« シェイクスピアの驚異の成功物語 | トップページ | 12月は映画にライヴにラストスパート »

お寺本堂での素敵ライヴ

11月29日(土)

講義を終えて池上へ。池上本門寺のライヴは過去に2度来ているが、1度目の行き以外は全て地下鉄の西馬込駅を使っていたため、昼間の池上駅周辺をゆっくり散策するのは初めて。やはり品川区や大田区独特の下町的雰囲気があります。でも、軽くランチができるお店があまりなく、チェーン店のコーヒー屋「コロラド」でランチ。本門寺の周辺にも面白いお店がいろいろあり、ゴマの専門店で金ゴマなる炒りゴマを買ったりして本門寺へ。以前行ったイヴェントは広場での野外ライヴだったが、今回は本堂が会場。

池上本門寺 mona rock caravan 2008後半戦
ほぼ時間通りの開場だったけど、mona records店長の行さん直々に入場整理に当たっていたため、とてもいい加減。「1番から50番までの人どうぞ」って感じです。本当は店頭売りのAチケットとプレイガイドのBチケットがあり、同時入場だったのに、そんなことも説明されない(入口に書面で書いてありました)。A60番だった私たちは3列目中央寄りの席をゲット。明日館の時よりもかなりステージが近いです。mona recordsの出張カフェがありましたが、本堂では当然飲食禁止なので、別のスペースでの飲食。ドリンクチケットも一枚買わされたが、どうやら混みあっているようなので後にする。ほぼ時間通りに行さんが登場してスタート。
羊毛とおはな:トップバッターはこの2人。私は昨年の夏に横須賀の海の家「かねよ食堂」でのライヴを聴いているが、その時は英語のカヴァー曲ばかりだった。それが今年はまたたくまにオリジナル曲も含むCDを何枚も発売して、タワーレコードインストアツアーのような形で活動するようになった。しかも、恋人の家にはかれらのCDがあり、かなり気に入っている様子。でも、ライヴはまだ行ったことがないということなので、今回潮音ちゃんと一緒に観られるということで、速攻でチケットを購入したのだ。ヴォーカルの千葉はなさんは富山県出身だそうで、私たちの背後には富山県からやってきた人たちを含む「羊毛とおはな親衛隊」のような集団だった。素朴なステージはとてもこの雰囲気にマッチして、一度聴いてグッとくる感じではないが、なかなかいいかもしれない。
次の出演者が唯一よく知らないバンドだったので、この休憩時間でドリンクコーナーへ。最近ランチテイクアウトを始めたというmona recordsのフード、カレーとタコライスがあって美味しそうだったけど、私はトマトのお酒。すると、なんとその場に芙咲由美恵さんがいた。やっぱり目立ちますね。次のステージが始まったようでしたが、恋人はかぼちゃのタルトなども注文してのんびりと。そうこうしていると、羊毛とおはなの2人が出てきたので、恋人が持っていないCDを速攻で買いに行ってサインをもらう。私もかねよ食堂の話などすると、「確かあれは初ライヴに近いものだった」などと懐かしがられる。会場に戻ると、安宅浩司さんの姿。ああ、そうか潮音ちゃんのサポートだ。
前園直樹グループ:会場に戻ると怪しげな歌声。ステージ上では長髪の怪しげな男性がギターを抱えて歌っている。グループとはベースとピアノの3人組み。しかも、ピアノ弾いているのは小西康陽さんだ。シュガー・ベイブ当時の山下達郎に外見的な親近感を持っているのか、「show」なども唄ったりして、カヴァー曲のみのステージ。そのオタクっぽいはしゃぎっぷりが観客の反応を真っ二つに分けていました。ちなみに、私はそれなりにこういうのは好き。まあ、今度ワンマンをやるといっていたけど、それには行かないが。
ここで、住職さんのお話があった。
湯川潮音:やはりこの日は安宅浩司さんと2人のステージ。ギターのみです。この日の潮音ちゃんもシックな衣装。もうフリフリ衣装を着る機会も減るかもしれませんね。わずか6曲くらいでしたが、彼女らしいところは存分に味わえたいいステージでした。本人もいっていたように、いつもはかかとの高い靴を履いていますが、この日はもちろん靴は脱いで。「本当はすごくちっちゃいんです」と恥ずかしそうな潮音ちゃんも可愛かった。
カジヒデキ:女性のパーカッションとベースを率い、本人はギターを持っての登場。カジヒデキさんはHARCOのワンマンライヴにゲスト出演して見たことがあるけど、相変わらず素敵だ。なんというか、お坊ちゃんスタイルを40歳過ぎまで貫き通していて無理がないってところはすごい。この日の衣装のテーマは「七五三」ということで、短パンにジャケット。なぜか出演者のなかでも彼だけは汗だくになって、途中でジャケットを脱ぐ。もちろん、彼も靴を脱いでいるんだけど、律儀にスリッパを履いているのは彼らしい。当初はアコースティックスタイルということで、座って演奏する予定だったらしいが、なにやら緊張も手伝って、かなり熱いステージになりました。しかも、今年公開された映画『デトロイト・メタル・シティ』の音楽を手がけたのが彼。甘いポップソングから、デスメタルバンドの曲まで。さすがに後者の曲はやらなかったけど、前者の曲は新しい彼自身のアルバムにも収録されているらしい。かなり貴重なステージだった。
コトリンゴ:最近よく目にするが、女性一人のユニット名なんですね。普段はピアノ弾き語りが多いということで、この日もグランドピアノに1人座っての演奏。個人的なスケジュールの都合で最後の出演にしてもらったということを恥ずかしそうに説明していた。実は方々で配られるチラシに掲載された彼女の写真の印象があまり良くなく、積極的に聴いていたかったのだが、ピアノ弾き語りはかなり私好みだった。ピアノの演奏もなかなかなもので、ちょっとすでに人気が出ていて今更聴き始めるのもちょっと気が引けるが、来年にはmona recordsでachordionとの対バンもあるので、また聴きに行きたいと思う。

