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USBメモリ紛失

blog用の日記は大抵職場で昼休み中に書くが、そのデータはいつもUSBメモリに入れて持ち運んでいる。それが現在紛失中。13日のことは見つかってから更新します。

11月14日(土)

この日は朝から素敵なライヴがあって、情報が来るなり予約したのだが、なんと朝10時から。後日、そういえば土曜日の朝10時って、講義真っ最中じゃないか!ということで、泣く泣くキャンセル。どういうライヴかというと、根津の「りんごや」というギャラリーにて、辻 恵子さんの個展が開催中。その最終日前日にライヴイヴェントを行うということで、出演者が扇谷一穂さんとachordion。ライヴ演奏の2人のことを私が好きなのはこのblogの読者ならご存知ですが、辻 恵子さんも最近好きになった作家。恋人に連れられて、新宿のコニカミノルタプラザにて「エコとアート」的な展示を観に行く。その辺にある紙を素材にしたアート作品の展示で、気になったものはいくつかあったが、辻さんの作品は非常に素朴で、名前を覚えて帰った。
その後、今年の誕生日ライヴのために何度か谷中ボッサに通っていると、なんとその辻 恵子さんの作品集(といっても、安価な絵本の類だ)があり、購入する。なんでもその辺に住んでいて、お店の人と仲良くなったそう。まあ、そんな感じの私の好きな3組が一堂に会するということで、あまりにも惜しくなって、ライヴには間に合わないけど、とにかく展示を観に行くことにした。ライヴ後だったら扇谷さんとachordionの2人にも会えるかもしれない。
到着したのは11:30すぎだったが、ちょうどライヴが終わった様子。achordionの木村君とは目が合ったけど、ライヴ客でごった返しているので、私はひとまず谷中ボッサまで歩いていって、ランチをいただく。この日のキッシュはカボチャ。付け合せのサラダには柿の薄切りとドレッシングも柿。なんでも、知り合いが大量に送ってきたのだと。コーヒーは入荷したばかりというエチオピア(だったかな?)。ともかく、全てが季節を感じさせる素敵な味だった。私が1番に入ると、次々と一人客が3人。私が店を後にする前には2人の男女。そりゃ繁盛しますよ。基本的にごじゃれたカフェとはいえ、コーヒーにランチに500円以上、コーヒーに400円以上かけないけちな私ですが、こういう馴染みの店ができると値段は関係なくなりますね。ちょっとお手すきの合間を見計らって、お店のご夫妻ともお話をしてお店を後にします。
徒歩1分くらいで、scai the bathhouseという銭湯を利用したギャラリーへ。本当にこのギャラリーは好きだ。展示されているのはせいぜい10点くらいなのだが、いつも刺激を受ける。展示されている作家は年齢も国籍もこだわらない。この日はジュリアン・オピーという1958年生まれの英国の作家。非常にデジタルな雰囲気の作品で、展示されていた何点かは実際に縦方向に回転したモニターが展示されていて、作品のなかでカラスが飛んでいたり、花やアクセサリが風になびいたりと動きがある。まあ、ともかく彼のサイトで実際に作品を確かめてもらいたい。CDジャケットなども手がけているらしいので、おそらくどこかで見たことのある画風だ。
そのまま根津方向に下り、りんごやに到着。店内はお店の人以外誰もいない。「荷物を置いてゆっくりご覧ください」というので、お言葉に甘えてゆっくり観出す。店内にギターが置いてあったので、辻さんと出演者でお昼でも食べに行っているのだろう。辻さんの作品を説明するのも面倒なので、ホームページを参照してほしいが、ともかく切り絵です。なので、展示しているのはまさに切り取ったものと切り取られたものの現物が額縁に入って飾られている。いくつかのものは透明な板に挟まれているので、その影も一緒に楽しめる。油絵とは違って、基本的には現物と複製との違いはあまりないが、やはり実物を観るのは楽しい。辻さんはいくつかの本の表紙デザインも手がけているようで、それもまた素敵だ。田辺聖子さんの作品も2つほど手がけている。いくらゆっくり観ても戻ってこないので、お茶とケーキをいただくことにした。ゆっくりお茶をしていると辻さんだけ戻ってくる。持っていない作品集を購入し、サインをいただき、いろいろお話をさせてもらった。音楽も含めてかなり活動範囲が広く、人のつながりを大切にしている人であることが分かる。残念ながら、ミュージシャンたちは戻ってこなかった...

