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充実の週末

1月28日(木)

渋谷7th floor
直前まで迷っていたが、夫婦揃ってair plantsを聴きに行くことにした。自宅で夕食の用意をしてもらっておいて、帰宅して一緒に食べ、渋谷に出かける。思っていたより早く到着し、開場まもない時間にお店に入る。この日の恋人は一応air plantsのカメラスタッフ。まあ、私はのんびり後方のソファに座って、赤ワインをくゆらしながらの鑑賞。そんなに長いステージではありませんでしたが、2月9日のmotion blue YOKOHAMAでの単独ライヴに向け、リハーサルを重ねているという3人。新曲も増え、なかなかいい感じです。
shroeder-Head:この日は2組のみということで、こちらは渡辺シュンスケ氏率いるピアノトリオ。シュンスケ氏も歌わずに、インストゥルメンタルです。なかなか男臭い感じの音で、たまに聴くには新鮮でよい。
19:30の開演でしたが、2組ということで22時前には終了し、終演後に2人でもう一杯ドリンクを注文し、橋本 歩さんとソファでゆっくりお話。

1月29日(金)

渋谷シネクイント 『(500)日のサマー
予告編を初めて観た時から、絶対観たかった作品。作品名のサマーは女性の名前。この女性を演じるズーイー・デシャネルは、ジム・キャリー主演『イエスマン』でヒロインを務め、その時にすっかり気に入ってしまった。一方、主演でサマーに恋する役を務めるのはジョセフ・ゴードン=レヴィット。こちらも、それほど出番は多くなかったが、『セントアンナの奇跡』に出演していた。この映画ではそれほど若い印象ではなかったが、本作ではまさに青春恋愛映画に相応しい2人。もともとこの手の映画は大好きなのですが、この俳優2人がお似合いでたまらない。私好みということで勝手に人気と決め付けて平日の早い時間に夫婦で観ることにしたが、意外に空いていた。
タイトルは原題をちょっと逆さまにしてそのまま訳したものだが、主人公がサマーという女性と過ごす500日、とも取れるし、彼にとっては彼女と過ごした季節は500日であろうとも「サマー=夏」ともとれる。ちょっとネタバレ入りますが、実際は500日というのは、出会った日が1日目。別れた日が500日目ではなく、別れるのは300日目付近。サマーを忘れられず主人公が悶々と過ごすのが200日あり、ようやく吹っ切れて次の一歩を踏み出すのが501日目、という次第。物語の展開ははじめの方はなかなか慣れない。つまり、1日目から500日目までを順にたどるのではなく、日付が前後してスクリーン上に登場するのだ。付き合うまでのドキドキの日々。付き合っている間の幸せな日々。その間も時折訪れる危機的な状況。別れた後の悶々とした日々。それらが交互に繰り返されるのだ。だから、2人の恋の進展の概要をつかめるまではちょっとのめり込むのは難しい。なので、前半は「ちょっと期待しすぎたかな?」と思ったけど、後半は予想とは違った展開でやはり十分に楽しめた。なんといっても、やはりこの主演の2人はまさにこの作品にぴったりで、魅力も存分に魅せてくれたし。そして、こういう男目線の物語はたまりませんな。日本映画でいえば『シュガー&スパイス』的な雰囲気。でも、女性的にはどうなのだろうか?

