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恋人を連れて帰省

8月20日(木)

この日は夏休みを取って会社を休み、同じように会社の休みをずらした恋人と一緒に私の母親の家に向かう。昼に到着。高校野球を見ながら、パンとサラダの軽いランチ。テレビ朝日の『相棒』再放送を見たり、恋人が作っていったピーチタルトを食べたり。私たち2人は母親が夕食の準備をしている間、いつもの母親の散歩コースを歩いて、隣町のスーパーに翌日の墓参り用の花を買いに行く。私が育った鷲宮町は来年、その隣の久喜市に合併されると聞く。散歩コースに広がる田んぼには新しい町道が建設中だった。夕食はお客さんが来る時の母親の定番、チラシ寿司でお腹一杯。恋人と母親の相性も悪くないようで安心。

8月21日(金)

翌日は3人でお墓参り。そのまま歩いて鷲宮神社まで。アニメ『らき☆すた』で登場するとあって、閑散とした境内にちらほらとそれらしい男たちが参拝に訪れる。2時間くらい歩き通しで、東武鉄道鷲宮駅近くに、東京にあってもおかしくないおしゃれな雑貨屋&カフェ「ちゅーりっぷはっと」を発見。帰宅して冷やし中華のランチ。16cm型で作ったタルトは3人で2回がちょうどらしい。食べ通しの1泊2日で16時頃お暇する。母親も元気でよかった。

下北沢ラ・カーニャ ハシケン×江藤有希
この日は結局、ハシケンさんと江藤有希さんがデュオでライヴをするきっかけの話は聴けなかったけど、以前からNUUちゃんと仲の良いハシケンさん。NUUちゃんのサポートギタリストの一人に笹子重治さんがいるが、笹子さんとコーコーヤを組んでいる江藤さん。最近はNUUちゃんのサポートで黒川さんや江藤さんも入ったりするので、まあ出会いは自然だ。まあ、ともかくこういう編成は好きなんですよね。ちょうど1年前にはここラ・カーニャで渡米する前の橋本 歩さんと2人でハシケンさんがライヴをやりました。歩みさんのチェロに対し、江藤さんのヴァイオリンという違いはありますが、弾き語りでも成立するハシケンさんの演奏に、弦楽器が美しい色を足してくれます。この日のハシケンさんはピアノも多かった。なかでも、コーコーヤのオリジナル曲「炭酸水」をピアノとヴァイオリンで演奏。そして、この日は江藤有希さんのお誕生日とのこと。いいライヴでした。終演後にはTOPSさんとハシケンさんと、橋本 歩さんの話題。江藤さんとも少しおしゃべり。11月には宮嶋みぎわさんの企画で歩さんや江藤さんが参加するライヴが企画中とのこと。

8月22日(土)

この日は映画の初日舞台挨拶。11:45の回でしたが少し早めに行く。この作品『ぼくとママの黄色い自転車』はネット上でいろいろ仲良くさせてもらっている今井雅子さんの脚本第6作目。前回の『子ぎつねヘレン』と同様、河野圭太監督作品。舞台挨拶ありということで、他の作品よりも早めに開場していましたが、私はその扉の前で一人佇む。そう、この日は昨年の3月以来で、今井雅子さんとお会いできるというので待ち合わせをしたのです。少しして登場した今井さんはなんと、旦那さんと娘さんを連れていました。ロビーには関係者がたくさんいて、いろんな人と挨拶を交わしている。ちなみに、この日は偶然なのですが、今井さんの娘さんの3歳の誕生日ということで、私も密かに誕生日プレゼントを持参していたのです。まあ、お話は少しでもこれだけ渡せれば、と思いつつ、話し掛けるタイミングがなかなかつかめない。すると、元気はつらつの娘さんがあちこち歩き回るおかげで、偶然私の近くに来て、今井さんが私に気づく。私が今井さんのことを一目で分かった、1年半前にも着ていた緑のワンピースは私の目印のために着てくれたとのこと。他にもお知り合いがたくさんいるなかで、結局私が場内に入る時間までお話につきあってくれました。今井さんが脚本協力しているNHKの朝の連続ドラマ『つばさ』の絵葉書をいただいたり、『ぼくとママの黄色い自転車』の評判のこと、『つばさ』のクランクアップ打ち上げに参加したことなど、貴重な情報をいただきました。

