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2008年11月

映画ハシゴのみ日曜日

11月23日(日)

最近なかなか2人で映画を観る時間が取れなかったので、この日は映画2本立て。1本目は『その日の前に』を観る予定だったが、いつのまにか渋谷のアミューズCQNでの上映が終わっていてガックリ。なんと、『ホームレス中学生』と『容疑者Xの献身』をやっているなんて。なんだかアミューズらしくないな...気を取り直して、軽くランチをした後で、別の作品に。

渋谷シネセゾン 『天国はまだ遠く
瀬尾まいこ原作の映画化。加藤ローサ主演で、お相手はお笑い芸人の徳井義実。まあ、ほぼ2人芝居のような作品。ローサちゃん演じる女性は自殺を決意して京都府北部の山奥にやってくる。自殺の理由は明確に示されていないが、それほど深刻なものとは思われない。夜中にタクシーの運転手が、自殺するつもりではないかと思いながら彼女を民宿「たむら」に連れてくる。タクシーの運転手もそこならばどうにかしてくれるという希望があったのかもしれない。そんな訳ありの徳井演じる若い男性が一人で経営している民宿。あまりストーリーを書いてしまうとすぐにネタバレになってしまうのでやめておきましょう。なぜか、ローサ演じる女性には深みがなく、徳井氏演じる男性の訳ありさが徐々に明らかになってゆく。まあ、女性の方もよそ者特有の役割を与えられるが、結局、それ以上でもない。ローサちゃんの演技はどうだったかというと微妙だが、大したことないのに思いつめて自殺まで決意してしまって、結局は失敗に終わるという、ごく普通の女性を演じたといえば、成功なのかもしれない。まあ、ともかく彼女の姿を長時間眺められるだけで私は幸せですけど...
ロケ地は天橋立付近で、自殺の名所として登場する眼鏡橋を含めて、田舎の風景はとてもきれいに撮れています。

渋谷シネクイント 『ハンサム★スーツ
立て続けに2本目。まあ、この作品は一応観ようとは思っていたが、たまたまPARCOパート3の前を通りかかった時に、店頭で前売り券を売っていて、サイン入りポスター差し上げますってやっていたので、思わず買ったものの、なかなかタイミングが合わなくて、ようやく観ることになった。もうすっかり空いているだろうと思ったけど、結構人気なようです。
まあ、本作は予告編もテレビなどでけっこうやっているでしょうから、基本的な物語は周知のことだと思う。洋服の青山が大々的に協力していますが、それを着ると顔も体もハンサムになれるというボディスーツ。『間宮兄弟』にも出演していた(なんとそこでも北川景子と共演)お笑い芸人の塚地氏がハンサムスーツを着て谷原章介になってしまう。予想以上に見所はあります。まあ、まずはすっぴんメイクでも美しい北川景子ちゃん。そしてモデルメイクでいい感じの佐田真由美。塚地になりきっている谷原章介もいいし、なんと温水洋介の役どころは最高に笑えます。久し振りに見る本庄まなみも相変わらず素敵だ(本作では特に衣装がいい)。まあ、塚地氏が寒~いギャグということで繰り広げる2,30年前のギャグは単なる物真似でつまらないけど、細かなところのリアリティのなさもあるけど、まあなんとか許容範囲。これだけ楽しませてくれたら良しとしましょう。

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CDの曲順を間違えるなんて...

11月21日(金)

渋谷7th floor mue
前にも書いたと思うが、mueちゃんのライヴはつい先日、今年初めて聴いたばかりだったのに、それから1ヶ月のうちに3回目のライヴとなった。この日は『Closet』というソロでの初CD発売記念ライヴということで、バンドを率いての単独ライヴ。そういえば、mueちゃんを初めて知ったのは、彼女が恒例で行っている吉祥寺manda-la 2での単独ライヴだった。彼女のことは全く知らなかったけど、その時のバンドメンバーがめちゃくちゃすごかったのだ。パーカッションが仙道さおりさんで、キーボードがYANCYさん、そしてサックス他にヤマカミヒトミさん。その他はちょっと覚えていないが、ベースは今回のバンドメンバーである伊賀 航さんではなかったような気がする。確かその後の湯川潮音ちゃんライヴでmueさんに会った後に、伊賀さんのサポートでmueさんがライヴをしていた、潮音ちゃんのライヴは伊賀さんを聴きに来ていたのか、と思った次第。まあ、ともかくそんな豪華メンバーをバックにも全く遜色のない、素晴らしい楽曲と歌声だったのを覚えている。その時から一緒だったかどうかは覚えていないが、今回もドラマーは神谷洵平君。彼は若いドラマーのなかではかなり好き。演奏中の体の動きと表情もナカナカ見ていて面白い。先日の石川 智さんのドラムスを見ていても思ったことは、打面を叩くまで力を入れているような叩き方は私は好きではないようだ。打つ瞬間は既にスティックから力を抜いていて、慣性力でスティックが打面を叩く、すると必然的にそれが弾んで音は軽くなる、そんな音が好き。なので、スネアドラム得意というのも好きなポイントかな。そして、伊賀さんのベースとギターとキーボードという編成。伊賀さん以外はけっこう年齢層若いのも今回の特徴。鍵盤の人はグランドピアノの上にキーボード2台とグロッケンも置いて、なかなか多彩。
この日はちょっと残業をして一度帰宅していたらけっこういい時間になってしまって、食事する余裕なく、開演15分前ほどに会場についたが、席はそれなりに空いていて、TOPSさんの向かいに座り、同じ赤ワインに私は久し振りにオムライスをいただく。ちょっと味が変わったかな。彼の職場が関わった短編集の本などをいただいてしまう。さて、ライヴの話に戻って、若きバンドメンバーたちはなかなか頑張っています。mueさん自身の年齢は知らないが、今回のアルバムは神谷君との共同プロデュースというし、バンドの一体感はいい感じかも。一人年長の伊賀さんも椅子の背もたれにのけぞりかえっての演奏や、なんとアンコール曲ではチョッパーまで披露。いつもの緊張感あるライヴサポートとはちょっと違った面白い面も見せてくれました。そしてなんといっても、mueさんのぐだぐだトーク。こういう人の自信と謙虚さの関係はどうなんでしょうね。人前で歌うなんて相当自信がないとできないことだと思うんだけど、そして単独ライヴだから基本的に皆その人の音楽を聴きにわざわざ来ているのに、どこかちゃんと聴いてくれているのかという不安を常に抱えているようにも思う。まあ、その辺が彼女の魅力でもあるのだが、他にも「日本語表現の限界を感じて英語詞にした」とかいうところは私にはちょっと理解不能。まあ、ともかくお客さんもいい感じで、コンパクトな楽しいステージだったと思う。CDは実はまだ聴いてないけど、ジャケットもいい感じです。

11月22日(土)

この日は私の恋人が、casaのアーティスト写真の撮影をするということで、私もアシスタントとして立川の国営昭和記念公園へ。立川はほとんど来ることのないという2人と一緒に駅ビルでランチをして向かいます。立川駅からだとけっこう遠いのですが、おしゃべりしている間にすぐ着きました。この日は晴れるものの、日中は気温があまり上がらない予報だったが、実際には汗ばむほどの日差しで、いい撮影日和になりました。いろんな場所で、夕紀子さんも3着の衣装で、秋の風景をバックにいい撮影会になったと思います。casaの2人との付き合いもけっこう長くなりますが、ライヴ以外での接触はほとんどないので、いいひと時でした。なんだかんだで、閉園の16:30まで撮影はかかり、肌寒くなって、立川駅で別れます。

私たちは小田急相模原にある友人のホームパーティへ。最近は私の日記にも登場することが少なくなったさくさんの家です。パーティといっても特別なものではなく、彼の家では毎月行われていて、私と恋人の出会いの場でもあります。2日前にボジョレーヌーヴォー解禁を迎えましたが、赤ワインはなし。でもメインはチーズフォンデュ。今回は気心知れた6人でのパーティということで、コンパクトに盛り上がり、22時前に退散。さくさんのその後の数日間の食事はチーズフォンデュの残り物の具だったようです。

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日記は数日経った方が書きやすくもある

11月18日(火)

下北沢lete TICA
私が聴きだした頃のTICAはleteでやると(ほとんどleteでしかやらないが)、すぐに予約がいっぱいになったものだが、最近はそうではない。だからというわけではないが、当初は半年に一度くらいしか行けなかったので、毎回新鮮に聴いていたが、先月も一度聴き、来月も一度聴く予定になっている最近、以前ほどの刺激はないが、一音一音丁寧に発音する武田カオリさんの歌声と英語の発音には心が安らぎます。さて、前回trico!レコ発の時には自粛していたトークもこの日の楽しみ。中間の思わせぶりトークは面白かったけど、それを受けての後半の長いトークはイマイチだった。というのも、これまで石井さんは自分が参加しているツアーの話とか、ジョギングの話など、自分の生活に身近な話題だったのに、この日は血液型などの一般的な話になってしまったからだ。基本的にはそんなものを信じていないという姿勢を保ちながらも、それでも信じようとする多くの人の不可解さのような話になってしまい、私の嫌いな話題。相変わらず私が持っているCDに収録された曲はあまり演奏しないが、オリジナルでは先日と同じ「POOL」、そしてアンコールでは演奏するのは5年ぶりくらいという「Free」など。でも、意外に演奏曲は多かったようで、この日は100分ほどのステージでした。leteでもTICAは休憩無の1ステージなんですよね。
終演後、石井さんは出口で普通に煙草を吸っていましたが、出演者に絡むような客はなぜか少ないんですよね。かくいう私も何話せばいいのか分かりませんが。ところで、今2人は新しいアルバムの製作中ということで、来春には発売になるのではないかとのこと。ベスト盤を除けば何年ぶりのリリースになるんでしょう。楽しみ。

