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久し振りライヴ続きの週

2月22日(日)

銀座シネスイッチ 『大阪ハムレット
『ごめん』(2002)で主演の久野雅弘君(20歳)と、『酒井家のしあわせ』(2006)で主演の森田直幸君(17歳)が中学生兄弟として共演しているということで、楽しみにしていた作品。どちらも大阪らしいほのぼのとした雰囲気の秀作だったので、かなり期待です。こんな映画に松坂慶子ってのも惹かれます。しかし、松坂慶子ももう56歳ですよ。これらが家族の久保家の主は間 寛平。いきなり彼が死ぬところから始まります。その葬儀の時、「お兄ちゃ~ん」と突然やってきて、そのまま久保家に転がり込む謎の「おっちゃん」が岸部一徳。父親をその弟に殺され、王位と母親を奪われ苦悩するというストーリーのシェイクスピア『ハムレット』になぞらえて、森田君演じる不良になりたがっている男子中学生のことを担任が「行雄君はハムレットみたいやなあ」といってしまうところから本作のタイトルはついている。行雄はそれ以来、図書館で借りてきた『ハムレット』にはまり、人生とは何かを考える。そんな具合で、家族それぞれ悩みと楽しみを抱えながら物語は展開していく。末っ子の小学生役、大塚智哉君演じる宏基は学校で担任の先生が将来の夢をたずねると「女の子になりたい」といってしまう。そんな宏基を勇気づける、母親の妹役には本庄まなみ(いくつ年離れてんねん!)が扮し、これがいい感じですよ。宏基はクラスメイトの協力で、学芸会の「ミュージカル・シンデレラ」でシンデレラ役を手にする。そんな乙女な少年を演じる大塚君は本当にかわいくて素的です。登場人物がそれぞれの物語を持っていると、1本の作品のなかで中途半端になることも少なくないですが、この作品はその辺のバランスが絶妙。さすが大阪らしい作品でした。
さて、この日は久しぶりにサカウエ君と一緒のライヴということで、その前に呼び出して、恋人と3人で飲む。ただし、彼が考えていた料理とお酒の美味しいお店はどこも休業で、結局スペイン坂の「人間関係」で軽く一杯。ここで、恋人とは別れて2人で程近い公園通りクラシックへ。

渋谷公園通りクラシックス KOKOPELLI
この日の出演者はピアニスト林 正樹さんと、ヴォーカリストさがゆきさんのユニットKOKOPELLI。この日はスペシャルゲストで外国人ドラマーも参加。KOKOPELLIを聴くのは3年ぶりくらいでしょうか。さがゆきさんはさまざまな活動で、頻繁にライヴ活動もしていますが、彼女の歌声を聴くのもそれ以来。お客さんは少なめでしたが、やはりすばらしいパフォーマンスでした。さがゆきさんは「ヴォーカリスト」とか「シンガー」という言葉では言い尽くせない。かといって、ヴォイスパーカッションのような、声で楽器を真似するのでもなく、まさに声でしか出ない音を林さんのピアノに加えてくる。それに穏やかなドラマーのリズムが加わって、いいライヴでした。

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