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青山でボサノヴァ

10月11日(土)

講義を終えて、一度帰宅。15時前に出かけます。新宿歌舞伎町の映画館で観るつもりで、駅から急いでようやく上映時間に間に合ったと思ったら、ちょうど前の回の上映が終了したところ。もう1本観ようと思ってた映画と時間を間違えたようです。汗だくになって損をした。

新宿トーア 『三本木農業高校,馬術部
ということで、この日選んだのはタイトルどおり、青森に実在する高校の馬術部を舞台にした事実に基づくお話。競技馬は大抵、競技に支障のある怪我や病気にかかると安楽死させられてしまうようですが、この物語の主人公、コスモという馬は高校に引き取られて、もう一人の主人公、高校1年生の女子馬術部員に世話されることになった。その主役を演じるのはなんと長渕 剛の娘、長渕文音。もちろん、私は彼女を初めて見るわけですが、役どころにあっていて、なかなか素敵だ。まあ、演技の方はと問われると正直よく分からない。動物ものはそんな、ある意味でずるいところがある。出産のシーンやお別れのシーン(撮影が終了して実際にお別れだ)は演技を必要とせず、素でも感動できる。それから乗馬のシーン。高校生だから、初めて乗馬を始め、上達していくのは撮影期間を通してそのまま表現できると思う。実際に四季を通じて撮影するために、撮影期間は1年に及んだようだ。馬術部顧問に扮するのは柳葉敏郎。とかく力の入りすぎの多いギバちゃんですが、確か秋田県出身の彼だから、青森弁の本作はほどよく力が抜けていて、いい感じです。他にも黒谷友香や松方弘樹など、いいですねえ。特に出産シーンでは、本当にこの大人3人が子馬を親馬の子宮から引きずり出していますよ。それから、主人公のルームメイト役で柳 英里紗ちゃん出てるんですよね。すっかり盛り上げ役が板についてしまっていますが、けっこう好きなんです。あ、ストーリーを書き忘れましたね。視力を失っていく病気を持った競技にも出場できない馬、コスモをいやいや世話していた主人公の香苗が高校3年間を通して、徐々にコスモと香苗が心を開いていく成長物語。入学当初は卒業後の進学も、実家から出たいという思いだけで漠然と上京することだけを考えていた香苗だったが、卒業を迎える頃には、馬と関わりたいという明確な目標を持って東京農業大学の受験を成功する。まあ、ともかくこういう映画好きなんですよね。

さて、この日はライヴの予定も入れず、名古屋から上京するうさぎさんを囲む呑み会に恋人と一緒に参加する。前回5月に同様の集まりで10人以上が集まりましたが、今回も新しく加わった人は1人だけで、またまた10人が集まるという出席率。今回は1次会のみで失礼しましたが、またまたすっかり聞き手にまわってしまいましたが、面白い夜でした。

10月12日(日)

渋谷ユーロスペース 『東南角部屋二階の女
池田千尋という27歳の女性監督による作品。主演が西島英俊、そして加瀬 亮。加えて、香川京子と高橋昌也、塩見三省という渋い面々も豪華で、地味な映画ながら隙がありません。そして、その若い世代と上の世代の俳優たちを結びつける、本作でのヒロインが竹花 梓という女性。どうやら本職はモデル。映画でこれだけ大きな役は初めてだと思いますが、ほぼすっぴんと(冒頭に晴れ着のシーンはあるが)全編いたってカジュアルなパンツルックでけっこう地味に見える。帰って検索して、事務所のサイトを見たら、これがまたいかにもモデルという感じの美形ですよ。しかも,劇中で披露するバドミントンは経験者だと思った。クレジットには「バドミントン指導」とあったので,撮影のために初歩から練習したかもしれませんが,バドミントン経験者の私からみてもいい感じのシャトル捌きで気持ちいいです。
さて,映画ですが,監督本人による脚本ではなく,大石三知子というこれまた,女性。1965年生まれですが,一度会社員を経験後,東京藝術大学の映画専攻の大学院に入学したという経歴。確かに,古き良き日本映画をよく知っている(まあ,私はよく知りませんが)といった感じの雰囲気を醸し出す素敵な脚本です。そういう意味では,脚本や俳優にとても恵まれた若き監督ということになりますが,その脚本世界をうまく引き出してまとめるロケ地とか演出とか,その期待に応えるいい作品に仕上がっています。

さて,映画の後はゆっくりと歩きながら外苑前まで。途中でランチということでしたが,珍しくキャットストリートにあるたこ焼き屋で,たこ焼きをぱくつきながら,コカコーラの190ml瓶を飲んだりして。たまにはこういうのもいいですな。

外苑前ラ・メゾン・ドゥ・タカギ naomi & goro
この辺りに来たのは,TOPSさんも書いてくれたように,この3連休で,青山・神宮前で開催されていた「ボサノヴァ2008」というイヴェントのフリーライヴ。2年前までは恵比寿のガーデンプレイスで開催されていたのですが,噂によるとガーデンプレイスと主催者との折り合いがつかなくなって昨年は開催されなかったという。その時は,happiness recordsが中心となって出演者もそんな感じでしたが,今年はtico moonらが所属する333 discsが中心となっていたようです。
いろいろ行きたかったけど,結局行けたのは2組だけ。この日はオープンテラスになったレストラン。早めに行って席を確保すればお茶やお酒を呑みながら聴くことができましたが,私たちはお店の外から覗く感じです。久し振りのnaomi & goro。この日は途中からチェロの男性も加わっての演奏。相変わらず素敵です。でも,小1時間ばかり歩いていたので,そして立っているお客さんのいるスペースがとても狭く,ゆったりとはできなかったので,ちょっと辛かった。naomi & goroはいつもフリーライヴがなにかのイヴェントでしか聴いたことがないので,ゆっくりと食事できるような環境で聴いてみたいものだ。

この日は早めに帰って家でゆっくりとくつろぎました。

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コメント

「BOSSA2008」では8本のフリーライブを見ました。ムッシュかまやつ、菊池成礼のトークも聞きたかったのですが、夜は連日別のライブに行っていました。来年も継続してもらいたいですね。それこそsaigenjiとか、Dois Mapas、casaあたりいかがでしょう。

昨日は「Z・imagine」の鈴木亜紀さんはPASSして、少し飲んでから帰宅。安藤裕子の昔のPVのDVDを見ていました。今さらですが、これがなかなかの出来なのです。

投稿: TOPS | 2008年10月17日 (金) 12時49分

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