11月20日(木)

前日はライヴもなく、就寝時間が早かったので、7時に起床。最近は週1度になってしまっていますが、ジョギングに出かけます。先週に続いて、多摩川対岸にある公園で野球の壁当て。そして、その公園にちょっと高い鉄棒があることに気付いたので、懸垂をしてみる。中学生の時は20回近くできたんだけど、とりあえず5回でやめておく。普段使わない筋肉がつることがあるからね。
10時過ぎには家を出て有楽町へ。久し振りの献血。最近は都内の献血ルームもとても人気で、土日はもちろんのこと、平日でも予約なしで行くと1時間以上の待ち時間となる場合があるが、この日はそれほど長くなかった。ちょっと時間的余裕がなく、昼飯を後回しにして映画館へ。ちなみに,この日は予約をしたわけでもないのに,午前中キャンペーンや,ポイントカードやらで色々もらってしまった。この日もらったのは,ハンドソープ,袋の口をパッチンと止める台所用品,折りたたみトートバッグ,ハンドタオル。おかげで私のバッグもパンパンです。

日比谷シャンテ・シネ 『ブーリン家の姉妹
『宮廷画家ゴヤは見た』に引き続き、私の大好きなナタリー・ポートマン出演作。またまた歴史ものです。しかも、なんとスカーレット・ヨハンソンと姉妹役ってのは贅沢すぎますね。そして、2人との絡みのあるエリック・バナという俳優、うらやましすぎます。彼はイングランド王、ヘンリー役。最近はシェイクスピア関連の本を読んでいて、シェイクスピアよりも1世紀ほど前のこの時代を描いた映画には興味津々。しかも、ちょっと前に公開された『エリザベス ゴールデン・エイジ』はエリザベス王がスペイン艦隊を破り大きな力を得るまでの物語だったが、そのエリザベスⅠ世を生んだのが、この作品の主人公でナタリー演じる、アン・ブーリン。まあ、この頃の歴史小説の常ですが、非常にドラマティックで波乱に富んだ人生。それには驚くほかありませんが、でもこれはあくまでも歴史書が原作なのではなく、歴史小説が原作であることを念頭におかねばなりません。そう、日本でいえばNHKの大河ドラマのようなものです。まあ、それを差し引いても知るべき事実が多かったことは収穫ですが、映画としてはどうなのかなあ。やはり大好きな女優を2人も使ってしまうのはちょっともったいないですな。はやりそれぞれで楽しみたい。それにしても、またナタリーちゃんの役が不幸な結末を迎えるとは...今度はもっと明るい役でお願いします。

地下鉄構内のカフェでランチをして市ヶ谷に移動。先週は小レポートの提出日だったので、今週は出席する学生が半減。せっかく、レポートの正解の解説をするというのに。そういう向上心がないようです。講義を終えて吉祥寺へ。この日も中央線は急病人発生とかで待たされる。久し振りに開店している時にこれたカレー屋「リトル・スパイス」へ。レバーのカレー「ブナ」が食べたかったんだけど、11月の季節カレーということで、「茄子とベーコンのトマトカレー」を選択。お皿の端にラッキョウとともに添えられていた辛味のもとが非常に辛くておいしかった。やはりここは名店だ。

吉祥寺strings 太宰百合トリオジョイナス
なんだかんだで、トリオジョイナスはけっこう久し振り。お店に来て、ゲストで男性ヴォーカルの矢幅 歩さんが出演することを知る。ということで、私が案内された前方カウンター席の左右には美女が2人ずつ。しかし、私の右隣には2人の顔を見知った男性。彼らはmaikoさんの熱狂的なファンで、maikoさんのライヴに行くと必ずいる2人。最近、私もmaikoさんのポッドキャストラジオ「舞らじお」を聴くようになったが、彼らはそこにメールを投稿する常連さんたちなのだろうか。ちなみに、左側の女性は1人が矢幅さんの幼馴染か大学の同級生ってことで、彼の赤ちゃんの写真も携帯電話に保存されていた。右側の女性はより若く、矢幅さんのおっかけとのこと。特に1人はモデルさんのようにキレイで思わずステージから目をそちらに移してしまう。
ところで,トリオジョイナスはピアノ太宰百合さんのリーダーバンドですが,ドラムスは最近葉加瀬太郎さんのツアーにも参加しているという(妊娠中の仙道さおりさんに代わってかな)石川 智さん,ベースの土井孝幸さんです。土井さんは私がいけなかった前回のstringsでのライヴで,女性言葉トークでかなり盛り上げたらしく,「土井たか子」と呼ばれていました。家に帰って気づいたんだけど,これってかつて社会党の党首だった政治家ですね。そんな土井さんに負けじと石川さんはアンコールで歌声を披露。そして,もちろんゲストの歩さんもガッツリと絡んでのステージでした。やはりステージ上で喋れる人がもう一人いると太宰さんも楽のようですね。そんな太宰さんと共作の歩さんのオリジナル曲や,もちろんインストゥルメンタル曲としての太宰さんのオリジナル曲に歩さんが勝手に歌詞をつけて歌ったり,またある曲では,ヴォイスとして一つの楽器として参加したり,多少,歩さんの歌に引きずられる選曲ではありますが,非常に楽しい,そして終演が23時前までなってしまった長いライヴでしたが,充実していました。本当に太宰さんのライヴは安心して聴けるんですよね。やはりジャズについてはまだまだ何も詳しくならない私ですから,ジャズのライヴだと慣れなくて戸惑うことも少なくないのですが,まあ,太宰さんがジャズだけにとらわれていないというのも大きな理由だとは思いますが太宰さんの演奏は共演者も含めて毎回とても安心して,でも刺激的に聴くことができます。

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12月のライヴ予定

やはり12月はまだまだ追加の可能性あり。決まり次第更新します。

12月1日(月)
池ノ上bobtail BE THE VOICE/Lynn(予約済み)
12月4日(木)
青山プラッサオンゼ Asa festoon
12月5日(金)
池袋鈴ん小屋 ari/他
12月6日(土)
阿佐ヶ谷MIX 高宮マキ
12月7日(日)
池ノ上bobtail omu-tone
12月8日(月)
恵比寿天窓switch いいくぼさおり(予約済み)
12月9日(火)
渋谷duo music exchange おおはた雄一(チケット購入済み)
12月10日(水)
渋谷アップルストア HARQUA(フリー)
12月12日(金)
渋谷文化村オーチャードホール 畠山美由紀(チケット購入済み)
12月15日(月)
国立No Trunks 太田朱美
12月17日(水)
大塚GRECO 太宰百合+maiko
12月18日(木)
渋谷duo music exchange 坂本美雨(チケット購入済み)
12月19日(金)
六本木サントリーホールブルーローズ ビューティフルハミングバード(チケット購入済み)
12月21日(日)
三鷹武蔵野市民文化会館小ホール 塚本 功/中村まり/TICA/さかな/他(チケット購入済み)
12月22日(月)
赤坂BLITZ 広沢タダシ(チケット購入済み)
12月23日(火,祝)
黄金町視聴室 永山マキ(予約済み)
12月24日(水)
横浜THUMBS UP leyona(チケット購入済み)

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山に登ったり、ライヴ後に映画を観たり

11月15日(土)

朝からの講義を終えて、国分寺のローソンへ急ぐ。この日は12月27日の湯川潮音ちゃんのコンサートのチケット発売日だ。恋人もこの日は大事な用事があったので、10時には間に合わず、ダメで元々の気持ちだったが、やはり「完売」。あとで、mixiコミュニティへの書き込みには「120席が1分で完売」と書いてあった。国分寺駅ビルにも入っているパン屋「キィニョン」でバゲットと山型パンを買って帰宅。恋人が来るのを待って、山型パンで軽いランチを取り、この日は高尾山へ。もう15時過ぎになってしまったが、紅葉時期の高尾山はすごい人で混雑していた。一応、高尾山名物のそばを食べてから軽くハイキング。わたしたちが選んだコースは下山客が次々と降りてくる。ちょうどちらっと雨も降り出して、もう本来ならば引き上げる時間だ。妙に重装備な老人から、普段着と変わらないカップル、写真撮影目当てのおじさん、洋の東西問わず外国人、山道をジョギングのように走っている人々。さまざまな人とすれ違います。これだけいろんな人がけっこう軽装備で訪れているにもかかわらず、このコースは足場がとても悪い。転んだり落ちたりする人はいないのだろうか。われわれは30分弱登ったところで16時をすぎ、暗くなりそうだったので引き返す。天気もイマイチで撮影には向かなかったが、まあ、これだけ混雑するところだということを学んだだけでも良しとしましょう。
わが家に帰ってきて、以前川崎でふと立ち寄ったワインショップで購入した赤ワインをいただく。薄力粉を水で練っただけの生地にケチャップ、具材、スライスチーズを載せてトースターで焼いただけの「簡単ピザ」で乾杯。意外に美味しくできました。↓こんな感じです。

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11月16日(日)

