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2009年8月

秋の気配

8月23日(日)

渋谷ヒューマントラストシネマ文化村通り 『童貞放浪記
まあ,タイトル通り,30歳にしていまだ童貞男の物語。東京大学大学院修了で,地方の大学に講師で就職した主人公。若くして著書があり,英文学出身でありながら日本の近代文学についても一般向けに評論文を書いているという,ある意味では地方大学にはやっかみの対象にもなりかねない経歴の持ち主。しかし,私生活,特に性的なことに関してはからっきし,という設定。その地方都市の,これまた寂れたストリップ劇場に通ったりして。そんな30童貞男を演じるのは,一昔前だったらはまり役だった山本浩司。こういう類の役どころは大抵山本君か水橋研二ですな。でも,山本君はすっかり人気俳優で既にいろんな役をこなしているので,ちょっといまさら感がある。そんな主人公はとある泊りがけの研究会で,大学院の後輩の女性と再会。研究会が終わり,その時の呑み会の席で交わしたくだらない話題をきっかけにドキドキもので電話をかけると,なんと5時間あまりの長電話。ここぞとばかりにアタックしてベッドインまでこぎつけるが...
といったありがちな展開にありがちな結末。その相手役にはグラビアでは決して大事なところは出さないグラビアアイドル神楽坂 恵が演じ,映画では当然大事なところも出してくれます。この神楽坂 恵のことを予め知っていればその辺りの楽しみもあったのだが,残念ながらそうではなかったので,「あーきれいな体しているなー」くらい。まあ,結果はある程度見えている作品ではありましたが,山本浩司に期待したわけであります。

吉祥寺manda-la 2
吉祥寺に移動してそのままライヴハウスへ。時間がなかったのでそのお店で夕食を取る。最近は禁酒中なので,もっぱらトマトジュース。でも,ここでの食事はコストパフォーマンスの高いチキンライスにすることが多いので,この日はトマト尽くし。私の後方の席では年配の男女2人組がいて,女性の方がしきりと「娘が」といっている。どうやら朝日美穂さんのお母さんのようだ。とても上品で若々しい。この日のイヴェントはプレグマというバンドのドラマー,ポップ鈴木さんによる企画らしい。
フレグマ:ということで,企画者がいるバンドながら,キャリア順ということで,トップバッター。まあ,普通の男4人バンドで音楽&楽器マニア的な雰囲気。下北沢garageが似合う感じ。私はもうよっぽどなことがないとこういうのには興味を惹かれない。あまりにもうるさいので,両方耳を指で塞ぐとちょうど良い。しかし,他のメンバーよりも年配なポップ鈴木さんはやたらと強く叩く人で好きにはなれませんが,なんとその後買ったOniki Yujiさんのアルバム『Sister Worlds』に参加している。
朝日美穂:まずは一人グランドピアノで弾き語り。やはり30歳台も後半に突入し,基本的には若く見える朝日さんですが,衣装によっては30歳台に見えるようになってきましたね。相変わらずはじめは不安定な滑り出しでしたが,バンドを迎え入れるころにはいい感じになってきました。この日はどこかで見たことのあるベーシスト(フリーボのメンバー?)と高橋健太郎さん。健太郎さん,相変わらずひょうひょうとしていて面白い。まずは3人で演奏し,その後にポップ鈴木さん登場。健太郎さんが下がってトリオ演奏。そして最後にはフリーボのギタリストも登場。ここ最近はメンバーが固定していたので,こういうのも面白いですな。
この日の店内はかなりの盛り上がりで,フレグマ目当てなのか,フリーボ目当てなのか,とにかくどちらも共通の関係者やファンが多いのでしょうね。フリーボは以前にも聴いたことがあって改めて聴きたいなとは思ったけど,また大音量だったり,あまりにも会場がヒートアップして私が冷めていたり,また盛り上がりすぎてなかなか終わらない,ってのも嫌なので,そのまま帰宅。

8月24日(月)

下北沢cco 松岡モトキ
これまで,私が聴いてきた女性シンガーでも,BONNIE PINK,竹仲絵里と一緒に演奏していた松岡モトキ。今年発売された矢野まきの『本音とは愛よ』でプロデューサーとして参加し,矢野まきの新境地を開いたといえるが,ちょっと気になっていた,「矢野真紀」からの名前表記の変更。レコ発ライヴが終わった後に,「松岡モトキさんと結婚しました」という報告メルマガ。そもそも松岡モトキって自身ではどんな音楽活動してるんだー,って気になって検索してみたら,近々ソロでのライヴがあるというので予約した。しかも,伴奏が竹仲絵里ライヴでご一緒している小林健樹さんだというし。かくいう私には密かな狙いもあった。この組み合わせなら矢野まきちゃんや竹仲絵里ちゃんが遊びに来るのではないかと。
そんなことではじめましてのcco。ここは440を経営するグループの新しいワインバー&ライヴスペース。もうできたのは2年前らしいが,行く機会はなかった。ということで,そこも楽しみ,といいながらも食事も充実しているこのワインバーで禁酒中というのは寂しいので,事前に久し振りに「茄子おやじ」で食べる。開演10分前ほどに入ったが,椅子席が空いていたので座る。残念ながらまきちゃんも絵里ちゃんもいない。当然か。後方にはミュージシャン仲間や年配の関係者なども来ている。一方で,ステージ寄りの隣は若い男性3人組。よく食べてよく飲んでいるし,煙草も吸う。この日はパイナップルジュースで読書をして開演を待つ。でも,ワインは400円からだし(ソフトドリンクは500円!)料理もなかなか美味しそう。いい感じのお店です。
モトキさんの歌声はコーラスで聴いてはいたが,高音でソフトでなかなか魅力的な歌声。かつてはBLJ.WALTZというバンドをやっていたそうだが,いわゆるバンドサウンドではなく,メロディアスな楽曲はさすが女性シンガー専用プロデューサーだけある。もちろん,健樹さんのピアノも素敵だし,不純な動機で来たわりにはいい演奏が聴けた。と,気づくと店内に矢野まきさんの姿が。この日は宇都宮でイヴェントがあったそうだ。というのも,最後の方で,ステージ上でモトキさんが結婚報告。46歳にしてこんな素敵な奥さんと一緒になれてまあ,幸せでないはずがありません。やはり矢野まきさんとの出会いは,今回のプロデュース業ではじめてだったらしく,昨年の後半ということですよ。1年以内に結婚か...そして,そのプロデュース作品から「呪いのように」をモトキさんが歌う。そして,アンコール。嫁が会場に来ているので歌ってもらいましょう,とまきちゃんを呼ぶ。「そんなの聞いてないよ」といいながらも「道」を披露。まあ,この曲を歌わせるってのはあざといですね。ともかく,休憩中の2人のやりとりなど,思っていたよりはいい感じの2人です。なんだかんだで,全く他人事ではあるのですが,この結婚を自分なりに納得したいがために来たのかもしれません。ライヴだとその人の本性は隠せませんからね。
出口までの狭い通路にまきちゃんが立っていたので,当然のように目が合い,「おめでとうございます」と一言。自分のファンだとけっこう節目がちだったりする彼女ですが,素直に「ありがとうございます」と嬉しそうに答えてくれました。でも,その後「先日のTHUMBS UPも行きましたよ」というと,ちょっとキョトンと。さすがに自分のファンがいるとは思ってなかったのかもしれません。まあ,私ももう少し言葉を足せばよかったのですが,かなりテンパっていましたね。

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恋人を連れて帰省

8月20日(木)

この日は夏休みを取って会社を休み、同じように会社の休みをずらした恋人と一緒に私の母親の家に向かう。昼に到着。高校野球を見ながら、パンとサラダの軽いランチ。テレビ朝日の『相棒』再放送を見たり、恋人が作っていったピーチタルトを食べたり。私たち2人は母親が夕食の準備をしている間、いつもの母親の散歩コースを歩いて、隣町のスーパーに翌日の墓参り用の花を買いに行く。私が育った鷲宮町は来年、その隣の久喜市に合併されると聞く。散歩コースに広がる田んぼには新しい町道が建設中だった。夕食はお客さんが来る時の母親の定番、チラシ寿司でお腹一杯。恋人と母親の相性も悪くないようで安心。

8月21日(金)

翌日は3人でお墓参り。そのまま歩いて鷲宮神社まで。アニメ『らき☆すた』で登場するとあって、閑散とした境内にちらほらとそれらしい男たちが参拝に訪れる。2時間くらい歩き通しで、東武鉄道鷲宮駅近くに、東京にあってもおかしくないおしゃれな雑貨屋&カフェ「ちゅーりっぷはっと」を発見。帰宅して冷やし中華のランチ。16cm型で作ったタルトは3人で2回がちょうどらしい。食べ通しの1泊2日で16時頃お暇する。母親も元気でよかった。

下北沢ラ・カーニャ ハシケン×江藤有希
この日は結局、ハシケンさんと江藤有希さんがデュオでライヴをするきっかけの話は聴けなかったけど、以前からNUUちゃんと仲の良いハシケンさん。NUUちゃんのサポートギタリストの一人に笹子重治さんがいるが、笹子さんとコーコーヤを組んでいる江藤さん。最近はNUUちゃんのサポートで黒川さんや江藤さんも入ったりするので、まあ出会いは自然だ。まあ、ともかくこういう編成は好きなんですよね。ちょうど1年前にはここラ・カーニャで渡米する前の橋本 歩さんと2人でハシケンさんがライヴをやりました。歩みさんのチェロに対し、江藤さんのヴァイオリンという違いはありますが、弾き語りでも成立するハシケンさんの演奏に、弦楽器が美しい色を足してくれます。この日のハシケンさんはピアノも多かった。なかでも、コーコーヤのオリジナル曲「炭酸水」をピアノとヴァイオリンで演奏。そして、この日は江藤有希さんのお誕生日とのこと。いいライヴでした。終演後にはTOPSさんとハシケンさんと、橋本 歩さんの話題。江藤さんとも少しおしゃべり。11月には宮嶋みぎわさんの企画で歩さんや江藤さんが参加するライヴが企画中とのこと。

8月22日(土)

この日は映画の初日舞台挨拶。11:45の回でしたが少し早めに行く。この作品『ぼくとママの黄色い自転車』はネット上でいろいろ仲良くさせてもらっている今井雅子さんの脚本第6作目。前回の『子ぎつねヘレン』と同様、河野圭太監督作品。舞台挨拶ありということで、他の作品よりも早めに開場していましたが、私はその扉の前で一人佇む。そう、この日は昨年の3月以来で、今井雅子さんとお会いできるというので待ち合わせをしたのです。少しして登場した今井さんはなんと、旦那さんと娘さんを連れていました。ロビーには関係者がたくさんいて、いろんな人と挨拶を交わしている。ちなみに、この日は偶然なのですが、今井さんの娘さんの3歳の誕生日ということで、私も密かに誕生日プレゼントを持参していたのです。まあ、お話は少しでもこれだけ渡せれば、と思いつつ、話し掛けるタイミングがなかなかつかめない。すると、元気はつらつの娘さんがあちこち歩き回るおかげで、偶然私の近くに来て、今井さんが私に気づく。私が今井さんのことを一目で分かった、1年半前にも着ていた緑のワンピースは私の目印のために着てくれたとのこと。他にもお知り合いがたくさんいるなかで、結局私が場内に入る時間までお話につきあってくれました。今井さんが脚本協力しているNHKの朝の連続ドラマ『つばさ』の絵葉書をいただいたり、『ぼくとママの黄色い自転車』の評判のこと、『つばさ』のクランクアップ打ち上げに参加したことなど、貴重な情報をいただきました。

