« 国家・権力・社会主義 | トップページ | 1週間で映画6本 »

腰痛回復してきました

5月10日(日)

この日は昼間にタワーレコードにインストアライヴを聴きにいく以外は予定なし。腰が痛いので恋人にはおとなしくしてなさいといわれたが、結局午前中から出かけることに。腰の痛さはただ寝ていれば良いものではなく、長時間寝るのもけっこう辛かったりする。ただ立っているのが一番辛く、寝るのと歩くのと、座るのとバランスよく組み合わせるのが重要。特に、自宅のリビングの椅子よりも映画館の椅子の方が良いと判断して、映画3本強行スケジュール。

渋谷ヒューマントラストシネマ文化村通り 『太陽のかけら
まずはメキシコ出身で、最近はアメリカ映画やフランス映画、当然スペイン映画などでも活躍しているガエル・ガルシア・ベルナルの初監督作品。なんと彼は大学進学前の高校生の役。裕福な家に生まれ育った彼が両親の不在中に友達を呼んでホームパーティをするというそれだけの設定。予告編を見なかったが、この設定が分かった時点で期待薄。まあ、よくありがちな若気の至りを懺悔したいのか何なのか。まあ、特筆することなし。

カフェで軽くランチをしてタワーレコードに移動。1階のステージでのインストアライヴをちゃんと聴くのは初めて。リハーサル中です。他にお客さんもいないので、リハーサルをまじまじ見ているのも失礼かと思い、上階に移動。今度emi meyerちゃんが来日公演のオープニングアクトを努めるというヤエル・ナイムのCDを買いに行く。私は知らなかったけど、MacBookのCMで使用された曲を恋人が知っていたり、その後日産のCUBEでもCMで使われていたりとということで、昨年に続いての来日らしい。渋谷クワトロ2デイズとのこと。10分前に降りてみたが、まだお客も集まっていない。立っているのも辛いので、ライヴのスペースに設置された椅子に座って、視聴しながら時間をつぶす。隣の椅子にはShing02がいたりして。

タワーレコード渋谷店 emi meyer
さて、ようやく始まった。スペースの中に入ってきたお客さんは40人くらいでしょうか。一番前の一番左で聴いていました。さすがに、先日のVacantライヴの短縮版のような形であまり新鮮味はない。多分、カヴァー曲などを含めればレパートリーも多いとは思うけど、プロモーションだから仕方がない。6月のクワトロワンマンはどんな感じになるんだろう。ゲストはいるけど高田 漣だし。この日は白いワンピース。丈が短すぎます。その下にショートパンツをはいているんだったら良いけど、見えちゃいそうで困りますね。

30分立っているのも辛かったので、サイン会の様子を観察するのはやめて、次の映画館へ。ちょっと歩いただけで汗だくになる陽気。上映時間まで1時間弱あったので、近くのヴェローチェというコーヒー屋さんで一服。こういう時、この安くて空いているお店は助かります。

渋谷シアターN 『THIS IS ENGLAND
まあ、もともと同じ英語圏ということで、最近はハリウッド資本による作品は英国製なのか米国製なのかはっきりしないことが多いし、双方で活躍する俳優も多い。でも、相変わらず英国臭い映画ってのは年に何本か日本でも公開される。本作はまさにタイトルからしてそうだ。1980年代全般のお話。小学生が主人公だが、戦死した父親が買ってくれたベルボトムのパンツを学校に履いていってバカにされるところから始まる。それをかばってくれた不良少年たちとつるんでいく。もともとヒッピー上がりの母親なので、モッズスタイルになっていく息子にも理解を示すが、坊主頭になった時には少年たちに抗議しに行く。冒頭にはこの時代の出来事がニュース映像の継ぎ接ぎによってフラッシュバックされる。そう、英国にとって1980年代はサッチャーの時代。「THIS IS ENGLAND」とはこの時代に噴出してくるネオ・ナショナリズムの一つの形だ。
この不良グループのリーダーの旧友が出所してくる。この男が妙に説教臭くなって、ついにはこのグループを2つに分けてしまう。主人公の少年は父親の件もあってこの男についていく。彼が少年たちを連れて行ったのは、ある愛国主義者のグループ。しかも、かれらの愛着の対象はブリテン島および北アイルランドも含むUnited Kingdomではなく、あくまでもEnglandだ。本国で失業にあえぐ民が多くいるのに、外国人労働者がやってきて、賃金の安さから企業はかれらを雇っている。そんな状況に不満を抱き、外国人差別につながっていくかれらの行動。特に、この町に多く住んでいるパキスタン人たちにひどい仕打ちを仕掛ける。まあ、それがだんだんエスカレートして、みたいな物語。映画を観て世界を知った気になるのはいけませんが、実際に行って目にするものよりも、こうしたものの方がコンパクトに物事のありさまを知ることになるというのもあるかもしれない。