まあ、いつまでも待っていても仕方がないので渋谷に移動。ライヴの予定時刻まで2時間半。映画を観るか、献血をするか。結局、都合のよい時間で観たい作品がなかったので、献血ルームへ。新しくできたハチ公前のこの献血ルームも1周年を迎える。前回までは土日に来てもそんなに混雑していなかったが、この日は成分献血の待ち人数が8。まあ、時間はたっぷりあるので、待つのを覚悟で受付したが意外にスムーズに採血できた。献血ルームでもドーナツやハーゲンダッツのカップアイスなど食べてこの日は食べてばかりですが、軽くラーメンを食べてライヴ会場へ。

渋谷duo music exchange 流線形
またまたスタンディングで開場から開演まで1時間。整理番号が27番だったが、各プレイガイドで同じ番号を発行するのが最近の事情。今回は流線形ライヴで初めてヤマカミヒトミ氏が参加するということで、きちんと場所を考え、2列目を陣取った。1時間経つのも辛いのに、やはり20分おしでスタート。まあ、今回は覚悟をしていたので怒りはこみ上げませんでしたが、本当にどうにかして欲しい。今回は新しく発売されたアルバム『ナチュラル・ウーマン』でのヴォーカリスト比屋定篤子さん、前回の『TOKYO SNIPER』のヴォーカリスト江口ニカさん、そしてその前の作品の曲を歌うために呼ばれたやくしまるえつこさんの3人。流線形とはクニモンド瀧口氏のソロ・ユニットだが、この日のバンドは総勢10名。もういちいち名前は書かないが、クニモンド氏ともう一人がギター、キーボード、なんと松任谷由美のツアーに参加していたというドラマー、ベースは千ヶ崎 学さん、パーカッションはハピネスレコードの人、サックスがヤマカミヒトミさん、トランペットが島 裕介さん、コーラスが男女2人で、女性は古賀夕紀子さん。レコーディングメンバーとは若干違っていますが、それはそれで豪華なメンバー。私の後ろの男性2人客の1人は自らフルートを弾く人らしく、ジャズのライヴがどうのこうのとずーっと連れに一方的に話をしていた。クニモンド氏が、「私はサラリーマンですから滅多にライヴはできないのです。」といったから、バンドメンバーの多くも半分素人だと思ったらしい。「素人にしちゃ上手すぎる」なんてこといってたよ。まあ、ともかく豪華バンドでいいグルーヴですね。前回はmotion blue yokohamaで2部制入れ替えだったので、短いステージでしたが、今回は入れ替えなしの2部制。1部ではまず比屋定さんと江口ニカ。2部ではやくしまると比屋定さん、という構成。ダブルヴォーカルというのはありませんでした。コーラス隊は一番奥だったので、途中で引っ込んだりはしませんでしたが、ホーン隊は出ずっぱりではなく、特に島さんの出番は少なかった。なんだかんだで、終了は22時をすぎていましたが、曲数はそんなに多くないと思う。今回はクニモンドさんの話が長かった。ステージ上で島さんもうんざりな様子。
さて、今回のCDで初めて比屋定さんの歌声を聴く。確かに透明感のある声で、沖縄チックな雰囲気は感じず、シティポップを目指す流線形にもぴったりだと思う。しかし、逆にいうと癖がなさすぎてちょっと物足りなく感じた。しかし、素朴な衣装で登場した比屋定さんでしたが、歌いだすと非常に存在感を増します。豪華なバックバンドにも全く負けないヴォーカルで素晴らしかった。でも、やっぱり自身のオリジナル曲の方が歌声が映えるんだろうな、と思いながら、今度上京してプラッサオンゼなどでライヴがある時には行ってみようと思った次第。
江口ニカさんは相変わらずですが、『TOKYO SPIPER』発売当時は大学生という設定だったので、クニモンド氏のふりにちょっと困った様子。意外にアドリブに弱いんですね。そして、今回は歌詞をしっかり見て、間違いはなし。やはり他人の、しかもこんなに大勢のバンドでは迷惑はかけられませんよね。そして、初体験のやくしまるえつこ。彼女は相対性理論というバンドのヴォーカリストだが、誰からかちょっと裏話を聞いていたりしたので、かなり眉唾もので見守る。ステージ上では全く表情を変えず、音楽にも乗らず、カワイコちゃん口調でぼそぼそ歌う感じ。全ては彼女自身の演出なんですね。まあ、好きにしてくださいという感じ。終演後に発泡酒を飲みながら、知り合いの出演者が誰か出てこないかと待つが、誰も出てこない。なんだかんだで4時間近く立っていたが、なんとか終演までは腰が痛くならなくて良かった。

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