新宿バルト9 『彼が二度愛したS
ユアン・マクレガー主演,だと思うのだが,映画館のポスターには「ヒュー・ジャックマン in 彼が二度愛したS」となっている。そういえば,以前は『X-メン』の印象が強かったが,最近はいろんな作品に出演している。でも,私はユアン好き。彼は決して演技派ってわけじゃないんだろうけど,やっぱり彼の出演作は大抵面白いし,スクリーンが華やぐように思う。ということで,けっこう彼の作品は観ています。
本作の原題は「Deception」という。ごまかし,詐欺のこと。先にこの意味を知ってしまうと,映画を観るのにある種の予想が働いてしまうので,直訳を邦題にしなかったのは成功だと思う。また,この「二度愛した」という辺りも,観た後で分かったような分からないようなところも,ある意味では面白いかもしれない。さて,ユアン演じる男性は真面目な会計士。定期的に契約してる会社を訪れ,数日間で帳簿のチェックをする。なので,深い人間関係はなかなかできない。そんな時に,ある会社で残業をしていると,ヒュー・ジャックマン演じる社交的な男と出会う。夜中のオフィスで一緒にマリファナを吸い,テニスに誘われ,昼間の公園でランチだの,夜にストリップバーだの,遊び友達になる。そんな,ある日,ジャックマン演じる男がロンドンへの出張直前に携帯電話を取り間違えてしまう(舞台はニューヨーク)。この電話にかかってくるのが女性からの性交渉の誘い。なんと,彼はセックスクラブの会員だったのだ。これまで,4人としか経験のなかったというマクレガー演じる男。いい気になって,毎晩のように女性と交わる。その女性のなかには,シャーロット・ランプリングも出てくる。これが貫禄あってスゴイ。そんななか,ミシェル・ウィリアムズ演じる女性と再会する。そう,彼女は数日前に地下鉄で話しかけられ,ユアン演じる男の脳に焼き着いてしまった女性だった。ミシェル・ウィリアムズといえば,『ブロークバック・マウンテン』に出演していて,アカデミー助演女優賞にノミネートされた他,『私は「うつ依存症」の女』や『16歳の合衆国』にも出演していたようだが(あまり記憶にない),私にとってはなんといっても『ランド・オブ・プレンティ』だ。映画自体はあまり記憶にないが,ショートヘアで元気ハツラツな少女としての印象が強い。それが,すっかり髪も伸びて,ちゃんとした濡れ場はなかったものの,セクシーで魅力的な女性になっていて,本作のなかでとても重要な役割を果たしている。出番が多からず少なからず,じらしながら登場するというように,特に男性の鑑賞者はユアンに感情移入しながら引き込まれる。もちろん,いくら男性であろうが,前半のエロティックなシーンばかりが続いていたら嫌気がさしてしまうが,後半からはサスペンスの方に集中していきます。登場人物の役割は,刑事が出てきたりしてありきたりな感じですが,脚本や演出はとても丁寧で,隙がありません。ラストもいい感じで,とても私好みです。ユアンの履くよれよれの白いトランクスが素敵。

渋谷7th floor sugarbeans
sugarbeansこと佐藤友亮君のことははやしいとさんのピアノサポートで知って以来、ちょこちょこと見かけるようになり、最近は山田タマルちゃんのライヴに出てきてビックリ。この日はcabotteでcasaのライヴもあったけど、これまで機会があるだろうと思ってなかなかなかったsugarbeansを単独ライヴながら聴きに行くことにした。ひょっとしたらタマルちゃんと会えるかもしれないし、という不純な動機も含め。この日はゲストが何人かいて、MitaTakeの佐野岳彦君もいたので、客席には相方の見田 諭君もいた。その前が空いていたので挨拶して座る。この日は出演者がおおかったせいか、通路が広めに設置されていて、椅子に座るわたしたちは正面向いて座れないほど前の席と接近していた。この日は赤ワインを頼んで読書しながら待ちます。この日もかなりの入りで、さほど遅れることなくスタート。
「吾輩は猫である。名前はまだない」というナレーションでスタート。どうやら、佐藤君は猫を飼っていて、その猫の視点から彼のことを紹介するという設定で、本人からのトークはなしで進行していきます。この日のバンドはドラムスの高橋結子さんの他、ギターとベース、そしてヴァイオリンという編成。このバンドは12月に発売される新しいCDのレコーディングメンバーでもあるとのこと。ギターとベースの男性2人が妙にノリノリなのは気になりますが、なかなかいい感じのバンド音です。ヴァイオリンの女性もなかなか素敵。佐藤君は基本的に低音。歌声はけっしてうまいとはいえないが、その楽曲はポップでなかなか良いですね。さて、この日はゲストがいっぱい。まずは佐野岳彦君のハーモニカ。ハーモニカってのはこういうゲストにはとても便利ですね。低音の歌声に高音の色を添えます。そして、続いてのゲストは戸田和雅子。MitaTakeとも仲の良い彼女ですが、1曲目は「いまだけは」という彼女の曲。こういうバンド編成ではなかなか聴けません。そして、佐藤君がMitaTakeに提供した「帰り道」を戸田さんがカヴァー。最後はsugarbeansの新しいCDにデュエットで入れたという曲。3曲だけでしたがとてもバランスの良い選曲ですね。さて、続いてのゲストはなんとミドリカワ書房。こんなところで聴くことになるとが。でも、以前からこのお店の入口に彼のポスターが貼ってあったように、本人も「私はここから生まれました」といっていました。なんでも、佐藤君は昔から彼のサポートをしていたとのこと。そして、この日のバンドメンバーのギターとベースも同じく、ということだったようです。でも、やっぱり彼の音楽は好きにはなれないかな。多分、思想的には嫌いじゃないんだろうけど。
後半戦はなんとストリングスカルテットの登場。2人のヴァイオリンとヴィオラは女性でしたが、チェロは男性。チェロを弾く男性ってけっこうそれらしい雰囲気がありますが、この男性はミュージシャンとも思えないような雰囲気。さて、演奏の方はどうだと思ったけど、いまいちチェロが聴き取りにくかった。まあ、ともかく後半は豪華な感じで進行します。今度のCDは旅がテーマらしく、本当はそのレコ発になるはずだったこの日のライヴも旅がテーマ。出演者たちに旅の思い出などを聞きますが、本当に皆さん旅が好きっていいますね。私は旅が嫌いなので、どうにもこの雰囲気にはついていけません。まあ、それはそれとして、ライヴはとても楽しく、アンコールを含め20:30で終了しました。ちなみに、スタートが18時とかなり早かったんですよね。
ということで、お客さんで来ていたはやしいとさんや戸田さんとおしゃべりして、sugarbeansも1000円の自主制作CDを購入して佐藤君にも挨拶。すぐ近くのシアターTSUTAYAに移動します。本当はここで『ブリュレ』という映画を観るつもりだった。双子の姉妹が出演した作品だが、初監督作品だったその監督は急死してしまったらしい。しかし、この作品は金曜日で終了していたらしい。土曜日から始まったエッチな映画がトークショーありということで、賑わっていた。帰るべきかどうか悩んだが、まだ時間があったので駅前のTSUTAYAに戻って同じ映画館でレイトショー公開していたもうひとつの作品の前売り券を購入して戻ります。

渋谷シアターTSUTAYA 『天使のいた屋上
お客さんは私一人、と思いきや上映前にもう一人入ってきました。私はいつもどおり最前列。この作品は『トウキョウソナタ』で小泉今日子の大学生の息子を演じていた小柳 友主演作品。観る人は少ないと思いますが、ネタバレありますので注意ください。主人公は高校生ですが、はじまりは高校生活の日常が淡々と描かれます。ほとんど友達のいない主人公。一人で誰も立ち入ることのない屋上に上がってウォークマンを聴いていると(カセットテープってところがミソ)、一人の女子高生が携帯電話で写真を撮っている。お互い名前も聞かずその場は別れるが、お互い気になる存在。実はけっこう思い話だったんですね。波瑠という女性が演じるこの女子高生、ほとんど学校にこないというのにはそれなりに理由があり、主人公も授業も上の空で孤独に毎日過ごしているのにも理由があった。そして、それが同じ原因であることが、主人公がこの女の子の名前を聞いたときに分かる。主人公はかつてサッカー部で、以前亡くなったサッカー部の先輩の名字とこの女の子が同じ名字なのだ。そのいきさつが徐々に明らかになりながら、主人公と女の子は近づいていく。淡々としていてちょっと眠くなるテンポではあるが、少しずつ核心に迫っていくその展開はなかなかよくできている。小柳君の演技はそれなりだが、この波瑠というこの存在感はナカナカだ。個人的には余貴美子と顔の雰囲気が似ていると感じた。
個人的には主人公の母親役で出演していた水木 薫という女優さんが気になった。スクリーンで観る限りは高校生の息子をもつ母親役には若いんじゃないのと思ったけど、調べてみるとけっこういい年をしている。しかも、『スクラップ・ヘブン』や『しゃべれどもしゃべれども』などにも出演していて、若い頃はポルノ女優だったようだ。レイトショーらしい、落ち着いた気持ちで帰路につきます。

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bobtail大盛況

11月14日(金)

