« 未来を写した子どもたち | トップページ | 思いがけず舞台挨拶 »

豪華絢爛な(?)コンサート

12月12日(金)

渋谷オーチャードホール 畠山美由紀
久し振りのオーチャードホール。もう10年以上前の東京国際映画祭で『ラジオの時間』を観に行った以来だ。昔すぎて、それがオーチャードだったのか、シアターコクーンだったのか、思い出せない。あらかじめ食事をして、開場時間30分過ぎくらいに到着したのだが、まだ開場していない。それでも待たずに開場したが、客席には入れない。ようやくなかに入ると、その天井の高さに驚く。やっぱり全く覚えてませんね。そして、やっぱりいいホールだ。女性客はどことなくそれなりにお洒落だ。それに比して男性客は仕事帰りのよれよれスーツか、普段着の人はまったく無頓着なカジュアルスタイル。
さて、すでに1週間以上が経過して、詳細についてはTOPSさん同様、mikeさんにお任せしましょう。といっても、とりあえずmikeさんblogでカンニングする前に私の印象を。それにしても、今回は畠山美由紀さんが歌手生活15周年記念のコンサートということで、贅沢すぎるゲスト陣。もちろん、バックバンドも豪華。正直いって、これで平日19時開演は無理じゃないかと思った。休日の17時くらいからでもちょうどよいのでは。しかし、始まってみると、あっという間の3時間弱で、飽きることはもちろんないし、疲れることもない、素晴らしいエンタテイメントだった。その点では、やはりゲストの多かった先日のdouble famousライヴが2部制でやたらとダラダラ長かったのとは対照的だ。そのdouble famousもゲストの1つ。グループとしてはそれに加え、port of notesもゲスト。といっても、畠山さんと小島大介さんのデュオですから、ゲストは小島さんということですが。ギタリストとしてのゲストは小沼ようすけさんと笹子重治さん。ヴォーカルのゲストはアン・サリーさんとハナレグミこと永積タカシ、そしてエゴ・ラッピンの中納良恵さん。そして、事前予告のなかったところでは、リリー・フランキーさんとキリンジの堀込泰行さん。バックバンドはピアノ中島ノブユキさん、ベース鈴木正人さん、ドラムス坂田 学さん、ともうこのピアノトリオだけでも最高のメンバーですが、それにペダルスティールの高田 蓮さんとパーカッションのBICさんという馴染みのメンバーが加わる。ここで、今回一番驚いたこと。BICさんの髪の毛。私の記憶のなかのBICさんはいつも坊主頭だった。なので、そういえばパーカッションって誰だったっけ?と美由紀さんが紹介するまで思い出せなかったくらいだ。ここ数年彼のことを見ていなかったわけではないだろうに、いつの間にあんな髪の毛が。しかも、けっこう長いよ。さて、それは余計なことですが、バックバンドにもう一人、なんと山田タマルさんのサポートをよくしているギタリスト福原さんがいてビックリ。正直いって彼のギターはアコースティックでもエレキでもそつなくこなす感じで、特別に好きになるプレイヤーでもなかった。今回にしても、ゲストのギタリスト、および小島さんや青柳さんなど、自ら作品も作って自分のギターで歌うみたいなスタイルの人が多いなかで、引き立て役のように理解してしまった。でも、実は美由紀さんのソロファーストアルバムのレコーディングに参加しているんですね。ビックリして見直したり。あと,mikeさんに指摘されるまでなぜか忘れていたコーラスにビューティフルハミングバードの小池光子さん(翌週のサントリーホールコンサートにも行ったのに...)。
さて、ここまで書いた出演者たちは、いろいろつながりすぎているくらいですね。double famousの青柳さんと栗原さんは、バックバンドの鈴木正人さんとlittle creatureだし、アン・サリーさんは笹子さんのサポートでも歌っている。ちなみに、永積さんと中納良恵さんは美由紀さんのアルバム『リフレクション』で楽曲提供している。とにかく、mixiでの美由紀さんのコミュニティ名が「畠山美由紀とその周辺」とあるように、彼女の15周年を祝うために、彼女と関わりのある人たちが勢ぞろいしたともいえる豪華なコンサートだということです。医者でもあるアン・サリーさんはリハーサルのために抜けるわけにもいかず、ようやく本番に間に合ったとのこと。永積氏も風邪を引いていて何とか来たとのこと(だからかどうか分からないが、すごいテンションだった)。思わずタキシードで来てしまったリリー・フランキーさん。
オーチャードホールでの、クリスマスも近いコンサートということで、ドレスアップしてちょっと気取った雰囲気かと思いきや、本当に出演者は皆お祝いムードで楽しいコンサートでした。リリーさんはなんと美由紀さんと「ロンリー・チャップリン」を熱唱。もちろん、カラオケではなく、この素晴らしいバンドでの生演奏です。しかも、福原さんは鈴木雅之氏のツアーに参加していたとのこと。さて、私は恒例となっている品川教会での美由紀さんのコンサートにも2年前に一度参加しているが、その時はけっこうスタンダード曲が多かった。なんだかんだで美由紀さんの歌声を聴く機会はあるのだが、これほど彼女のオリジナル曲をまとめて聴くのは初めてだった。私はやっぱりヴォーカリストとしての彼女よりも(もちろん、それはそれで十分素晴らしい)、シンガーソングライターとしての彼女が好きだ。なので、こういうライヴをいままで心待ちにしていたんですよね。書いているとだんだん思い出して、まだまだ書きたいこともありますが、大切に心のなかにしまっておくことにしましょう。

|

« 未来を写した子どもたち | トップページ | 思いがけず舞台挨拶 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

まだこのライブのレポをする前にあと2本ほどレポを書かないと(^^;
私もスタンダードを歌う美由紀さんより、オリジナルの方が好きですね。カバー曲だと歌い方が濃くなりがちかも。

あ、この日のドラムは坂田学さんで、コーラスはビューティフルハミングバードの小池光子さん。ビューティフルハミングバードは先日のサントリーホール小ホールでのライブも良かったですよ。
昨日もEGO-WRAPPIN'のライブの後、新丸ビルでPort of Notesのライブをハシゴしちゃいました。オーチャードの逆の分量で二人を見てことになるかな。

投稿: mike | 2008年12月23日 (火) 01時41分

>mikeさん
補足ありがとうございます。
書いているときに坂田さんの名前を度忘れして,そのままアップしてしまいました。
「歌い方が濃くなる」,うーんなるほど納得です。さすが。

ちょっと書き忘れましたが,あの内容を3時間以内に収めたあの構成力はなかなか素晴らしかったですよね。

投稿: ナルセ | 2008年12月23日 (火) 09時49分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218863/43494327

この記事へのトラックバック一覧です: 豪華絢爛な(?)コンサート:

« 未来を写した子どもたち | トップページ | 思いがけず舞台挨拶 »