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秋の気配

8月23日(日)

渋谷ヒューマントラストシネマ文化村通り 『童貞放浪記
まあ,タイトル通り,30歳にしていまだ童貞男の物語。東京大学大学院修了で,地方の大学に講師で就職した主人公。若くして著書があり,英文学出身でありながら日本の近代文学についても一般向けに評論文を書いているという,ある意味では地方大学にはやっかみの対象にもなりかねない経歴の持ち主。しかし,私生活,特に性的なことに関してはからっきし,という設定。その地方都市の,これまた寂れたストリップ劇場に通ったりして。そんな30童貞男を演じるのは,一昔前だったらはまり役だった山本浩司。こういう類の役どころは大抵山本君か水橋研二ですな。でも,山本君はすっかり人気俳優で既にいろんな役をこなしているので,ちょっといまさら感がある。そんな主人公はとある泊りがけの研究会で,大学院の後輩の女性と再会。研究会が終わり,その時の呑み会の席で交わしたくだらない話題をきっかけにドキドキもので電話をかけると,なんと5時間あまりの長電話。ここぞとばかりにアタックしてベッドインまでこぎつけるが...
といったありがちな展開にありがちな結末。その相手役にはグラビアでは決して大事なところは出さないグラビアアイドル神楽坂 恵が演じ,映画では当然大事なところも出してくれます。この神楽坂 恵のことを予め知っていればその辺りの楽しみもあったのだが,残念ながらそうではなかったので,「あーきれいな体しているなー」くらい。まあ,結果はある程度見えている作品ではありましたが,山本浩司に期待したわけであります。

吉祥寺manda-la 2
吉祥寺に移動してそのままライヴハウスへ。時間がなかったのでそのお店で夕食を取る。最近は禁酒中なので,もっぱらトマトジュース。でも,ここでの食事はコストパフォーマンスの高いチキンライスにすることが多いので,この日はトマト尽くし。私の後方の席では年配の男女2人組がいて,女性の方がしきりと「娘が」といっている。どうやら朝日美穂さんのお母さんのようだ。とても上品で若々しい。この日のイヴェントはプレグマというバンドのドラマー,ポップ鈴木さんによる企画らしい。
フレグマ:ということで,企画者がいるバンドながら,キャリア順ということで,トップバッター。まあ,普通の男4人バンドで音楽&楽器マニア的な雰囲気。下北沢garageが似合う感じ。私はもうよっぽどなことがないとこういうのには興味を惹かれない。あまりにもうるさいので,両方耳を指で塞ぐとちょうど良い。しかし,他のメンバーよりも年配なポップ鈴木さんはやたらと強く叩く人で好きにはなれませんが,なんとその後買ったOniki Yujiさんのアルバム『Sister Worlds』に参加している。
朝日美穂:まずは一人グランドピアノで弾き語り。やはり30歳台も後半に突入し,基本的には若く見える朝日さんですが,衣装によっては30歳台に見えるようになってきましたね。相変わらずはじめは不安定な滑り出しでしたが,バンドを迎え入れるころにはいい感じになってきました。この日はどこかで見たことのあるベーシスト(フリーボのメンバー?)と高橋健太郎さん。健太郎さん,相変わらずひょうひょうとしていて面白い。まずは3人で演奏し,その後にポップ鈴木さん登場。健太郎さんが下がってトリオ演奏。そして最後にはフリーボのギタリストも登場。ここ最近はメンバーが固定していたので,こういうのも面白いですな。
この日の店内はかなりの盛り上がりで,フレグマ目当てなのか,フリーボ目当てなのか,とにかくどちらも共通の関係者やファンが多いのでしょうね。フリーボは以前にも聴いたことがあって改めて聴きたいなとは思ったけど,また大音量だったり,あまりにも会場がヒートアップして私が冷めていたり,また盛り上がりすぎてなかなか終わらない,ってのも嫌なので,そのまま帰宅。

8月24日(月)

下北沢cco 松岡モトキ
これまで,私が聴いてきた女性シンガーでも,BONNIE PINK,竹仲絵里と一緒に演奏していた松岡モトキ。今年発売された矢野まきの『本音とは愛よ』でプロデューサーとして参加し,矢野まきの新境地を開いたといえるが,ちょっと気になっていた,「矢野真紀」からの名前表記の変更。レコ発ライヴが終わった後に,「松岡モトキさんと結婚しました」という報告メルマガ。そもそも松岡モトキって自身ではどんな音楽活動してるんだー,って気になって検索してみたら,近々ソロでのライヴがあるというので予約した。しかも,伴奏が竹仲絵里ライヴでご一緒している小林健樹さんだというし。かくいう私には密かな狙いもあった。この組み合わせなら矢野まきちゃんや竹仲絵里ちゃんが遊びに来るのではないかと。
そんなことではじめましてのcco。ここは440を経営するグループの新しいワインバー&ライヴスペース。もうできたのは2年前らしいが,行く機会はなかった。ということで,そこも楽しみ,といいながらも食事も充実しているこのワインバーで禁酒中というのは寂しいので,事前に久し振りに「茄子おやじ」で食べる。開演10分前ほどに入ったが,椅子席が空いていたので座る。残念ながらまきちゃんも絵里ちゃんもいない。当然か。後方にはミュージシャン仲間や年配の関係者なども来ている。一方で,ステージ寄りの隣は若い男性3人組。よく食べてよく飲んでいるし,煙草も吸う。この日はパイナップルジュースで読書をして開演を待つ。でも,ワインは400円からだし(ソフトドリンクは500円!)料理もなかなか美味しそう。いい感じのお店です。
モトキさんの歌声はコーラスで聴いてはいたが,高音でソフトでなかなか魅力的な歌声。かつてはBLJ.WALTZというバンドをやっていたそうだが,いわゆるバンドサウンドではなく,メロディアスな楽曲はさすが女性シンガー専用プロデューサーだけある。もちろん,健樹さんのピアノも素敵だし,不純な動機で来たわりにはいい演奏が聴けた。と,気づくと店内に矢野まきさんの姿が。この日は宇都宮でイヴェントがあったそうだ。というのも,最後の方で,ステージ上でモトキさんが結婚報告。46歳にしてこんな素敵な奥さんと一緒になれてまあ,幸せでないはずがありません。やはり矢野まきさんとの出会いは,今回のプロデュース業ではじめてだったらしく,昨年の後半ということですよ。1年以内に結婚か...そして,そのプロデュース作品から「呪いのように」をモトキさんが歌う。そして,アンコール。嫁が会場に来ているので歌ってもらいましょう,とまきちゃんを呼ぶ。「そんなの聞いてないよ」といいながらも「道」を披露。まあ,この曲を歌わせるってのはあざといですね。ともかく,休憩中の2人のやりとりなど,思っていたよりはいい感じの2人です。なんだかんだで,全く他人事ではあるのですが,この結婚を自分なりに納得したいがために来たのかもしれません。ライヴだとその人の本性は隠せませんからね。
出口までの狭い通路にまきちゃんが立っていたので,当然のように目が合い,「おめでとうございます」と一言。自分のファンだとけっこう節目がちだったりする彼女ですが,素直に「ありがとうございます」と嬉しそうに答えてくれました。でも,その後「先日のTHUMBS UPも行きましたよ」というと,ちょっとキョトンと。さすがに自分のファンがいるとは思ってなかったのかもしれません。まあ,私ももう少し言葉を足せばよかったのですが,かなりテンパっていましたね。

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