池ノ上bobtail
オーナーの羽場さんが今年一杯で辞めてしまうというこもあってか、最近のbobtailはいついっても満席だ。この日は早めについたので幸いにもステージ正面1人ソファと特等席がゲットできたが、まもなく席はほとんど埋まった。私の後ろにはドラマーの只熊さん。彼もけっこう一人でライヴに来ている。あれほど多くのサポートをしていながら、知り合いと話し込むわけでもなく、あまり業界人っぽくない。ちなみに、私も話しかけたことはない。ちなみに、この日は女性客も多かったのだが、私の前に座る左右の女性がどちらも喫煙者で参った。
ammonite:ギター&ヴォーカルの男性とピアノ&ピアニカの女性の2人組み。この男性もあまりミュージシャンっぽくないんだけどかなり歌はうまい。といっても、めちゃくちゃうまいわけではなく、いい喉を持っていて、あまり洗練されてしまうといかにも商業的な歌声になりそうなので、今のままがいいのかもしれない。声量的にも多分声を張り上げる方が映える声だが、そうではない楽曲もなかなか変わっていて面白い。
古賀夕紀子:なんと、この日は全く一人のステージ。ギターを抱えて出てきました。はじめはピアノに座ってポロンポロン唄います。casaの時はかなりリハーサルをしっかりしてクオリティの高いステージを見せてくれますが、まだまだ弾き語りに慣れていないその拙さがなんとも可愛らしい。美宏君作曲で夕紀子さん作詞の曲もまだcasaとしてはおそらく披露していない「ナヌー」という白熊の曲もとてもキュート。以前一度プラネタリウムで唄ったことのある遠藤賢司「雨上がりのビル街」も歌ってくれたし、多くの人がカヴァーしている「the water is wide」も他の人とはかなり違ったアレンジで面白い。後半でようやくギターで1曲。最後はお客さんの手拍子で1曲。彼女の持つ音楽的才能を改めて実感するとともに、素の彼女らしさがとてもよく出ていたステージだと思う。たまには1人でもやっていって欲しいですね。
この2組はとても順調に進んでいたのに、なんとこの後30分のセットチェンジ。終演後、誰かがいっていたが、ミトモバンドの誰かが時間を間違えていたとのこと。やはりみどりん待ちだったのだろうか...
ミトモタカコ:一昨年のクリスマス以来だろうか。ミトモさんの歌声を聴くのは。その後に偶然にも池袋のシネマ・ロサでお会いしてお話したことがあったけど、結局それ以来だった。正直いうと、そのクリスマスイヴのbobtailでわずかにだけ聴いたミトモさんの歌声は彼女の体つきから想像した以上のものではなかった。しかし、今年発売された大貫妙子カヴァー集『音のブーケ』に彼女が歌を入れた「街」は個人的に一番原曲に近いのではと思っていた。歌声的には多くの人は寺尾沙穂さんが一番大貫妙子さんに近いというが、なぜか私は「街」が好き。ということで、この日はもちろん、初めて一人のステージを聴く夕紀子さんを聴きに来たのだが、ミトモさんのライヴをまともに聴けることもとても楽しみだった。すると、なんとピアノに鈴木 潤さんが座る。そして、ドラムスにはみどりん。もう、これだけでかなり驚きです。先日、erimba with HARCOに飛び入り参加したみどりんの演奏を久し振りに聴いたが、今回はたっぷり聴けます。しかも、間近で。そして、ベースは椎名達人という人だったが、どこかで一度聴いたような気もする。とにかく、素晴らしいピアノトリオをバックにミトモさんが歌います。彼女のオリジナル曲は初めてですが、これがまた面白い。自分の体型と恋の遍歴をネタにした曲たち。必然的に盛り上がります。そして、暑い!
結局、セットチェンジに時間がかかってしまったために、終演は23時前。この日も誰ともしゃべることなく帰路につきました。

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ちょっとライヴが減っているかな

11月12日(水)

この日は恋人のところに遊びに来ている台湾の友達と3人で大宮に行った。

大宮ムムタージ 松下美千代+須藤剛志
大宮は西口のソニックシティ内(?)にムムタージというインドレストランがあり、ここでは毎週水曜日にチャージフリーの演奏がある。それを仕切っているのはwater water camelの須藤剛志(ひさし)君。ということで、私の好きなミュージシャンも多数出演している。この日はピアニストの松下美千代さんが須藤君とデュオで出演するというので、ディナーがてら、大宮まで来たわけだ。ここへは大抵一人できていて、往復の電車の退屈さというデメリットがあるが、この日ばかりはその心配はしなくてよい。前にも書いたように、このお店のメンバーズカード(ただのポイントカードですが)はけっこうお徳で、この日もタンドリーチキンを人数分無料でいただき、また以前にたまったポイントで交換した500円券があった。わたしたちが到着した時には演奏が始まっていたので、とりあえず飲み物とタンドリーチキン、エジプト豆のサラダと揚げ餃子みたいなのを注文。最近は19時から、毎正時に30分ずつ、3回のステージがある。ということで、1stステージが終わってからカレーを注文。なんとなく、一人一人前ずつは食べられないと判断して、魚介類たっぷりカレーとトマトのクリーミーチキンカレー。それぞれ3人がナンとライスを頼んで。コクたっぷりの辛めとサッパリしたものでバランスよかったけど,さすがにお腹いっぱい。
さて,演奏ですが,やはり2人ともちょっとそつなくこなしている感がありますが,けっこう本人たちは楽しそうです。やはり基本は皆さん食事しに来ているので,会話の邪魔になってもいけないくらいの感じ。特にこの日はきちんと演奏を聴きに来たのはわたしたちくらいで,拍手も少なかった。ちなみに,このお店に生ピアノはないので,電子ピアノを持ち込んでの演奏。美千代さんのエレピは初めてでした。演奏の合間に,ちょこちょこ,そして終演後もけっこうゆっくりと須藤君も交えてお話できて楽しかった。

11月13日(木)

講義の前に渋谷文化村ル・シネマで『ブーリン家の姉妹』を観るつもりで文化村に入った途端,前売り券を忘れたのに気づく。しょうがいないので,チケット屋に行って別の作品を探す。こういう機会を逃すと多分観ないだろう作品をチョイス。

渋谷シネマ・アンジェリカ 『オリンダのリストランテ
いろんな企画をしているシネマ・アンジェリカ。この週は「アルゼンチン映画特集」と題して,この作品とタンゴのドキュメンタリーとを上映していた。こういう特集ものの前売り券が安売りチケット屋で普通に売っている偶然にも感謝して観ることにした。
さて,映画はタイトル通り,オリンダというおばさんがやっているレストランが舞台。かといって,このおばさんの料理がメチャクチャ美味しくて,って展開ではない。若い男の子をウェイターで雇いながら,近所の常連さんを中心にいつも変わらない毎日。しかし,そこは映画ですから,もう一人の主人公が登場します。ドイツからかつての恋人を探してアルゼンチンにまでやってきた青年ペーター。当然のごとく,その女性は見つからず,1泊目のホテルでお金を盗まれ,あてどなく昼間に偶然立ち寄ったこのお店に助けを求めにくる。そんな感じで,細かくストーリーを書いても面白くないが,このお店に集う人たちが,このドイツ人の登場でこれまで当たり前にしてきたものに向き合うという物語。こういう素朴な映画,いいですよね。最近は年に1本くらいアルゼンチン映画が観られるようになりましたが,少なくとも日本で上映される作品にははずれがありません。
ちなみに,このオリンダ役の女優さん,どこかで見たことがあると思っていたのですが,気のせいでした。なんとなく,雰囲気がサマンサ・モートンに似ているだけだった。彼女もかなり太る体質だから,おばさんになったらあんな風になるかもしれない。

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あなたはPちゃんを食べますか?

11月11日(火)

新宿武蔵野館 『ブタがいた教室
最近、恋人と2人揃って映画を観られる機会が少なくて、その割りに一緒に観たい映画が多く、平日に観ることにした。けっこう宣伝もしているようだし、インパクトもあるので知っている人も多いだろう。この作品は『パコダテ人』の前田 哲監督。『パコダテ人』とは私の好きな今井雅子さんの脚本による劇場公開長編映画第一弾。かつ宮﨑あおいちゃん初主演映画だったのだ。まあ、そんなことはよい。
本作は実話に基づくもので、妻夫木 聡が新任教師役。いきなり6年生の担任となり、初めての授業で子豚を連れてくる。これを1年間かって大きくして、最後には皆で食べよう、という。それは命の大切さ、そして人間はその命を食糧に換えて生きているということの実感を得てもらおうというものだ。事実に基づくとはいえ、かなり脚色されていると思う。そして、脚色どころか、26人の学童がこの豚を卒業後どうするかの話し合いのシーンではあらかじめ与えられた台詞はなく、演じる子どもたち自身の言葉に委ねられたという。よくある学園者と同様に、この企画を教頭先生は反対し、校長先生が擁護する。そして、子豚を育てるのに積極的な学童に対して無理解な母親たちを校長がなだめ、最終的な決定権を持つという構図。
確かに、子どもたちは実際に撮影をしながら何頭もの豚たち(おそらく撮影には大小何頭かが使われている)を飼育し、接していたと思うので、かれらの言葉にはリアリティがある。しかし、逆にそれがフィクションとしてのこの作品にとっては深みを犠牲にしているようにも思った。おそらく、選択肢はもっとたくさんあったと思うし、単なる子どもだけの力ではなく、もっとそれぞれの家族の協力があってもよかったように思う。まあ、この作品に関してはネタバレは禁物だと思うのでこれ以上書かないが、ちょっと不満の残る作品。
でも、この映画のテーマはひとつの答えを出すことではなく、観客もその答えについて考えることだから、あえて突っ込みどころを残しておく、本作の作りはそれはそれで意義があると思う。

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たまには土曜日に更新

11月9日(日)