ここからは恋人と別行動。私が高橋ちかのチケットを購入してしまったのだが、実はイープラスの先行予約でビューティフルハミングバードのチケットも取っていたのだ。後者をmixiで売りに出していたものの、引き取り手がなく、恋人に行ってもらうことにした。ということで、彼女は新大久保、私はお台場へ。
お台場メディアージュのなかにあるレストランがライヴ会場。開演は20時なのに、開場は18時。18時過ぎについてしまったので、ちょっとお店をのぞいたらまだオープンしていないし、待っている人もいない。とりあえず、メディアージュのなかをウロウロ。まあ、平日だけど人はまばら。魅力的なお店も少ない。GAPで時間をつぶす。今年の冬にGAPで長袖Tシャツを2枚買ったが、そのうち1枚はかなり気に入ってよく着ている。これなら複数枚もっててもいいやとおもったのがセール時期。残念ながらそれはどこでも完売だった。気に入らなかった方はけっこう余っていたけど。すると、新作でそれと似た感じのものを発見。ついでにズボンを見ると、けっこう気に入ったのがあったが、私に目をつけている店員さんがいたので、その場で買うことは断念。でも、買うんだったら早めにしなきゃ。そうやってさんざん時間をつぶしたが、まだ19時前。観念してお店へ。

お台場cafe gigi 高橋ちか
お客さんはそれなりに入っていて、最前列はほぼいつものメンバーたちに埋められていましたが、ちかちゃんと個人的に関係がありそうな年配の方々が中ほどから後方に。私は前列のテーブルの一番後方に座る。ここでシードルとチキンカレーを食べ、後はレポートの採点をしながら過ごすと、20時はすぐだった。100人ほどは入る、意外に大きなレストランでしたが、お客さんもけっこう入っていて、ほぼ満席。いつもの7th floorだったら立ち見も出たかもしれません。女性客も多いです。
さて、この日はフルバンド編成。いつもの女性パーカッション松本ちはやさんに、ベースのあがつまさん。それにキーボードとドラムス。なんとドラムスは只熊良介氏だった。さすが、女性ヴォーカルにはもってこいのドラマー。それぞれがとびぬけてどうだっていうメンバーではないですが、ちょうどよい具合にちかちゃんの歌声を引き立てる、素晴らしい演奏でした。本当にこの日のライヴは彼女の意気込みを感じさせるものだった。まず、まあ私自身が彼女のライヴにそう頻繁に行っているほうではないのですが、MCで知らないことをいろいろ聞けたこと。彼女はまずギターが大好きで、彼女の音楽人生の始まりはギターだったということ。そして、以前にケーキ職人として働いていた経歴のあることは知っていましたが、それが3年。そして、それを辞めて音楽を始めてから3年。今年が4年目だということ。今年はCD製作の意欲を強めていて、ほとんど毎回のライヴで演奏している彼女の代表曲(1stアルバムのタイトル曲でもある)「present」を演奏しなかったこと。半分以上はCD化されていない曲だった。それがなかなかいい曲で、しかもこの日はヴォーカルの安定感も素晴らしかった。基本、ニコニコ表情の彼女ですが、歌っているときの表情がまたいいんです。音楽に真摯な姿勢が現れている、大人の女性です。いやいや、そういうことで改めて高橋ちかの魅力を確認するライヴでした。

1月30日(土)

この日は恋人と、友人と3人で過ごす。その友人がOLYMPUSのデジタル一眼PENを購入したということで、撮影会を兼ねて谷中散策。ついでに谷中ボッサでランチライヴがあります。日暮里駅で待ち合わせて、まずは谷中ボッサに程近い、銭湯ギャラリー「SCAI THE BATHHOUSE」へ。この日も素敵な展示でした。そして、さっそく谷中ボッサでランチ。さすが、土曜日ともなれば満席。席が空いているうちに陣取って、ライヴ開始まで居座る。一旦、ランチのお客さんがはけて、われわれだけになりましたが、またライヴの時間が近づいて満席に。

谷中ボッサ 行川さをり
この日は行川さをりさんのライヴ。伴奏のギタリストは高田泰久さんといって、ガットギターなんだけど、なんと弦が7本あります。そして、われわれの席の隣に、アルトサックスとテナーサックス、フルートにクラリネットを持った男性が入ってきたのだが、なんと飛び入りとして演奏に参加。しかも、ビール呑みながらの演奏です。完全生音でやはりさをりさんの歌声は素敵だった。でも、正直いうとやはり前原さんのギターの方が彼女の歌が映える気がする。そして、飛び入りのフルートとクラリネットも、音はそれなりだが、指使いはイマイチ。やはり本職はサックス奏者なのだろうか。全部で3ステージあったが、1ステージでお店を後にしてわれわれは千駄木方面に撮影散策。

