« 日記ではようやく10月終わり | トップページ | お祝いは無期限でお待ちしています »

映画の日に切ないラヴストーリー2本

11月1日(日)

映画の日にハシゴ。

渋谷TOEI 『きみがぼくを見つけた日
原題は「time traveller's wife」。『きみに読む物語』主演のレイチェル・マクアダムスが出演のラヴストーリーということで、こういう邦題がついていますが、「時間旅行者の妻」ではどうにもインチキ臭いからけっこういいタイトルです。主役は『ブーリン家の姉妹』でまったくいいところがなかったエリック・バナ。脚本はなんと、『ゴースト』の脚本家だという。原題とおり、主人公はタイムトラベルをする。しかも、本人はそれをまったくコントロールできないのです。しかも、タイムトラベルをする時は何も身につけられないので、到着した時代ではまず衣類を確保することから始めないといけない。普通、こういう能力を手に入れたらそれで何かを成し遂げるとか、ある事件に巻き込まれるとかで物語りは展開していくものだが、本作では、レイチェル演じる女性との恋愛関係にのみ関るという、ある意味『ゴースト』と似ています。しかも、最新の映像技術のようなものに頼らず、脚本で勝負しようという潔さが気持ちよい作品。

渋谷イメージ・フォーラム 『アンナと過ごした4日間
続いて観たのは,予告編を初めて観た時から観たいと思っていたポーランド映画。やはり独特の雰囲気がスクリーンに滲み出ているんですよね。予告編によると,主人公の中年男はある雨の日,レイプの現場を目撃してしまう。そして,その女性の存在が心に焼き着いてしまい,ほとんどストーカーのように日々彼女を見守る毎日。しかし,ある日から大胆な行動に出る。彼女が寝静まってから彼女の部屋を訪れるのだ。部屋にかけてある白衣(そう,彼女は看護師である)の取れそうなボタンを付け直し,片足だけ塗ってあるマニキュアの,もう片足を完成させる。そして最後には指輪までプレゼントするのだ(寝ている彼女の指に直接)。そんな彼の片想いはなぜ4日間で終わってしまうのか,まあ,本編ではその辺が気になるところ。舞台や出演者は非常に素朴な感じで,演出や映像も素朴かと思いきや,時間が前後する展開や,ダイナミックなカメラワークで,演技はとても素朴なのだがなかなかスタイリッシュな作品。最終的には被害者と加害者という関係になってしまうのだが,言葉少なな2人には何か通ずるものがあるという,結果的には達成されない愛なのだが,干渉後の爽快感が味わえます。

11月2日(月)

吉祥寺strings 宮嶋みぎわ黒川紗恵子江藤有希橋本 歩
歩さんが帰ってくる前の下北沢ラカーニャでのハシケン×江藤有希のライヴで江藤さんから「今度歩さんともごいっしょさせてもらうんです」と聞いていたライヴはピアニストの宮嶋みぎわさんが企画したもの。最近vice versaつながりでコーコーヤgirlsとも親しくなったのだと思いますが(江藤さんとは既に何度か共演済みですが),私にとっても嬉しい4人の組み合わせ。みぎわさんには2年前の誕生日ライヴにhitme & miggyとして出演してもらい,昨年の誕生日ライヴには橋本 歩さんに,そして今年の誕生日には黒川紗恵子さんに出演してもらった。そんな思い入れのある組み合わせなのに,席はピアノ周りカウンターの一番奥。ここはいつもなんだか気持ちが上らないんですよね。最近は大抵ステージ寄りのカウンター席で,否が応にも顔見知りの出演者には声を掛けられるが,この席は一番難しい。座っている本人も隣と後ろに囲まれて全く身動きが取れないのだ。2つ隣にはTOPSさん,その隣にはbrittさんだったのに,お話をするテンションも上らない。なので,ひたすら読書。久し振りにワンプレートを注文してビールをジョッキで呑んだけど,気分はイマイチだ。ようやく江藤さんに声を掛けられたと思ったら,「ナルセさん,撮影お願い」とデジタルカメラを手渡される。前も同じ席でコーコーヤライヴを撮影したことがあったけど,江藤さんのカメラは新調していた。前のも決して古い機種ではなかったが江藤さんは意外にも新し物好きか。そして,そのカメラは恋人が持っているRICHOのCX1だった。ものもなかなかセンスがいい。ということで,私も多少は使い方を心得ているつもりなので,調子に乗って動画まで撮影。
さて,演奏ですが,やはり撮影しながらだと聴くのに集中できないというディメリットはある。そして,やはり4人だとちょっと音が多いような気もするが,まあ,その辺は贅沢な意見ということで隅に追いやりましょう。私の位置からは歩さんの姿が顔しか見えなかったので,自ずからヴァイオリンの江藤さんとクラリネットの黒川さんに視線が行ってしまうが,江藤さんの立ち位置の照明があまり良くないこともあって,黒川さんの写真が多くなってしまった。しかも,この日は黒川さんの誕生日。昨年はプラッサオンゼでのコーコーヤライヴで誕生日を祝い,今年の江藤さんの誕生日は先ほど書いた,ラカーニャで祝った。私の誕生日も祝ってもらったのに,ちゃんと覚えておらず,プレゼントはなし。あ,また余計なことばかりですね。みぎわさんのMCでは,4人それぞれのオリジナルを,といっていたが,実は歩さんのオリジナルはなかった。コーコーヤの曲を,ギターの代わりにピアノで演奏していたのに,airplantsの曲はギターをピアノに交換できないのだろうか。そう,私の誕生日ライヴの時も,結局ピアノの松下美千代さんの曲と,ギター&ヴォーカルの戸田和雅子さんの曲が中心になってしまい,歩さんの曲は聴けなかった。そう,こういう時はけっこう裏方に回るんですよね。この日も他の3人が笑顔でいるのに,歩さんだけは冴えない顔をしている。しかし,それは演奏が難しい時に集中している証拠なのだと思っていたら,2ndステージにMCが回ってきて衝撃の告白。なんと,この日の午後に自身のblogを丸ごと消去してしまったとのこと。まあ,気持ちは分からないでもないけど,「人生で初めて後悔というものを味わいました」とかなり深刻。それでも演奏にはもちこまないのが,流石プロ。いやあ,本当にどこに注意を傾ければよいのか困るほど,素晴らしい演奏でした。
終演後,ようやくトイレに立って,歩さんとお話をし,カメラを持って江藤さんのところへ。せっかくなので,4人で記念撮影ということで私が撮影しました。あ,ちなみに,歩さんのblogはいろいろあって,今年の分は復活したようです。
20091102

|

« 日記ではようやく10月終わり | トップページ | お祝いは無期限でお待ちしています »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218863/46699715

この記事へのトラックバック一覧です: 映画の日に切ないラヴストーリー2本:

« 日記ではようやく10月終わり | トップページ | お祝いは無期限でお待ちしています »