« 黄金週間① | トップページ | ドイツ・イデオロギー »

黄金週間②

5月2日(日)

この日は夫婦で埼玉の母親の家に行く。『らき☆すた』で有名なその鷲宮町はお隣の久喜市に合併してしまった。まあ、それはさておき、その前に谷中に寄る。私たちは千代田線の根津駅で降りたが、この付近はこの日、「一箱古本市」などいくつかの行事が重なっているようで、谷中に行くといつも谷中ボッサでランチなので、この日はちょっと浮気して、良さそうなうどん屋でランチ。うどんにしては1000円を越すちょっと高級な稲庭うどんだったけど、とても美味しかったので満足。ちょっと散策したけど、一箱古本市というのはその名のごとく、道すがら時折、一箱分の古本があるだけなので、私のように特定のジャンルの古書を探すというのには向いていない。結局、2,3箇所でみかけただけで、私が欲しいような本はなかった。そのまま歩いて谷中ボッサへ。
途中にある銭湯ギャラリー「SCI THE BATHOUSE」は日曜休業。谷中ボッサの2軒隣にあるおかきやさんで、母親へのお土産を買う。谷中ボッサに到着すると、満席だったけどちょうどお客さんの入れ替わりがあり、ソファ席に座れる。この日のお目当てはスイーツ。ここのご主人が作るスイーツは絶品ですよ。もちろん、南米中心のコーヒーも格別。この日の私はメキシコブレンド。オーナー夫婦に妊娠の報告をすると、なんとオーナー夫婦も!しかも予定日が近いということで、喜びを分かち合います。

再び千代田線まで戻って、そこから北千住経由で東武線に乗る。鷲宮駅で下車して歩いて帰ります。母への妊娠報告は済んでいますが、話題があるので母お手製のちらし寿司を囲んで賑やかな夜でした。翌日は父のお墓参りをして、夕食までゆっくり過ごしたものの、東京に戻る。

5月4日(火,祝)

戻ってきたのは妻が仕事のため。私は午前中をジョギングなどのんびりすごして、午後は新宿に出て映画を1本。

新宿テアトル 『武士道シックスティーン
成海璃子と北乃きいのダブル主演。スポ根もの・学園ものの多い北乃きいですが、なかなか面白い組み合わせかもしれません。剣道ものです。父親が剣道道場を営む家で育った成海演じる磯山は、中学校まで負けなし。唯一負けてしまった女子高生を探して、彼女が所属していた学園の高等部に入学。もちろん、エスカレータ式に中等部から上がってきた北乃演じる西荻と再会する。しかし、西荻は才能があるものの、その才能に気づくものは自分も含めていなく、勝負にこだわらない楽しみとしての剣道でしかない。しかし、磯山は自身が負けたということのこだわりから、西荻の才能を信じ、それを伸ばそうとする。一方で西荻は単純にいつも仏頂面で誰とも仲良くなろうとしない磯山と純粋に仲良くしたいということで、2人は共に日々を過ごすようになる。まあ、もちろんその後は磯山にも挫折があったりという展開で、飽きさせないストーリーです。この2人の一本気な演技もこの種の映画には合っていて、純粋に楽しめる作品ですね。
北乃きいの両親として、板尾創路と久し振りに見た古村比呂という配役も面白いし、同級生で山下リオちゃんが出演していたのも嬉しい。成海と山下は『書道ガールズ』でも共演しているらしい。これまた似たようなジャンルではありますが、楽しみ。

5月5日(水,祝)

翌日も妻は仕事。私は渋谷で朝から映画を観ることにして、妻と一緒に通勤。妊娠4月目で仕事を週4日にしてもらい、それほど苦痛ではないようですが、通勤が大変みたい。まあ、連休中ということで比較的空いてはいましたが、一緒だと少しは気も晴れるでしょう。

渋谷ライズX 『フローズン・リバー
ということで、私が観たのはこの作品。サンダンス映画祭でグランプリを受賞したというのが予告編でも流れていて、観たいと思っていたが、シネマライズでの上映もいつの間にか終わり、ライズXに移動してこちらもぼちぼち公開が終了してしまうということで、急いで観に行った。10:40からの回でしたが、お客さんはけっこう入っています。コトニー・ハントという監督も、長編初ということですが、役者も知っているような顔はなし。内容はけっこうシリアスなので、こういう方が楽しめます。
舞台はカナダと国境を接するアメリカ北部の街。そして、近くには先住民のモホーク族の集落がある。かれらの生活空間はニューヨーク州の管轄を免れている。そんな政治的な特質を利用して、カナダ経由でこの地域に潜入したアジアからの不法移民が、冬は凍結する川ということで曖昧になっている国境を越えて移入してくる。その付近に住む主人公。高校生の長男と幼い次男を抱えてのトレーラーハウス暮らし。ようやく、新しい家を購入する資金をためたものの、それを持って夫が蒸発。困り果てたところに、モホーク族の女性と出会う。彼女は不法移民の輸送を行っているのだ。危険な身に遭いながらも短期間でそれなりのお金が稼げるということで、主人公の女性もこの仕事に加わることになる。寂れた寒い国境の町で、さまざまな社会問題を背景に必死に生きようとする人間たちを描く。かなりシリアスな内容だが、ギスギスした雰囲気はなく、何度かある危うい場面も最善とはいえないまでも問題解決へと向かうその脚本は救いがあってよい。観るものに危機感を与えるだけの映画でないところが、評価される所以だろう。とりあえず、観てよかった映画。

|

« 黄金週間① | トップページ | ドイツ・イデオロギー »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

予告編を観る度、じ~んとしてしまう「武士道シックスティーン」。岡山では来月公開。これぐらいの遅れなら、悪くありません。楽しみ!
原作小説は、映画化されるのを知る前に読みました。「~エイティーン」まで刊行されており、そろそろ「~セブンティーン」を購入しなければ、と考え始めているところ。
 
「書道ガールズ」は岡山でも、東京等と同日公開(笑)。第1週に観に行くつもりです。小学校の頃、書道・・・・というか習字(笑)をやっていたもので、書道ものには興味があるのです。

投稿: 岡山のTOM | 2010年5月10日 (月) 19時17分

TOMさん

引き続き,書き込みありがとうございます。
私は原作が漫画だと決め込んでいたのですが,小説だったとは。しかも,続編があるんですね。映画でもその辺がちらっと...
とにかく,成海璃子ちゃんはこのまま映画中心で活躍してもらいたいものです。
ちなみに,私も習字を2,3年習っていましたよ。

投稿: ナルセ | 2010年5月11日 (火) 23時17分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218863/48280751

この記事へのトラックバック一覧です: 黄金週間②:

« 黄金週間① | トップページ | ドイツ・イデオロギー »