« The tourist | トップページ | ダンボール生活 »

連休は映画のみ

1月11日(日)

銀座テアトルシネマ 『ブロークン・イングリッシュ
予告編では、30歳過ぎの女性主人公が親友の結婚には貢献しながらも、自らがなかなか幸せをつかめないでいるという設定。フランスから来た一時滞在の男性と運よく恋に落ちるが、「一緒にパリに行こう」という誘いにも尻込みしてしまい別れてしまう。しかし、彼のことが忘れられずに一大決心をしてパリに行くが、彼は見つからず...のような展開。
主演女優はパーカー・ポージーという。全く見覚えのない顔だが、この作品のサイトのプロフィールでは「インディペンデント映画の女王」などと称され、地味な映画にけっこう出演しているらしい。私が観た作品にもいくつか出演しているが、覚えてないなあ。実際には40歳でアップなどではちょっと肌年齢が気になる。でも、この歳でようやく日本で公開される作品の主演ということと、本作での役どころとをこじつけるとなかなか面白い。30歳をすぎていい恋がしたいと必死さが、40歳にしてようやく舞い込んだチャンスを逃すまいという必死さと重なって、内面から出る必死さがスクリーン上にも映し出されてとてもリアリティがあると思う。ちなみに、相手役のフランス人にはフランス人俳優のメルヴィル・プボー。けっこう好きなんですよね。主人公の行動にすこしイラつくこともありますが、なかなか素的な映画です。

1月12日(月,祝)

この日は渋谷のメインストリートが歩行者天国になり、「ヘヴンズ・アーティスト」祭りだった。映画館の入っているプライムの前でも4人のホーン隊の演奏や、白塗りのパントマイム、さらには路上でもち米を炊いて、機械でついたお餅を販売してたりした。そんな楽しさを横目に映画館に。

渋谷ピカデリー 『ワールド・オブ・ライズ
リドリー・スコット監督作品。レオナルド・ディカプリオとラッセル・クロウの共演が話題になっていた作品。原題は「Body of lies」今年に入ってほとんどの映画を恋人と2人で観ていて、一人で観るのはこういう作品しか残っていなかったというのが正直なところだが、観てよかったと思えるできだった。主要人物は3人。ディカプリオとクロウは合衆国CIA。中東のテロ対策が任務。クロウは合衆国に居ながらにして、衛星画像と携帯電話、ネットによって指示を送る指揮官。ディカプリオは現地をしきる。そして、この任務には現地で協力をしてくれるヨルダンにある米国寄り政府組織の長がいる。これを演じるのはという俳優。原作はジャーナリストが書いたフィクションだが、現実の状況を反映したものだと冒頭で説明される。確かに、中東の実在する地名がいろいろ出てきて、イギリスやオランダでの連続テロ事件など、実際に行われてもおかしくない出来事、そしてそれを取り巻く情勢はまさしく現実のものを用いている。そこを駆け巡るディカプリオの姿は『ブラッド・ダイヤモンド』でも迫真の演技を見せ付けられたが、本作でもとても緊迫感があって手に汗握ります。予想していたよりも単なるエンタテイメントとしてだけではなく、いろいろ考えさせられもする、いい作品でした。しかし、実際のテロ作戦の指揮官がああなのかもしれませんが、中東の描き方やテロ集団の設定の仕方はあまりにも因襲的なのは仕方がないのだろうか。ところで、ディカプリオが野犬に噛まれ、病院でワクチンを注射されるシーンがあるが、その時の女性看護師がそこから重要な人物として登場する。ディカプリオのお相手として、ここだけ和やかなラヴストーリーが挿入されているのだ。この女性を演じるイランの女優、がなんとも美しい。最近初めて観た女優のなかではずばぬけて衝撃的だ。もともとイランでは有名な俳優ということで、この作品で注目されて日本で公開されるような映画でも今後観ることができればいいなあ。

1月14日(水)
この日も家でゆっくりするつもりだったが、恋人がアルバイトを終える時間を見計らって出かけることにした。品川の駅ビル「アトレ」のなかのレストランで松下美千代さんが演奏すると知って、2人で挨拶しに行くことにしたのだ。美千代さんは年明けても相変わらずの演奏活動をしているが、なかなか2人揃って聴きに行くことができないので、こういう時はこういうフリーな演奏は嬉しい。

