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本数稼ぎで映画を選ぶのはよくない

12月25日(木)

渋谷ヒューマントラストシネマ文化村通り 『ノン子36歳(家事手伝い)
シネアミューズで公開中の本作を観るつもりで、いつも通り、ビルのエレベータに乗ると、恋人が「何階?」と聞くので、「4階」と答えて上を向くと、「ヒューマントラストシネマ」という名前に驚く。3階にあった「シネ・ラ・セット」も閉館してまだそれほど時間は経っていない。まあ、幸い受付してくれた男性スタッフは見覚えのある顔だったので少し安心したが、ここのところ、映画館の名称変更がけっこう多い。
本作は『青春☆金属バット』で本作主演の坂井真紀さんを出演させていた熊切和嘉監督。彼は実は1974年生まれで、1970年で私と同い年の坂井真紀さんより若いようだ。坂井真紀演じるのはタイトル通り、36歳で実家に戻ってきた女性。予告編では元夫が鶴見辰吾ということしか分からないが、主人公のノン子はタレントで、鶴見演じる芸能プロダクションの男性と結婚したが、年齢を重ね、仕事も結婚生活もうまくいかなくなって、実家の神社に戻ってきたという設定。そこに、若い男が現れ、いろいろ物語は進展していく。
まあ、ストーリーはあまり細かく説明してもしょうがないかな。
熊切監督作品は『アンテナ』と『青春☆金属バット』くらいだが、それらに比べて、ストーリーも分かりやすいし、ラストも希望のある感じで観やすかったと思う。『青春☆金属バット』では巨乳役で出演した坂井真紀さんですが、なんと本作で裸体を披露しています。やはり予想できる程度の胸の大きさ。なかなか大人っぽい濡れ場です。

12月28日(日)

久し振りに1人で映画2本。限られた時間に詰め込んだ2本だったので、いまいち選択失敗。

シネマート新宿 『魔法遣いに大切なこと
主演の女の子、山下リオが可愛かったし、『天然コケッコー』の岡田将生も出演しているので観てみた作品。魔法が国家資格として認められているという世界を描いている。でも、さすがに魔法を勉強によって取得できるわけではなく、魔法の力を持った血筋の子どもが16歳になった時に半強制的に10日間の研修を受けさせられ、それを終了した者に資格が与えられる。そして、弁護士のように魔法士事務所を設立し、依頼者から受けた依頼に対してのみ魔法を使うというのがルール。まあ、設定は面白いし、主演の女の子は清楚な感じでいて、けっこういい体もしていて魅力的。岡田君の役どころは有体な感じだが、かれらを指導する魔法士にも、田中哲司とか木野 花、余 貴美子、水橋研二などを使っているし、主人公の母親役には永作博美。いい映画になる要素はけっこうあると思うんだけど、イマイチだ。この監督、中原 俊は最近では『落語娘』を撮っている。これもイマイチだったんだよな、と思い出すと納得。しかし、調べてみるとこの監督は1982年からやっているらしく、私は観ていないが、Bonnie Pinkが主題歌を担当した『Lie Lie Lie』も彼の作品だったらしい。

新宿バルト9 『地球が静止する日
続いて観たのはキアヌ・リーヴス主演作品。まあ、今時宇宙人の侵略って設定には期待できないが、ジェニファー・コネリーが相手役だし、少しの期待を込めて観ることにした。まあ、つまらないといっていい作品なので、ネタバレで。冒頭は1920年代の雪山登山のシーンでキアヌが登場する。場面は変わって21世紀。惑星の重力に左右されず、地球に真っ直ぐに向かってくる隕石の衝突という場面で、観ている者は『アルマゲドン』を想起するが、実は隕石ではなく、いわゆるUFOでニューヨークのセントラルパークに着陸する。そこから光に包まれて登場した宇宙人にジェニファー演じる生物学者が接触しようとしたその時に米軍兵士が思わず発砲。傷ついた宇宙人は病院に運ばれる。精巧な外皮を取り除くと、そこには人間と見紛う形態の生物が。急速に成長し、数時間でキアヌ・リーヴスが現れる。そう、80年前に雪山の山頂で人間のDNAサンプルを採取したこの宇宙人は、そのクローンとして身体を作り上げて、地球でも活動できる身体を手に入れ、地球人と交渉しに来たのだ。といっても、交渉する余地はすでにない。彼は人類もろとも地球を破壊しに来たのではなく、地球を救うために人類を全滅しに来たのだ。地球各地では地球に生息する生物種のサンプルを採取する。そう、旧約聖書創世記の「ノアの方舟」のイメージだ。まあ、単なるインベーダーものの焼き直しではなく、今日の地球環境問題を入れ込んだもの。でも、宇宙人の攻撃の仕方がバイオ技術を取り入れているように思えるものの、その発想はターミネーターと変わりないし、感情のない宇宙人が「愛」などという合理的でない「地球固有の」ものに最終的にはほだされてしまうという展開はなんの新鮮味もない。確かに、ジェニファー・コネリーは魅力的でしたが、役どころはありふれたものだった。

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