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2人のアンジェロ

8月13日(木)

この日は恋人の誕生日。昨年は色々準備して出かけたけど、今年は当日を急遽休みにしたりして準備不足。遊園地に行きたいという希望をかなえるため、近場で閉園が予定されている多摩テックに行く。私も初めてだが、ここはゴーカートが有名で。一度は来てみたかった。高幡不動駅から無料送迎バス。平日ではあるけど、学校は夏休みだし、お盆休み中ということで、家族連れで賑わっています。親の年代は私と同じくらいだと思うけど、子どものいないアラフォー&アラサーのカップルなどあまりいないだろう。まあ、かといって気にするほどのことでもないけど。一応、乗り物乗り放題のパスポートを購入。とりあえず、ゴーカートに乗る。ここでようやく遊園地というのがどういうものかを現実的に思い出す。待ち時間対策が重要だということを忘れていました。まあ、遊園地で読書ってのはどうかと思うけど、恋人が持っているDSくらい持ってくればよかったし、恋人はもっと念入りな日焼け予防対策が必要だった。結局、ゴーカートは2人乗りのやつと、競争するやつ、タイムを競うやつ、3種類全部を制覇。合計待ち時間は2時間くらいでしょうか。ゴーカートはさすがにHONDAのエンジンを使った本格的な車両ではありますが、速度はかなり制限されていますね。期待したほどではなかった。他にも3,4種類の乗り物に乗り、ランチは出前できていたインドカレーの店が本当にその場でナンを焼いていて美味しかった。それから意外に面白かったのがストラックアウト。十数年前にはいろんなところにあったやつですが、速度表示もあって面白かった。でも、100km/h以上の表示がないのはそれが上限ってことか。結局3箇所しか当たりませんでした。夜は友だちを集めて新大久保の台湾料理屋で誕生祝。でも、ただの呑み会です。結局集まったのは全部で5人だったけど、初めて火鍋を食べ、タラフクにになって帰りました。

8月15日(土)

公開2週目の土日にいって満席であきらめた作品。その後、映画館のサイトで混雑状況を調べてみたが、休日・平日に関らず、いつでも混んでいるということで、1時間以上前に行く。まあ、さすがに空いていましたが、席に座ると満席でしたね。

銀座テアトルシネマ 『湖のほとりで
ということで、作品はイタリアの映画。湖の近くの小さな村で、若い女性の死体が裸体で発見される。首につかんだ後があることから殺人事件として、近くの町からやってきた警部が捜査を始める。この被害者の女性は評判がよく、恨まれるようなことや事件に巻き込まれることはない。しかも、本人に抵抗した痕はない。一人ひとり関係者を調べていくと、殺人を匂わすような感じではないのだが、それぞれがそれぞれの事情を抱えている。その警部もが、奥さんが若くしてアルツハイマーか何かで入院してしまい、見舞いに行っても自分のことを認識できない状況。ちょうど難しい年頃の娘もいるのに、なかなか母親の容態を説明できない。
まあ、説明しだすときりがないが、私は当初、もっとヨーロッパ的な、曖昧模糊とした雰囲気で、殺人事件の解明などそっちのけでストーリーが展開していくものと予想したがそうではなかった。一つ一つの事実が確実に見出され、事件解明への手がかりになっていく。もちろん、犯人探しゲームのようなエンタテイメント性を重視した作品ではないし、非常に淡々とした映像が続く。何か哲学的な問題を考えさせるような難解さもないし、連日満席も理解できる魅力的な作品です。

8月16日(日)

ここのところ、観たい映画はそれほど多くないので、この日も1本。その代わり2時間半の大作です。映画館に行くと、なんとこちらも8月いっぱいで閉館とのこと。

新宿テアトルタイムズスクエア 『セントアンナの奇跡
スパイク・リー監督作品。予告編が盛りだくさんで、本編の上映時間も2時間半もある。内容的にも数十年にわたり、戦争も絡んでいて、とても複数本ハシゴして観るような作品ではない。第二次世界大戦下のイタリア。既にムッソリーニ政権は敗北を認め、イタリアでもドイツ軍と連邦軍の攻防戦場と化している。連邦軍の増兵にも苦労し、ついに黒人が線上に繰り出される。白人と黒人、連合君の内部でも、英国、フランス、合衆国間の政治的な力関係が存在する。そんな黒人兵士が主人公。といっても、特定の一人が中心というわけではない。黒人兵の一人がある白人の男の子と出会い、彼を助けんがために黒人兵4人はある村に入り込む。ドイツ軍と連合軍、そしてその村っ出身の男が結成した、そのどちらにも与しない地元の反対勢力もが関っていて、自体はナカナカ複雑だ。でも、物語はとてもよくできていて、2時間半という時間を長く感じさせず、また考えさせることも多く、また観ていて十分楽しませるエンタテイメント性も有する映画。閉館前最後のロードショー作品としては相応しい作品だった。
ちなみに、この白人の男の子の名前がアンジェロ。そして、前日に観た『湖のほとりで』で殺害された女性がベビーシッターをやっていた子どもの名前もアンジェロ。どちらも、作品の重要な位置を占めます。

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