷一穂さんにお会いする。

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コメント

成瀬さん、みっこさんのファン辞めたの?
最近ちっともキンカレポやってないし。
まさか、ハルコに嫌われてるとか?

投稿: なほりん | 2008年10月19日 (日) 12時37分

僕はこの日「日本オラクル」本社で、山本のりこさんのライブを観ましたが、途中から隣の「レクサスギャラリー」のライブが終わった人たちが合流して、大変な盛況でした。スタンダード中心で、親しみやすいステージはボサノバ好きはもちろん、普通の音楽ファンも楽しめるのではないでしょうか。

10月17日は池ノ上「ボブテイル」でmue、サワダナオヤ、misato&shin、ううじんの4組。池ノ上駅でナルセさんの彼女とばったり。そのまま店に入るとカウンターの後方にナルセさん。かなり混み合っているので、ナルセさんの隣、一番後ろの席に座る。ナルセさんに、僕が気に入っている安藤裕子のPV集のDVDを渡す(家に帰ったら中身はパソコンに入ったままでした。おおはたさんのライブで中身をお渡しします。大変失礼しました)。ライブの途中からもお客さんが入ってきて、立ち見も出る30名ほどの動員。こういうボブテイルもいいですね。4組もあって、当然の長丁場でしたが、それぞれ楽しませてもらいました。仕事に復帰したというmueさん、今年最後の東京というミサシン、安藤ケンジローをサポートにしたううじん、この店らしいゆるさとともに、いいテンションでした。尿酸値が高くなっているので、節酒していてお酒の追加はしませんでしたが、帰りにどうしても飲みたくなって、コンビニでワインの飲みきりボトルを買ってちびちびやりながら帰宅。

投稿: TOPS | 2008年10月20日 (月) 08時59分

>なほりんさん
Quinkaのライヴは確かに2004年,2005年と10回以上行きましたが,そんなに頻繁に行かなくなってからも長いですよ。
2006年は6回,昨年が5回。今年は今まで3回です。それを辞めたとみるかどうかは,あなたの勝手です。
でも,HARCOに嫌われたんなら,HARCOのライヴに行かなくなるのでは?
まあ,聴きたくなったら聴きに行く。聴きに行けばライヴレポートはする。そんな距離感です。

>TOPSさん
年末にかけてのbobtail。盛り上がる夜が多くなりそうですね。私はまだ今年6回しか行ってませんが,11,12月と5回ほどは行くことになりそうです。

投稿: ナルセ | 2008年10月20日 (月) 21時34分

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