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暗い気持ちになるのも悪くない

12月4日(木)

新宿武蔵野館 『青い鳥
『ブタがいた教室』の小学生、『俺たちに明日はないッス』の高校生に続いて、中学校が舞台。一人の男子生徒が自殺未遂をした後のお話。いじめを見過ごしてしまったと責められて出勤できなくなってしまった担任の先生の代わりに臨時教員がやってくる。演じるのは阿部 寛。彼の演技は上手いという感じではないけど、今回の役どころは訳あり(映画のなかでは屋上に上がってかつて自分が担任したクラスの集合写真を見つめるシーンがある。おそらく、そのなかの一人が屋上から飛び降り自殺をしたんでしょう)で、「どもり」がある。表情もほとんど変えず、もちろん台詞も少ない役だが、長身の存在感で人を諭すという重要な特徴は彼ならではだと思う。この作品も原作は重松 清だが、いじめという現象をより身近なものとして描いていると思う。本人たちも日常的な悪ふざけの延長線上で慣れてしまって、事が起こってからその重要さに気付くが、その重要さでさえ、周囲が過剰に反応することで、その沈静化に躍起になって忘れ去ろうとする。それすらもが慣れてしまうのだ。主演の本郷奏多(かなた)君は本当は高校生の年齢だけど、等身大でいい演技だと思う。

講義を終えて表参道で恋人と待ち合わせて軽い食事。表参道の地下は新宿や東京駅の地下街とは比べものにならないほど規模は小さいが、とても充実している。恋人が最近見つけた、新しいカレー屋で食べたが、なかなか美味しい。

青山プラッサオンゼ Asa festoon
けっこう久し振りのプラッサオンゼ。予約なしで来たけど、けっこう空いていて、クラウジアさんに「あらお久し振り。いつもの席でいいよね」と後方テーブルのステージ寄りの席に案内される。カレーと一緒にビールを呑んだので、ここでは赤ワイン。小レポートを採点しながら開演を待ちます。
この日のAsa festoonは私は初めて聴くバンド編成。ドラムスにcasaでもよくサポートしてプラッサオンゼにも出演している菅沼雄太さんが出演。意外にAsaさんとの関係は古いそうです。そして、いつものギタリスト木村香真良さんに加え、エレキギターの白山貴史さんとウッドベースの真船勝博さん。5人編成です。このベースの人もAsaさんのレコーディングにも参加している人らしい。どこかで見たことがある人なんだけど、ちゃんとは思い出せません。大山百合香ちゃんだったような気もする(調べたらあってた)。
AsaさんのCDにはラテンの賑やかな曲も多いけど、少人数編成のライヴだとなかなか再現はできないし、演奏できない曲も多いが、この日はそういうところに焦点を当てた選曲。いやあ、やっぱり大人なメンバーだけあって、素晴らしい演奏。Asaさんの歌声は意識的にこもらせた感じだが、バンド編成でも負けたりしない力強さを持っていて、やっぱり素晴らしいシンガーだ。そして、本当にこの日の演奏はCDどおりの賑やかさ初体験といった感じでとてもよかった。お客さんが少なかったのがとても残念なくらいだ。お客さんが少ないということもあって、2ndステージは予定よりも10分ほど早めて、終わる時間も早かった。私的にはもう2,3曲やってくれてもいいかなって感じでしたが、1st、2ndとも50分はやっていたようだ。とても短く感じました。
特にこの日、1曲披露した曲はなんとmama! milkの生駒祐子さんと2人で作って昨年発売したというCDから演奏。生駒さんが作曲して、Asaさんが作詞をするというスタイルで、いつもはアコーディオンを演奏している生駒さんがアコーディオン以外の鍵盤を演奏するという面白いCDでした。当然私は購入してきたわけですが、Asaさん的にはいつも明るい雰囲気を作っているのに、そのCDはとても暗い独特な世界を表現しているので、あまり積極的に宣伝していなかったとのこと。

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