« 一人弾き語り、語り継ぎ | トップページ | 近すぎて忘れてしまったライヴ »

ライヴのない週末

2月5日(木)

渋谷ユーロスペース 『愛のむきだし』
『奇妙なサーカス』、『紀子の食卓』、『気球クラブ、その後』に続く園 子温監督の最新作。AAAのヴォーカルという西島隆弘と、『プライド』にも出演していたが、こちらも歌手出身の満島ひかりという、初々しい2人を主演に迎えて、なんと237分の超大作。西島の父親役には渡部篤郎、満島の母親(といっても、父親にできた一時的な恋人にすぎない)役に渡辺真起子、主人公同士の愛を邪魔する新興宗教団体の幹部役に安藤サクラが配して、脇を固めている。西嶋演じる主人公のユウは敬虔なる神父の父親のもと(母親を演じるのはまたしてもチョイ役登場の中村麻美ちゃんだが、すぐに死んでしまう)、素直な高校生に育つが、勃起というものを知らない。訳あって、街行く女性のパンチらを撮影することに夢中になるが、安藤サクラ演じる女性による策略にはまる形で、満島演じるヨーコと出会う。この時、たまたま仲間との罰ゲームの最中で女装姿でユウとヨーコは出会い、お互い惹かれあう。その後、お互いの親同士が同居することになり、2人は兄妹として再会する。そこからは苦悩の連続。
まあ、とにかく勢いのある作品なので、演技がどうのという細かいところは気になりません。園監督の作品はただでさえ、疲れるので、4時間弱の本作を観るのにはかなりの覚悟が要りますが、観ている途中で疲れたりすることはなく、一気に見させるのは主演の2人の頑張りによるところが大きいのかもしれません。特に満島ひかりにあっては、『プライド』でも相当エネルギーを使う役どころだったのに、本作ではそれ以上です。もう、パンチラなど気にしてられないほどのアクションと、鼻水たらして本気で泣き叫んだり、ととりあえずもう怖いものなしという経験を積んだような気もします。今後は、もっとナチュラルな役どころも見たいものです。
ちなみに、平日の真昼間の回だったが、客の入りはなかなかでした。途中に10分間の休憩を挟みましたが、普通の映画2本分の時間。映画を2本はしごするというだけで驚く人もいますが、まさにそういうつわものたちが集まったのでしょうか。西島や満島の熱狂的ファンという方もなかにはいたかもしれませんが、映画ファンたちをこれだけ集めるのも、園監督の手腕ということにしておきましょう。ちなみに、このストーリーは「実話に基づく」ではなく、「事実に基づく」というもの。この物語が実話だといわれるとうそ臭いですが、さまざまな事実を組み合わせて脚色したということであれば納得。とにかく、237分という時間に物怖じせずに観てほしいと切に願う作品です。やっぱり観てよかった。

2月7日(土)

昨年子どもの生まれた友人が、その息子を自宅でお披露目するというので、恋人と一緒に行ってきた。この日集まったのは他に私も知っている友人3人で、知人から借りているという一軒家にて新年会を兼ねたものだった。最近、友人や恋人の友人の子どもと接する機会が多い。子どもを育てるということは想像を越えた経験だと思うが、当事者にとってはそれが日常になるんだよな。言葉を習得するということは今から考えると大変な労力だが、私自身もいつの間にかその過程を経ている。まあ、とにかく今自分で子どもを育てろといわれると尻込みしてしまうが、他人の子どもと遊ぶことほど楽しいことはない。まだ4ヶ月だというのに、奥さんはチーズフォンデュランチを用意してくれて、たらふく食べて遊んで、いつの間にか17時がすぎていた。
この日はもうじき私の住む部屋に引越しを控えている恋人の部屋に行くことにしていたが、途中下車駅で、なんとなくボーリングがしたくなって、することにした。満腹だし、時間も中途半端に早いし。あと、ボーリングを選んだのには理由もあった。年末年始で実家に帰ったとき、私はテレビ漬けになったが、そこでTOKIOの城島リーダーが、ボーリングの女子プロに試合を挑むというコーナーがあった。手始めに投げた彼のボールはへなへなだったが、指導を受けるうちにみるみる上達したのだ。城島君は私と同い年なので、結局ハンディキャップをもらっての試合にも負けてしまうが、けっこういい気分になってしまった。そんな私のスコアは117と120。まあ、平凡なスコアだが、どちらもストライクとスペアが2回ずつ。30歳台に入って初めてのボーリングの割にはけっこう良かったのではないでしょうか。私はけっこう手首が弱いので、そもそもボーリング向けではないんだけどね。

2月8日(日)

翌日は、2人での生活に備えて、IKEA港北店に行く。少し前にも行ったのだが、結局買わずに帰ってきた。せっかく横浜方面に行くので、昼食は中華街で取ることにする。昨年は散々中国食材の問題が問われたにもかかわらず、横浜中華街はすごい人手だった。お目当ての刀削麺のお店は行列ができていて、その別館に行ったらそこでは 刀削麺のメニューはなくなっていた。残念だったが、注文した麺と定食はどちらも美味しく、大満足でこの日も昼からたらふくになってしまった。
IKEAでは購入を予定していたものだけさっと買って(こちらもすごい人手だった)、帰宅。

|

« 一人弾き語り、語り継ぎ | トップページ | 近すぎて忘れてしまったライヴ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218863/44016230

この記事へのトラックバック一覧です: ライヴのない週末:

« 一人弾き語り、語り継ぎ | トップページ | 近すぎて忘れてしまったライヴ »