渋谷アミューズCQN 『Happyダーツ
この映画が撮影されたのは辺見えみりが離婚した後かどうかは分からないが、遊び優先の30歳派遣OLの役ってところが面白い。そもそも、テレビを中心に活動してきた彼女が映画主演ってところが面白いのではないかと観ることにした。元おニャン子クラブの新田恵利が出演しているってのも捨てがたい。まあ、タイトルどおりのちょこっとスポ根ものですが、ストーリーもきわめて分かりやすい。会社の同僚がビリヤードをやりたいということで連れて行ったお店で退屈そうにお酒を呑んでいると、若くてカッコいい定員さんに誘われて初めてダーツをする。その男の子に会うためにそのお店に通うようになるのだが、次第にダーツそのものにはまってしまうというもの。初めて2ヶ月で全国大会に出場して最終的には決勝にまで残ってしまうという映画的展開。新田恵利はそのお店に通う常連ダーツプレイヤー。
けっこう、この大会の様子が手に汗握る感じで面白いのだが、そもそもダーツ愛好家集団というサブカルチャーの様子がうかがえるのが面白い。まだちゃんとしたプロの制度が整っていないようで、でもダーツ人口はけっこう多いという。実際に私の職場でも一時期数人の社員が夜な夜なダーツバーに通っている時期があった。一般的な素人プレイヤーは特定のお店に所属し、大会などに出場するようだ。実際に撮影で使われている全国大会の様子はどう見ても本物。よく、見本市会場などで使われるような広い室内空間に電子ダーツボードが設置され、競い合う様子とその盛り上がりようはすごいです。そして、実際に辺見えみりと対戦しているプレイヤーも恐らく俳優ではなく実際のプレイヤーが多く出演している様子。映画自体ももちろん色恋沙汰はありますが、恋よりダーツってところが潔くてけっこう面白かった。ちなみに、日曜日の昼間でしたがけっこうお客さんがいてビックリ。なかにはダーツファンたちの姿も多かったかもしれません。

表参道UNCafe 山田タマル
銀座のカフェohanaで始まった,山田タマルさんの「start & standard」という恒例ライヴも10回目になります。私の参加は7回目。ここ,UNcafeに移ってからは15:30からのライヴで食事つき。ちなみに,UNとは近くに国連大学があるところからきているのでしょう。前回は食事つきにしてちょっと中途半端な時間でイマイチだったので,今回は食事抜き。ちょっと値段もお安くなりました。ドリンク飲み放題といっても,アルコールは別途注文なので,そんな何杯も飲んでもトイレが近くなるだけなので,今回は1杯。前回高橋結子さんとご一緒したピアニストの佐藤友亮君が,またまたタマルさんでは初登場のパーカッショニスト三星章紘さんによる3編成。この三星(みつほし)さん,先日のduoでの長時間ライヴに出ていましたね。chocolatreのサポートだったような気もするけど違うかもしれない。でも,やっぱり一度でも聴いたことがあって,そこでの演奏が嫌いな感じでなければ安心だ。なんか,この日もいいステージになるような予感があったが,隣の4人組のくだらない話が耳に入ってしまい,読書に集中できない。お店の人のいいなりにならないでTOPSさんが勧めてくれた隣の席がよかったかもと後悔。
前回とはステージの位置が変更。見やすいかどうかは微妙。まあ,ともかく私の位置からはちょっと遠いけど真正面です。一人で登場したタマルさん。ピアノの前に座ります。エルトン・ジョンのカヴァーから始まり,1stステージはカヴァー曲4曲。さすがに1週間経って忘れてしまいましたが,なかなかいい選曲。Mr Childrenは好きではないが,タマルさんが歌うととても素敵だった。
2ndステージでもまずは1曲ピアノで弾き語り。なんと「流星レター」。私は彼女をメジャーデビュー後に知ったわけだが,イヴェントライヴで数曲聴いた時はあまり好きになれず,後日インディーズ時代のミニアルバム『恋の景色』ではまってしまったが,「流星レター」はそのなかの1曲。やっぱりあの頃の曲は彼女の歌い方によくあっていると思う。2ndステージも前半はとてもいい選曲で,三星さんのパーカッションはそつない演奏でしたが,佐藤君は松下美千代さんのように,ピアニカとピアノを同時に演奏する奏法で色を添えます。まあ,なんといってもタマルさんの歌声,改めて惚れなおしました。最近はちょっと惰性でライヴにくるという感覚もないこともないが,改めてシンガーとしての彼女の魅力を確認するライヴでした。でも,「My Brand New Eden」から「Love you ROSE」,「祈り」の展開はちょっと飽きたかな。なんとなく,まだ場を盛り上げないといけないという使命感が残っているが,そのうちなくなるでしょう。そして,アンコール。ギター弾き語りの「Warp」でした。こちらはインディーズ1stアルバムのタイトル曲。これもグッときましたねえ。終演後,時計を見たら,大体終わるだろうと恋人と待ち合わせ時間にしていた17時を大幅に過ぎていました。でも,時間の経過を感じさせないほど良いステージだったということですね。

ということで,青山ブックセンターに恋人の姿を探す。私は夜も池の上でライヴがあるので,池の上に移動して食事。一つには以前はbobtailのライヴ時間が日曜日は若干早かった気がして,それを確認していなかったため。もう一つはbobtailの上の台湾料理店「光春」に行ってみたかったのだ。お店のドアを開けると「ご予約ですか?」と聞かれる。私たちはかろうじてカウンター席に案内されたが,その他はすべて予約で埋まっていました。ラッキーと思い席に着くが,どうにも厨房が落ち着かない様子。われわれは初めてでしたが,実は最近リニューアルオープンしたところだったようですね。そして,ご主人が調理して,一人のスタッフは前からのようですが,他の2人は新入りのようです。お客さんはほとんどが近所の人で,家族など親しい3,4人の団体で来ています。しかし,われわれにはちょっと高め。腸詰が目の前にあったので注文したら,700円台で1本のみ。しかも,入店時に一緒に頼んだビーフン炒めは出てくるのに30分以上。新入りの一人がオーダーを聞き間違えたようで,厨房内はピリピリ。初めてのわたしたちはあまりいい気分はしませんね。ちなみに,それはわたしたちの注文で,台湾ビールが台湾コロッケになっていた。ビールはちゃんと出てきたんだけど,注文のないコロッケまで作ってしまい,最終的にはサービスでわたしたちのテーブルに運ばれてきましたが。そんな些細なことに恋人の気分は下がります。
まあ,とにかく私はライヴ。やはりいつもどおり,19時開場,19:45開演でした。

池ノ上bobtail
たゆたう:たゆたうはヴァイオリンとギターの女性2人組。基本的にはギターの方が歌いますが,ヴァイオリンの方もたまに歌います。いろんなおもちゃで音も鳴らします。彼女達は京都在住でたまに東京に来るようですが,昨年の10月,やはりここbobtailでcasaを聴きに行ったら出演していた。妙に面白くてライヴ盤CD-Rを購入したが,それもけっこうよくて,また上京するというので聴きに来たのだ。歌声はQuinka, with a Yawnのような甘ったるさと遊び心満載。よく曲中に発する奇声は二階堂和美さんに似ていないこともない。そこにヴァイオリンが入って,なかなか他にない雰囲気を醸し出す2人。なんでも,今年きちんとCDを発売したそうで,後で購入しようと楽しみに演奏を聴く。いやあ,やはりかなり良いです,この2人。CDも手作り感溢れてかなり良いです。一般のCD店で売っているかはわかりませんが,歌詞カードの代わりに2人が手がけた絵本になっていて,歌詞カードはないとのこと。ライヴ会場で購入するともらえます。まあ,曲自体があまり歌詞カードを読みたくなるようなものではありませんが。
神谷きよみ:続いては神谷きよみさんですが,そちらも楽しみにしていました。こんなことを書くのも何ですが,現在米国滞在中の橋本 歩さんが引越しの際に引き取り手を探していたCD(データをPCにコピー)のなかに彼女のCDがあって,引き取ってきたのだ。彼女の名前は確かにbobtailなどのスケジュールで見たことがあったが聴いたことはなかった。でも,そのCDはなかなか良くて,早くその歌声を生で聴きたかったのだ。ピアノの前に登場した彼女はかなりの美形。でも,その振る舞いはかなり親しみある感じで面白いです。しかも,てっきりピアノ弾き語りかと思いきや,ベースにドラムスにサックスまで入れたバンドサウンド。でも,ビブラートをちょっと変わった感じで多用する彼女の歌声はそれに負けていません。なかなか迫力のあるステージ。そして,CDどおりの素敵な楽曲たち(CD収録の曲はあまりやりませんでしたが)。MCと演奏のギャップも楽しめる素敵なシンガーでした。
しかし,次の出演者も彼女がピアノを演奏するR・O・M・Aというおじさん集団。ちょっとその内輪的雰囲気がついていけず,途中退出。翌日も早いしね。

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久し振り映画ハシゴ

11月8日(土)

講義を終えて下北沢へ。ここ最近は金曜日のライヴが多く、土曜日に早起きするのは辛い。ということで、中央線、井の頭線とともに座れたので熟睡。下北沢で恋人と待ち合わせて映画。久し振りに映画のハシゴ。

