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3月に雪

2月25日(水)

下北沢lete
久しぶりにしっぽりと落ち着いてleteでtico moon。同じレーベル333disks仲間のachordionを招いてのleteでは珍しい2組ライヴ。
achordion:広島から東京に移り住んで、ぼちぼち1年になろうかという2人。「ようやく慣れた」とはいっていましたが、素朴な人柄は変わりません。満田さんのギターは相変わらずだけど、役割分担して音を重ねているので、なかなかいい感じです。tico moonに誘われて、lete初登場の2人ですが、やはりこの空間にはとてもあっていますね。木村君のトークも面白かった。
tico moon:久しぶりのleteでのtico moon。こちらの影山さんトークはいまひとつだったけど、やはりここでのかれらの演奏は格別。木村君が「ここ(ギターの中)で聴いているようです」と表現したのがまさにそのとおり。まじまじと影山さんの手元を見ているとちょっと不思議。よくピックであんな演奏ができるよな。まあ、かくいう私はギターなど弾いたこともありませんが、爪弾くほうが楽なような気がしなくもない。
この日は終演後に木村君に12日の話を聞いた。そう、私が行き忘れてしまったライヴのこと。achordionは菅沼さんのドラムスを加えての演奏。trico!さんは山口ともさんに加えてヴァイオリンも。聞くたびに行かなかったのを後悔。家で誰かが待っているようになってから、ライヴ後にゆっくりするのは遠慮気味です。

2月26日(木)

4月4日に京都で研究会があり、発表を依頼されているため、文献収集のために調布市立中央図書館へ。2人で散歩がてらでかけます。その後は一人行動だったので、上映時間の長い日本映画を選択。

新宿K's cinema 『ポチの告白』
先日観た『愛のむしだし』の4時間弱にはかなわないが、3時間15分の上映時間。警察の物語です。一人のいい年で派出所の巡査をしている一人の警官が主人公。警官のことを「国家の犬」といって侮蔑するように、「ポチ」とはこの警官のことをいっている。菅田 俊という大柄で坊主頭、たまに脇役でみかけます。ある日、ちょっとした出来事で麻薬取り締まり課の課長に見初められて刑事に就任。従順で真面目な性格からどんどん活躍し、その活躍のおかげで課長は署長になり、彼も昇進していく。しかし、実際に麻薬取り締まり課のやっていることはやくざと結託しての不正行為ばかり。しかし、徐々に刑事の仕事に慣れ、組織として行動し、ついには意思決定をする身分になるまでの間に感覚は麻痺し、自分のしていることが正しいのか間違っているのか、その境界線は曖昧になる。そんな時に、不正の事実を暴こうとするチンピラが、新聞社の写真部員とつるんでいろんなことを暴こうと近づいてくる。
まあ、そんな展開で、警察の「国内最大の暴力団」と称し、あくまでもフィクションとしてだが徹底的に悪者に仕立てようという映画。ちょっと体育会のような仲間意識で、所属意識を手に入れるために、あるいは一人前の男になるために悪いことに手を染めていくといったストーリー展開が単純すぎてどうかなあと思うところがありますが、単純すぎるからこそフィクションとして割り切れるという意味ではいい演出だったかもしれない。まあ、とりあえず刑事としてバリバリ働く菅田氏の姿は、その撮影法が『太陽にほえろ』を髣髴とさせるものがあり、刑事として自信をつけていく物語上の男と、主演映画を撮影しているという俳優菅田氏自身の自負とが重なって、とても面白いです。
この日はトークショーが予定されていたようですが、さすがに平日だったので、私が観た昼間の回ではなかったようです。ともかく、見ごたえのある映画。

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