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付け睫毛の美女歌姫3人

6月7日(日)

最近、金土日とけっこう忙しい。なので、この日も午前中はゆっくり。ライヴ前の映画は1本にしておく。

渋谷HUMAXシネマ 『インスタント沼
三木 聡監督最新作。彼のテレビシリーズは当然観ていないが、発監督作品の『ダメジン』から、初上映作品『亀は意外と速く泳ぐ』、『イン・ザ・プール』、『図鑑に載ってない虫』、『転々』と全ての作品を観ている私。やはり映画としては『亀は意外と速く泳ぐ』の印象が強くて、それを越える作品はなかなか出てこない。でも、とりあえず三木作品常連のふせえりや岩松 了を観るだけでも面白いし、有名俳優を奇怪な役どころでこき下ろすその演出がたまらなく、観てしまう。『亀は意外と速く泳ぐ』の上野樹里ちゃんなどは最高だった。今回はその対象になったのが麻生久美子。最近は『おと な り』と『ウルトラミラクルラブストーリー』と主演作が同時公開されているということで、結婚しても活躍していますが、三木作品ではどれだけはじけてくれるのだろうか。
本作は予告編ですでにこのタイトルの意味が想像できる。予告編では一通りのストーリーが説明される。主人公は30歳女性。働いていた出版社の雑誌が廃刊になる。母親は河童を捕まえに行って池で溺れ意識不明。発見された母親の手紙によって、未だ知らぬ実の父親がいることが分かり、会いに行く。彼の格言「テンションを上げたいときは水道の蛇口をひねる」ということで、どん底人生の彼女にも転機が訪れる。そして、ついにはひねった蛇口によって、即席の沼を作ってしまう。そんな物語。母親には松坂慶子、父親には風間杜夫、父親の友人には加瀬 亮、出版社時代に仕事を依頼していたライターにふせえり、などなど。もちろん岩松 了や温水洋一なども登場します。
主人公が「ジリ貧」という割には100万円の貯金があるし、「テンション上がりませんなあ」とネガティヴに嘆いている時間は非常に短い。そういう意味では、ある意味看板に偽りあり、という感じだが、とにかく妙なテンションの麻生久美子が見られるのが、本作の最大の魅力。起こる時の顔も怖くていいですねえ。ある意味ではこれこそが三木作品の真骨頂ってやつですか。その分、いつもは奇妙なキャラが際立っているふせえりと岩松 了が普通だったのは狙いか。個人的には岩松氏の役どころは寂しかったけど、普通の人ふせえりはそれはそれで面白かった。ともかく三木作品のなかではきわめて分かりやすく、ストーリーも無理がない。河童などがCGで登場するのは人間の想像力の許容範囲内ということで。ちなみに、ここで「など」と書いたところがミソ。まあ、ともかく観て損はない作品。

昨年の誕生日プレゼントでもらったRICOHのGR1というフィルムカメラ。なにやら赤い光が写り込むようになってしまったということで、修理に出す前にとりあえず、残っているフィルムを撮影するために、代官山まで歩く。この日のライヴはスタンディングだし、3組もあるということを後で思い出して失敗。代官山だと気軽に入れるカフェなどもなく、結局、後で腰を痛めることに。

Fh000003_2 LOOP待ちの私の視線

代官山LOOP ジルデコフェスタvol.1
好きな2組に一度ライヴを聴きたかった1組という楽しみなライヴ。整理番号が30番台ということで、右寄りだが最前列をキープ。開場から開演まで1時間。さらに入場者が多く、混雑していたおかげで開演が20分ほど遅れる。その間ひっきりなしにDJが爆音を鳴らす。ああ、耐え難い時間。
Fonogenico:この日はキーボードとパーカッションで登場。6月ということで、井の頭線を始発で帰る時のことを歌った紫陽花の歌、「6月の絵画」も歌ってくれたし、ギターなしはちょっと物足りないけど、いつもどおりのいいステージでした。
dorlis:実は、以前からちょっと気になっていたのは、サポートで後藤郁夫さんが入っているから。セットチェンジでやっぱり登場してきましたね。ちょっとネクタイなんかしていつものerikuoライヴよりも着飾りながらも、いつもどおりのサンダル。ひとしきりセッティングを終え、ふとフロアを見ると目の前の私と目が合って驚いた様子。なにか話しかけてくれましたが、DJ爆音で聴こえず。dorlisはギター&ヴォーカルの女性のソロユニット名のようですが、細くて顔小さくて美形です。つけまつげとカラーコンタクト(?)のせいで外人っぽいです。この日は正確に覚えていませんが、ヴァイオリンとウッドベースとなんだったかな。けっこう大所帯での編成で、自身もギターを弾きます。郁夫さんはバンジョー中心。なかなかいい感じですが、音楽的にあまり好みではないかな。
JiLL-Decoy association:まだ書いていませんでしたが、この日のイヴェントはジルデコ企画。第1回目ということと、メジャーデビュー3周年ドラムスのtowada氏の誕生日ということでした。メンバー3人にこちらもホーン隊2人にベースもつけての大所帯バンドで爆音盛り上がり。それでも負けないchihiRoのヴォーカルはさすが。ただ、一番盛り上がりたいけど体力的に疲労した頃の最後はきつい。
確かに、楽しかったけどやっぱりいくら好きな出演者ばかりだといっても、この手のイヴェントはもうきついな。しかも、早い開演時間だったのに、終了時刻は遅く、帰宅するまで電車でほとんど座れないんだから厳しいです。

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