下北沢トリウッド 『梅田優子の告白
この映画は恋人が通う専門学校の映画専攻の女子学生が監督したもの。ということで、若干20歳です。トリウッドがそんなプロジェクトをやっているらしい。監督と同世代の女性を主人公にした、ある意味で自叙伝的な作品か。といっても、監督個人のではなく、複数の友人知人の体験談を元に、こんなことあるよねえ、こんな人いるよねえ、そんな感じ。もちろん、主人公は梅田優子。19歳の彼女は昼間は牛丼屋で、夜はセクシーキャバクラで働く毎日。ラヴホテルで男とエッチしてはその男の特徴を手帳に記録するというのが趣味(以前にもこんなのあったな)。だから、基本的に特定の人との恋愛というのをきちんと経験していない彼女が牛丼屋の常連のおじさんに心ときめく。たまたま、セクキャバの仲間とよく行くバーにそのおじさんが常連で通っているという偶然から、恋心は加速する、そんな展開。
私の恋人と同じ専攻の友達が冒頭のラヴホテルのシーンで全裸で出演しているところでまず笑い、けっこうこまかな笑いどころがあり、50分という短い上映時間ですが、それなりに楽しませてくれます。まあ、逆にこれ以上長いと辛いですが。以前にも、ここトリウッドで十代の監督作品を1,2本観たことがあるが、それに比べると確かに専門学校で映画について学んだだけはあって、よくまとまっている。でも、逆にいえばこちらが予想もつかないような展開がなかったような気もする。やはりその辺の斬新さというか、ものを知らない人の強みというか、そういうのがでればもっと良かったかなあと思う。もちろん、20歳にしてはできすぎですよ。

下北沢でmona records近くのベトナム料理店に初めて入る。2人でフォーを食べるが、まあまあ美味しいです。食後、渋谷に移動。といっても、前売り券を既に買っていたので、神泉駅で下車して円山町の映画館へ。

渋谷シアターTSUTAYA 『恋愛上手になるために
グウィネス・パルトロウにペネロペ・クルス出演作品。一昔前だったらもっと宣伝に力を入れて全国ロードショーするような面子ですが、なぜか東京ではここのみの単館上映。エンドロールでもうひとつ驚いたのは、なんとこの作品、2005年のものです。そして、観終わった後に、この邦題がいかにも不相応で軽薄だと感じる。これは私の勝手な想像ですが、日本の配給会社の人がこの作品にほれ込んで日本での上映を企画したものの「The Good Night」といういかにもありふれた原題、しかも内容はけっこう複雑で、またキャストだけで売るにはちょっと時期遅れで、なかなか公開してくれる映画館が見つからなかったのではないでしょうか。結局、もっと軽い恋愛ものを予想させるような邦題に落ち着いたものの、ようやく上映してくれる映画館は一つ(といっても、一応日本全国で上映されます)。しかし、この作品あなどれません。私もセクシーなペネロペちゃんが観られるというけっこう気軽な気持ちで観に来たものの、観た後にどっと疲れる、内容の濃い作品でした。近年のアメリカ映画ではかなり映画らしい作品だといえるでしょう。私的にはとても好きな作品の一つとなりました。なんと、監督はグウィネスの弟ジェイク・パルトロウ。
ネタバレありでいきますよ。予告編では、同棲生活の長い男女が倦怠期を迎えており、そんな時にペネロペ扮するセクシー女性が男の下に現れ、どちらを選択するか迷いながら男が成長していくという物語を予想させる。しかし、ペネロペ扮する女性が登場するのはマーティン・フリーマン扮する主人公の夢の中。ちなみに、マーティン・フリーマンは『レンブラントの夜警』でレンブラントを演じた人物。主人公が実際に浮気をするわけではなく、あくまでも夢の中なのだ。しかし、彼はどんどんその夢に溺れていく。夢をコントロールできるという本を読んだり、セミナーに通ったりする。このセミナーの先生を演じるダニー・デビートがまた渋いのだ。しかも、主人公が困り果てて、この先生の自宅を訪れるシーンがまた衝撃的。夢の中で浮気といっても、ここまでエスカレートすると、本当の浮気ではないとは言い逃れできない。そして、その夢で見た女性が実際に現れるのだ。その夢と現実のギャップの描き方もなんともたまりません。こうして思い出すと大して斬新な脚本ではないのですが、一つ一つのエピソードが形式ばった展開にすればエンタテイメント性に富んだ作品になりそうなのに、あえてそうではなくリアルな現実に引き戻す辺りがこの作品の魅力。
とにかく、一度観ただけではうまく説明できませんが、巷に溢れているありきたりの映画ではイマイチ消化不良だという映画好きには勧めたい作品。

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また、心待ちの組み合わせ

11月7日(金)

渋谷7th floor
この日はけっこう楽しみにしていたライヴイヴェント。ここ7th floorをはじめとしてさまざまな会場でイヴェントを開催しているhigh bridgeこと高橋さん、憎い組み合わせですなあ。しかし、お客の集まりは非常に悪く、開場まもなく到着した私はど真ん中に座ります。最近の彼の平日イヴェントはライヴチャージが安く、予約割引がなく、2ドリンク制ということで、200円追加してとりあえずギネスビールをいただく。本当は300円のおつまみと一緒にもう1杯飲むつもりだったが、なんとなく呑む気分ではなく、もう一枚のチケットでチョリソーと交換。
mue:この日も一人弾き語り。2週間後には同じ場所でソロCD発売記念単独ライヴを予定しているので、その時はバックバンドも参加して賑やかにやってくれることでしょう。といっても、私は彼女の歌は一人でも十分完結すると思う。さりげないんだけど、そして本人曰く間違った奏法もあるようだけど、彼女のギターは素晴らしいと思う。そして、彼女の歌声は甘ったるいんだけど、力強くて嫌味がない。そもそも、彼女の話し声はけっこう低くて太いのだ。そんな性格が歌声に出ている。短い時間で後腐れなく、さっぱりしたステージだった。
永山マキ:この日は最近仲の良いイシイタカユキ氏とのデュオ。そういえば、マキさんが2人だけでステージに立つのは珍しいと思う。ピアノの宮嶋みぎわさんと2人の演奏はよくあるけど、ライヴ自体はサックスとかギターとかがいて、あくまでも2人での演奏は数曲に限られている。マキさんはイシイ氏にそんな期待と信頼を寄せているようだ。この日のMCでイシイ氏とみぎわさんとのニューヨーク旅報告や、イシイ氏が伊能忠敬の子孫だということなど、その話を聞いてなんとなく、イシイ氏の演奏を解釈できるようになってきた。とにかく、一所にとどまることが嫌いというイシイ氏。以前にも演奏中に何が飛び出すか分からないところにイシイ氏の演奏からは刺激を受ける、とマキさんがいっていたが、普段どおり演奏しながらも細かいところでアレンジを効かせたり即興を入れたりしているのだろう。もちろん、リハーサルも聴いていない音楽素人の私にはどこが即興でアドリブかは全く分からないけど、唄っているマキさんの表情を見ていると、そんな気がする。ちなみに、最前列で私の左隣のテーブルにいた夫婦はマキさんのご両親だったようです。この日は1曲ピアノで一人弾き語り。しかも、その曲は「ヨイトマケの唄」だった。この曲はdois mapasで聴いたことがあるけど、実は美輪明宏の作詞作曲の歌だったらしい。マキさんの歌声も迫力がありました。
small color:この日はスライド上映の首藤さんを加えてのステージ。良原リエさんとオオニシユウスケさんの2人もステージ衣装で決めています。この日もいいスライドだったなあ。そして、なんとなくこの日はオオニシユウスケさんがメインだったような気がする。穏やかな音楽が特徴の2人ですが、この日のオオニシ氏のギターはかなりの音量。最前列の私はちょっと辛くもありましたが、大音量のなかでおぼれるのもたまには悪くない。でも、そのなかでもリエさんのトイピアノやアコーディオンはしっかり聴こえます。この2人は演奏しだすとけっこう長い。1時間強のステージだったのではないでしょうか。でも、やはりスライドとともに紡ぎだす世界観は素敵だ。
終演は既に23時前になっていたけど、皆さんに挨拶。特にマキさんとは少しお話した。彼女にはいつも妙に褒め上げられてしまうのが不思議。

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七夜待

11月6日(木)

