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山に登ったり、ライヴ後に映画を観たり

11月15日(土)

朝からの講義を終えて、国分寺のローソンへ急ぐ。この日は12月27日の湯川潮音ちゃんのコンサートのチケット発売日だ。恋人もこの日は大事な用事があったので、10時には間に合わず、ダメで元々の気持ちだったが、やはり「完売」。あとで、mixiコミュニティへの書き込みには「120席が1分で完売」と書いてあった。国分寺駅ビルにも入っているパン屋「キィニョン」でバゲットと山型パンを買って帰宅。恋人が来るのを待って、山型パンで軽いランチを取り、この日は高尾山へ。もう15時過ぎになってしまったが、紅葉時期の高尾山はすごい人で混雑していた。一応、高尾山名物のそばを食べてから軽くハイキング。わたしたちが選んだコースは下山客が次々と降りてくる。ちょうどちらっと雨も降り出して、もう本来ならば引き上げる時間だ。妙に重装備な老人から、普段着と変わらないカップル、写真撮影目当てのおじさん、洋の東西問わず外国人、山道をジョギングのように走っている人々。さまざまな人とすれ違います。これだけいろんな人がけっこう軽装備で訪れているにもかかわらず、このコースは足場がとても悪い。転んだり落ちたりする人はいないのだろうか。われわれは30分弱登ったところで16時をすぎ、暗くなりそうだったので引き返す。天気もイマイチで撮影には向かなかったが、まあ、これだけ混雑するところだということを学んだだけでも良しとしましょう。
わが家に帰ってきて、以前川崎でふと立ち寄ったワインショップで購入した赤ワインをいただく。薄力粉を水で練っただけの生地にケチャップ、具材、スライスチーズを載せてトースターで焼いただけの「簡単ピザ」で乾杯。意外に美味しくできました。↓こんな感じです。

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11月16日(日)

新宿バルト9 『彼が二度愛したS
ユアン・マクレガー主演,だと思うのだが,映画館のポスターには「ヒュー・ジャックマン in 彼が二度愛したS」となっている。そういえば,以前は『X-メン』の印象が強かったが,最近はいろんな作品に出演している。でも,私はユアン好き。彼は決して演技派ってわけじゃないんだろうけど,やっぱり彼の出演作は大抵面白いし,スクリーンが華やぐように思う。ということで,けっこう彼の作品は観ています。
本作の原題は「Deception」という。ごまかし,詐欺のこと。先にこの意味を知ってしまうと,映画を観るのにある種の予想が働いてしまうので,直訳を邦題にしなかったのは成功だと思う。また,この「二度愛した」という辺りも,観た後で分かったような分からないようなところも,ある意味では面白いかもしれない。さて,ユアン演じる男性は真面目な会計士。定期的に契約してる会社を訪れ,数日間で帳簿のチェックをする。なので,深い人間関係はなかなかできない。そんな時に,ある会社で残業をしていると,ヒュー・ジャックマン演じる社交的な男と出会う。夜中のオフィスで一緒にマリファナを吸い,テニスに誘われ,昼間の公園でランチだの,夜にストリップバーだの,遊び友達になる。そんな,ある日,ジャックマン演じる男がロンドンへの出張直前に携帯電話を取り間違えてしまう(舞台はニューヨーク)。この電話にかかってくるのが女性からの性交渉の誘い。なんと,彼はセックスクラブの会員だったのだ。これまで,4人としか経験のなかったというマクレガー演じる男。いい気になって,毎晩のように女性と交わる。その女性のなかには,シャーロット・ランプリングも出てくる。これが貫禄あってスゴイ。そんななか,ミシェル・ウィリアムズ演じる女性と再会する。そう,彼女は数日前に地下鉄で話しかけられ,ユアン演じる男の脳に焼き着いてしまった女性だった。ミシェル・ウィリアムズといえば,『ブロークバック・マウンテン』に出演していて,アカデミー助演女優賞にノミネートされた他,『私は「うつ依存症」の女』や『16歳の合衆国』にも出演していたようだが(あまり記憶にない),私にとってはなんといっても『ランド・オブ・プレンティ』だ。映画自体はあまり記憶にないが,ショートヘアで元気ハツラツな少女としての印象が強い。それが,すっかり髪も伸びて,ちゃんとした濡れ場はなかったものの,セクシーで魅力的な女性になっていて,本作のなかでとても重要な役割を果たしている。出番が多からず少なからず,じらしながら登場するというように,特に男性の鑑賞者はユアンに感情移入しながら引き込まれる。もちろん,いくら男性であろうが,前半のエロティックなシーンばかりが続いていたら嫌気がさしてしまうが,後半からはサスペンスの方に集中していきます。登場人物の役割は,刑事が出てきたりしてありきたりな感じですが,脚本や演出はとても丁寧で,隙がありません。ラストもいい感じで,とても私好みです。ユアンの履くよれよれの白いトランクスが素敵。

