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一人弾き語り、語り継ぎ

2月1日(日)

Apple Store銀座 Emi Meyer
昨年、渋谷duoでの、dewや岩崎 愛ちゃんの出演しているイヴェントに行ったら、キーボードでひっそり弾き語りをしていた女性がemi meyer。その場であまり日本の流通には乗ってなさそうなCD『curious creature』を購入。見た目は日本人っぽくて、ボソッとしゃべるMCは流暢な日本語。京都生まれなそうですが、生活の拠点は米国にあるようです。ということで、気に入ったものの、なかなか東京ではライヴが観れない。CDを購入した際にメールアドレスを書いたら、一度だけライヴのお知らせが届いたが、それ以来は音沙汰なし。今回もたまたまMyspaceの彼女のページを見たら、情報がアップされていた。ようやく2度目のライヴです。ちなみに彼女はShing02やJazztronikのゲストヴォーカルとしても活動していて、今回はなんとShing02がゲスト。昨年末にそのCDがiTune storeで配信され、けっこういい感じで売れているようで、米国や日本のアップルストアを回っているようです。
Shing02の人気はよく分からないが、少なくともEmiちゃん単体よりも集客力がアップすると思い、早めに行こうとしたが、お店に到着したのは15分前。直接3階に上がります。まだ席はパラパラ空いていて、最前列は誰も座っていなかったが、座っちゃいけないのかと思って3列目の右側へ。開演前にDJをしていたのがShing02でした。実は彼のことはもう8年前くらいに知っていた。当時、私は東京経済大学で「メディア表現」という講義を担当していて、その頃は音楽はもっぱらCDで聴く派でしたが、広告、テレビ、新聞・雑誌、映画、写真、小説、などなどメディアを一通り論じているなかに当然音楽も含まれていました。各種別ごとに簡単なレポートを提出させ、自分の好きな作品を論じるという課題を出していたが、一人の学生がShing02がかなり好きだったようで、紹介してくれたのだ。デビュー当時のCDジャケットはかなり過激だったので、よく覚えている。そんな彼は見た目とても素朴な背の高い、ちょっとオタクっぽい男性。
さて、前置きがすっかり長くなっていますが、久し振りに見るemiちゃんは思ったよりも背が高く、すらっとしている。黒を基調とした衣装で、けっこうセクシーだ。でも、演奏は相変わらず素朴で、『curious creature』の収録曲の他に、日本語の曲も数曲歌った。やっぱりしゃべる日本語は普通でも歌うときはちょっと違和感がある。やはり音節が英語風なのだ。日本人で日本語を英語風に歌う人はいるけど、それとは違っていて、とても面白い。しかも、彼女が選ぶ日本語はとても古風で面白い。滑らかなその歌声に乗せると、まるで演歌のようなところがまた面白い。『curious creature』は日本版としても発売されるそうだが、それには日本語の曲が1曲ボーナストラックで収録されるらしい。そして、1曲は彼女のピアノでShing02が歌う。けっこう普通のラップだった。たっぷり40分ほど演奏が聴けて大満足。