渋谷シネマライズ 『七夜待
河瀬直美監督最新作。国際映画祭で2度栄冠に輝いた彼女。知っている人も多いと思うが、ドキュメンタリーフィルムから始まって、彼女の作品は彼女の生まれ故郷、奈良県にずーっと関わってきたけど、本作は初めてそこから離れて、それどころか日本から離れて帯を舞台にした作品。しかも、主演が長谷川京子。これまでは出演者に奈良県で生まれ育った素人を出演することも多く、もちろん奈良県とは縁のない俳優さんも出演してきましたが、著名度よりは演技というか、その場に溶け込むかどうか、そんな渋い俳優さんの出演が多かったように思う。しかし、今回はバリバリの人気女優。しかも、演技的にどうかは不明。
ということもあって、これまでの短館上映とも違って、観る前にいろいろ情報が入ってきた。基本的に日本人俳優は長谷川京子のみなのだが、毎日の撮影は台詞は決められず、大体の行動を示した指示書を渡されるだけ、というもの。まあ、彼女の作品はストーリーがあってないようなものですが、基本的なストーリーは、タイ語も大してできない30歳女性が一人でタイ旅行に来て、予定していたホテルに行けず、たまたまたどり着いた場所で毎日マッサージされつつ癒される7日間、というもの。もうひとつ、事前に仕入れてしまった嫌な情報があった。それは公開前の試写会での監督と長谷川京子とのトークがネットニュースとして流されたものだ。いわく、長谷川京子は終始タンクトップ姿だが、この撮影はノーブラだったというものだ。この情報はよくなかった。上映が始まるや否や、男性観客の目はそこにばかりいってしまう。確かにノーブラだが、明らかにニプレスをつけています。それに幻滅しながらも、形のよい乳房は常に気にかかってしまう。
そんなところに目がいっていると、腰につけたマイクの機材。そして時にはタンクトップの下に隠れた小型マイクまで気になってしまう。後半に薄い白いズボンで沼地を歩くシーンではTバックの下着が気になるし、なんだか大したストーリーがあるわけでもないので、そんなところに気をとられる映画でした。しかも、結局長谷川京子はタイ語もできない、英語すら大してできない。7日間を過ごす家にはゲイのフランス人男性がいて、男の子のいる女主人となぜかずーっと居座っているタクシー運転手の男性はもちろんタイ人。そんななかで、言葉が通じずもどかしい長谷川京子。もちろん、観客である私たちも長谷川京子が思わず叫んでしまうように「タイ語もフランス語も分かんないの!」だが、私たちには日本語字幕がある。そんな感じで、一人いじめられている長谷川京子の姿を監督と共犯になって楽しむ観客たち。果たして、作品のなかの彩子がこの旅で学んだことと、長谷川京子がこの撮影で学んだことの区別はつくのだろうか。このフランス人もゲイなのに妙に女性に対していやらしい感じでいやですねえ。女主人も、はじめは優しい人でしたが、徐々に本性を現します。唯一の救いはその子ども。
まあ、そんな感じで、観る人によって捉え方が違うし、そもそもがネガティヴなところは河瀬さんらしい作品だが、まあどうにもこうにもってのが正直な感想です。とにかく、毎回制作費の工面に苦労している監督ですから、今回のもので多少なりとも次回作の資金になればと願うのみ。しかし、木曜日の昼間の回ということもありますが、お客さんは10人足らずでした。
ところで、このタイトル。彼女は何を待っていたのだろうか...

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久々1週間遅れ日記

11月3日(月,祝)

新宿ピカデリー 『ゲット・スマート
新しくなってから初めて行く新宿ピカデリー。なんと、スクリーンが10つもある。というのに、7月にオープンしていままで観る機会がなかったということは映画のセレクトがいまいち私の好みと合わないということか。受付カウンターに到着してがっくり。他のシネコンのように、めちゃくちゃ行列ができている。なぜこういうことになるのか、新しい劇場でもまったく解消されないのはどういうことか。以前、映画館の主流は整理券制だった。もっと前は、ロビーに列を作るという形だが、どちらにしてもいい席を確保するには、開場時間前に集まらなければならない。ひどいところになると、開場から開映まで15分、予告編15分で、本編開始の30分前の時間をみておかなければならない。全席指定制はそれが解消され、本編開始までに席に戻ればいいことになる。しかし、結局早めに映画館に着いて、10分以上列に並ぶのであればどっちが合理的なのか分かったものではない。まあ、うんざりしながらも並んでいると、後ろの男女はなんと見る作品をこの並んでいる時間で決めている。しかも、この場では映画のタイトルしか分からないから、タイトルを見て分からないものは推測か選択肢から除外される。まあ、それだけ暇なんだろうな。
さて、なんとか席が取れて観ることになったこの作品。しかも、11階にある第10スクリーンだったので、座席を取るために並び、11回までエスカレータで上る時間もあったので、昼食はとれず。主演の俳優は名前は覚えていないが(調べもしない)、コメディアンだったと思う。そもそも本作は日本でもかつて放映していたというアメリカのテレビドラマで、コメディとのこと。よくありがちな国防秘密組織の工作員たちの物語。もちろん、組織も何も嘘っぱちで現実離れしているところが笑いを誘うというもの。その類にはあまり興味はないのだが、単にアン・ハサウェイの出演作を観てみたいということで選んだだけ。もちろん、ピカデリーにも来てみたかったし、時間と場所が都合よかったってのもある。アン・ハサウェイは派手な顔立ちから、けっこう気になっていた女優さんだったが、『プラダを着た悪魔』を見逃してから、機会があれば観たいと思っていたのだ。グラマラスボディだけど、セクシーという感じではなく、数本の映画の予告編から想像するにけっこう純情派で売っている印象があった。しかし、本作ではちょっと訳ありの仕事のできる女性という設定。一方、主人公の男性は分析官としての事務職は優れているものの、実際の現場ではドジばかり。この凸凹コンビがお互い助け合って事件を解決するという分かりやすい展開。それにしても、コメディなんだけど笑えない作品。どうも、こういうアメリカンギャグにはついていけないんですよね。そして、アン・ハサウェイもどちらかというとこれまでの作品よりはクールでセクシーだったと思うけど、そして体のラインが強調されたシーンは多かったけど、なぜかいやらしさを感じないのは不思議だ。
まあ、ともかく、アン・ハサウェイを観るという目的を達成はしたが、それ以上の映画ではなかった。ちなみに、今私はスティーヴン・グリーンブラットの『シェイクスピアの驚異の成功物語』という本を読んでいるが、アン・ハサウェイという名前が出てきてビックリ。なんでも、シェイクスピアが18歳でできちゃった結婚をした8歳年上の女性の名前がアン・ハサウェイ。現代女優の彼女の芸名と何か関係あるのだろうか。
ちなみに、ここピカデリーは一方的にポイントカードを作られた。でも、説明書を読んでみると、もちろん年会費などは無料で、平日は限定された座席が1000で観られる。その限定というのがなんと最前列。多くの人にとっては嫌な席ですが、私にとってはむしろ良い席なので、木曜日に使ってみようか。ともかく、この映画館のチョイスでは1000円くらいじゃないと観る気がしないかも。

祖師ヶ谷大蔵ムリウイ casa
この日は恋人がアルバイトだったので、とりあえず1人でムリウイに。彼女は2ndステージには間に合う予定。こういう時、投げ銭制は嬉しいですよね。ところが、珍しく(一番驚いていたのは本人たち)1stステージで満席。とりあえず、最前列の左の端っこに座っていた私の隣にもお客さんが。ハンバーガーは恋人と一緒に食べた買ったので、とりあえず黒ビールをちびちび飲んで開演を待ちます。
この日のcasaはいつもコントラバスの守屋さんがチェロでサポート。彼のチェロはちょっと前にbobtailでも聴きましたが、今回はチェロのみ。かなり練習してきたようですね。以前より安定しています。そして、いろんな曲がチェロ用にアレンジされてなかなか面白いステージ。1stはカバー曲も多かったです。この日は本当は翌日が平日ということもあって、開演時間が早めだったのですが、お客さんが多く、またフードオーダーも多かったため、お店の人の都合で予定時刻よりも30分近く遅れてスタート。結局いつもと同じ時間。1stステージが終わってからもお店は多くのお客で賑やかだったので、私はちょっと抜け出して(これも投げ銭のいいところ)、駅まで恋人を迎えに行く。ちょうど数分歩いたところでこちらに向かって歩いてくる彼女と合流。一緒に再びお店に戻ると、私が座っていた隣の男女が帰ってしまっていたようだったので、そこに2人で座り、私は初めてのチリバーガー、彼女はチーズバーガーを注文。さらに私はラム酒のバナナジュース割りってのに挑戦するが、これがなかなかいけます。単に甘いだけでなく、ラムをダブルで入れることで大人な味に。ほろ酔い気分で聴くcasa、いやあ気持ちよいです。
この日はcasaの美宏君がよくサポートしているシンガー、宮崎幸子(ゆきこ)さんがお客さんでいらしていた。私は彼女のライヴを聴いたことがないのだが、なぜかmixiを通じて知り合いになっていて、ようやく初対面を果たした。とても小柄で可愛らしい女性でした。なんと、この後、シンガーとしての名前表記を「yuki」と変えたようです。

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映画もライヴもない休日

11月2日(日)

以前から恋人を連れて行きたかった葉山にある神奈川県立近代美術館。この日はライヴの予定も取り下げて、思い立って出かけることにした。JR逗子駅まで行き、そこからバス。普段は一色海岸行きに乗るが、その前に「もうひとつの風景」という喫茶店でランチをすることにして、いつもとは違った、山間を抜けていくバスに乗る。一色小学校のバス停のほど近くにもうひとつの風景はあったが、なんとなく私の記憶と違う。もちろん、お店はそのままだけど、そのとなりにハム&ソーセージ店や、その奥に眼鏡屋、ステーキ屋などいろんなお店が集まっていました。恋人はそんなソーセージが食べたくなってオープンサンドのソーセージ。私は卵とツナとハムなどのミックスサンド。ちょっと高いですが、とても丁寧に作ってあるサンドイッチとコーヒーは、その店内の雰囲気とともに、贅沢な気持ちになります。あ、このお店はdois mapasが『極東組曲』をライヴ録音したお店でもあります。日祝日のランチタイムはケーキが半額になるというので、恋人は栗のシフォンケーキ、私はかぼちゃプリンを注文。ゆっくりと味わいます。
記憶違いはお店の位置も同様でした。目の前の道を降りていけば歩いて美術館に着くかと思いきや、何かちょっと違う。なんとなく、海の方向に歩いていきましたが、結局は恋人の携帯電話のGPSナビを利用して気持ちのよい昼下がりの散歩。途中、一色海岸を抜けて美術館へ。この時期は砂浜で釣りをしている人がいるんですね。

