« 最近いろんな人に会う | トップページ | 東京生音生活vol.3 »

誰だったら私を雇ってくれるのか

奈良女子大学から郵便が届いた。地理学教員募集に応募していたのだ。まあ,速達や書留でない時点で中身は分かったようなものだが,今回も不採用通知だった。もう最近は応募することも2年に1度くらいになってしまっているが,なんとなく今回は面接くらいさせてくれるだろうと全く根拠のない期待を抱いていたが,やはり書類で撃沈。わが家には13年前からの不採用通知が30通以上たまっている。悔しくて破り捨てたものもあるから,精確な数字には意味がない。毎度のことではあるが,不採用と分かっていてもその落胆振りは,身体が誤魔化せない。本当に手足に脱力感があるのだ。
もう私も来年で40歳になる。大学への就職に執着しているわけではないのだが,今の職場も今年度から契約形態が変わり,アルバイトに格下げになってしまったし,こんなところで20年目を迎えるのだろうか(すでに14年)。お先真っ暗ってわけではなく,ある意味では恵まれた環境で生活しているのだが,何かを吹っ切って,新規一転やってみたい...

7月16日(木)

1週間経たずにまた一十三十一のインストアライヴ。本当はこの日はやめておこうかとも思ったのだが,この日お休みだった恋人と,彼女の誕生日プレゼント選びを兼ねて新宿へ。この日の彼女は専門学校時代の友人と遊んでいたということで,インストアライヴの前にルミネの地下で一緒に夕食。しかも,その友人は以前テレビで木村カエラと一緒に出演していた一十三十一を観たことがあるということで,インストライヴもご一緒する。

タワーレコード新宿店 一十三十一
この日はほぼ時間どおり。もちろんサポートメンバーも一緒だが,選曲が1曲だけ「渚にて」を披露。やはり1曲歌詞が飛びました。それより,この日はステージ向かって左側のスピーカーが本番になって不良。雑音紛れの演奏でした。まあ,せっかくなので今回のシングルCDも購入し,サインをいただく。

ライヴの後に恋人の友人とは別れ,われわれは京王百貨店へ。今年の誕生日プレゼントとは枕。「枕工房」という百貨店に入っているお店で,実際に寝てためして,形や高さ,硬さなどで適した枕を選んでもらったのだ。20:30閉店だと思い込んでいたが,われわれが入店した20:00にそのフロアは閉店だった。しかし,事前に購入する枕は決めていたので,購入して帰宅。足枕も一緒に買って,かなり重い。

7月17日(金)

法政大学も前期最後の講義。今年度の法政大学の学生はいい感じだなあと思っていたけど,後半になるにつれ,なにやらそれも束の間かという雰囲気になってしまった。最後の時間なのに,前の方で熱心に聴いてくれていた2人の学生はレポートも未提出だったし...

新宿シネマート 『私は猫ストーカー
とりあえず,前売り券を買ったものの,まだ観られていなかった作品を優先して新宿へ。11:40の回に間に合いました。混み合ってはいたけど,2列目に座って最前列はいない。なぜか若い人に限らず,女性に中心のこの映画。さぞかし面白いのかと思いきや,そうでもなかった。単なる猫好きが集まったのか?
でも,主演は私の好きな星野真理。舞台は猫が多いということで有名な谷根千こと,谷中,根津,千駄木エリア。主人公はそこの古書店で働いている。そのお店は猫が看板娘(?)で徳井 優が主人。奥さん役にはこの手の映画に最近引っ張りだこの坂井真紀。同じく店員には江口のりこ。好きな俳優ばかりです。ちなみに,もう一人の主要な登場人物はこの古書店の常連さんで,実は主人公にほのかな思いを寄せている男性を演じる,宮﨑 将。じつは宮﨑あおいちゃんのお兄さんです。この作品を観ようと思ったときには彼の出演を知っていたのに,最後の最後まで彼だということに気づかなかった。そのくらいパッとしない役だった。でも,存在感の薄いちょっと危ない感じの人物だったので,ある意味ではその演技はなかなかのものだ。本作に登場する猫は基本的に猫そのもの(なぜか1シーンだけ作り物の猫が登場する)なので,撮影も猫中心に進んで行く感じのゆる~い映画。ちなみに,映画に登場する猫はみなさん肉付きがとても良いです。