新宿バルト9 『ぼくとママの黄色い自転車
さて、バルト9でもこのスクリーンは初めて入ります。他のスクリーンでも大抵は前から3列目までに座るので、全体的な大きさは意識していないのですが、最上階ということでいちばん大きなスクリーンなのでしょう。段差が大きく、私が座ったH列からはかなり眺めがいいです。舞台挨拶には河野監督と、原作者の新堂冬樹さん、そして主演の武井 証(あかし)君に、両親役の鈴木京香さんと阿部サダヲさんの5人。かなり遠かったけど、京香さんはやはりきれいだ。顔が小さい。舞台挨拶の様子はネットのニュースでもけっこう詳しく流れたし、今井雅子さんの日記にも詳しく書かれているので繰り返しません。ただ、原作者の新堂さんの容姿が驚きで、出演者もこの日初めて会ったようで、話題の1/3はさらっていました。新堂さんは長身で肌が真っ黒。髪の長く、部分的に脱色している。まあ、広い意味でのヤンキーという感じでしょうか。普段はダークな小説を書いているようですが、たまに書く純粋なものが、これまた極端に純粋ということで、この作品のようです。
さて、映画の内容ですが、ネタバレがありますのでご注意を。横浜に住む少年が主人公。もちろん武井君が演じます。私は観ませんでしたが、彼は『いま、会いに行きます』に出演していたんですね。涙を誘う名子役とのこと。この少年は住宅の設計をする建築士の父親と2人暮らし。母親はパリでデザイナーの勉強中という設定になっているが、実は若くして記憶障害を発症し、小豆島の施設で暮らしている。少年と母親は手紙のやり取りをすることで、事実を隠し通しているが、ある日少年はその事実に気づいてしまう。そして、少年は母親に誕生日プレゼントとして買ってもらったことになっている黄色い自転車に乗って、そして飼い犬を連れて小豆島を目指す。はじめは新幹線で行くつもりが、駅員に怪しまれ、岡山行きのトラックの荷台に乗り込む。そんなこんなで、いろんな困難に出会い、でもいろんな場所でいい人と出会い、小豆島に渡るフェリー乗り場まで行き着いたところで台風にあい、柄本 明演じる老人に助けられてようやく小豆島へ。そして、母親との涙の対面、という物語。基本的には、前作『子ぎつねヘレン』と同様に少年が主人公で、動物も出てきて、家族の話という、小学生が観ても理解できないことはないような、それでいて笑いあり、涙あり、ハラハラドキドキもちょっとありというロードショー向けの作品です。小さなエピソードには今井さんらしいスパイスが効いていますが、全体的なストーリーまでは変えられませんものね。でも、原作のタイトルは『僕の行く道』、ノベライズも別の人によって、違う結末で書かれているとのこと。映画は原作とはちょっと違うようですね。考えてみれば、今井雅子作品はそういうのが多いかもしれません。デビュー作『パコダテ人』は完全なるオリジナルですが、『風の絨毯』と『ジェニファ』は共同脚本だったり、実体験にインスピレーションを得たものだったりする。『子ぎつねヘレン』は原作がノンフィクションだし。最近、映画やドラマで脚本協力として活躍しているのも、もともとあるお話に脚色していくってのが得意なのかもしれません。
主演の武井君と、犬の演技は申し分ないですね。それに対し、両親の演出はこれといって見所がなかった気がする。一つ気になったのは、鈴木京香演じる母親が、少年と対面する時は全く自分の子どもを認識できない状態。そんな母親を見て、少年は「これは僕のママじゃない。嘘つかないでよ」と泣きじゃくる。でも、どう見ても外見は鈴木京香のままで間違えることはない。意識がはっきりしないのはよく分かるが、泣き叫ぶほど外見は変わっていないと思う。ここの演出はもっと工夫が必要だったと思う。最後の泣かせどころで、母親が息子の腕を握るシーンがあるが、ここもどうかなあ。せっかく、鈴木京香さんなのに、もうちょっと高度な演技を要求してもよかったように思う。しかし、私はこの泣かせどころで泣いてしまった。それは、母親を介護している人物を市毛良枝が演じていたからだ。この人物は中盤から父親に母親の状態を手紙で知らせる人物として名前だけで登場する。その「山岡静子」さんを誰が演じるのか、もっと年配の女優さんを予想していたが、市毛良枝が出てきたときに、間違いなく彼女が山岡さんだ、と少年と同じ気持ちでスクリーンの中の彼女を見つめていた。そこからのシーンは上述した演出上の難点はあるものの、武井君と市毛さんの演技によって感動的なシーンになっていると思う。また、この作品には鈴木京香の妹役で西田尚美が出ているし、少年が明石でお世話になる少女の母親役で鈴木砂羽が出ていたり、脇役が安心して見られる配役ばかりで、実はそこがいちばんの見所かもしれない。

出口では小豆島の観光パンフレットと、オリーブオイル石鹸が配られる。私は新宿三丁目から丸の内線で銀座に移動。銀座駅地下にある喫茶店「Cappucio Toa」でランチ。けっこうお気に入りのお店です。

銀座ギャラリー・オカベ 扇谷一穂個展
歌手でもある扇谷一穂さんの個展がまたあったので観に行った。銀座山野楽器のすぐ裏。シネスイッチの並び。思ったよりも広いギャラリーで,中央には昨年の作品だが,厚紙を人型に切って,天上からバネで吊り下ろすという作品。そして壁には今年描かれた大小さまざまな絵画作品が展示されています。相変わらず抽象的な人物が中心だが,今年は画材に水彩を使用。背景は以前と同様アクリルということだが,水彩の上にはパステルも効果的に用いられ,色彩は少し淡く,そしてにじみも利用して,いつも無機質な表情が特徴の扇谷さんの人物画だが,今回のは少し表情があるように感じる。他にも少し手の込んだ作品もあったりして,今年はかなり活発に創作活動をしていたようです。私の他には女性2人客だけで,扇谷さん本人とも少しゆっくりお話して。今後の音楽活動についても,新作を制作中だと聞く。なんだかんだで,けっこう継続的に扇谷さんの作品は観ているな。

この日は早く帰宅して,シュークリームを作る。恋人がカスタードクリームを作りすぎたので,シューを作るわけだが,高校生時代に母親とよくスイーツを作っていた時代,一度だけ挑戦したがあえなく失敗。ちゃんと膨らんだのは1,2個だった。しかし,今回は6個ほど作ってほとんど成功。見事に膨らみました。シューの製作工程はすっかり忘れていましたが,なかなか面白い。鍋に水とバターを火にかけながら溶かし,そこに篩った薄力粉を投入。うまくまとまってちょっと固まってきそうなところでボールに移し,溶いた卵を混ぜていく。熱いうちにキレイに混ざれば完成。鉄板の上に絞ってオーブンで40分。次回もうまく行くのだろうか。

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9月のライヴ予定

9月は土日を中心に盛りだくさんです。

9月3日(木)
タワーレコード新宿店 拝郷メイコ(フリー)
9月5日(土)
都立大学パーシモンホール ショーロクラブ(チケット購入済み)
9月6日(日)
谷中ボッサ 戸田和雅子(予約済み)
9月8日(火)
下北沢440 emi meyer(チケット購入済み)
9月9日(水)
青山プラッサオンゼ コーコーヤ
9月12日(土)
小伝馬町cafe momi casa(予約済み)
三軒茶屋世田谷ものつくり学校 flex life(予約済み)
9月13日(日)
中目黒楽屋 vice versa/宮嶋みぎわトリオ(予約済み)
9月18日(金)
町田カレーのモコモコ 音あそび(予約済み)
9月19日(土)
渋谷duo music exchange 広沢タダシ/他(チケット購入済み)
9月20日(日)
SHIBUYA AX 遠藤賢司/頭脳警察/他(チケット購入済み)
9月23日(水,祝)
吉祥寺strings 太宰百合special session
9月25日(金)
外苑前Z・imagine 鈴木亜紀
9月26日(土)
都立大学パーシモンホール アン・サリー(チケット購入済み)
9月27日(日)
代官山LOOP 一十三十一(チケット購入済み)
9月30日(水)
高田馬場club phase 広沢タダシ/竹仲絵里/他多数(チケット購入済み)

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2人のアンジェロ

8月13日(木)

この日は恋人の誕生日。昨年は色々準備して出かけたけど、今年は当日を急遽休みにしたりして準備不足。遊園地に行きたいという希望をかなえるため、近場で閉園が予定されている多摩テックに行く。私も初めてだが、ここはゴーカートが有名で。一度は来てみたかった。高幡不動駅から無料送迎バス。平日ではあるけど、学校は夏休みだし、お盆休み中ということで、家族連れで賑わっています。親の年代は私と同じくらいだと思うけど、子どものいないアラフォー&アラサーのカップルなどあまりいないだろう。まあ、かといって気にするほどのことでもないけど。一応、乗り物乗り放題のパスポートを購入。とりあえず、ゴーカートに乗る。ここでようやく遊園地というのがどういうものかを現実的に思い出す。待ち時間対策が重要だということを忘れていました。まあ、遊園地で読書ってのはどうかと思うけど、恋人が持っているDSくらい持ってくればよかったし、恋人はもっと念入りな日焼け予防対策が必要だった。結局、ゴーカートは2人乗りのやつと、競争するやつ、タイムを競うやつ、3種類全部を制覇。合計待ち時間は2時間くらいでしょうか。ゴーカートはさすがにHONDAのエンジンを使った本格的な車両ではありますが、速度はかなり制限されていますね。期待したほどではなかった。他にも3,4種類の乗り物に乗り、ランチは出前できていたインドカレーの店が本当にその場でナンを焼いていて美味しかった。それから意外に面白かったのがストラックアウト。十数年前にはいろんなところにあったやつですが、速度表示もあって面白かった。でも、100km/h以上の表示がないのはそれが上限ってことか。結局3箇所しか当たりませんでした。夜は友だちを集めて新大久保の台湾料理屋で誕生祝。でも、ただの呑み会です。結局集まったのは全部で5人だったけど、初めて火鍋を食べ、タラフクにになって帰りました。

8月15日(土)

公開2週目の土日にいって満席であきらめた作品。その後、映画館のサイトで混雑状況を調べてみたが、休日・平日に関らず、いつでも混んでいるということで、1時間以上前に行く。まあ、さすがに空いていましたが、席に座ると満席でしたね。

銀座テアトルシネマ 『湖のほとりで
ということで、作品はイタリアの映画。湖の近くの小さな村で、若い女性の死体が裸体で発見される。首につかんだ後があることから殺人事件として、近くの町からやってきた警部が捜査を始める。この被害者の女性は評判がよく、恨まれるようなことや事件に巻き込まれることはない。しかも、本人に抵抗した痕はない。一人ひとり関係者を調べていくと、殺人を匂わすような感じではないのだが、それぞれがそれぞれの事情を抱えている。その警部もが、奥さんが若くしてアルツハイマーか何かで入院してしまい、見舞いに行っても自分のことを認識できない状況。ちょうど難しい年頃の娘もいるのに、なかなか母親の容態を説明できない。
まあ、説明しだすときりがないが、私は当初、もっとヨーロッパ的な、曖昧模糊とした雰囲気で、殺人事件の解明などそっちのけでストーリーが展開していくものと予想したがそうではなかった。一つ一つの事実が確実に見出され、事件解明への手がかりになっていく。もちろん、犯人探しゲームのようなエンタテイメント性を重視した作品ではないし、非常に淡々とした映像が続く。何か哲学的な問題を考えさせるような難解さもないし、連日満席も理解できる魅力的な作品です。

8月16日(日)

ここのところ、観たい映画はそれほど多くないので、この日も1本。その代わり2時間半の大作です。映画館に行くと、なんとこちらも8月いっぱいで閉館とのこと。

新宿テアトルタイムズスクエア 『セントアンナの奇跡
スパイク・リー監督作品。予告編が盛りだくさんで、本編の上映時間も2時間半もある。内容的にも数十年にわたり、戦争も絡んでいて、とても複数本ハシゴして観るような作品ではない。第二次世界大戦下のイタリア。既にムッソリーニ政権は敗北を認め、イタリアでもドイツ軍と連邦軍の攻防戦場と化している。連邦軍の増兵にも苦労し、ついに黒人が線上に繰り出される。白人と黒人、連合君の内部でも、英国、フランス、合衆国間の政治的な力関係が存在する。そんな黒人兵士が主人公。といっても、特定の一人が中心というわけではない。黒人兵の一人がある白人の男の子と出会い、彼を助けんがために黒人兵4人はある村に入り込む。ドイツ軍と連合軍、そしてその村っ出身の男が結成した、そのどちらにも与しない地元の反対勢力もが関っていて、自体はナカナカ複雑だ。でも、物語はとてもよくできていて、2時間半という時間を長く感じさせず、また考えさせることも多く、また観ていて十分楽しませるエンタテイメント性も有する映画。閉館前最後のロードショー作品としては相応しい作品だった。
ちなみに、この白人の男の子の名前がアンジェロ。そして、前日に観た『湖のほとりで』で殺害された女性がベビーシッターをやっていた子どもの名前もアンジェロ。どちらも、作品の重要な位置を占めます。

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民芸運動と地域文化

濱田琢司 2006. 『民芸運動と地域文化――民陶産地の文化地理学』思文閣出版,290p.,4900円.