神奈川県立近代美術館葉山 湯原和夫展
久し振りの葉山美術館。ここは私の友人、ミトメさんが勤める美術館ですが、この日は存命の彫刻家、湯原和夫という人の展示でした。受付に行くと何度か会ったことがあるイノウエさんが私の顔を覚えてくれていて、ミトメさんが用意してくれた招待券で入場。この美術館はこのblogでも何度か紹介していると思いますが、海を見下ろせる高台にあって、特になんの展示をしているかということに関わらず、訪れるといい気持ちになります。でも、この美術館の学芸員の方々も頑張っているようで、一般的にそれほど著名な作家の展示は少ないですが、来る度にそれなりに楽しませてくれます。今回の展示は日本人では先駆的な近代彫刻の作家です。いわゆるブロンズで人物を造るような彫刻ではなく、入口でわたしたちを迎えるのはガードレール。その次には厚紙に墨汁を塗り、適当に破き、壁に展示したもの。タイルやガラスを床に配置しただけの作品、などなどいわゆる現代芸術の類ですね。あえてここではその意義については書きませんが、私はけっこうこういうのは好きです。
そして、この日はギャラリートークと題して、この展示を企画した是枝さんという学芸員の人が、解説をしながら展示を観るというのがあり、参加してみました。参加したのは7,8名で、他のお客さんもさほど多くないので、ゆっくりと2回目を回ります。終わったところでミトメさんと会い、挨拶。ぼちぼち日が暮れようとしているので、その辺を散策しながら夕陽を眺めます。本当の日の入りには時間があったし、きれいな日の入りが見られるとは限らなかったので、バスに乗って新逗子駅まで。途中渋滞しているうちにすっかり暗くなりました。

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映画の日に前売り券で観る

11月1日(土)

大学祭開催中で、東京経済大学の講義は休講。

銀座シネスイッチ 『しあわせのかおり
主人公は中谷美紀で、彼女が通い詰め、ついにはそこに弟子入りして料理人になる上海料理の店の主人を藤 竜也が演じる。なので、実際は上海料理だけど、予告編で登場する卵トマト炒めを見て、台湾生まれの恋人はこの映画が観たいといった。さっそく一人でシネスイッチに行った時に前売り券を購入したのだが、前売特典で瓶入りスパイスをもらった。サラダオイルを入れて、炒め物用の香りつき油にもなるし、サラダオイルと酢を入れて、スパイシードレッシングにもなるというもの。わが家ではすでに炒め物油として朝食で大活躍している。
さて、作品のストーリーですが、上海から出てきて東京の一流ホテルで料理人になった藤 竜也演じる王さん。いろんなことがあり、金沢の田舎で地元の人相手に一人で定食屋を営む。そこの蟹シュウマイを百貨店で売りたいという営業で訪れた中谷美紀。「お客さんの顔の見れるところで料理したい」という王さんはその申し出を頑なに断るが、中谷演じる女性はしつこく通い詰めるうちにこの料理の虜になってしまう。そんな時に、王さんは働き詰めで倒れてしまう。医者からはもう厨房には立てないといわれるが、そこに会社を辞めた中谷がやってきて、店の再開に向けて二人三脚で特訓が始まる。
もちろん藤 竜也は日本人だが、まあさすがの渋い演技で違和感はない。でも、やっぱりこういうのはどうかなあとも思う。英語圏の映画で、舞台が英語圏以外でも平気で英語の台詞で押し通すって作品が最近とても多いが、それにちょっと似たところがあるし。まあ、役者からしたら盲目や言語障害を演じるのとさほど変わりがないのかもしれませんが。まあ、ともかくこの2人の演技と美味しそうな料理に引き込まれますね。脚本的には分かりやすいストーリ展開ですが、田中 圭や八千草 薫など、チョイ役もいい感じです。期待しすぎていたかもしれない恋人にとっては「フツー」の映画だったようですが、私はこういう雰囲気とっても好きなんですよね。

私の普段のランチはコーヒーにパン食ですが,さすがにこの日はおなかが空いてしまい,でも中国料理ではなく韓国料理を食しにぴょんぴょん舎へ。以前から、シネスイッチ近くの路地を入ったところに10人も座れば満席になってしまう盛岡冷麺のお店がぴょんぴょん舎。しかし、もともとは焼肉もある韓国料理店だったんですね。ほど近くの新しいビルの11階に「ぴょんぴょん舎」の名前を見つけたので行ってみた。ランチは冷麺だけでなく、温麺もあり、それとピビンパなどを組み合わせたものと焼肉ランチもあり。私は冷麺とピビンパのハーフ&ハーフ、恋人はちげ鍋のセット。ごはんも五穀米や古代米が選べる。両方とも1200円と高めだが、小鉢もついて、なかなか美味しいです。
新宿に移動して、恋人の台湾時代にお世話になったという人とお茶をする。日本に来るのは数度目だけど、まったく日本語はできないので、コミュニケーションは大変です。古風な喫茶店で小一時間ほど過ごし、かれらは焼き鳥横丁へ、私はコンサートに出かけます。

品川きゅりあん小ホール 東京楽竹団
以前から大橋エリさんが関わっていたバンブーオーケストラ。その団体がどのくらいの規模だったかは結局分かりませんが、私が2度ほど観た時に演奏していた主要なメンバーによって新たに立ち上げられた「東京楽竹団」。代表が一人と、演奏メンバーは6人。この日は尺八の人を欠いた打楽器隊5人による演奏。大井町駅前にある品川区の施設で立ち上げ公演が開催されました。本当は2000円の立見席でもよかったんだけど、先日のerimba with HARCOのライヴの時に、エリさんが「いい席があるんだよ」といわれ、思わず4000円の指定席を購入してしまう。でも、実は立見席ってのは2階席なだけで、本当の立ち見ではなかったようす。さすがに3列目中央の指定席はめちゃくちゃいい席だったけど、2階からの眺めもよかったかも。
さて、なぜかちょっと時間が遅れて代表のお話があって演奏スタート。舞台の後方にぶら下げてあった単なる竹を叩くところから始まります。この演出はなかなかよかったな。1部は小さめの楽器を使っての演奏が多く、後半は竹マリンバを3台並べてのダイナミックな演奏。20分間の休憩を挟んで2時間強のステージでしたが、全体的にちょっと冗長な演出が多かったような気もする。まあ、せっかくのホールを借りての演奏で短いステージってのもあれですが、もっとしっかりした楽曲の演奏を期待するのは贅沢だろうか。もちろん、基本は打楽器なので、和太鼓のように楽しむのは基本だと思うけど、個人的にはやはりあのような楽器で旋律を奏でるってところにこの竹楽器の醍醐味を感じる。なので、前半の手で震わせると音がする楽器を5人が両手で2つずつ、10つの音階を使って曲を奏でるシーンと、最後の竹マリンバのシーンは圧巻だった。衣装もとても素的でしたよ。
途中で帽子を被る場面もあったりして、最後はエリさんも髪を振り乱しての熱演でしたが、どうやらステージ上で感極まってしまったようですね。まあ、でもerimba with HARCOでのツアーの最中の準備はとても大変だったと思う。そういえば、HARCO夫妻も聴きに来ていました。終演後、たくさんの人に囲まれ、お祝いされているなか、一声挨拶だけして大井町線で二子玉川へ。

ここで再び恋人と待ち合わせて、駅にあるセガフレード・ザネッティで軽食と1杯。

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録音音楽家たちのライヴ

10月31日(金)

中目黒楽屋 tomoca
この日はオーボエ奏者のtomocaさん企画のセッションライヴ。でも、実は主催はRMAJというNPO法人が主催のイヴェントで、RMAJとは「Recording Musicians Association of Japan」だとのこと。以前からtomocaさんはライヴがあまり多くなく、映画やドラマなどの録音の仕事が多いことは知っていましたが、こういう団体があるんですね。どうやら所属しているとそういう仕事が回ってくるらしい。さて、この日のメンバーはピアノ太宰百合さん、ベース芹澤薫樹さん、ドラムス藤井学さんという顔ぶれ。といっても、太宰さん以外は初めて。さらに、tomocaさんと大学の同級生で、同じRMAJのメンバーでもあるヴィオラ奏者のChokkoがゲストとして登場。
開演は金曜日にしては19時と早いなあと思ったけど、結局は20分遅れ。私は赤ワインとフォーボーを注文したが、ほぼ満席のお客さんの多くが食事を注文したために、ようやく出てきたのは演奏が始まってから。開演時間を早めに設定したのはじっくりと演奏したかったためだったようで、終演は22時半。かなり長丁場でけっこう疲れました。といっても、演奏自体に不満があるわけではなく、盛りだくさんだったために聴く方にも体力が必要でした。なかでも圧巻だったのは、バッハの「フーガの技法」という作品をtomocaさんとChokkoさんの2人で演奏した場面。Chokkoさんは普段はクラシックのオーケストラを中心に活動している女性で、ヴィオラ1人でステージに立つのは初めてとのこと。でも、ジャンルの違う曲でも違和感はありませんでしたね。さすがです。この日のtomocaさんはやはりかなりテンションも高かったようで、MCも飛ばしていました。tomocaさんと太宰さん、Chokkoさんの出身大学である桐朋学園のこととか、ヴィオラという楽器の特徴とか、勉強になる話も多かったような。ベースとドラムスの演奏もなかなかでした。あ、それから遊びにきていた石川 智さんが最後に飛び入り参加。お店にあるコンガを持ち出しての演奏でしたが、さすがの演奏久し振りでした。11月には久し振りに太宰百合さんのトリオで石川さんの演奏も聴けるので楽しみ。

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