さっと昼食を食べ,献血ルームへ。けっこう空いていてすぐに採血できました。しかも,病院からの要請ということで,いつもは4サイクルで1時間弱かかるのに,2サイクルで30分ちょっと。あっという間に終わりました。そして,この献血ルームはケチいことに,採血が終わるとメダルをくれて,それを入れるとお菓子かアイスかがもらえるというもの。以前は「採血終了後の人に限り,1人1つでお願いします」というルールだったが,自主性には任せられなくなったということですね。

一度帰宅して,夕食を自分で作って食べ,再び今度は渋谷に出かける。『ウルトラミラクルラブストーリー』の監督,横浜聡子氏の前作がレイトショーのみ公開で,この日が最終日。混み合うだろうと早めに行って,受付。空いた時間をセガフレードザネッティで軽く一杯。

渋谷ユーロスペース 『ジャーマン+雨
この映画ではほとんど名のしれた俳優を使っていないが,実は『ウルトラミラクルラヴストーリー』にも麻生久美子の幼稚園の同僚で出演している野嵜好美が主役。なんと,ゴリラ顔の林 よし子という女が主人公という大胆な作品。その幼馴染役として出演している藤岡涼音という女優はかなり美形。今後出てくるかもしれない。この作品を言葉で説明するのはかなり無理がある。主人公は林よし子という。両親の離婚によって、生まれ育った町を離れるが、かっこいいドイツ人男性がいるという噂を聞きつけて、彼が働く職場の庭師に弟子入りする。よし子は歌手を目指す。オリジナルの曲は、誰かにトラウマを吐き出させることによって生まれ、縦笛で旋律を決める。そのドイツ人のトラウマを聞いた上でできた曲が「ジャーマン+雨」という曲。一方で、よし子は近所の子どもを集め、縦笛教室を開く。この子どもたちがすごいのだ。細かくは覚えていないが、子どもの想像力だけでなく、凶暴性や残忍性など、ある種の恐ろしさをうまく表現しています。そして、よし子自身がその子どもの性質を持ったまま大人になろうとしている。もちろん、よし子にもトラウマがあるし、全く持って嫌われるだけの存在ではない。まあ、ともかく簡単には言い表せない、人間主体の複雑性と人間関係の複雑性とを映像で見事に表現していると思う。最近は30歳台の女性監督が何人も活躍していますが、彼女たちともまた次元の違う魅力を持った監督の登場です。西川美和氏とは正反対だが、2人ともオリジナル脚本にこだわって欲しい。

|

« 最近いろんな人に会う | トップページ | 東京生音生活vol.3 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ジャーマン+雨』私も観ました。最近見た中ではダントツでした。
説明してできないこともないけれど、これはやはり観ないと。。。
といった感じですね。ラストシーンの「テーマなんてなんのその」的軽やかさ。。すばらしかった。

投稿: ノラオンナ | 2009年7月22日 (水) 01時37分

おひさしぶりです。自分も転職活動中なので思わず反応してしまいました。
私なんかよりもものすごい狭き門なんだとはおもいますが、がんばってください。
自分もがんばります。。

投稿: britt | 2009年7月22日 (水) 23時26分

>ノラオンナさん
ノラさんと映画ってちょっと結びつきませんが、元は女優さんですからね。ホント、すごい映画でしたよね。是非、『ウルトラミラクルラブストーリー』もご覧ください。
そういえば、『美代子阿佐ヶ谷気分』って映画がそれっぽいかなあ。佐野史郎さんも出演しているし。

>brittさん
こんにちは。久し振りですよね。
まあ、確かに狭き門ではあるんですが、採用する方も既に私の存在は知っているはずなので、一般的な就職活動とはなんかちょっと違うんですよね。
そういえば、昨年の誕生日イヴェントにはきていただきましたよね。ありがとうございました。今年も4日後に迫ってますので、よろしければいらしてください。

投稿: ナルセ | 2009年7月23日 (木) 10時24分

今年も行きます。予約メールをお店にお送りします。
谷中は行ってみたい土地だったので楽しみです。

投稿: britt | 2009年7月24日 (金) 07時32分

>brittさん
おはようございます。
誕生日イヴェント,いらっしゃるとのこと,ありがとうございます。
今年は私の方で予約者を集約しています。
brittさんの名前で1名入れておきますね。

清算は当日,17:30開演で先着順になります。
では,当日お待ちしています。

投稿: ナルセ | 2009年7月24日 (金) 07時59分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218863/45697504

この記事へのトラックバック一覧です: 誰だったら私を雇ってくれるのか:

« 最近いろんな人に会う | トップページ | 東京生音生活vol.3 »