渋谷シネマ・アンジェリカ 『海の上の君は,いつも笑顔。
この日最後に日本映画。谷村美月ちゃん主演作です。彼女が主演でこれほどプロモーションをしていないのも珍しい。と思ったりもしましたが、この喜多一郎監督による『ライフ・オン・ザ・ロングボード』はやはり日本映画に欠かせない存在である、大杉 蓮主演であったのに、ひっそりと上映されてたっけ。この作品は観ることができなかったけど、そういえば大杉 蓮主演の『ネコナデ』も渋谷の映画館による単館上映でひっそりやってたっけ?ともかく、主演となるとシリアスな役どころが多い、谷村美月ちゃんをじっくり観られるのは貴重な作品だ。
舞台は茅ヶ崎。なんと美月ちゃん演じる主人公の名前は成瀬 汀(みぎわ)。『ライフ・オン・ザ・ロングボード』に続いてサーフィンものです。彼女の兄は将来を期待されたサーファーだったが数年前に交通事故で亡くなってしまう。妹である主人公は高校のバスケ部キャプテンで、サーフィンのことも、サーファーとしての兄のこともあまり知らずにいたのだが、気になる同級生がサーフィンをしているということで、好奇心で兄が遺したショートボードを持って海へ出てしまう。波に飲まれ、幸いなことに本人は助かったが、ボードは流されて紛失してしまう。兄を大事に思っていた人にはその軽率な自分の過失を話すことはできず、部活もサボって日々サーフボードを探す毎日。でも、そのおかげで兄のことを少しずつすることとなり、最終的には全てを打ち明けて多くの人に協力してもらってボードを見つけることができる。そして彼女は兄の意を受け継いでサーフィンをやることになる、というストーリー。なかなか成長しない主人公の姿はもどかしいが、外見的な彼女の魅力は十分に味わえる。でも、演技的にはそれほど難しくはないようだ。各登場人物のキャラクターがいい感じで活かされている作品。当然のように大杉 蓮も登場するし、津田寛治や、『コドモのコドモ』、『ブタがいた教室』出演の甘利はるなちゃんは重要な役どころ。湘南の観光案内的な要素はしょうがないですが、こういうコンパクトな作品、けっこう好きです。心がほっこりします。

5月12日(火)

吉祥寺strings 太宰百合トリオジョイナス
久し振りのstrings。オーナーの井上さんがワイルドになってました。いつものカウンター席に案内されると目の前に宮嶋みぎわさん。早速、『海の上の君は、いつも笑顔。』の話をすると、「あらー、成瀬さんと私が結婚したような名前だね」と予想通りのリアクション。私はよくチェックしていませんでしたが、この日はvice versaの石塚明由子さんがゲスト、ということでみぎわさんと一緒に座っていました。毎度になりますが、トリオジョイナスはピアニスト太宰百合さんのリーダーピアノトリオで、ベースが土井孝幸さん、ドラムス&パーカッションが石川 智さんという素晴らしいメンバー。明由子さんと太宰さんとはけっこう以前から知り合いだったらしい。私にしてはけっこう久し振りのジョイナスだと思いますが、この日は新曲が多かった。やっぱり彼女の紡ぐ曲は素晴らしい。もう、特に言葉はないですね。毎回のように、やっぱり来て良かったと思うステージです。この日は石川さん作曲の曲も2曲ほどあったり、石川さんがバンドリンを演奏したり、太宰さんが作曲した曲に明由子さんが歌詞をつけたりで、いつもとは少し違った雰囲気で、それもまたよし。
帰りは最近気に入っている西武多摩川線経由を選択したら、やたらと乗継が悪く失敗。23時台は3本しかないんですね。

|

« 国家・権力・社会主義 | トップページ | 1週間で映画6本 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218863/45010339

この記事へのトラックバック一覧です: 腰痛回復してきました:

« 国家・権力・社会主義 | トップページ | 1週間で映画6本 »