渋谷7th floor sugarbeans
sugarbeansこと佐藤友亮君のことははやしいとさんのピアノサポートで知って以来、ちょこちょこと見かけるようになり、最近は山田タマルちゃんのライヴに出てきてビックリ。この日はcabotteでcasaのライヴもあったけど、これまで機会があるだろうと思ってなかなかなかったsugarbeansを単独ライヴながら聴きに行くことにした。ひょっとしたらタマルちゃんと会えるかもしれないし、という不純な動機も含め。この日はゲストが何人かいて、MitaTakeの佐野岳彦君もいたので、客席には相方の見田 諭君もいた。その前が空いていたので挨拶して座る。この日は出演者がおおかったせいか、通路が広めに設置されていて、椅子に座るわたしたちは正面向いて座れないほど前の席と接近していた。この日は赤ワインを頼んで読書しながら待ちます。この日もかなりの入りで、さほど遅れることなくスタート。
「吾輩は猫である。名前はまだない」というナレーションでスタート。どうやら、佐藤君は猫を飼っていて、その猫の視点から彼のことを紹介するという設定で、本人からのトークはなしで進行していきます。この日のバンドはドラムスの高橋結子さんの他、ギターとベース、そしてヴァイオリンという編成。このバンドは12月に発売される新しいCDのレコーディングメンバーでもあるとのこと。ギターとベースの男性2人が妙にノリノリなのは気になりますが、なかなかいい感じのバンド音です。ヴァイオリンの女性もなかなか素敵。佐藤君は基本的に低音。歌声はけっしてうまいとはいえないが、その楽曲はポップでなかなか良いですね。さて、この日はゲストがいっぱい。まずは佐野岳彦君のハーモニカ。ハーモニカってのはこういうゲストにはとても便利ですね。低音の歌声に高音の色を添えます。そして、続いてのゲストは戸田和雅子。MitaTakeとも仲の良い彼女ですが、1曲目は「いまだけは」という彼女の曲。こういうバンド編成ではなかなか聴けません。そして、佐藤君がMitaTakeに提供した「帰り道」を戸田さんがカヴァー。最後はsugarbeansの新しいCDにデュエットで入れたという曲。3曲だけでしたがとてもバランスの良い選曲ですね。さて、続いてのゲストはなんとミドリカワ書房。こんなところで聴くことになるとが。でも、以前からこのお店の入口に彼のポスターが貼ってあったように、本人も「私はここから生まれました」といっていました。なんでも、佐藤君は昔から彼のサポートをしていたとのこと。そして、この日のバンドメンバーのギターとベースも同じく、ということだったようです。でも、やっぱり彼の音楽は好きにはなれないかな。多分、思想的には嫌いじゃないんだろうけど。
後半戦はなんとストリングスカルテットの登場。2人のヴァイオリンとヴィオラは女性でしたが、チェロは男性。チェロを弾く男性ってけっこうそれらしい雰囲気がありますが、この男性はミュージシャンとも思えないような雰囲気。さて、演奏の方はどうだと思ったけど、いまいちチェロが聴き取りにくかった。まあ、ともかく後半は豪華な感じで進行します。今度のCDは旅がテーマらしく、本当はそのレコ発になるはずだったこの日のライヴも旅がテーマ。出演者たちに旅の思い出などを聞きますが、本当に皆さん旅が好きっていいますね。私は旅が嫌いなので、どうにもこの雰囲気にはついていけません。まあ、それはそれとして、ライヴはとても楽しく、アンコールを含め20:30で終了しました。ちなみに、スタートが18時とかなり早かったんですよね。
ということで、お客さんで来ていたはやしいとさんや戸田さんとおしゃべりして、sugarbeansも1000円の自主制作CDを購入して佐藤君にも挨拶。すぐ近くのシアターTSUTAYAに移動します。本当はここで『ブリュレ』という映画を観るつもりだった。双子の姉妹が出演した作品だが、初監督作品だったその監督は急死してしまったらしい。しかし、この作品は金曜日で終了していたらしい。土曜日から始まったエッチな映画がトークショーありということで、賑わっていた。帰るべきかどうか悩んだが、まだ時間があったので駅前のTSUTAYAに戻って同じ映画館でレイトショー公開していたもうひとつの作品の前売り券を購入して戻ります。

渋谷シアターTSUTAYA 『天使のいた屋上
お客さんは私一人、と思いきや上映前にもう一人入ってきました。私はいつもどおり最前列。この作品は『トウキョウソナタ』で小泉今日子の大学生の息子を演じていた小柳 友主演作品。観る人は少ないと思いますが、ネタバレありますので注意ください。主人公は高校生ですが、はじまりは高校生活の日常が淡々と描かれます。ほとんど友達のいない主人公。一人で誰も立ち入ることのない屋上に上がってウォークマンを聴いていると(カセットテープってところがミソ)、一人の女子高生が携帯電話で写真を撮っている。お互い名前も聞かずその場は別れるが、お互い気になる存在。実はけっこう思い話だったんですね。波瑠という女性が演じるこの女子高生、ほとんど学校にこないというのにはそれなりに理由があり、主人公も授業も上の空で孤独に毎日過ごしているのにも理由があった。そして、それが同じ原因であることが、主人公がこの女の子の名前を聞いたときに分かる。主人公はかつてサッカー部で、以前亡くなったサッカー部の先輩の名字とこの女の子が同じ名字なのだ。そのいきさつが徐々に明らかになりながら、主人公と女の子は近づいていく。淡々としていてちょっと眠くなるテンポではあるが、少しずつ核心に迫っていくその展開はなかなかよくできている。小柳君の演技はそれなりだが、この波瑠というこの存在感はナカナカだ。個人的には余貴美子と顔の雰囲気が似ていると感じた。
個人的には主人公の母親役で出演していた水木 薫という女優さんが気になった。スクリーンで観る限りは高校生の息子をもつ母親役には若いんじゃないのと思ったけど、調べてみるとけっこういい年をしている。しかも、『スクラップ・ヘブン』や『しゃべれどもしゃべれども』などにも出演していて、若い頃はポルノ女優だったようだ。レイトショーらしい、落ち着いた気持ちで帰路につきます。

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