著者は1972年生まれの地理学者。関西学院大学出身で,なぜか昔から知り合いです。恐らく,関西学院大学の八木康幸さんが世話人をしていた時代に,人文地理学会の地理思想部会に呼ばれて発表をした時に出会っているのだと思う。でも,私はいろんな院生を紹介されてもすぐ忘れる性質なので,ちゃんと彼のことを覚えたのはいつんことだったのだろうか。本書は彼が2003年に同大学に提出した博士論文がもとになっていて,博士論文自体も彼がそれまでにいろんな場所に発表した論文がもとになっている。私は著者自身から,本書が出版された当時にいただいたのだが,もともとの論文も発表されるごとに送ってくれて読んでいたので,なかなか本として読む機会を逸していた。本書の3章は2002年に『地理科学』に掲載された論文だが,私が査読者として先に読むことになった。その論文には私の1996年の論文も引用されていて,その頃から仲良くなったのかとも思ったが,彼は『人文地理』にも1998年に書いていて,それが本書の5章になっているから,その頃かもしれない。なかなか彼とじっくり話をしたことはないのだが,手紙のやり取りをしたり,学会で私が発表すれば聴きに来てくれたりで,顔を合わせたことも少なくはない。
そういえば,このblogでは,彼が監修した『あたらしい教科書11 民芸』を紹介したこともありましたが,民芸とはプロダクトデザイナーとして有名な柳 宗理氏の父親,柳 宗悦が1930年代初頭に創始したといってよい運動のこと。古ぼけた田舎の職人技による焼き物であり,土産物としてイメージしがちな民芸品という呼び方は,せいぜい80年の歴史しか持たない。しかも,それは柳のような都会人による田舎へのノスタルジックなまなざし,またはこの運動に関わっているバーナード・リーチという外国人による日本へのエキゾティックなまなざしに支えられた美学である,というのが近年の民俗学的な議論であるといえよう。一方,こうした田舎の家族経営的な焼き物産業というのはひっそりと地理学の研究対象でもあった。さまざまな「地場産業」の一つとしてそれなりに蓄積がある。濱田君の博士論文はそんな2つを結び付けようという試みであるといえるかもしれない。なので,地理学系の出版社でもないのに,あえて副題には博士論文のタイトルをいかして,「文化地理学」の語を含めた。もちろん,本文中でも地理学への言及は多く,私の1996年の論文は本書でも引用された。さて,『あたらしい教科書』の時にも紹介したが,この柳率いる民芸運動の主要人物に濱田庄司なる人物がいる。柳がこの運動の思想的・理論的指導者だとすれば,濱田は実際にその理念・美学に沿って焼き物を焼く実践者であり,人間国宝でもあった。本書の著者,濱田琢司君は,なんとこの濱田庄司の孫なのだ。でも,本書のあとがきに書いてあるように,大学進学時まで彼は民芸に何の関心も抱いていなかったらしい。しかし,地理学というある意味なんでもありの学問に所属していて,大学院に進んだ辺りから民族学で研究されていた民芸に興味を持つようになったらしい。そう,上に名前を挙げた彼の指導教官でもあったであろう,八木康幸氏は民俗学的な研究をしていて,今では地理学者というよりも民俗学者といったほうがいいくらいの研究者であることも彼が民芸に関心を持つようになったひとつの理由だろう。
さて,すっかり前置きが長くなっているが,本書は地理学に籍を置きながら,民俗学的な研究対象を持ち,人類学的な文献を多く利用したものであるといえる。本人にも以前伝えたことがあるが,日本の地理学者でこういうバランス感覚をもった人はそう多くはない。私から見て,とても興味深い研究をしている地理学者はけっこう多いが,安心してその文章を読める人はそう多くはない。そういう人として一番に挙げるべき地理学者は福田珠己さんだが,彼女も関西学院大学の出身で,指導も八木さんだったりする。あ,なんかまた前置きになっていますね。ともかく,私のような読者にとってとても読みやすい本です。まあ,私は大学院に入っていろんな分野の研究に触れるまで柳 宗悦の名前も知らなかったくらいの常識なしだから,彼の研究を通して知ることはとても多い。そして,私もいろんな分野の本を読むが,人類学はあまり読まないので,その意味でも学ぶところは多い。
今日ではすっかり観光産業の売り上げを支える土産物と化している民芸品だが,「民芸品」という言葉自体が非常に一般化しているため,本来の意味での「民芸」に関わらず,参照とするべき事例には事欠かない。つまり,観光人類学や観光社会学の分野では,日本の民芸品としての焼き物を研究するのに適した視点を提供してくれる。それは地理学が生産の場として見ている「地場」でもなければ,民族学が見ている個人としての思想家や焼き物作家とも違う。まさに,分野を越えた人文・社会科学的な議論に適した研究対象だと思う。それはグローバル化を踏まえた空間性への関心だ。もちろん,彼は地理学者としての自負があるので,そのスケールはかなり小さなところでも勝負しようと思っているが,もちろん,ナショナルなスケールとしての民芸運動全体も忘れてはいない。本書では,日本全国のナショナルな民芸ブームの話から,リージョナルな九州地方の産地の概観,そしてそのなかでも大分県の小鹿田と小石原というローカルな産地の詳細な検討と前半は展開する。そして,後半は彼の祖父である濱田庄司氏が,自らの作品生産の場として選び,住み着いた栃木県益子についての議論を通じ,最後にはまた運動そのものの考察に戻る。
なんだか,肯定的な解説になってしまったが,もちろん本書にも批判すべき点は少なくない。でも,こういう場でそれを書くのもあまり生産的ではないし,やめておきましょう(というか,ちょっと既に疲れてしまった)。細かい批判点は著者宛に直接メールすることにでもしましょう。といいながら,なかなかそういう時間が取れないんだよな。

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2組いい組み合わせ2日

8月10日(月)

8月4日は銀座ライオンが定める「ビアホールの日」。昨年はこの日に銀座7丁目ライオンビヤホールに来て,大いに盛り上がった。なんと,この日はビールのほとんどが半額。それに加えて,1時間に一度,カーニバルダンサー集団と生バンドが店内を練り歩くのだ。それを企画してくれたのが地理学者仲間の二村君。今年は残念ながら彼が集中講義で三重に行っていて,当日の呑み会はかなわなかったけど,規模を拡大して10人以上集まって,そのビヤホールの2階のビアレストランにて「ビール呑み会」開催。10年以上前に同じ会場で学会発表した人や,わざわざ長野や新潟から来た人も含めて大盛況。私はブーツ型グラス(700ml)と高級ビールをグラス(350ml)で呑み,食べ過ぎたせいもあってダウン。1次会でこっそり帰りました。かれらはその後,1階のビヤホールに移動してさらに盛り上がったことでしょう。

8月11日(火)

代官山LOOP
おおはた雄一さんのPARCO劇場コンサートと重なっちゃったけど,3曲だけの竹仲絵里フリーライヴを観てから,かなり楽しみにしていたイヴェント。整理番号13番だったので,張り切って入ったら,スタンディング覚悟だったのに,なんと前方4列ほど椅子が出ていました。このときほど整理番号が早かったのに感謝した時はありません。2列目の中寄りか,唯一空いていた最前列か迷って,最前列へ。ドリンクは終演後にと思っていたが、席を確保したので余裕を持って交換に。このイヴェントは、前回のここLOOPにジルデコが出演した時に配布されたチラシで先行受付だったので、前方を占める人たちはジルデコファンの様子。
JiLL-Decoy association:竹仲絵里ちゃんが先かと思いきや、ジルデコが先。この日はベースサポートのみの4人編成。chihiRoさんはやはり絵里ちゃんを意識したのか、いつもより大人しめの水色のワンピース。絵里ちゃんとは同い年(神奈川県出身、高校時代はダンス部、同い年の兄を持つ、など共通点が多いらしい)だが、程よく肉付きもよく大人の女性の魅力プンプンです。しかし、この日はやはり竹仲絵里ファンのことも意識しているのか、しっとりとした曲中心で、盛り上がる曲でも、前列の着席客を立たせることもなく、たんたんとステージをこなします。ちなみに、この日の選曲は私好み。
竹仲絵里:まずはギター1本弾き語りで登場の竹仲絵里。やはりchihiRoと比べると細いよな。竹仲絵里ちゃんは私の好きな女性シンガーのなかでもかなり美形なんだけど、この日は肌の調子もとても良かったchihiRoちゃんと比べるとちょっと見劣りしなくもない。といっても、絵里ちゃんは最近は9月のシングル発売に向けて忙しかったようで、ちょっと顔や歌声にも疲れが見える日でした。でも、もうシングルじゃなくていい加減アルバム出してよという感じではありますが...数曲歌って、パーカッションの宮川 剛さんとキーボードの小林健樹さんとが登場。この日の健樹さんがなんか良かったな。コーラスにはほとんど参加せずに、なんか好き勝手に弾いているような気もした。途中では、絵里ちゃんがギターを置いてピアノ伴奏で歌う場面もあって、徐々に絵里ちゃんの調子も良くなってきた。宮川さんの遊び心あるパーカッションは相変わらず面白いけど、パンデイロはちょっと強く叩きすぎのような気がした。イマイチ切れがなかったかな。かなりアウェイ感を持って臨んでいた絵里ちゃんでしたが、後半ではその反応をも楽しんでいるような感じでした。そう、私やTOPSさんには楽しみな組み合わせですが、ジャンル的にはかなり異なる2組。同じ所属事務所だということで実現したイヴェントでしたが、ファン層もかなり分かれる思うのですが、おそらくどちらのファンにとっても、他方が心に残る音だったように思う、素敵な組み合わせでした。
エリデコ:最後はお約束のセッション。出演者全員がステージに上がって、ツインヴォーカルで主に洋楽カヴァー。キャロル・キングにマイケル・ジャクソン。意外だったのは木下ときわさんや古賀夕紀子さんもよく歌うボサノバの名曲を1曲。ポルトガル語ではなく英語で。ある意味新鮮でしたね。もちろん、お互いの曲も交互に歌います。なんと、絵里ちゃんが選曲したのはジルデコの「like ameba」。このめちゃくちゃ難しい曲に挑戦するとはさすがだ。リハーサルでは一度も成功しなかったということですが、まあなんとか無難にこなす。本人の喜びようが可愛かったな。アンコールでは2人でピンクのカツラで登場。絵里ちゃんは何気に衣装チェンジもしていました。やはり袖があるよりない方がchihiRoさんには対抗できるかな。大騒ぎで歌って踊って、そのまま去ってしまったので、ダブルアンコールを受けることになり、「you've got a friend」を2度目の演奏。まあ、そんな感じのラストでした。