品川TRANSFER 松下美千代
毎月のように、このレストランで、BGMとしてピアノをソロで弾いている。19:30、20:30、21:30の3ステージ。われわれが到着すると、2ndステージの途中だった。ここでの演奏を聴くのは2回目だが、きちんと席に座って聴くのは初めて。さすがに、この時間だとピアノの側の席も空いていたので、こちらから指定して案内してもらう。私はボリューム満点ハンバーグを、恋人はパスタを注文。前の時は美千代さんの演奏を聴くのが2回目だったので、お客の耳障りにならないような大人しい演奏はあまり刺激的ではなかったが、今回改めてゆっくり聴いて、さすが美千代さんだと感心する。そして、アップライトピアノの音色が面白いことにも気付く。曲目もエルトン・ジョンやノラ・ジョーンズなどの馴染みある曲もあったりして、やはりちゃんと耳を傾けている客が少ないことを残念に思う。2ndを終えたところで私たちの存在に気付く美千代さん。パッと顔色が明るくなります。これだけでも聴きに来た甲斐がありますね。やはりいくら営業的な演奏、自分の練習のための演奏だとしても、聴いていると分かるお客が一人いるかいないかというのはモチベーションが違うと思う。休憩時間に私たちのテーブルに座ってくれて雑談。やはり素的な女性です。

|

« The tourist | トップページ | ダンボール生活 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この間の連休、ナルセさんと「lete」は一緒でしたが、僕も他に赤坂グラフティの「歌姫企画3days」と矢野絢子くらいしか食指は動きませんでした。ただハセガワミヤコや辻香織はライブも多いので、そうそう全部は行く気はありません。

1月16日は「Mandala-2」の福間美妙に行くつもりでいたのが、仕事が遅くなりPASS。17日は「アップルストア銀座店」でカナダのシンガーソングライター、ヘイリー・セールズのフリーライブへ参加。洗練されたカントリーっぽいフォークでギターの弾き語り、可憐なアーティスト写真よりもグラマラスな外観、ローライズジーンズで演奏中におへそが見えそうなセクシーさは計算されたものでしょうか。5曲だけでしたが、彼女の魅力は伝わってきました。終演後もきさくにサインに応じるなどファンサービスも良く、好印象でした。18日は久しぶりに高鈴を聞こうと「mona records」をチェックしていたのが、体調不良でキャンセルになり結局ライブには行きませんでした。他にもcasaとボサツノバの対バンなんてあったのですが…。

今週は東京タワーでの辻香織、FABでソングスープやBE THE VOICE参加のイベント、SPCでの鈴木朋、矢舟テツロー、キッチンなどライブが目白押しです。

投稿: TOPS | 2009年1月19日 (月) 17時48分

>TOPSさん
辻 香織ちゃんが東京タワーとは。
本人のテンションが高そうで面白そうだ。
私は明後日引越しなので,大人しくしています。
ライヴを減らすのもなかなか気苦労があります。どこが行くべきライヴと行かなくてもいいライヴの境目なのか。こっちをやめたら,あっちに行くわけにもいかないなあ,なんてね。

投稿: ナルセ | 2009年1月19日 (月) 22時13分

>ナルセさん  引越しして落ち着いたら、またライブ会場で。

レスにありましたが、「宵越の金は持たない」ほうで、ライブを減らしても「貯金」をするなんて状況にはなかなか。いい歳して居酒屋やライブハウスめぐりが趣味というのも何なので、俳句を始めました。俳句は大変奥深く、手ごわい世界ですが、写真と組み合わせた「写真俳句」なら、なんとかというところです。音楽俳句にもトライ、湯川潮音と熊木杏里を詠んでみましたが、キャッチコピーのようでうまくいきません。

潮の音や 天使の声を 聞いた夜
歌響く 杏の里は いつも春

今日の東京タワーの前、昨日は何と「日比谷公会堂」で西郷輝彦のコンサート。いやはや、おばさんパワーはすごい。

投稿: TOPS | 2009年1月21日 (水) 08時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218863/43756277

この記事へのトラックバック一覧です: 連休は映画のみ:

« The tourist | トップページ | ダンボール生活 »