新宿バルト9 『ぼくとママの黄色い自転車
さて、バルト9でもこのスクリーンは初めて入ります。他のスクリーンでも大抵は前から3列目までに座るので、全体的な大きさは意識していないのですが、最上階ということでいちばん大きなスクリーンなのでしょう。段差が大きく、私が座ったH列からはかなり眺めがいいです。舞台挨拶には河野監督と、原作者の新堂冬樹さん、そして主演の武井 証(あかし)君に、両親役の鈴木京香さんと阿部サダヲさんの5人。かなり遠かったけど、京香さんはやはりきれいだ。顔が小さい。舞台挨拶の様子はネットのニュースでもけっこう詳しく流れたし、今井雅子さんの日記にも詳しく書かれているので繰り返しません。ただ、原作者の新堂さんの容姿が驚きで、出演者もこの日初めて会ったようで、話題の1/3はさらっていました。新堂さんは長身で肌が真っ黒。髪の長く、部分的に脱色している。まあ、広い意味でのヤンキーという感じでしょうか。普段はダークな小説を書いているようですが、たまに書く純粋なものが、これまた極端に純粋ということで、この作品のようです。
さて、映画の内容ですが、ネタバレがありますのでご注意を。横浜に住む少年が主人公。もちろん武井君が演じます。私は観ませんでしたが、彼は『いま、会いに行きます』に出演していたんですね。涙を誘う名子役とのこと。この少年は住宅の設計をする建築士の父親と2人暮らし。母親はパリでデザイナーの勉強中という設定になっているが、実は若くして記憶障害を発症し、小豆島の施設で暮らしている。少年と母親は手紙のやり取りをすることで、事実を隠し通しているが、ある日少年はその事実に気づいてしまう。そして、少年は母親に誕生日プレゼントとして買ってもらったことになっている黄色い自転車に乗って、そして飼い犬を連れて小豆島を目指す。はじめは新幹線で行くつもりが、駅員に怪しまれ、岡山行きのトラックの荷台に乗り込む。そんなこんなで、いろんな困難に出会い、でもいろんな場所でいい人と出会い、小豆島に渡るフェリー乗り場まで行き着いたところで台風にあい、柄本 明演じる老人に助けられてようやく小豆島へ。そして、母親との涙の対面、という物語。基本的には、前作『子ぎつねヘレン』と同様に少年が主人公で、動物も出てきて、家族の話という、小学生が観ても理解できないことはないような、それでいて笑いあり、涙あり、ハラハラドキドキもちょっとありというロードショー向けの作品です。小さなエピソードには今井さんらしいスパイスが効いていますが、全体的なストーリーまでは変えられませんものね。でも、原作のタイトルは『僕の行く道』、ノベライズも別の人によって、違う結末で書かれているとのこと。映画は原作とはちょっと違うようですね。考えてみれば、今井雅子作品はそういうのが多いかもしれません。デビュー作『パコダテ人』は完全なるオリジナルですが、『風の絨毯』と『ジェニファ』は共同脚本だったり、実体験にインスピレーションを得たものだったりする。『子ぎつねヘレン』は原作がノンフィクションだし。最近、映画やドラマで脚本協力として活躍しているのも、もともとあるお話に脚色していくってのが得意なのかもしれません。
主演の武井君と、犬の演技は申し分ないですね。それに対し、両親の演出はこれといって見所がなかった気がする。一つ気になったのは、鈴木京香演じる母親が、少年と対面する時は全く自分の子どもを認識できない状態。そんな母親を見て、少年は「これは僕のママじゃない。嘘つかないでよ」と泣きじゃくる。でも、どう見ても外見は鈴木京香のままで間違えることはない。意識がはっきりしないのはよく分かるが、泣き叫ぶほど外見は変わっていないと思う。ここの演出はもっと工夫が必要だったと思う。最後の泣かせどころで、母親が息子の腕を握るシーンがあるが、ここもどうかなあ。せっかく、鈴木京香さんなのに、もうちょっと高度な演技を要求してもよかったように思う。しかし、私はこの泣かせどころで泣いてしまった。それは、母親を介護している人物を市毛良枝が演じていたからだ。この人物は中盤から父親に母親の状態を手紙で知らせる人物として名前だけで登場する。その「山岡静子」さんを誰が演じるのか、もっと年配の女優さんを予想していたが、市毛良枝が出てきたときに、間違いなく彼女が山岡さんだ、と少年と同じ気持ちでスクリーンの中の彼女を見つめていた。そこからのシーンは上述した演出上の難点はあるものの、武井君と市毛さんの演技によって感動的なシーンになっていると思う。また、この作品には鈴木京香の妹役で西田尚美が出ているし、少年が明石でお世話になる少女の母親役で鈴木砂羽が出ていたり、脇役が安心して見られる配役ばかりで、実はそこがいちばんの見所かもしれない。

