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グローバルなパーティ,あるいは沖縄の表象

3月1日(日)

この日は恋人の専門学校の同級生の家に遊びに行った。恋人も外国人だが、その友達2人も外国人。1人はコロンビアでもう1人はシンガポール。もう1人を含めた3人で生活をしている。専門学校を卒業して、ひとまずこの生活を解消するために、さよならパーティだ。同じ専門学校から日本人の学生も数人来ていましたが、多くは彼女たちが通っていた日本語学校の生徒さん。タイや中国、南米ももちろんのこと、合衆国国籍の日本人や黒人などなど、30人以上が集まり、まさにグローバル化の縮図という感じ。料理ももちよりで、日本語学校の先生たちがその場で調理したり、もうすごい状態です。いろんなものを食べました。でも、シャイな私はそんないろんな人たちとのコミュニケーションはとれず、もっぱらその様子を見て楽しんでいただけ。
たらふく食べたので、夕食は不要ということで、遅い時間の映画を観に行くことにする。

新宿バルト9 『カフーを待ちわびて
玉山鉄二主演の沖縄を舞台にした作品。恋人が原作を読んでいたということで。ベケットの『ゴドーを待ちながら』を髣髴とさせるタイトルですが関係があるかどうかは分かりません。観終わって、やはり原作の方が良かった残念がる恋人でしたが、ストーリーは非現実的でない程度の良くできたストーリーです。相手役を演じるのは『山のあなた~徳一の恋』出演で話題になったマイコ。この作品は観ていないが、この女優さんのことは気になっていた。とはいえ、本作に出演することはきちんと把握していなかったので、なんだか得した気分。
しかし,相変わらず映画による沖縄の表象は難しい。素朴さと田舎臭さを演出しながらも,前面が清潔さで覆われている。勝地 涼,白石美帆,高岡早紀といった見慣れた顔が出てくると,遠くの実在する島が,遠くにあるけど近くに感じるフィクショナルな場所として奇妙な馴染みやすさに変容してしまう。この作品で一番それらしかったのは,沖縄出身の俳優,尚 玄。この島出身者でありながら,東京に出て行き,リゾート会社に就職する。そして,その島を大規模に開発するために戻ってくるという役どころ。上司が沢村一樹というのはそれらしすぎるけど。
まあ,ともかくフィクションとして楽しむには十分に楽しめます。マイコちゃんも期待した以上に美しく,存在感がある。23歳で新人女優としては決して若いとはいいがたいが,それゆえにこの年代を演じる他の女優さんにはない清楚さというか,新鮮味があるように思う。

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