« まだまだ映画 | トップページ | 1周年記念 »

2人暮らし開始

2月17日(火)

この週は会社の休みを木曜日から水曜日に変更したので、この日はレイトショーの時間に映画を観る。

新宿武蔵野館 『悲夢
韓国映画の日本での上映が下火なっている最近ですが、キム・ギドク監督作品は別格。ついに日本の俳優オダギリジョーを迎えての新作です。ギドク監督の作品は基本的に極端なまでの悲劇だが、あまりに極端すぎて、その表現は喜劇に近いシーンが少なくない。今回もいろんなところで笑える作品になりました。まず気になるのは言葉の問題。基本的に韓国を舞台にしたこの作品でオダギリジョーは何語で話すのだろうか。と気になる冒頭ですが、オダギリジョーは日本語でしゃべっています。交通事故の夢を見た彼は、夢に出てきた事故現場に車を走らせる。すると、まさに事故にあった車から、負傷した運転手が運び出されている。思わず、彼は事故処理をしている警官に話しかける。もちろん日本語で。そこで、この韓国人の警官がどう応対するのか!すると、警官も何食わぬ顔で韓国語で答える。もちろん、日本語の字幕がついて。そう、この作品ではオダギリジョーを除く出演者全員が韓国語で話し、そして唯一日本語で話すオダギリジョーの言葉を全員が理解し、韓国語で答える。もちろん、オダギリジョーは韓国語を完全に理解している。まあ、ともかく観ていてとても不自然な状況です。この状況で一生懸命演技するオダギリジョーの姿にも笑ってしまう。
まあ、細かい内容はおいておいて、この作品ではオダギリジョー演じる男性が眠り、夢を見ると、その夢を相手役の女の人が実現するという内容。男性の方は別れてしまったもののまだ未練がある女性と夢の中で再会することができ、儚い幸せを感じるが、女性の方は嫌いで別れた男性と夢遊病に近い状態で現実に悲しい再会をしなければならないという設定。まもなくこの2人は出会い、この問題をどうにか解決しようとする。一番の解決法は2人が同時に寝ないことだ。この必死で眠気をこらえる2人の姿がなんとも滑稽なのだ。まあ、ともかく落ち着いた雰囲気のある韓国の古い屋敷の映像とは対照的に、はちゃめちゃなストーリー展開。いかにもギドク的作品です。ちゃんとした批評家が彼の作品をどう評価しているのか、知りたくも思いました。

2月18日(水)

上で書いたように、この日はお休み。というのも、この日は私の恋人がついに引っ越してくる日です。まあ、前々から書いているような気もしますが、2人暮らしがスタートする日。思いの他引越し屋が早く来て、長年使った私の1ドア冷蔵庫と2層式洗濯機を引き取っていってしまう。その代わりに運ばれてくる彼女の荷物もやはりかなり多く、1ヶ月のつかの間の2DK一人暮らしの空間的余裕はあっというまになくなってしまった。搬入作業が終わったころ、恋人自身が到着。とりあえずの片付け作業をした後に近所の蕎麦屋で引越しそばを食し、別々の用事で外出。

シネカノン有楽町2丁目 『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ
津川雅彦の監督名、マキノ雅彦監督による新作。彼の監督作品を観るのは初めて。今回は実話に基づく内容だし、準主役が中村靖日さんだったので、観ることにした。『ラーメンガール』に続いて西田敏行。動物園の園長で、獣医。そして中村靖日さん演じるのは新たに動物園に勤めることになった新人。子どもの頃は昆虫バカで、何を間違ったのか動物園に。ともかく、人間以外の動物は大好きとのこと。この彼の性格が最後の泣き所に効いてくるはずですが、中盤の演技はあまり彼が人嫌いだという雰囲気を醸し出していない。ベテラン飼育係には監督のお兄さん長門裕之、岸部一徳、柄本 明、塩見三省、六平直政など個性派が集まります。一方で、冒頭では動物愛護団体のメンバーとして動物園に抗議にやってくる前田 愛ちゃんはチョイ役かと思いきや、その後飼育係としてやってくることになる。冒頭では長髪のカツラをかぶっているが、やはり彼女はショートヘアが似合いますね。
今ではすっかり有名になっている旭山動物園ですが、当初は寂れていて、旭川市長には廃園の提案までされそうになるということで、前半のシーンは日本全国のいくつかの寂れた動物園を使って撮影されたようですね。市長選挙で平泉 成が演じる現職市長が敗れ、万田久子演じる女性市長が当選したことで、予算がつき、画期的な展示方法によって好転するというお話。それからは現在の旭山動物園を撮影場所にしていますが、本当に広い動物園で、びっくりします。観る分には見所たっぷりで楽しめる作品ですが、特にこの作品の斬新さや面白さを挙げろといわれると意外に困る作品。比較的新しいお話なので、事実に忠実なのが求められるとは思いますが、もうちょっと大胆な表現があってもよかったかもしれません。

東京駅Break Dew
この日、映画を有楽町まで観に行ったのには理由がありました。最近ライヴが少ないので、なにか手軽なフリーライヴでもないかなあと探していたら、まさにその日に東京駅構内でDewのフリーライヴがありました。30分前ほどに行くとまだ席は空いていて、最前列の右端に座る。開演時にはかなりの人だかりになりました。なにやらここ東京駅Breakで1月から4ヶ月連続でフリーライヴをしているという2人。7th floorでよく演奏していたときはちょっと暗めの曲調でしたが、ビクターレコードに行ってからは多くのアーティストと同様に明るい雰囲気が先行しています。清水 悠さんの歌声も声を張る場面が多く、けっこう苦しそうですな。なにやらカヴァーアルバムにはBONNIE PINKの「Daisy」も収録されているらしく、それは聴いてみたい。

|

« まだまだ映画 | トップページ | 1周年記念 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218863/44171651

この記事へのトラックバック一覧です: 2人暮らし開始:

« まだまだ映画 | トップページ | 1周年記念 »