出口では小豆島の観光パンフレットと、オリーブオイル石鹸が配られる。私は新宿三丁目から丸の内線で銀座に移動。銀座駅地下にある喫茶店「Cappucio Toa」でランチ。けっこうお気に入りのお店です。

銀座ギャラリー・オカベ 扇谷一穂個展
歌手でもある扇谷一穂さんの個展がまたあったので観に行った。銀座山野楽器のすぐ裏。シネスイッチの並び。思ったよりも広いギャラリーで,中央には昨年の作品だが,厚紙を人型に切って,天上からバネで吊り下ろすという作品。そして壁には今年描かれた大小さまざまな絵画作品が展示されています。相変わらず抽象的な人物が中心だが,今年は画材に水彩を使用。背景は以前と同様アクリルということだが,水彩の上にはパステルも効果的に用いられ,色彩は少し淡く,そしてにじみも利用して,いつも無機質な表情が特徴の扇谷さんの人物画だが,今回のは少し表情があるように感じる。他にも少し手の込んだ作品もあったりして,今年はかなり活発に創作活動をしていたようです。私の他には女性2人客だけで,扇谷さん本人とも少しゆっくりお話して。今後の音楽活動についても,新作を制作中だと聞く。なんだかんだで,けっこう継続的に扇谷さんの作品は観ているな。

この日は早く帰宅して,シュークリームを作る。恋人がカスタードクリームを作りすぎたので,シューを作るわけだが,高校生時代に母親とよくスイーツを作っていた時代,一度だけ挑戦したがあえなく失敗。ちゃんと膨らんだのは1,2個だった。しかし,今回は6個ほど作ってほとんど成功。見事に膨らみました。シューの製作工程はすっかり忘れていましたが,なかなか面白い。鍋に水とバターを火にかけながら溶かし,そこに篩った薄力粉を投入。うまくまとまってちょっと固まってきそうなところでボールに移し,溶いた卵を混ぜていく。熱いうちにキレイに混ざれば完成。鉄板の上に絞ってオーブンで40分。次回もうまく行くのだろうか。

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コメント

一緒の帰省、どうだったのか?と気になっていたけど、いい感じだったみたいで良かったね!それも親孝行だと思うな。

「つばさ」は主婦モード生活になって、最近毎日見てるんだけど、今井雅子さんが脚本協力してるとは知らなかった!

投稿: miwa | 2009年8月27日 (木) 10時25分

>miwaちゃん
コメントありがとう。
主婦的生活は満喫していますか?

『つばさ』も今井雅子強化習慣ってのがあって,普段は月曜日にのみクレジットで名前が出るんだけど,強化習慣は毎日出るそうですよ。

投稿: ナルセ | 2009年8月27日 (木) 20時46分

 そうか、ナルセは鷲宮だったか。実は中学以来二十数年ぶりにプラモデルを再開して、近所の模型サークルにも顔を出すようになったのだが、その中に『らき☆すた』のファンがいて『らき☆すた』仕様の車やらトラックやら先週は御輿の模型まで持ってきていましたよ。

http://triweb.ninpou.jp/tri-top.html

投稿: ムツダ | 2009年9月 5日 (土) 12時23分

>ムツダくん
早速,コメントありがとう。
ネット上のサークルじゃなくて,近所のってところがいいね。

鷲宮神社には「千貫神輿」ってのが鎮座していますが,まさかその模型があって,しかも『らき☆すた』仕様があるとは...
勉強になります。

投稿: ナルセ | 2009年9月 5日 (土) 20時08分

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