上町夏椿 三留 司「アクセサリーと小さなオブジェ」展
千駄木から地下鉄に乗ってそのまま小田急線で経堂まで。経堂から歩いて20分というギャラリーに三留さんの個展を観に行く。三留さんは一十三十一ファンということで知り合った友だちだが、金属アクセサリーの作家さんでもあるので、われわれの結婚指輪を作ってもらったのだ。昨年末に葉山でも個展があったのだが、世田谷の方が夫婦揃っていけるということで、新年の挨拶も兼ねて。夏椿というギャラリーは普通の一軒家。基本はいろんな陶芸作家さんの作品を展示販売しているようですが、その一室を借りて、三留さんの展示。お客さんはけっこう来ていて、しかもけっこう売れています。私は三留さんに教えてもらってTICAを知ったわけですが、最近CDもろくに買っていないという彼女のためにTICAの新譜を持っていったらかなり喜ばれた。

ここで友人と別れて、われわれは上町から世田谷線に乗って山下で下車。小田急線豪徳寺駅に乗り換える前に駅前の居酒屋で定食をいただく。小田急線に乗って下北沢へ移動。

下北沢sugar ヤマカミヒトミ×平岡雄一郎
ここでも投げ銭制のライヴがあるということで、バーへ。ここは以前、hitme & miggyの時代からライヴをしているヤマカミヒトミさんが平岡雄一郎さんとのデュオで久し振りにライヴ。開演時間の20分ほど前に到着すると、まだ誰もいない。テーブル席に座り、恋人が赤ワイン、私がアイリッシュ・ウィスキーをいただくが、彼女がマスターとお話がしたいといって、カウンター席に移動。どうやら、このお店とマスターが気に入ったようです。なんでも、マスターはおじいさんの代から使っているというライカのカメラを持っていた。
そんなこんなでライヴ開始時間20時前になって、お客さんもボチボチ入ってきて、演奏者たちもようやく戻ってくる。この日のhitmeさんはなかなかシックで素敵。人生最長の長髪かもしれないというストレートヘアも大分馴染んできました。まあ、そんな外見の話はともかく、やはりこの2人はすごかった。昼間のライヴもギターとフルート、そしてブラジル音楽が中心だったが、こちらもブラジル音楽中心にギターとフルート・サックス・ピアニカ。でもまったく心地よさが違うのだ。しかも、単に心地よいだけではなく、心地よいリズムが体内で共振し、血の巡りが良くなるような、そんな感じ。もちろん、お客さんたちの盛り上がりも違います。1stセットで帰る予定でしたが、恋人もすっかりこのお店と音楽に酔いしれている感じ。全部聴いて帰ろうか、という話になったが、逆に心地よすぎてお酒が進んでしまう。そうなると翌日にもお財布にも影響するということで、お店を後にすることにしました。といっても、本当に1stセットだけで十分に満足できる演奏でした。

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コメント

お久しぶりです。リコーCX2です。

30日はどうやらすれ違いだったようで・・・

そう言えば、23日の深夜、
渋谷西口のタクシー乗り場で
銀色ボディのチェロ・ケースを見かけました。
エアプラも行きたかったなぁ・・・

投稿: SHIBUYA | 2010年2月 3日 (水) 21時57分

SHIBUYAさま

書き込みありがとうございます。
お久し振りですね。
そして、すれ違いだったとは。

しかも、下北沢に来る前にジルデコのファンクラブイヴェントに行っていたとは。本人たちも来たのでしょうか?私もけっこう好きなんですよ。
3月7日のLOOPライヴには行く予定です。

投稿: ナルセ | 2010年2月 4日 (木) 09時08分

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