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新婚旅行に行ってきました

写真アップしました。

1月16日(土)

この日は夫婦で母親の家に行く予定。その前に映画を一本。韓国映画がかなり勢いを失っている一方で、台湾製の映画がけっこう頑張っている。

銀座シネスイッチ 『海角七号 君想う,国境の南
そんななかでも、本作は台湾でも興行成績が一位二位を争うようにヒットしたらしい。ここ数年、台湾を舞台に活動している日本人女優、田中千絵も出演しているし、歌手の中 孝介も本人役で出演しているように、日本とも関係の深い作品。「海角七号」とは古い地名。戦後、台湾在住の日本人の引き上げによって引き離された男女の物語りがベースにある。台湾で愛をはぐくんだ男女がいて、男は帰国し、女は台湾に残る。そっと船に乗り込んだ男は、その女性に宛てて7通の手紙を書くが投函しないまま日本で亡くなる。その娘が遺留品の中から手紙を見つけ、現代になってまとめて手紙を台湾に送ったものの、住所不明で、たまたま郵便配達の仕事をし始めた主人公の男性のもとに置かれることになる。時折、船で男が手紙をつづるシーンがあり、読まれる手紙は日本語。台詞にも時折日本語が混じります。サブタイトルに「国境の南」とあるように、舞台は台湾島南部。海岸沿いに立つあるホテルが、砂浜にステージを組んで、中 孝介を呼んだライヴイヴェントを企画している。地元の議員がオープニングに地元のバンドを使うようにと指導をし、主人公であるその議員の息子を中心にバンドが結成され、田中千絵演じる日本人女性がコーディネイターを務める主人公は音楽での成功を目指して活動の場を台北に移すが、上手くいかず、生きる気力を失って地元に戻ってきたところ。まあ、そんな感じでドタバタ劇あり、諍いあり、恋愛ありで物語は進展していく。まあ、それなりに楽しい映画ではありますが、大ヒットするほどのものかどうか。

銀座まで出たので、久し振りに北千住経由で東武伊勢崎線にて鷲宮駅まで。駅からの帰り道はめちゃくちゃ寒かった。今回の帰省は母親宅の冷蔵庫がウンウン唸っていて、冷凍庫の冷えも悪いということで買い換える。ついでに隣の電子レンジを入れていた棚も交換し、ニトリで購入した新しい組み立て式の棚を組み立て、またちょっとゆがんで引き出しの出し入れがしにくくなっていて食器棚を修理。1泊していろいろお手伝いをして有意義な帰省でした。

1月18日(月)
3日間、有給休暇をいただいて、新婚旅行。渋~く、山形県の銀山温泉に2泊3日の旅行です。山形には縁があって、数年前に二度ほど訪ねたことがあったけど、それ以降に山形新幹線は新庄まで延伸していて、銀山温泉の最寄り駅大石田まで新幹線で東京駅から一本です。しかも、自由席もできていた。ちょうどお昼に東京駅を出発する電車にして、東京駅で山ほどある駅弁を選び、ビールを買って昼から呑みます。さすがに酔っ払ってしまって、いろいろ車中でやろうと思っていたこともできずに、寝てばっかりで到着。ただ、恋人が購入したDS用のゲーム「リズム天国」にけっこうはまってしまう。
大石田駅からは旅館の送迎車が迎えに来てくれる。40分ほどで到着。実は今回の旅行先は『OZ magazine』に掲載されていた写真によって決定したもの。料理とか露天風呂とか、そういう魅力を持つような温泉街ではないが、古い建築物をそのまま使った、レトロなこじんまりとした温泉街ということで、モデルのKIKIちゃんを中心とする写真が素敵だったのだ。しかし、到着すると、確かに雰囲気のある温泉街だが、こじんまりさはかなりなもので、分かってはいたものの、写真の威力ってすごいなと実感。でも、これほど雪の積もった場所で数日を過ごすなんて経験はなかなかないのでよしとしましょう。しかも、幸い私たちが滞在した期間はほとんど雪も降らずに傘いらずでした。その上、かなり覚悟して防寒対策をしていったのに、耐えられる寒さでした。むしろ、埼玉の方が寒かった。
滞在した旅館は「古山閣」。旅館にあった説明によると、銀山温泉はかなり歴史が古いようです。古い写真ではどの旅館も茅葺屋根でしたが、大正初期に洪水に見舞われ、昭和初期に建て直しが行われて、多くの旅館はそのまま現在に至るということのようです。古い建築物なのに、3階建てでなかなか立派なものです。さて、駐車場に着くと、さっそく旅館の人が迎えに来てくれました。けっこう若い女性も働いています。われわれの部屋は2階で2人には十分すぎるほどの広さですが、残念ながら部屋の外の景色は楽しめません。とりあえず、温泉へ。1階には男性用と女性用の浴室。男性用はシャワーが3つあるほどの広さ。特にサウナとか余計なものはありません。3階には貸し切り用の露天風呂が2つ。片方はシャワーなし、もう片方はシャワーが1つ。2人に適切な広さ、せいぜい4人家族というところでしょうか。露天といっても片方は窓はなく、もう片方は窓があり、両方屋根はあるようなもの。この時期は雪の山肌しか見えません。でも、普段追い炊きのできないせまい浴槽で、お湯を節約しながら使っているわれわれにとっては、肩まで浸かれて足が伸ばせる浴槽というだけで大満足。しかも、24時間いつでも大丈夫です。結局、滞在中に5回ほど入りました。
料理は山形といえば牛肉。銀山温泉は尾花沢市になるので、尾花沢牛だったようです。1日目がしゃぶしゃぶと芋煮(山形名物です)、2日目はすき焼きでした。魚料理は内陸とあって、川魚が中心。鮎の干物ってのは珍しくてよかったけど、イワナかヤマメの刺身はイマイチだった。山菜はこの辺の名産らしく、美味しかったし、宿の隣にある豆腐屋から仕入れる豆腐も美味しかったけど、野菜で美味しいものはあまり印象に残らなかった。どうやら、その日の料理という決め方ではなく、1泊目の料理、2泊目の料理という感じらしい。夕食は部屋で食べたので分からなかったが、朝食は広間で食べるので、2回目の朝食で、新しい客がわれわれの前日のメニューを食べていた。夕食は2日目の方が断然グレードアップ。なぜかフカヒレやお吸い物に松茸など、いわゆる贅沢な食材が少しずつ使われていた。50名収容できる旅館なので(そして、平日にもかかわらず、部屋はけっこう埋まっていたようだ)、地の素材を活かしたその日限りの料理ってわけにはいかないけど、いわゆる旅館的料理だった。1日目は新幹線でビールを飲んだので、冷酒を頼む。1日目の夕食は食べきるのがやっとの感じだったので、冷酒を余らせてしまい、翌日をそれを呑む。そして、せっかくなので地ビールも1本。お茶菓子で出てきた亀まんじゅうという黒糖を使った餡のまんじゅうが美味しかった。
1週間前までは雪が降り続く東北地方だったので、雪が降っているようだったら旅館に閉じこもっても良いといろいろ用意をしてきたけど、幸いわたしたちが行っている間はほとんど降らなかったので、2日目は出かけることにした。とりあえず、最寄り駅まで車で40分というので、チェックアウトして駅まで向かう送迎バスに乗せてもらって大石田駅へ。本当は日本海を見に、酒田でも行きたかったが往復の電車でかかる時間以上に、電車の本数による待ち時間が多く、断念。代わりに各駅停車で50分ほどということで山形に行くことにする。たまたま、大石田の駅で手にしたフリーペーパーに山形市内の「寺町」の特集があり、山形駅から100円の循環バスに乗り、七日町付近まで。思ったよりも近く、お寺をブラブラ、その辺のお店で昼食をとり、団子を食べ、そのまま山形美術館へ。この日は酒田出身の写真家、土門 拳の写真展をやっていた。オリジナルプリントを観るのは初めてだったが、やはりすごい迫力だった。途中にもお土産やさんやらで買い物したり、変わりどら焼きのあるお店でお茶したりと、普段の街歩きと変わりませんが、なかなか面白かった。大石田駅から旅館までは最終の路線バスで帰る。途中で高校生が乗ってきたりしてこれまた風情あり。
今回は私も有給休暇をもらっていたので、会社へのお土産。恋人も退職した職場へのお土産。他にも私の母へのお土産やら、数日後に遊びに行く予定のさくさんちパーティへの差し入れなど、お土産だけでけっこうな荷物。
Photo 銀山温泉
Photo_2宿泊した古山閣
Photo_4 大石田駅から最上川へ 