|

« シェイクスピアの驚異の成功物語 | トップページ | 12月は映画にライヴにラストスパート »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コトリンゴ、ピアノは上手いし、個性も感じなくはないけど、坂本龍一教授のお気に入りという話題先行のような気がする(ファンの方には失礼)。彼女はビョークぽいという人も多いでしょうが、僕は葉葉(ようよう)というシンガーがお気に入りで、Fonojenicoのナオコと同じく「日本のビョーク!」というと葉ちゃんしかいないと思っている。今はCMの仕事がメインで、ヴォーカルとして参加しているバンドはちょくちょくライブをやるんだけど、ソロの活動は稀なので、ライブは必聴。阿部美緒さんのバィオリンなどストリングスでの葉葉ライブを久しぶりに聞いてみたい。

12月3日は東京国際フォーラム「ホールC」で熊木杏里ワンマン。思えば一昨年の暮れから去年にかけて、原宿のアストロホールに会場を替えてワンマンをやった僕の好きなアーティストが4組いた。ジルデコ、熊木杏里、辻香織、芙咲由美恵。その後、ジルデコは「duo」へとステップアップ、辻香織は「表参道FAB」、芙咲は「7th floor」に対して、熊木杏里は1500名収容の大ホールへとブレイク。CMソングの世界で一定のポジションを獲得した彼女だが、シンガーソングライターとしてとても魅力ある存在になったし、コンサートもいつも良い。朝倉真司のパーカッションなどサポートもよく、とてもいい環境にいるのではないか。でも、彼女を聞くならせいぜいこの大きさだなぁ。武道館でやることはないと思うけど、それなら「オーチャードホール」の2日間とかでお願いしたい。

投稿: TOPS | 2008年12月 5日 (金) 17時31分

お久しぶりです、私もこのライブに参加してました。本来なら参加する予定ではなかったのですが、近江楽堂のチケットが取れなかったので今年の潮音ちゃんファイナルとして参加を決意した次第です。
潮音ちゃんのステージはソロでは初めての「溜め息の橋」やライブ2回目の「ルビー」など新しい曲も多くて締めにふさわしい選曲だったかも。
羊はなさんは先日たまたまヴィレヴァンで限定CD-Rを買ったので楽しみにしてましたが、はなさんの温かみのあるハイトーンと、羊毛さんのブルージーなアコギが面白い組み合わせでしたね。また来年にでもライブに参加させていただきます。
コトリンゴは多彩な表現を見せてくれるJazzyなピアノと、ウィスパー主体のヴォーカルのアンビバレンツが好みの分かれるところかも知れません。一度バンドでのライブも見てみたいかな。

投稿: mike | 2008年12月 6日 (土) 00時07分

mikeさんも潮音ちゃんのチケットが取れなかった組でしたか。そのかわり、Port of Notesに行く予定です(祖師谷大蔵「ムリウイ」)。かくいう僕も「lete」での二階堂和美、予約が取れませんでした。朝日美穂さんは予約番号1番だったというのに。

12月6日は早朝から出かけ、千葉の養老渓谷へ。今年は紅葉がキレイという話でしたが、前日の風雨でかなり葉が落ちた様子。鮮やかな落ち葉と、快晴の空の下、写真を撮りながらハイキング。帰りは養老鉄道、JR総武線、メトロ東西線、千代田線、小田急線と乗り継ぎ、途中30分ほどの電車遅延もあり、4時間以上かけて祖師谷大蔵へ。
「ムリウイ」で投げ銭ライブ。この日は三木千夏、casa、vice versaの3組。お店に着くと、かなりの入りでした。ナルセさんの彼女(コウちゃん)に手招きされ、隣に座ると「今日は別のライブに行きました」との話、やっぱり高宮マキさんに行ったか。one toneのヴォーカル千夏さん、ソロの活動になって初めて見ましたが、相馬裕子のような歌は僕好み。この日の三組は、1曲ずつ他の出演者の曲を歌うという企画があり、これがそれぞれの聞き所でした。アンコールには、ビートルズの「アクロス・ザ・ユニバース」を生音でセッション。僕は前日の忘年会(中山うりワンマンをPASS)から寝不足と移動疲れでかなり体調が悪くて、正直半分ぐらいしか楽しめませんでしたが、投げ銭ライブにはもったいないくらいのいいライブでした。casaの二人を撮影した写真を持ってきていたコウちゃんに便乗して、僕も出演者と少しお話。養老渓谷で買ってきた20個ほどの柚子を差し入れて、帰路に。

投稿: TOPS | 2008年12月 8日 (月) 13時03分

>mikeさん
潮音ちゃん、よかったですよね。
来年のワンマンも楽しみです。
羊毛とおはなは私よりむしろ恋人の方が好きなんですが、ヴィレッジヴァンガードの限定CD-Rがあるとは知りませんでした。教えておきます。
ありがとう。

>TOPSさん
そうそう、コトリンゴ、坂本龍一氏の話もしていましたね。
熊木杏里さんは今年だけでも2本ほど映画の主題歌を歌っています。なかなかいい感じですよ。
土曜日はお疲れ様でした。阿佐ヶ谷での高宮マキさんもよかったですよ。それはまた後日。

投稿: ナルセ | 2008年12月 8日 (月) 13時44分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218863/43326064

この記事へのトラックバック一覧です: お寺本堂での素敵ライヴ:

« シェイクスピアの驚異の成功物語 | トップページ | 12月は映画にライヴにラストスパート »