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駅中立ち呑み屋

4月8日(水)

新宿で恋人と待ち合わせ。2人ともワイシャツにジャケットを着ているなんて、そうはないシチュエーションだ。ちょっとした時間で夕食を一緒にするということで、小田急線地下出口にある立ち飲み屋に入ってみる。飲み物も食べ物も種類が少ないが、飲み物が400円から、食べ物は300円均一。しかも、飲み物をオーダーすると、100円で食べ物をつけることができる。しかも、この食べ物がけっこう美味しい。しかも、早い。全てを切り盛りするおじさんがオーダーを受け、ドリンクをつくる。揚げ物は基本的に揚げ立てで、厨房の若い女性がこのおじさんの指示に従って、素早く捌く。もちろん、お客は数人の若い女性を含めて、皆スーツ姿。一人で軽く一杯呑んで出て行く人。私の前のおじさん2人は片方の誘いに乗ってやってきた感じだが、誘った方の人がずーっとしゃべりっぱなし。私たちはドリンク2杯ずつ、イカの塩辛にモツ煮込み、カブ味噌、串揚げ、茶豆、砂肝コショウ炒め、揚げ餃子で3000円弱。こんな場所の立ち飲み屋とたかを括っていましたが、とてもいいお店です。ここで別れて私は日暮里に行く予定でしたが、恋人もついて来ることになりました。

日暮里bar porto 古賀夕紀子
結局、お店に到着したのは開演時間ちょっとすぎ。カウンター席にはすでに4人のお客さんがいて、私たちはステージ近くのテーブル席。その後もさらに2人のお客さんが来て、けっこう盛況。ここはミュージシャン目当てでなくても常連さんがいるので面白い。この日はギターの前原さんとの演奏です。この日はcasaの曲は「ハナウタリズム」だけ。アントニオ・カルロス・ジョビンの曲を多めに、ブラジル曲を中心に歌います。ブラジルの音楽は皆で同じ曲を共有するという感覚が強いので、日本的な「カヴァー」という概念は馴染まないですね。私は本当に夕紀子さんの目の前で、しかもこのお店はテーブル席でもカウンターと同じ高さなので、目線も一緒。長時間凝視はできませんが、ソロを聴くと、彼女の歌の表現の素晴らしさを改めて感じる。ブラジル音楽はビブラートをほとんど使わないが、同じ音を同じ強さで長く保つ方が難しいのではないかと思うけど、本当に安定しています。彼女は歌っている最中、あまり瞬きもしないんです。立ち呑み屋で2杯も飲んでしまい、移動する電車の中ではちょっとライヴを聴くにはイマイチのコンディションだな、と思っていたが、目が覚めます。後半では金延幸子の曲や、ブラジルの曲に日本語の歌詞をつけて、アレンジをして、『みんなのうた』で過去に使われたという「へんな家」という曲を歌う。前半はオリジナルのブラジル語で、後半は日本語で。この日本語がなかなか地理学者にとって興味深い内容で刺激を受ける。
やはりこの人の感性はすごい。そして、やはりソロの時は前原さんのギターが似合う。「ハナウタリズム」の時はやっぱり美宏君のほうがいいみたいですが。

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