8月12日(水)
横浜THUMBS UP
広沢タダシと矢野まきは同じプロデューサーで作品を作ったこともあって、以前から仲が良く、一緒に出演するライヴでは「風待ち停留所」というユニット名で一緒のステージに立ってきている。オリジナル曲も何曲か。今回は、初めて自分たちの企画で、このユニットがメインのライヴを横浜と渋谷で行うというので、喜び勇んでチケット発売日初日にPCの前にかじりついてチケットゲット。しかも、水曜日ということで矢野まき好きな恋人も一緒に行ける。さらには、THUMBS UPというお店のチョイスがたまらないね。この2人、仲良くていいなあ、密かに付き合っていたらいいのになあ、と思っていた矢先、矢野まき結婚のニュース。お相手は今回の『本音とは愛よ』で初めて仕事を一緒にするはずのプロデューサー、松岡モトキ。松岡氏は私の知っているところでも、BONNIE PINKや竹仲絵里のサポートで知っているし、新垣結衣などの有名どころの女性シンガー(?)をてがけてきた。そんな彼が、ここにきて30歳過ぎの女性シンガーをゲットするとは。なんとも意外で素直に喜べなかったりして。まあ、でもある意味捻くれものの矢野まきちゃんが幸せをつかんだというのはいいことかもしれないが、自分のことしか曲にできない彼女の作風が変わるのは目に見えている、ということか。私はこの日、通常の仕事で17時まで。いくら急いでも横浜には18:30到着。しかし、開場は18:00。幸い恋人はお休みだったので、先に入ってもらう。整理番号が60番台だったので、贅沢はいえないが、ステージ前の左より一番後ろの席に座り、開演までの30分で飲み食い。最近ビールが多いなあ。
広沢タダシ:横浜公演では広沢タダシがオープニングアクト。2日後の渋谷公演では矢野まきがオープニングアクトという形で、この日は広沢君がまず単独のステージ。かなり久し振りでしたが、その痩せぶりが心配になる。まあ、夏になると痩せてしまうのはいつものことではあるが、今年はちょっとひどすぎる。まあ、幸い演奏に支障はないが、ひょっとして彼も矢野まきちゃんの結婚がショックだったのではないかと勝手に妄想。この日は会場が会場だったので、座ってギター弾き語り。まあ、こういうスタイルが似合ってくる年齢ではあるけど、やはり背が高いので、スタンディングでの演奏の方が似合うかな。でも、この痩せっぷりじゃどうかな。まあ、ともかく久し振りに聴く彼のギターと歌声は格別だ。
ちょっと休憩が入って、今度は矢野まきちゃんも登場。しかも、バンドです。初めて見るキーボードの人と、いつものベーシスト岡本陽平さん、そして2日前に440で見たばかりの入倉リョウ氏がドラムスで参加。1曲目から風待ち停留所のオリジナル曲。客席には松岡モトキさんもいるせいか、ばっちりメイクできれいなまきちゃん。しかも、心なしかオシトヨカな気もします。と思ったら、隣で恋人が「まきちゃんの声ちょっと変だね。風邪でもひいているのかな」と。確かに、声量も小さめで、高音がちょっとかすれている気がします。MCの様子からも本調子ではなかったようですね。しかし、そこはライヴ。前半にいきなり、「本音とは愛よ」をしっかりバンド編成で歌ってからは徐々にヒートアップしてきたようです。やっぱり、こんな空間でこの2人の歌声を聴けるのは貴重だ。そして、矢野まきちゃんは本当にコーラス上手。コーラスとか、口笛とかハーモニカとか、彼女自身は楽器で弾き語りってしないけど、こういう小技が本当にうまい。広沢君が『friends unplugged』でまきちゃんのコーラスを入れた「星空の向こう側」ややはりまきちゃんのコーラスを入れた「明日なんて分からない」なども演奏して、かなり満足な選曲です。それに対して、広沢君のコーラスはまあ、そこそこかな。この日のために2人で作った新曲も披露。2,3日かかってまきちゃんが歌詞を書いたものに,数時間で広沢君が曲をつけたとのこと。いやあ,とにかくこういうライヴいいですねえ。やっぱり2人は結婚などする仲ではなく,いつでも友人関係の方が素敵かもしれない。21時過ぎの終演だったので,この日は余裕をもって帰宅することができました。それに,2人ってのもね。

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熱帯夜で眠れぬ夜に日記を書く

8月9日(日)

渋谷アップリンク・ファクトリー 『未来の食卓
フランスのドキュメンタリー映画。ある田舎の村で,学校給食でオーガニックフードを使用するということを取り上げているものだということは予告編で分かった。やはりフランスのドキュメンタリー作品『ぼくの好きな先生』のようなほっこりさせてくれる作品かと思いきや,冒頭からかなり厳しい映像が流れます。UNICEFの国際会議での映像。食の安全が世界的に犯されている今,人類規模で新しい世代の健康が脅かされるのでは,というデータが示されます。そこから,一般的な小学校の給食風景に移るのだが,一つ一つ子どもが口にしようとしている場面で映像が静止し,子どもが手にした食物に吹き出しがついて,その食物で一般的に用いられている農薬の種類や人工物質による保存料などのデータが示されるのです。確かに,全体的には味やメニューの変わった給食に対する子どもたちの反応や,親たちの対応,また給食センターの職員の意欲の向上など,現場のドキュメンタリーは素敵な雰囲気です。でも,それだけではなく,この取り組みは単に給食をオーガニック食材にするだけではなく,それはその村で採れたものでなくてはならないというのです。なぜかというと,いくらオーガニックでも遠方から輸送されたものであれば,その輸送費だけでなく,その輸送手段が消費する燃料のことも考えるととても地球環境に負荷がないとはいえないからです。そこで,本作では学校だけでなく,この村の農家へのインタビューも含まれます。それはオーガニックを進めている農家よりも,未だに従来の方法で農業をしている家族に。そこでは,従事者の病気が取り上げられ,その親から生まれた子どもの深刻な病気や障害など。観ていて,とても辛い映画ですし,ちょっとイデオロギーが強すぎるような気もしますが,ここまで強い表現でないと多くの人が心動かされて実際の行動に移さないからかもしれません。
ちなみに,学校の場面で面白かったのが,フィリップという少年。多くの子どもたちはオーガニック化した給食を美味しそうに完食するのだが,フィリップ君は嫌いな野菜を相変わらず残しているのだ。そして,学童と先生たちがこの試験的な給食について語る場面。先生が「フィリップ君は何が好きなんだい」と尋ねると,かなり間をおいて,申し訳なさそうに「フライド・ポテト」と答える。まあ,要は親がファストフードの類をよく買い与えているのだろう。もちろん,そうしたことはフィリップ君だけに限られない。作品に登場するあるジャーナリストは,この小学校のゴミ箱をあさり,ジャンキーなお菓子の袋をいくつも発見する。それは親が持たせるのだという。
さて,この映画を踏まえて,私自身の生活を何か変えられるかというと,やはり難しい。現時点ではなるべく外食を減らして自炊をすることを増やすということで精一杯だからだ。そもそも,周囲に比べ,私はそれなりに努力していると思うし,それは努力というよりは私の食への好みの問題だといえる。外食でもなるべく素朴な食材と調理法のものを選ぶようにしているし。そういう意味では,この作品が要求する水準にはまだまだ程遠いが,それよりもっとひどい食生活の人が周囲に溢れているということは本当に問題だと思う。人々の意識の改革は本当に達成されるのだろうか。

さて,そんなこともあって,下北沢での夕食はこの日もbio ojiyan cafe。でも,ここはオーガニックとは呼べないだろうね。まあ,素朴な定食のあるカフェではあるけど,自動味噌汁機なんて使っているし,見た目で判断するのはいけないけれど店員は厨房も含めて若くておしゃれな男女ばかり。でも,定食に納豆とか梅干とかついているのはありがたい。

下北沢440 歌種66
さて,ライヴは久し振りのハセガワミヤコのマンスリーイヴェント。今回は彼女の新しいアルバム『夜』の先行発売の回,ということで何か特別なことがあるんじゃないかと期待する。特別なことってのは当日まで明かされない「うふふゲスト」のことだが,今回のテーマが「本音」ということで,『本音とは愛よ』というアルバムをリリースしたばかりの矢野まきちゃんだと勝手に予想。既に矢野まきちゃんと仲の良い広沢タダシは出演しているので,つながっていてもおかしくない。また,私も何度か下北沢でまきちゃんを目撃していて,少なくとも独身時代はこの辺に住んでいたといわれていた。
まあ,ともかく始まります。この日もサポートはドラムスの入倉リョウと,ベースの高井亮士だが,はじめは一人弾き語り。ミヤコちゃんとは昨年の鎌倉の海岸以来じゃないかなあという気もしますが,昨年のサーファーっぽい髪型もこの日は落ち着いていていい感じ。なにやら,ベランダ菜園では物足りないということで,庭のある家への引越しが決まったという。いいですね,この雰囲気とこの感じ。最近忘れていましたよ。そして,従順なお客さんたち。この日はちょうど良いお客の入りで,とてもすごしやすかった。2ドリンク制ということで,いつもの黒ビールに加え,お店の夏のお奨めカクテルなどを頼んでしまったが,バナナリキュールのジュースでしたね。後半ではうふふゲストの登場。佐藤嘉風(よしのり)という男性のシンガーソングライターでした。まあ,残念という気もありますが,まあ矢野まきちゃん出てくるはずないか。そもそも,今回は単にアルバム先行発売ということで,アルバムの曲は少なく,むしろ初期の曲が多かった。レコ発なるものは来月の歌種ということでした。
さて,ともかく佐藤嘉風。若いイイ男。ギターで弾き語る感じでしたが,なんと高井さんと長い間一緒にやっているということで,最近は入倉リョウ氏も加わっているとか。今度横浜美術館で行なわれるイヴェントがあるといいますが,そこではなんと石川 智さんが参加するとのこと。なかなか豪華なサポートたちです。彼自身のギターもなかなか素敵で,歌声も力があります。彼自身の楽曲はそれほどこの日は聴けませんでしたが,注目株かも。といいつつ,タニザワトモフミとか,この手の男性シンガー,なかなかCDを買うところまで行かないし,ライヴも2度目がなかなかやってこない。そんな感じです。
まあ,そんな感じで,たまにはこの雰囲気もいいなあと思いながら,どうせこの後はサイン会がはじまるんだろうな,とアンケートを書きながらミヤコちゃんの登場を待つお客さんを横目に,私はCDも買わずにそそくさと帰ってきました。3ヵ月後くらいにまたライヴに行ってCD買おうかな。

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ハッカー宣言

マッケンジー・ワーク著,金田智之訳 2005. 『ハッカー宣言』河出書房新社,248p.,2500円.

