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映画館でマクドナルドのポテトは食べないでください

7月8日(水)

この日は今年から関東に移り住んだうさぎさんを誘って仕事帰りに映画を観る。うさぎさんとは実はけっこう付き合いが長い。といっても、実際に会うのは今回で3回目。彼女は北海道に住むBONNIE PINKファンで、ネット上での付き合いがあった。といっても、彼女は長く自身のblogを続けていて、もっぱら私を含む数人の在京BONNIEファンがそれを読んではコメントを入れるという付き合い。数年前に北海道でできた恋人が名古屋に転勤になり、彼女のその後にそれを追いかけて名古屋で2人暮らしをはじめた。北海道にいるときはたまに上京しても会う機会はなかなかなかったが、名古屋にいる時期に、2回ほど彼女の上京に合わせて呑み会に参加させてもらったのだ。しかし、彼女は恋人と同時期に名古屋で職を失い、2人で意を決して関東にやってくることになった。こちらで仕事終わりに遊びに行くのは初めてという彼女と、私の恋人で映画を観ることにした。なかな良い映画の趣味をしているうさぎさんですが、住む所も関係して、もっぱら映画はDVDでの鑑賞。せっかくなので素敵な東京の単館映画館を紹介してあげようという次第。映画のセレクトはうさぎさん自身です。

渋谷文化村ル・シネマ 『それでも恋するバルセロナ
ウディ・アレン最新作。今回も『マッチポイント』に続いて、スカーレット・ヨハンソン出演。スカーレット演じる米国人のクリスティーナは親友のヴィッキーとバルセロナ旅行に出かける。ヴィッキー演じるのは、『フロスト×ニクソン』のヒロイン役レベッカ・ホール。2人はバルセロナで怪しげな画家に声を掛けられ、スペイン国内旅行に自家用飛行機で出かける。この男性画家を演じるのが、『ノーカントリー』主演のハビエル・バルデム。やはりあの風貌、怪しすぎます。そもそも2人を誘う時に、「一緒にセックスしようよ」ってのりだからしょうがない。一応、英語ペラペラのスペイン人な設定。そしてクリスティーナが居座ってしまう彼の自宅に現れるのが、ペネロペ・クルス演じる元妻。はじめはお互いに「なにこの女!」って感じだったが、なんだかんだで仲良くなって、3人でベッドも共にする三角関係へ。まあ、こう書くとハチャメチャな展開ですが、そもそもリアリティ感よりも独自の世界観を表現するウディ・アレン作品だから大丈夫。なんでもありです。そもそも、冒頭の展開は違和感ありあり。まさに彼の作品が全盛期のハリウッド映画をリスペクトしているように、かなりわざとらしいナレーションが一人一人の行動を説明します。そして、本作にはウディ自身は出演していないのですが、時にはレベッカに、ある時にはスカーレットにウディ・アレンが乗り移ったような、まくしたてるしゃべり方をする。それだけでも笑わせてくれます。でも、そうした演出は一辺倒ではなく、本作はさまざまな映画の要素が織り込まれている。ウディ作品の集大成なのか、あるいは未だにいろんなことを試しながら映画製作しているのか、ともかく人によって評価や好みが分かれる作品だと思います。個人的にはレベッカ・ホールが冒頭では2人の女優に押されて『フロスト×ニクソン』よりも地味に感じるのですが、役柄的にもお堅い婚約女から変化していくように、徐々に魅力的に見えてきます。まあ、アカデミー助演女優賞を獲得したペネロペはいわずもがなな一方、スカーレットはイマイチその魅力を出し切れていなかったように思う。やはり金髪はそれほど似合わないのではないか。まあ、ともかくいろんな面で楽しめる作品ではあります。

スペインを舞台にした映画ということで、うさぎさんを連れてスペイン料理屋へ。何度か来ているこのお店ですが、奥のテーブル席に案内されたのは初めて。いつもけっこうな値段してしまうお店ですが、お酒の呑みを控えめにしたことと、1000円割引クーポン券を持参したおかげでそれなりに安く上がりました。

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コメント

記事のタイトルにつられて、見に来てしまいましたー。
これからは、映画館ではポテトは食べないようにします。

いろいろ案内していただき、
さらにはジャングルさんへのプレゼントまでいただいて、
本当にありがとうございました。

初めは、「地味ー」と言っていたレベッカ・ホール、
とてもかわいかったですね。
この映画、期待していた以上に気に入りました。
おふたりのおかげで見に行けてよかったです。

投稿: うさぎ | 2009年7月17日 (金) 00時23分

>うさぎさん
あらー,他人のblog読むなんてことがあるんですねえ(笑)。
しかもコメントまでありがとうございます。

映画,気に入ってもらってよかったです。
また,行きましょうね。

投稿: ナルセ | 2009年7月17日 (金) 18時19分

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