その後、私は一人で吉祥寺に移動。star pine's cafeで2月24日に行われるariさんの単独ライヴチケットを購入し、manda-la 2へ。

吉祥寺manda-la 2 バラッドラリー10
私がこの、ノラオンナさんの企画イヴェント「バラッドラリー」に初めて参加したのは何年前だろう。ゲストは、今回もソロとしてほりおみわさんが来ているが、そのイルネイロとビューティフルハミングバードだった。地震か何かで電車が各線とも乱れていて、お客さんがかなり少なかったのを覚えている。それからはけっこうな出席率で参加していると思うが、今回10回目ということで面白い企画を立ち上げたノラさん。一人で弾き語りできるシンガーを16人集め、1曲ずつ歌うというもの。なぜか、mixiからコピーした出演者はノラオンナさんを入れても合計16人にしかならない(もれてしまった出演者さん、ごめんなさい)。そして、私が初めて観る人は三輪さんと今井さんの2人だけ(江村さんは聴くのが初めて)。
ノラオンナ:とりあえず、「オープニングアクトです」と笑わせながら、開演時間きっかりに登場したノラオンナさん。1曲歌って、次につなぎます。そして、最後にも出てきてもう1曲。そして、「皆さん1人で歌ってくれましたが、最後に(アンコールとして)1+1が2以上になるということを確認してもらいましょう」という感じで、見田君を呼んで、2人で演奏。
ありましの:結婚して初めて聴く彼女の演奏。もちろん、この日は一人弾き語りの日なので、パーカッションのサポートはありません。しかし、この日初めて聴いた「10年日記」という曲は素晴らしい曲だったし、彼女1人のパフォーマンスもとても良かった。
戸田和雅子 :出演者通しのつながりも考慮したような出演順で、次に紹介されたのは戸田さん。やはり「出会ったときの君よりも」が選曲されたが、途中でギターの音が...1曲しかないというのに、こちらはイマイチな演奏でした。
見田諭(ミタタケ) :またまた戸田さんからのつながりで見田君。最近一人でもライヴをしているのは知っていたけど、どうやらカヴァー曲のみの演奏だったようです。今回はそのカヴァーさせてもらっているノラオンナさんからの誘いということで、オリジナル曲を作ってきての演奏。人前で初めて披露するということで、「私が一番緊張している自信があります」とのことだったが、その緊張は彼の場合いい方向に効果したのかも。まあ、歌声はまだまだということですが、なかなかいいパフォーマンスでした。
片岡正二郎(くものすカルテット): 続いて登場したおじさんは、以前ノラオンナバンドとして出演していた本業はヴァイオリン弾き。この日は久し振りにギターを引っ張り出してということでしたが、以前に舞台用に作ったという歌を披露。この日は年齢が高いほどテンションが高かったですね。
藤原マヒト:マヒトさんもときどきソロ活動をしているようですが、きちんと歌声を聴いたのは初めて。決してうまいとはいえませんが、味がありますね。マヒトさんの鍵盤の魅力は、その鍵盤を叩く力の強弱の微妙さにあるのだと確認。
三輪二郎:「神奈川県にある横浜というところから来ました」という男性。ギターで立って弾き語りです。マヒトさんの紹介のように、一見無愛想ですが、ちょっと地方色のある口調で素朴な感じです。
江村健:こちらもはじめましてですが、いくつかのライヴ会場で見たことがあります。ミュージシャンだったんですね。
鈴木亜紀:やっぱりこういうときはインパクトのある「ブレリアお七」でした。いつもの遠視用の眼鏡の上にまた別のサングラスをかけて、ちょっとハイカラな感じで登場の亜紀さん。髪型も最近見ないうちに髪の毛も少しナチュラルになりました。でも、やっぱり1曲は寂しいかな。今度ちゃんと聴きに行かなきゃ。
中川五郎:亜紀さんから「ノラオンナさんにとっても私にとっても、人生のなかでとても重要な人です」と紹介された中川五郎さん。彼のことはよく知らないけど、けっこうコンスタントにいろんなところで見かけ、ちょこちょこ歌を聴いている。確かに、彼の生き様は尊敬できると思う。そして、やはり1曲だけだが、すごい存在感。ノラオンナさんの「盛り上げて休憩」ということで、休憩前に彼を出演させたのはまさに成功。
休憩
ほりおみわ(イルネイロ):この日、一番きれいな衣装で化粧ばっちりで登場したのが彼女。今回がはじめてのソロ演奏ということで、お誘いを受けた11月からギターの演奏を練習したが、本番で弾くのは断念。いつも歌いながら叩いている小さな鉄琴で弾き語りです。やっぱりイルネイロとして聴きたいな。
倉谷和宏(旭荘201):久し振りの倉谷さん。彼のハスキーな歌は、実は森 進一に似ているといまさらながら気づく。
三木千夏:彼女のソロライヴは何度か聴いているが、one tone時代の曲を封印している(と思われる)ために、長時間のライヴはまだ今のところネタ切れ気味。ギターはかなり上達してきているので、こういう1曲勝負としては一番ふさわしい存在だったのかもしれない。私のなかではありましのちゃんと千夏ちゃんのパフォーマンスが光っていた。
藤井友信(Music From The Mars):今回のメンバーはあまりちゃんとチェックしていなかったが、藤井さんも入っていたとは。今回のお客さんでmusic from the marsを聴いたことがある人は少ないと思うが、今回は一人でアコースティックギターによる弾き語り。曲調もぜんぜん違っていました。うーん、どうだったのかな?
pocopen (さかな):そして、なんとpocopenさんも登場。客席に私の数少ないさかなライヴ鑑賞暦のなかでも必ず最前列にいる女性がやはり来ていました。意外にもpocopenさんが自宅の台所以外で弾き語りをするのは珍しいとのこと。相変わらず面白い人です。
今井忍:ゲストの最後を飾るのがこちらの少し年配の男性。さすがの貫禄です。
なんだかんだで、3時間を覚悟してくださいといっていたこの無謀なイヴェントは、休憩を含めて3時間弱で終了。1人2曲だとかなり無理がありますが、1曲だと個々人の心の持ちようで(あと、お店のスタッフの転換のスムースさ)、うまくいくようですね。聴いているこちら側もまったくストレスなしに、飽きることもなく、最後まで楽しい時間をすごすことができました(演奏中禁煙ってのもありがたいですね)。さすがノラオンナさん。
なんだかんだで、顔見知りの鈴木亜紀さん、三木千夏さん(そして原口友也さん)、戸田和雅子さん、ありましのさんにも挨拶することができました。ノラオンナ三だけは今回も挨拶できず。一度吉祥寺からバスで帰ってみようと、21時台で終わってしまう調布駅北口行きに乗り帰宅。日曜の夜ということで、バスは快調に走りましたが、この時間は京王線にも準特急が走っているので、帰宅する時間はまったく一緒だったようです。値段のことを考えるとやっぱり電車か...

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