古書店で本書を見つけ,著者名で思わず買ってしまった本。この著者の著書は1冊持っているんです。私が東京都立大学に在籍している時,地理学資料室のおばちゃんが「成瀬君,これ買ってくれない?」といわれて引き取った『Virtual geography: living with global media events』という本の著者がマッケンジー・ワークだった。資料室では既にペーパーバック版を購入していたのだが,ハードカヴァー版が出ているということで買い直したということ。図書館的には保存の良いハードカヴァーの方が好まれるらしい。で,その余ったペーパーバックだが,こんな内容の本を地理学教室で買い取るのなんて私をおいて他にはいなかった。といいつつ,じゃあ図書館に入るこの本は誰が読むんだって気もしないでもないが,ともかく1994年に出版されたこの本は,私のところでも読まれずに今に至る。
そもそも,著者は地理学者ではない。1994年時点では,シドニーのマキューリー大学国際コミュニケーション修士課程の講師ということになっている。翻訳本での紹介は文化・メディア研究の教授だという。まあ,基本的にメディアコミュニケーションに関心があるのだが,そのグローバルな展開を視野に入れているようで,「geography」という語をよく使いたがる人らしい。まあ,ともかくそんな1冊の本でしか知らなかった人の本が日本で翻訳・紹介されるというので思わず買ってしまったのが『ハッカー宣言』と題された本書。
タイトルとしては当然,マルクスの『共産党宣言』が念頭におかれているし,389のテーゼ集という構成はドゥボールの『スペクタクルの社会』の影響が大きい。当然どちらも本文中に言及がある。ただし,本書を読んでいても,「ハッカー」という言葉の意味合いはわたしたちが通常理解しているそれとはずいぶん違う。具体的に何をする人たちのことかが述べられていないのは,明らかにわたしたちが理解している通常の意味合いを想起させるのを拒んでいるのだ。わたしたちの理解によれば,ハッカーとはコンピュータシステムネットワークの正常な秩序やセキュリティを破るような人たちのことだ。実際に機密情報を盗み出して利益を生み出すという人もいるかもしれないが,わたしたちが断片的に知る限りでは,都市における落書きのように,愉快犯的な,あるいは自分の存在やその技術を匿名ながらアピールするようなことが,その存在意義だといえようか。ともかく,一般的な社会的通念においては困った人たち,秩序を乱す反乱分子という位置づけになると思う。しかし,それを逆に捉えれば,かれらの存在は既存の秩序を転覆する新しい可能性を有する人たちなのかもしれない。そういう感覚から,ハッカーなるもの共産党員やシチュアシオニストといった新しい社会に導くオルタナティヴな存在として考えようというのが本書の意図するところだ。
もちろん,それを具体的に示すのではなく,非常に抽象的に論じていくことに本書の意義があるのだが,その読者のもやもやした感じを,「訳者あとがき」は見事に具体化して分かりやすく解説してしまっている。これはある意味蛇足だな。本書によれば,ハッカーたちは「ハッカー階級」なるものを築く。そして,その階級は資本家と労働者階級の関係と同じように,「ベクトル階級」なるものと闘争関係にある。この「ベクトル階級」というものについても,訳者あとがきで見事に分かりやすく解説されてしまっている。ベクトルとは数学の代数のなかで「行列」として学んだものだ。n次元空間のなかでの方向を示すもの。ベクトルは方向と大きさを持つ矢印のことだ。つまり,ベクトル階級とは人々の志向や思考,嗜好を強い力で方向付ける人たちのことだ。訳者あとがきには書かれていない例で示せば,メディア産業に従事する人たちも含まれよう。ハッカー階級とはつまり,そうした方向付けられた大衆の感覚を是正する役割を果たす。まあ,文化産業でいえば(音楽や映画など),メジャーに対するインディーズといったところか。まあ,この対立は合法的なものだが,ハッカーという表現をより活かすならば,著作権を無視するような表現主体のこと(あ,この辺は訳者あとがきにも書かれてたな)。
まあ,なにやら解説しようとすると,本書の内容を分かりやすく単純化してしまうが,けっこう古臭いオーソドックスなことも書かれています。『スペクタクルの社会』ほど難しくはなく,読みやすいかな。最後に,本書でも使われている「地理学」が登場する部分を引用しておきましょう。

「運動のベクトルは自然地理学から抽象化され,自然を第二の自然へと変容させる共同的な人間の労働が沿う軸線もたらす。・・・そして,遠隔透視のベクトルは第二の自然を,第二の自然から一層抽象化し,必然性から新しい自由が奪取される――そして新しい必然性が階級支配によって清算される――第三の自然を生み出すのである。だが,ベクトルが一層の抽象化を世界にもたらすとき,ベクトルはまた一層仮想的なものを,仮想的なものに向かって開くのだ。第三の自然地理学は仮想的地理学となるのである。」(p.172)
「この展開のそれぞれの段階において,この空間の抽象性は,コミュニケーションのベクトルについての抽象的地理学を具体的で特殊化された自然地理学と第二の自然地理学上へと負わせることの中から発達するのだ。」(pp.184-185)

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予約遅れで予定変更

8月7日(金)

この日は恋人が知人からもらってきたという招待券で、東京都写真美術館に終了間際の「世界報道写真展2009」を観に行った。お昼時だったけど、平日だというのにけっこう人が入ってたな。報道写真をどう考えるか。田沼武能氏の作品を研究していた10年以上前と、多少なりとも自分で写真を撮るようになった今では大分観方が変わったような気がする。何も知らない頃は、その無知がそれなりに解釈の強みだったけど、やはり画像としての写真の分析は薄いものだったと思う。かといって、今だったら厚い解釈ができるかというと疑問だし、むしろ撮る側のことを考えてしまうのもどうかと思うが、それなりにいい経験だったと思う。一つだけ書いておきたいことは、いくら悲惨な現場であっても、一枚の画像は、それが美を表現するということだ。イーグルトンの『美のイデオロギー』は読んだが、ポール・ド・マンの『美学イデオロギー』も早く読まなきゃ。
恋人は職場へ、私は渋谷で降りる。

渋谷シネマ・アンジェリカ 『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢
私が『ウォレスとグルミット』を観るようになったのは前作の『野菜畑で大ピンチ!』から。これは長編だったが、今回は短編ということで、他に3本の短編が同時上映。初心者の私にはありがたいですね。同時上映は20年前のデビュー作、『チーズ・ホリデー』(1989年)から、『ペンギンに気をつけろ!』(1993年)『危機一髪!』(1995年)。新作が1番目で、その後は古い順。一気に20年さかのぼって、アニメーション技術の違いと、キャラクターの形の違いに笑えます。今では、心身ともにスマートなグルミットですが、デビュー作ではお腹が出ています。また、なかなか初期の頃の発想は奇抜で面白い。
さて、最新作『ベーカリー街の悪夢』は、ウォレスとグルミットがパン屋になります。近所で同業者が次々と殺害されるという事件が発生。最後に狙われるのがウォレスという設定。ウォレスは犯人とは疑うこともなく、美女との恋に現を抜かして、グルミットは密かに事件の真相を暴いていくというストーリー。それにしてもよくできています。実際の人間はどのくらいのサイズで作られているんでしょう。ということは、かれらが立ち居回る舞台のベーカリー街もその縮尺でできているということですよね。これが全く違和感がないのです。まあ、初期の頃の違和感ありありのアニメーションも楽しいですが、近年の高度な技術に支えられた映像も本当に観ていて楽しいです。そして、キャラクターとストーリーが見事にマッチして、長く続けてもらいたい作品ですね。

8月8日(土)

この日は淡路町のレストランでの山田タマルさんのライヴに行く予定だったが、気づいたら予約受付が水曜日で終了していた。まあ、一人くらい何とかなるのでは、と思い電話をしてみたが無駄でした。ということで、やはりバラッドラリーを急いで予約。その前に映画ですが、夏休みに入ったというのに、魅力的な作品がないので、久し振りに阿佐ヶ谷のラピュタに行く。この日は武満 徹という音楽家が映画音楽を手がけた作品の特集をやっていたので、1973年の作品を観ることにした。

阿佐ヶ谷ラピュタ 『青幻記 遠い日の母は美しく』
鹿児島県沖永良部島を舞台にした話。主人公を演じるのは田村高廣だが、彼が演じる現代のシーンと、彼が幼い頃に母親と過ごした時代のシーンとが入り混じる展開。物語はとても複雑でとても簡単に説明はできないが,ともかく悲劇です。島で生まれ育った母親は美しく成長するが,内地に嫁いでいく。しかし,夫と死別し,息子を連れて帰郷するのだが,そこからは不幸の連続で,ついには病に侵され,事故で息子の目の前で亡くなってしまう。帰郷した主人公が,そんな母親を思い出しながら島を巡るという物語。当時にしては,作品中でいくつもの時代が行き来し,沖永良部島と鹿児島と,けっこう筋を追うのに大変で音楽に集中する余裕はなかったけど,マリンバがけっこう多用されていたような気がする。それにしても,結構驚いたのが,加齢メイクだ。幾人かの登場人物が10年とか20年前後の役どころを同じ俳優が演じているのだが,けっこう違和感なく若い状態と歳をとった状態とを演じている。もちろん,今ほど鮮明な映像ではないが,逆にいえば当時のメイクは不自然さがなくとてもいい感じ。やっぱりいい映画は残りますね。

吉祥寺manda-la 2 バラッドラリー
今年5月4日に開催されたバラッドラリーの11回目。私は6回目からの連続出席だが,毎回趣向を凝らしたゲストが特徴のイヴェントだが,なんと今回は11.5回目と題し,11回目と同じメンバー。ゲストもバンドメンバーも同じ。さすがに,ゲストのだるま食堂は一度観てお腹いっぱいな感じだったので,今回は遠慮しておこうと思ったのだが,上記のような理由でくることになった。会場に入ったのは開演の20分ほど前でしょうか。満員御礼だった前回に比べ,今回はかなり余裕があっていい感じです。前に食べて美味しかった記憶のある,ソーセージとザワークラウトをつまみに,ビール祭り中の曼荼羅グループ店でジョッキ生をいただく。
だるま食堂:登場したかぶりもの3人組。と思いきや,もう一人水色のカツラを被ったノラオンナさんが登場。なるほどこうきましたかというオープニング。まさにここがこの日一番の見せ場でした。ひとしきり盛り上げた後にだるま食堂のパフォーマンス。まあ,冒頭の自己紹介ギャグはまあ,恒例だとしても,前半のパフォーマンスの6割は前回と全く同じだった。インパクトの強い彼女たちだから覚えているんですよね。ということで,前回はノラオンナさんと交互でしたが,今回は休憩(=衣装換え)を挟んでまただるま食堂の登場。まあ,後半は前回とは違いましたが,今回の先生ネタも半分の時間でいいかな。
ノラオンナ:さて,後半がノラオンナさん。はじめは1人で弾き語り,後半はワタナベエスさんのウッドベースと柿澤さんのドラムス。そして,藤原マヒトさんがピアノとアコーディオン。私の後方には柿澤さんの奥さんと娘さんが来ていました。娘さん,可愛いです。やはりこのバックのトリオは流石だ。そして,当然今回もだるま食堂3人が再びかぶりものに衣装チェンジし,コーラス隊として登場。この3人に囲まれると,ノラオンナさんはやはりきれいだし,まだまだ若い。今回も気合の入った(そして穏やかな)ステージでした。今回も早々と帰路に着きます。

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翻訳の思想

柳父 章 1977. 『翻訳の思想――「自然」とnature』平凡社,238p.,950円.