1月20日(水)

山形から帰ってきて、一息ついて、そのまま近所の映画館へ映画を観に行きました。

府中TOHOシネマズ 『今度は愛妻家
最新作として『パレード』ってのがあることは知っていた行定 勲監督がいつの間にか別の映画も撮っていたらしい。中谷まゆみという人の原作だが、元は舞台だったらしい。確かに、自宅のシーンが多く、舞台っぽいな。そして、『パレード』も予告編を観る限りでは一室で繰り広げられる人間模様なので、行定氏の関心がその辺にあるかもしれない。主役は豊川悦司。その妻役を薬師丸ひろ子が演じる。まあ、私はあまり前情報なしで観たので、CMや予告編でどの程度の内容が伝えられているのか分からないが、基本的にはネタバレ禁止っぽい展開。他の出演者も知らなかったので、水川あさみちゃんが登場した時には驚いた。そして嬉しかった。でも、こういう怒鳴っている訳ってのは確かに彼女に合うんだけど、彼女自身を魅力的にはみせない気がする。そして、その相手役の濱田 岳はもうすっかりこんな役ばかり。やはりオカマ役の石橋蓮司が一番良かったかな。それにしても、この物語はどのレベルを意図しているのか微妙である。元が舞台ということで、台詞のやり取りが基本。その台詞の多くが常套句なのだ。相手をなじる言葉、相手を励ます言葉、慰める言葉。特に、水川と濱田のやりとりは歯の浮くような台詞も多く、特にかれらが登場する最後のシーンはうんざりする。でも、それさえなければ、水川演じる女優志望の女性の本心が分からないような台詞の組み合わせはひょっとすると、その常套句を批判的に眺める超越的な視点を有しているようにも思える。石橋と豊川のやりとりについてもそうだ。石橋の有体な励まし言葉に対して、豊川はいつも斜に構えた視点でものをいい、「先に進むって具体的にどういうことなんだよ」という台詞はなかなかいいところを突いているが、結末的にはやはりどうなのだろうか。行定氏がこの物語を映画化する意図も微妙に測りがたい。

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台湾での2008年映画興行成績1位を記録し、 あらゆる世代を魅了したことで社会現象まで引き起こした 台湾映画『海角七号/君想う、国境の南』が いよいよ日本で上映されはじめました。 舞台となるのは台湾最南端の町「恒春」と「墾丁」。 澄んだ青い空と紺碧の海を舞台に、 60年前の日本人教師と台湾人女性との悲恋と、 現代の台湾をシンクロさせながら繰り広げられる 笑いと涙あふれる感動作として、 日本語訳もすぐにできあがり、日本での上映が待ち望まれていたにもかかわらず、 どこからか妨害が入り、なかなか上映され... [続きを読む]

受信: 2010年1月26日 (火) 12時44分

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