私は2001年の論文で,自然=nature概念を考察に取り込んだ。その論文執筆時に本書を読んでいなかったのは大きな落ち度だと思う。もちろん,そういうことはよくあることといえばそれまでだが,投稿時に編集委員や査読者がそのことについて全く指摘しなかった,この学会の体制はさもありなんという感じだろうか。でも,まあ他人のせいにするのはよくない。そもそも最近本書を古書店で見つけたときに,ようやく感があったのは確かだ。柳父氏の本は既に,『一語の辞典 文化』(三省堂,1995年)を読んでいるし,そもそも著作の多い翻訳研究者として著者は有名である。私のこの論文はもともと修士論文の一部だったが,記憶を辿ると,修士論文執筆中は指導教官に本書について教えてもらったはずである。といっても,その頃は他に読むべき本が山積みだったし,著者名はしっかり覚えていたけど,タイトルまでは覚えていなかったというのが正直なところ。
natureという概念は,cultureとともに,西洋語としてはもっとも複雑な単語の一つではないだろうか。cultureについては,西川長夫『国境の越え方』に詳しいし,もちろん上に挙げた柳父氏の『文化』でも手際よくまとめられている。自然については1999年に出版された,やはり同じシリーズの伊東俊太郎『一語の辞典 自然』で済ませていたようなところがある。しかも,この本にも当然ではあるが,しっかり本書についての言及がある。さらに,本書は1995年にちくま学芸文庫にも入っているくらいだから,私の怠惰ぶりはまずい。と,かなり罪悪感に苛まれながらの読書となった。しかも,それは内容にも,である。
natureの日本での翻訳事情はcultureよりも複雑だということが本書を読んで思い知らされる。cultureはヨーロッパにおいても比較的新しい語であり,日本へも元号としては用いられていたものの,文化と文明という語は,明治期の新しい日本国建国の際に,civilizationおよびcultureの翻訳語として日本語に定着していく。それに対し,「自然」の事情はかなり違う。本書によれば,そもそも,中国語から引き継いだ「自然(じねん)」は日本語体系のなかでも存在していたし,オランダ語のnatuurの翻訳語として,すでに1796年に「自然」が宛てられていたという。さらにいえば,文化や文明が数十年の間にそれぞれcultureとcivilizationの翻訳語として落ち着いていくのに対して,natureに当てられた日本語はなかなか「自然」に固定していなかったようだ。
著者は長年「翻訳」という問題に関わっており,また本書のタイトル自体も「自然」の問題よりも「翻訳」の問題を前面においている。つまり,本書は翻訳の問題を考える一事例として「自然」を取り上げているのにすぎないが,数ある著書のなかで初期の頃の本書で「自然」を,しかも一冊の本で一語を取り上げたということもあり,いかにこの語の事情が複雑かということが分かる。江戸時代の後期から日本にもオランダから西洋近代科学が入り込み(もちろん,自然科学のこと),その後はドイツの哲学が入り込むなかで当然そのなかに自然哲学も含まれる。一方で,明治維新前後に法的・政治的なもの,そして社会思想的なものがやはりヨーロッパから入り込む。日本語体系には存在しなかった意味内容を伴う概念を持ち込むことの難しさはcultureもnatureも同じだが,すでに日本語体系のなかに位置している「自然」を翻訳語としても用いるということはかなりの困難があったといえるし,それは現在まで続いていると著者はいう。まあ,確かにその辺を論じたのが私の2001年の論文でもあるのだが,本書を読んでいればまた違った展開になっていたことは間違いない。かといって,別に自分を否定しているわけではなく,まあ地理学における自然論ってのは,特に日本ではまだまだなので,この貴重な日本人による成果を活かして次の研究へと進んでいこう。でも,ひとまず思い当たる経験的事例はないんだけどね。

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私的夏フェス

8月6日(木)

吉祥寺star pine's cafe 吉祥寺ビール祭り
私はまだ参加したことないが、ベーシストでシンガーソングライターでもある湯川トーベンさんが下北沢440などで「トーベン祭り」を開催している。今回もそれに近いようだが、出演者が多い。7組いるのに19:30開演というのは無謀か。でも、もうなかなかstar pine's cafeのようなこじんまりとした場所で湯川潮音ちゃんを聴く機会も少ないだろうし、他の出演者もご無沙汰な人を含めて楽しみだったので行くことにした。最近チケットを購入したにもかかわらず、店頭で買ったせいか、整理番号が40番台と比較的早かったので、開場時間に間に合うように来る。一応、ビール祭りでもあるイヴェントなので、ビールとつまみで開演を待とう。店内に入るとセカンドステージがあった。それで納得。栗コーダーカルテットやバンバンバザールはメインステージでないと無理だが、笹倉慎介、イノトモ、今野英明、湯川潮音は弾き語りなのでサブを有効活用して、セットチェンジの時間を短縮すればうまく進行するはずだ。私が入場した時点ではまだ前方も空いていたが、潮音ちゃんがサブにくることを想定してサブステージの目の前を陣取る。しかし、すぐに頼んだ料理は結局開演してからくるという誤算がありました。結局、ジャークチキンではおなかが一杯にならず、ラフテー丼も食べる。こちらは注文してからすぐ来た。ドリンクもはじめの中ジョッキに加え、梅酒のビール割りというものを飲んでしまった。
冒頭に登場したのは湯川トーベンさん。「オープニングアクトは湯川家です」といって、メインステージにトーベンさんと湯川潮音ちゃん。さて、トーベンさんの歌を聴くのは初めてだが、私は潮音ちゃんよりも彼女の父親であるトーベンさんとの出会いの方が早い。そう、遠藤賢司バンドのベーシストとして知っていたのだ。いつしか、エンケンさんが単独コンサートの直前に怪我をしてその公演が順延になったことがある。ちょうどその会場もstar pine's cafeだったのだが、それを知らずに来てしまった私は、お店の受付のところで、トーベンさんと同じくバンドのドラマーである頭脳警察のトシさんに迎えられる。それで、トーベンさんがお詫びをしたいから住所を書いてくれ、といって書いたら、彼のソロアルバムを送ってきてくれたのだ。しかも、その年は大晦日のstar pine's cafe年越しライヴに潮音ちゃんがtico moonと一緒に出演するというので、その話題をトーベンさんとしたのだった。さらにその後に、潮音ちゃんが移転する前のタワーレコード吉祥寺店でインストアライヴをやって、サイン会があったんだな。そこで、トーベンさんの話をしたりして。前置きがすっかり長くなりましたが、そんなこんなで父娘が同じステージに立つ姿も私にとっては初めて。あ、一回クワトロの遠藤賢司コンサートに潮音ちゃんがゲスト出演した時にトーベンさんもいたかな。1曲だけ2人で演奏して、潮音ちゃんは引っ込む。
次に登場したのは笹倉慎介。私はリクオさんのライヴのゲストとして登場した時に聴いている。見た目は地味だが、素敵な歌声の男性ギター弾き語り。トーベンさんと数曲やって、彼のソロコーナーへ。前に見た時より髪の毛が短くなっていて、普通だ。でも、やっぱりいい歌声だな。思わずCDを買いたくなった(でもその場では買わず)。思ったよりも一人当たりの持ち時間は長く、6曲くらい歌ったでしょうか。続いて、イノトモさんが登場する。この2人、一緒にツアーをまわったこともあるらしく、仲が良い。一緒にセッションしてイノトモコーナーへ。私の予想が外れ、セットチェンジの必要はなくスムースに進行しているが、一人弾き語りでもサブステージの出番はなし。イノトモさんも久し振りだ。でも、相変わらずいいテンションだな。ちなみに、2曲ほどピアニカ前田さんの登場。彼の名前は以前から知っていたが、きちんと見るのは初めて。演奏はもちろんだが、人間がとても面白そう。かなりの高齢だが、可愛くて素敵。
ここで、サブステージの登場。今野英明さんがピアニカ前田さんと、ヤングナッツの洗濯板パーカッショニストと3人で登場。今野さんはウクレレではなく、小さなバンジョーです。なにやら今度は名曲カヴァーアルバムを出したそうで、そんななかから数曲。相変わらずの雰囲気で場を盛り上げます。その間にメインステージは栗コーダーカルテットのセッティング中。今野さんのステージは意外に長引いたが、すぐには始まらずここで休憩が入ってしまう。しかも、登場したのは湯川潮音。やはりメインだったか、とちょっと残念だったが、まあ、それでも近いのでよしとしましょう。この日もルーパーを少し使っての一人弾き語り。やはり先日の明日館の時と同じようなテンションを維持しています。短いステージだったけど、いいパフォーマンスだ。
潮音ちゃんが残ったまま、栗コーダーカルテットの登場。実はこちらも初めて聴きます。皆さん、本当にマルチプレイヤーです。1曲潮音ちゃんの曲を5人で演奏し、栗コーダーのステージ。やっぱりインストゥルメンタルいいなあ、としみじみ。聴き入っちゃいます。そして、栗原さんの真面目ぶりが面白い。全く話は関係ないですが、栗原さんを見ていて、私の大学院時代の指導教官の若林芳樹氏を思い出しました。研究者としては非常に優れていて、その優秀さは彼の真面目な性質からきていると思うのですが、その頑固な真面目さが時に周囲にユーモアをもたらすというか。そして、もちろん頭が良いですから自分のそうした性質も十分理解し、そしてそうでない性質を持った人間の研究に憧れていたりする。でも、自分はそうはなれないし、そうであるからこそ自分が今そうあるんだということも分かっている。そんなところが、今日見たばかりの栗原さんもそうなのかもしれないと思ったりして。本人たちは「譜面依存症」とネガティヴな捉え方をしていましたが、だからこそ奏でられる素晴らしい音楽というのもあるんですよね。
ここで、最後の出演者バンバンバザールのセットチェンジをしている間にサブステージにイノトモさんと潮音ちゃん、それに笹倉君が加わって演奏を。ようやく、私の目の前に潮音ちゃんが登場しました。いやあ、なんかドキドキします。もう26歳になると思うのですが、肌きれいです。さらに「サブステージの貴公子」と今野さんも呼ばれてまた一騒ぎ。バンバンバザールもそれに加わったり。あ、なんか順番がよく分からなくなってきましたが、ともかく、メインステージの最後にバンバンバザール。こちらも名前は聞いたことがあったものの、聴くのは初めて。そういえば、彼らも含め、渋谷のB.Y.Gに出演しているミュージシャンも多いですね。ギター&ヴォーカル、ベース、ウクレレの男性3人組。思ったよりも騒がしくはなく、思ったよりもゆるいバンドです。まあ、こちらは楽しい雰囲気だけを味わうということで、最後のセッションタイムになだれ込みます。メインステージでは栗コーダーも加わり、サブステージにはトーベンさんも登場し、なにやらお祭り騒ぎ。いわゆる野外の夏フェスは大嫌いな私ですが、室内で、こうして時間的にも効率的な展開で、じっくり聴かせるのが中心ながらたまにふざけて楽しいようなイヴェント、さすがトーベンさんですね。今年の夏のいい思い出になる夜でした。

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制御のきかない精神状態を想像する

8月2日(日)

この日も午前中はゆっくり家に居て、パンを焼いたりします。雨の日曜日はこんな過ごし方が贅沢。パンが思ったよりも早い時間に焼きあがったので、夜のライヴの前に映画でも。でも、この日はギャラリーにも寄ります。渋谷の駅前TSUTAYAで映画の前売り券を購入し、イメージ・フォーラムで受付。公開当時はかなり混み合っていた作品ですが、さすがにもう大丈夫みたい。渋谷駅から映画館までの道中はひどい雨に降られます。そして、程近いギャラリーに移動。

表参道プロモ・アルテ ギャラリー 船越里恵「URBAN ROMANTIC」展
シンガーソングライターとしてはRie fuで活動している船越里恵さん。実は大学はロンドンの美術大学に通っていたんですね。自分のジャケットなどでも作品を使っています。しかも、単なるイラストとかではなく、油絵。しかも、けっこう私好みの絵を描きます。ということで、今回はここ2年ほどで制作された油絵10点ほどが展示されています。ニューヨークやロンドンの都市風景、東京の工事現場の風景などが主題。実物を観るのは初めてでしたが、けっこう大きいです。1m前後の幅と高さを持つ。写実的な細密画ではなく、大胆な筆使いと色の重ねあわせといった画法。特に、黒を多用します。でも、今回のに関しては画集にある縮小された複製くらいがちょうどよく見えます。残念ながら本人はいなかったので画集は購入せず。

渋谷イメージ・フォーラム 『精神
先日、アンコール上映で観た『選挙』の想田和弘監督の最新作。「こらーる岡山」という精神科医院をめぐるドキュメンタリー。最近はうつ病とか自閉症とか、実際にも、そして文学や映画の題材としても非常に身近になってきた精神病。といいつつ、この辺の言葉遣いには非常にナーヴァスになってしまう。まあ、身近になったとはいえ、私自身を含めまだまだ無知であり偏見を持っているのは、腫れ物に触るような扱いをしてしまう、この社会の通念や慣習があるからだが、そうしたものに挑戦しようという想田監督の「観察映画」第2弾。『逃亡くそたわけ』など、フィクションでなら比較的簡単だが、ドキュメンタリーでこの問題に取り組もうというのはなかなかできることではないが、この監督はそこをさらっと始めてしまうところがすごい。しかし、実際の映像を観ていると、この作品制作にはかなりの長い期間がかかっていることが分かる。おそらく準備期間もそれに負けじとあるのだと思う。私の勝手な偏見では、まだまだ日本では、精神科というと大病院のなかにあるか、やはりそれなりの大きさの専門病院という印象があるが、「こらーる岡山」は一軒家の診療所。山本先生という、おそらくはかつては大病院で勤務していたような精神科医が半ば引退して始めたようなところである。そして、かなり特殊な事情もある。この診療所は基本的に患者が生活保護を受けているような人たちで、この映画の撮影時点では、患者の自己負担はない。いわば国の金で運営されているところです。規模に比べると患者も多いし、スタッフも多い。けれども当の山本先生は基本的に年金生活をしているので、ヴォランティアのような給料で診察をしているとのこと。患者の話のなかでも、この先生は若い頃から患者第一主義で、彼を慕って長年通いつめている患者もいる。
インタビューを受ける患者たちはいたって普通である。しかし、かれらはいつでも死と背中合わせの生活。精神の異常は突如としてやってくるらしい。その時のことは多くの患者がしっかりと覚えていて、それらについて語る。数多くの自殺経験、わが子への虐待、頭のなかで鳴り響く誰かの声。この山本先生は決してフィクションで描かれるような聖人ではない。魔法のようにかれらの精神状態をよくするわけではなく、普通に薬剤を投与する。長年治療を続けている患者は膨大な薬剤を摂取し、時にはそれらをまとめ飲みして自殺を図る。でも、患者たちはいたって普通の人間なのだ。外見と実年齢とが一致しない人が多いのも特徴だが、結婚し、子どももいる。若い頃はスマートできれいだったが、発病して肥満になる。大学で勉強しすぎて発病してしまう人。
といろいろ説明したくなるように、私の知らなかったことが次々と突きつけられる作品であるから、説明しながら説明しきれないもどかしさを感じる。まあ、ともかく観るべき作品。この作品から学ぶことは多いけど、これだけで何かを分かった気になるのは注意したい。あくまでも、患者一人ひとりには事情があり、そして治療の方法も千差万別なのだ。

三軒茶屋儘(まんま) ヤマカミヒトミ+平岡雄一郎
かつて、ヤマカミヒトミさんの誕生日ライヴイヴェントが行われたマナマナというお店が入れ替わって、居酒屋になった。そこで、ライヴイヴェントがあり、ヤマカミヒトミさんが演奏するというので、急遽聴きにいくことにした。他にも2組出演するというが、映画の時間を優先して、19時過ぎにお店に到着。ちょうど時間より遅れて進行しており、2組目の演奏が始まる頃。マナマナの時は1階が演奏の場になったが、今回はお客さんもステージも2階。1階は煙草モクモクの出演者の控え室という感じ。とりあえず、生ビールを持って2階へ。半分は座敷席、半分はテーブル席。その他にソファ席もあったりする店内。キャンドルの光だけ。本も読めません。座敷席にはお子ちゃまも多く、ファミリー客。客の入りはナカナカで、私は中ほどの椅子に座る。まんま飯という料理を注文してみる。この演奏者は男性3人組だったが、このお店の店長さんがギターを弾く。どうやら、学生時代にヤマカミヒトミさんとバンドを組んでいた人たちのようです。まあ、普段は仕事を持っている人たちですが、演奏はまずまずです。非常にこじんまりとしたパーティのような雰囲気。
程なく休みがあって、ヤマカミヒトミさん。あ、その前に随分時間が経って「まんま飯」が運ばれてくる。刺身の漬けや生野菜がご飯の上にちりばめられたもので、600円にしてはヴォリュームもあって、とても美味しかった。調子に乗って白ワインと牛蒡の唐揚なども注文。さて、ヤマカミヒトミさんはいつものデュオの相手平岡雄一郎さんとの演奏。お客さんとの距離があるステージだとクールな平岡さんだが、こういう雰囲気だと面白いんですよね。この日もかなり張り切っていました。お店が狭いので当然生音。久し振りにがっつり聴くhitmeさんの演奏は素晴らしかった。本人は「6割のでき」といっていましたが、もちろん素晴らしい平岡さんのギターとhitmeさんのサックスは最強コンビだと思う。昼間焼いたパンのおすそ分けを差し上げて、久し振りにちょっとゆっくりおしゃべりをして帰りました。

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映画の日に公開初日2本

8月1日(土)

この日は映画の日。先日7th floorに行った時に、開場前の時間にちょっとシアターTSUTAYAに寄ったら、この日公開初日作品の舞台挨拶の回のチケットが余っていたので購入。朝9:30から映画を観ることになりました。

渋谷シアターTSUTAYA 『モノクロームの少女
『受験のシンデレラ』ですっかり好きになった寺島 咲主演作品。生の彼女が見られるんですから朝も早起きしますよ。でも、彼女の人気はまだその程度なんですね。2日前に舞台挨拶のチケットが購入できるんですから。ちょっとネットで調べたら、そんな彼女も今年度から大学生とのこと。あまり人気になって汚れないような女優さんでいて欲しい、なんていやらしい欲望です。というのも、彼女は私の知っている女優さんのなかでもいちばん純粋というか、きれいな印象があるからです。まあ、ともかく先に映画上映だったので、作品の話を。
中学校から同級の男子高校生2人と、咲ちゃん演じる女子高生1人の三角関係の物語。咲ちゃん演じる「くるみ」は川村亮介演じる「けんた」を中学の時から見つめている。けんたもくるみのことを想っていることは明白だが、どちらも気持ちを伝えていない。一方、その2人とどちらも仲が良い入野自由演じる「ひろし」はくるみを見つめ続けるが、くるみがけんたを好きなことを知っているので、いつもおちゃらけて2人の仲をとりもとうとする。ある日、かれらが通っていた、今は閉鎖されている中学校の校舎にくるみとひろしが忍び込む。かつての美術教室で見つけた1枚のモノクローム写真。そこに写っている憂いある美しい女性の写真が気にかかり、その女性とその写真について調べだす2人。新潟県の「栃尾」という撮影場所を2人は歩き回る。その美しい風景と登場人物のその場所に対する各々の想い。新潟県出身の五藤利弘という監督によって描き出される良き日本の農村性が画面いっぱいに溢れています。
この1枚の写真をめぐって、栃尾という土地に対する知識と歴史、想いが変化し、3人の関係が進展していくという物語。ほとんどすっぴんの寺島 咲。目も鼻も口も目立つほど大きくはないけど、だからこそその素朴な美しさが引き立ち、特に美しい長い髪にすらりと伸びた手足。舞台挨拶では当然化粧をしていますが、実物の立体性も手伝って美しいです。そして、大勢の女性ファンはどうやら入野自由目当てらしい。彼は声優なんですね。川村亮介なる人物はスクリーンのなかとは違って今風の髪型で、新井浩文と筒井道隆を足して二で割ったような雰囲気。監督に想い入れも聞けて、やっぱり舞台挨拶、いいですね。

映画が終わって献血ルームへ。またまた新しくできた献血ルームに行ったのだが、土曜日だというのにやはり空いていた。待ち合わせなく採血できました。採血前に空腹をやわらげるためにドーナツを食べ、看護師さんは「ベテランさんだから何もいうことありませんね。今日はどこに刺しますか?」などと面白い人。針を刺す時にも「嫌なことしてしまってスミマセン」と謝る。今回も3サイクルで終了。時間がないときに限って4サイクルで焦るのに、前回と今回、時間に余裕があるときに早く終わっちゃうんだよな。終わってからもう1本映画を観るつもりだが、『ぴあ』に「詳細は直接劇場へ」などと書いている作品もあって、決められない。結局、その映画館の一つであったHUMAXシネマで観ることに。こちらの作品も公開初日です。ちょっと時間が余ったので近くのカフェでランチ。

渋谷HUMAXシネマ 『そんな彼なら捨てちゃえば
いろんな人が出演しているラヴコメディ。有名どころではベン・アフレック、ジェニファー・コネリー、スカーレット・ヨハンソン、ドリュー・バリモア。ブラッド・ピットの前妻ジェニファー・アニストンは最近かなりの人気女優らしいが、こうしてきちんと出演作品を観るのは初めてかも。それぞれのエピソードが代わりばんこに進展し、それぞれの登場人物がくまなくつながっているという一昔に流行ったオムニバス風映画。その設定も、個々のエピソードもありふれたものではあるが、それだからこそ面白いし安心して見られる作品。なかでも存在感があったのが(単にうるさいという話もあるが)、ジニファー・グッドウィンという初めて観る女優さんが演じていた役どころ。彼女は『モナリザ・スマイル』にも出演していたらしい。キルスティン・ダンスト演じる女子大生の同級生役にいたのだろう。とにかく、彼女の役どころはパワフル。他の役は大抵、1人か多くても2人の異性の間で悩んだりするのだが、こちらは次から次へとアタックしては思い込み、ふられて落ち込む。その繰り返し。甲高い声でまくし立て、非常に目立っています。でも、悪い意味ではなく、彼女の存在があまりにも出演者の多すぎるこの作品の中心となり、まとまりをもたせている。私的にはまって泣かされたのは、ベン・アフレックとジェニファー・アニストン演じるカップル。男は女にぞっこんで一筋だが、同棲生活7年にして結婚はしない主義。でも、周りが皆結婚をして、自分もきちんと身を固めたがる女。周りからの圧力もあって、ついに結婚してくれないなら別れると彼を追い出してしまう。しかし、家族に色々あって何が自分にとって一番大切なのかを考え直して...後は劇場で確認してください。

この後、江藤有希さんと早川 純さんがやっているユニット、ウナドスのライヴを聴きに白金高輪まで行くつもりだったが、恋人を迎えに新宿まで行くと「1時間残業」と、疲れきった顔でいわれて、ライヴを断念。そのまま帰宅して夕食を作って彼女の帰りを待つことにしました。

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エコロジーの社会理論

二クラス・ルーマン著,土方 昭訳 1987. 『エコロジーの社会理論』新泉社,266p.,1800円.

ルーマンはあまり真面目に読む気はないが,『メディアのリアリティ』だけは読んでおこうと思っているが,たまたま本書を古書店で見かけたので,購入した。1986年の時点でエコロジーを論じているのも重要だし,「訳者あとがき」をさらっと読んだら,どうやら本書はルーマン社会学のエッセンスが詰まったような,入門書的なものだというので読む気になった。本書は最近『エコロジーのコミュニケーション』というタイトルで改訳版が出ていて,このタイトルの方が原題の直訳だが,私はこの初版のタイトルの方が内容にあっていると思う。
本書は決して,現代の日本で多くの人が思い浮かべるような意味でのエコロジーについて論じているわけではない。ひとまず,目次を示してみるが,そこから分かるように,本書は社会全般について論じられていて,エコロジー問題に集中しているわけではないからだ。

序文
1 社会学的禁欲
2 原因と責任?
3 複雑性と進化
4 共鳴
5 観察に関する観察
6 社会的操作のコミュニケーション
7 エコロジーの知識と社会的コミュニケーション
8 バイナリーコード
9 コード,規範,プログラム
10 経済
11 法
12 学問
13 政治
14 宗教
15 教育
16 機能的分化
17 制限と強化――ごく僅かな反響ときわめて強い共鳴
18 代理と自己観察――「新しい社会運動」
19 不安,モラル,理論
20 エコロジー的コミュニケーションの合理性について
21 環境倫理

こんな感じで,各章はとても短く,10ページ足らずのものも多い。だというのに,各章のこの大きなテーマよ!確かに,いかにも入門書的な構成だ。中盤に,経済,法,学問,宗教,教育という社会を構成する一般的な時限の名称が並ぶ。ルーマン社会学を基礎付けているのは「社会システム論」だが,これらは社会という全体システムの下位システム,あるいは機能システムというものである。ルーマンのシステム論にも当然私は初めて触れたのだが,思いの他,独自なものというよりはきちんと自然科学における一般システム論も踏まえているようです。そして,当時流行りだった,オートポエーシスもきちんと取り込まれている。本書では「自己生産」という訳語だが。そうそう,本書は訳語の面,特にカタカナ表記が気になります。「パースペクティーフ」などと馴染みの英語もドイツ語読みをカナにするのはどうなのか?フランスの哲学者ミシェル・セールの『パラジット』に何度か言及があるが,彼の名前を「ミカエル・セレー」と表記するのはさすがにいかなるものかと思う。
さて,全体的にはシステム論に依拠している成果,論理が整然としていて分かりやすいような気もするが,やはりすっと頭のなかに入ってくる感じではない。1980年代中ごろに,「エコロジー」という言葉がどれだけ浸透していたかは分からないが,ウォーラーステインのいう「反システム運動」として,地球環境の危機を訴える社会運動が起こっていたことは確かだ。一昔前には日本のローカルな文脈でも盛んだった「公害運動」がグローバル化とともに運動の規模と目的が大きくなっていく。なので,本書における「エコロジー」ももちろんそうした自然環境という意味合いも含んでいるのは確かだが,ここではむしろ,社会システム論を発展させていくために,閉鎖システムと開放システムの関係,一つのシステムと他のシステムの関係,一つのシステムを構成する要素の範囲,そんな考察のなかで,当然これまではシステムの外部と思われていたものがシステムの重要な構成要素と認識される。そんなところに,「エコロジー」の言葉が利用されているように思う。そして,原著タイトルにもある「コミュニケーション」とは単なる人間主体間の意思伝達というものだけを意味するのではなく,システムの構成要素間のインプットとアウトプットのやりとりのことを意味しているのだろう。私の単純な読みが正しいのかどうかは分からないが,まあ,そんなところだと思う。最後にちょっと長いですが,一箇所だけ下線を引いた箇所の引用で締めくくろう。

観察とは区別することであり,また標記することであるならば,区別する能力においては評価すること,つまり区別を区別しようと申し出ることである。システムと周囲世界とのシステム論的区別は一貫して処理され,まさしくエコロジー的課題を目指している。そのシステム論的区別は再登録の概念の助けを得て,合理性の概念の定式化を許す。そのことでシステムが合理性を入手するのは,システムと周囲世界の差異をシステムのなかに再導入し,それに基づいて(それ自身の)同一性ではなく,差異性に方向をとる程度に相応しているのである。(p.202)

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2日で夫婦

7月30日(木)

渋谷7th floor Quinka, with a Yawn
久し振りの単独ライヴだというので、久し振りにQuinkaを聴きに行った。今年初めて。まあ、HARQUAとしては聴いているし、ミッコさん自身はあまり久し振りという感じはしない。しかし、この日は単独なので、バンドが入る。ベースはいつもの鎌田氏だが、ギターがなんと活動休止中だというトルネード竜巻のフタキ氏、ドラムスは知らない人だった。そして、なんといってもこの日はコーラスの3人。wafflesのヴォーカルであり、ソロ活動もしている大野恭子さん、シンガーソングライターのフルカワモモコさん、そして以前は必ずQuinkaのコーラスとして参加していたが、最近は豪華バンドをひっさげてStefanieという名前でシンガーとして活動している小貫早智子さん。そう、ミッコさんとこの3人は非常に仲が良いのだが、ライヴイヴェントで集まるときは「カヲル」というユニット名で演奏したりもする。今回は純粋にQuinkaバンドのコーラス隊として参加。しかも、歌声だけではなく、恭子さんはグロッケン、モモコさんはキーボードと鍵盤ハーモニカ、早智子さんは鍵盤ハーモニカ。そのた鳴り物多数。まあ、似た雰囲気をもった4人ではあるが、個々のシンガーとしてみるとやはり特徴があるので、コーラスの音域の分担があってとても素晴らしい。いやいや、ミッコさんよりそちらに目が行ってしまう。ちなみに、フタキ君のアコースティックギターってのも初めてな気がしますが、大丈夫ですね。器用なものです。そして、この日のエレキギターはまたかっこよかった。やはりQuinkaのベースは鎌田氏。ドラマーもなかなかいい感じでした。ミッコさんは最近ギター熱が高まってきているらしく、おニューなギターでの登場。前半はギター演奏が多かったですね。開演が若干遅れて20時前。アンコール含めて22時には終わりましたが、ちょうどよい長さだったと思います。ミッコさんが冒頭で「今日はなんかあるよ」といっていたので、終盤でカヲルの出番があるんじゃないかと思いましたが、あとで振り返ると、多分ギター弾き語りのことだろうな。まあ、最近のライヴでは定番ですが、会場の皆さんに手持ちの鳴り物で参加してもらうというシーンが、この日もありました。一度帰宅した私は全くなにもなし。鍵も家のしかないので、音は鳴りません。
さて、7th floorは改装した。先日、どこかでミュージシャンの会話を盗み聞きしていたらオーナーが代わったとか何とかいっていたが、受付をしていたのは前からの店長さんだ。オーナーと店長はやはり違うのか。入り口付近に壁が追加されたり、壁面の色が変わったりしているけど、やはりマイナーチェンジな感じ。でも出入り口の扉は終演後は邪魔だな。ちょうど扉の開くところでミッコさんが立ち話をしていて、帰るに帰れないお客さんとともに立ちすくむ私。この日の単独ライヴはQuinkaのニューミニアルバム『su』の発売記念でもあったので、そして物販にはフルカワモモコさんの新譜も並んでいたので、一緒に買って帰る。モモコさんとはお話したかったけど、ミッコさんに挨拶だけして帰宅。

7月31日(金)

吉祥寺star pine's cafe HARCO
そして翌日はミッコこと青木美智子さんの旦那であるHARCOこと青木慶則氏の単独ライヴ。こちらも、タワーレコード限定発売、ピアノ弾き語りアルバム『tobiuo piano』の発売記念ツアーの東京公演。単独ライヴ恒例の先行ホームページ予約で整理番号10番をゲットした私は2列目中央の席。その前には高校1年生くらいと思われる初々しいカップルが。女の子の方が発育がいいので、はじめは姉弟かとも思ったけど、よく分からない。まあ、ともかくそんなお客さんから、年配のお客さんまで、女性を中心にフロアに椅子が敷き詰められ満席。さすがにスタンディングはでないので、現在のHARCOにはちょうどよい会場なのかもしれない。せっかく良い番号だったので、HARCOファン友だちの女性の席を一緒にとってあげて鑑賞。
吉祥寺MANALAグループは夏のビールフェア期間です。なので、生ビール中を注文して開演を待ちます。今回のアルバムは歌なしのピアノソロ曲が2曲と、カヴァー曲が2曲入っている。最近の曲調の傾向はあまり私好みではないが、インストゥルメンタルとカヴァーに力を入れていくという方向性は大賛成。特に、このピアノソロ曲がなかなか良い。HARCOのピアノは私の知っているピアニストたちと比べるとやはりどうしても弾き方が違いように見えるが、母親がピアノ教室をやっていたか何かで、ピアノ暦は長い。またソロで活動して10年。そのほとんどをピアノで作曲、編曲、演奏しているから、彼独自のよさがある。基本は歌の伴奏としての編曲だが、ピアノだけでもけっこう面白いフレーズがある。やはり音楽的センスは抜群だな、といまさらながら感心。さて、ツアーは基本的に一人ピアノ弾き語りですが、東京公演だけはゲストが入ります。一人はギタリスト。フルカワモモコバンドで私にはお馴染みの中本さん。この日はガットギターとアコースティックギターでの登場でしたが、やはり彼はエレキの方が得意なのかな、って思ったり。そして、次のゲストは一気に4人。そう、ストリングスカルテットです。ヴァイオリン2人に、ヴィオラ、チェロの4人。登場してきて気づく。そうそう、今回の『tobiuo piano』にはストリングスの一員として、阿部美緒さんが入っていたんですよね。当然、今回はそのレコーディングメンバーとしてステージ上に登場。阿部美緒さんを見るのはおそらく、橋本 歩さん渡米前のair plantsだからもう1年前だ。この日の衣装のせいもあるけど、随分若く見えたな。ヴァイオリンのみでは、江藤有希さんとかmaikoさんとか、よく聴く機会がありますがカルテットはなかなかない。目の前で聴くと迫力ありますね。私の位置からはチェロがピアノの影で見えないと同時に音が少し弱かったかもしれませんが、素晴らしいです。そして、HARCOも緊張感を持って演奏していたし、あまり好きではない「世界でいちばん頑張っている君に」も贅沢に、新鮮に聞こえました。この日は久し振りに「C線上のワーカホリック」も聴けたし、「きこえる」がどうやら身近で失った人に対するメモリーソングなようなものである、という説明がありちょっと驚く。そして、歌詞をよく聴いてなるほどと思ったりする。まあ、ともかくたまにはHARCOライヴにも足を運ばなきゃと思った次第です。ちなみに、アンコールは客席で寒がっている女性たちをステージ上から見ていたからでしょうか。「エアコンを止めてください」と一応エコ推進派らしい発言をしながら、やっぱり暑さを感じながら聞かなきゃ、てな感じで「POOL」でしめる。こういう心遣いもにくいんだよね。
終演後は上階に上って様子をみる。やはり前日と同じメンバー、ミッコさんにフルカワモモコさん、大野恭子さんに東川亜希子さんも来ている。モモコさんとちょっとゆっくりお話したり、ミッコさんに挨拶したりしている間にHARCOも登場。大した話はできませんが、ひとまず挨拶。

一緒だった友だちと夕食のつもりが、どこも23時閉店で22時半ラストオーダーということで、なかなか見つからず、結局サイゼリアでささっと食べて帰宅。夕食は安くつきました。

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8月のライブ予定

チケット購入済みなものは確実なのですが,あとはいろいろな事情で不確定です。
久し振りの歌種。レコ発と今回のテーマ「本音」ということで,スペシャルなうふふゲストを予想しての参加です。まあ,その予想は外れるでしょうが。また20日くらいから帰省する予定で,21日のライヴは怪しい。でも,行きたい。
ついでに,畠山美由紀さんの品川教会は忘れていました...

8月2日(日)
三軒茶屋儘(まんま) ヤマカミヒトミ/他
8月6日(木)
吉祥寺star pine's cafe 湯川潮音/今野英明/イノトモ/湯川トーベン/栗コーダカルテット/他(チケット購入済み)
8月8日(土)
吉祥寺manda-la 2 ノラオンナ/だるま食堂
8月9日(日)
下北沢440 ハセガワミヤコ(予約済み)
8月11日(火)
代官山LOOP 竹仲絵里/JiLL-Decoy accosiation(チケット購入済み)
8月12日(水)
横浜THUMBS UP 広沢タダシ/矢野まき(チケット購入済み)
8月21日(金)
下北沢ラカーニャ ハシケン×江藤有希
8月23日(日)
吉祥寺manda-la 2 朝日美穂/他
8月24日(月)
下北沢cco 松岡モトキ(予約済み)
8月28日(金)
吉祥寺strings Asa festoon(予約済み)

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